繋がりの王者   作:宵取与一

123 / 123
14話

 

 

 休日の昼、マリナードタウンの市場でハイダイを見つけた。入口の柱にもたせた籠の横で、通り掛かる人と挨拶を交わしている。俺とキルリアが近づくと、大きな手が頭の上まで上がった。

 

「おお、ユア! こっちだい! ちょうど始まるところだぞ!」

 

 挨拶を返して隣へ行くと、ハイダイは籠を腕に掛け、屋根の下へ歩き出した。ついていった先には木箱が並び、その前で店の人が値札を外している。奥からは焼きたてのパンの匂いがした。キルリアが顔を向ける横で、俺はハイダイの籠を見上げた。

 

「買い物してから修行するのか? 俺、何時まででも大丈夫だけど」

 

「買い物が修行なんだい。今日はオイラと三回、競りで勝負だぞ! 良い品を見抜いて、いくら出すか決めて、ほかの客より高い値をつける。迷っとる間にも値段は変わるからなあ」

 

 隣の台から声が上がった。三千、三千五百と違う客が値を出し、店の人がそのたびに指を向ける。最後に四千を出した男へ顔が集まった。ほかの客が首を振り、店の人がもう一度見回してから鐘を鳴らすと、台にあった袋が男へ渡された。

 

「今ので決まりだい。高い金を出せば買えるが、何にでも出しとったら財布が空になる。品も相手も見て、どうするか決めるんだ。勝負中に考えて指示を出すのと、似とるところもあるだろう?」

 

 台を離れた客が代金を払っている。俺は鞄の財布へ手を伸ばしたが、ハイダイが封筒を差し出した。

 

「軍資金はこっちだい。五万、これ以上の追加はなし! 落とした品は持って帰っていいぞ。残った金はあとで返してくれりゃいい」

 

「五万も? ……俺が全部買ったら、ハイダイはどうすんの」

 

「そいつは困るなあ! 店で使うもんを買いに来とるんだ。手は抜かんぞ!」

 

 ハイダイが声を上げて笑い、籠を持ち直す。俺は紙幣を数えて鞄へしまい、何に使う金なのか忘れないよう、財布とは別のところへ入れた。キルリアも台へ顔を向けているので、一緒に見るかと声を掛けると、頷いて俺の横へ来た。

 

 最初の品は、黄色い柑橘の詰め合わせだった。見本用の低い台には、次に出す箱も並んでいる。店の人に断って前へしゃがむと、皮の色や大きさの違いが見えた。隣の箱には丸く大きな実が揃っているのに、これから競りに出る方は少し小さく、形にもばらつきがある。俺が二つの箱を見比べていると、キルリアが肩越しに覗き込んできた。横へ寄って場所を空け、一緒に実を見る。

 

 皮には張りがあった。傷らしいものもなく、キルリアは鼻を近づけて香りを嗅いでいる。俺も一つ手に取り、回しながら裏側を確かめた。向かいではハイダイが別の実を手のひらに乗せ、へたの辺りへ顔を寄せていた。

 

「さあ、その箱からいくよ。千五百から!」

 

 見本を戻して台から離れると、籠を持った女の人が二千を出した。俺も手を上げ、二千二百と声を出す。店の人が俺を指したので手を下ろすと、今度はハイダイが二千五百を重ねた。

 

 俺は二千八百まで上げた。女の人が口を横に結び、首を振る。ハイダイは腕を組んでいたが、店の人がそちらを見ると、すぐに三千二百と声を張った。

 

「三千二百だよ。ほかには?」

 

 俺は箱へ目をやった。悪い実ではない。ただ、あの大きさの不揃いな箱へ、さらに値をつけるほど欲しいかと言われると、手を上げられなかった。店の人へ首を振ると、周りにも声を掛けてから、三千二百で落札と告げた。

 

「よおし! まずは一つだい!」

 

 ハイダイが籠を置いて財布を出した。代金を渡す間も箱を覗き込み、受け取るなり一つ持ち上げている。俺は横へ寄って、隣の箱を指した。

 

「そっちの方が大きくて、きれいに揃ってたぞ。待ってもよかったんじゃないの?」

 

「オイラが欲しいのは、絞って使うやつだい。ほれ、同じくらいの大きさのを持ち比べてみな!」

 

 ハイダイが店の人に声を掛け、隣の箱から小ぶりな実を借りた。同じくらいの大きさの二つを両手に乗せてもらうと、落札した方が重い。持ち替えても違いがあった。さっき手にしたときは、色と形ばかり見ていた。

 

「皮に張りもあるし、へたもしなびとらん。大きさだけじゃ決められんからなあ。色を見たら、重さや匂いも確かめてみるといいぞ。今日はこいつで、うまいソースが作れそうだい!」

 

 俺が両手を見下ろしていると、キルリアも実へ手を添えてきた。片方を渡すと両腕で受け、もう一方にも触れて比べている。ハイダイは俺たちが見終わるのを待ち、実を箱へ戻した。

 

 次の競りの呼び声がした。ハイダイが顔を上げると、少し離れた台で店の人がハーブの束を振っている。ハイダイは買った箱を預かってもらい、空の籠を持ってそちらへ向かった。俺も店の人へ礼を言って立ち上がる。キルリアはハーブの方へ歩きながら、自分の手に残った柑橘の香りを嗅いでいた。

 

 次の台には、細い葉のついた枝が束ねてあった。ローズマリー、と札に書いてある。店の人に断って青々とした束を手に取り、結び目の内側を見ようと傾けると、紐を緩めてくれた。

 

「匂いを確かめるなら、こっちの見本をどうぞ。葉を少しこすってごらん」

 

 言われたとおりにすると、指先からすっとした香りが立った。顔を近づけたキルリアが一度身を引き、少し離れてからまた嗅ぐ。俺も指を鼻から遠ざけた。

 

『これ、料理に入れるの? いっぱい入れたら、ずっとこの匂いがしそう』

 

「少しでいいんだよ。じゃがいもと焼いたり、油に香りをつけたりね」

 

 店の人は束を戻し、箱の奥も見せてくれた。葉が茶色くなっていたり、潰れていたりするところは見当たらない。残りの束にも同じように目を通してから、量と普段の値段を尋ねた。台を離れる頃には、キルリアももう一度見本を嗅ぎに行っていた。

 

「四千までなら出そうと思う。じゃがいもと焼くなら、俺にもできるかな」

 

 隣へ戻ってきたキルリアへ話すと、ハイダイがこちらへ顔を向けた。

 

「おお、やってみるといい! オイラは店で使う油に香りを移すつもりだぞ!」

 

 俺は箱を見た。ハイダイは籠を足元へ置いている。これも欲しいらしい。俺が立つ位置を少し変えると、ハイダイも店の人と箱を見られるところへ移った。

 

 競りは二千五百から始まった。帽子を被った男が二千八百、別の客が三千を出す。俺は次の値を言おうとして、箱へ目を戻した。さっき紐を緩めてもらった束は上にある。下の束も見たが、葉の重なったところまでちゃんと見えていただろうか。

 

『ユア、始まってるよ』

 

 キルリアに呼ばれて顔を上げたところで、ハイダイが三千五百を出した。店の人がその額を繰り返し、客の顔を順番に見ていく。俺の前で、帽子の男が下がった。

 

 三千八百なら出せる。手を上げかけながら、やっぱり下も確かめたいと箱へ視線を戻した。今からもう一度見せてくれと頼んでいいのか。店の人が三千五百を繰り返し、ほかにいないかと問い掛ける。俺が口を開きかけると、客を見回していた顔がハイダイへ向き、鐘が鳴った。

 

「三千五百で落札!」

 

「あっ……」

 

 箱がハイダイの方へ寄せられた。俺は上げそこねた手を下ろし、その箱についていく。

 

「俺も欲しかったのに。まだ出せたぞ、三千八百なら」

 

「わっはっは! それをさっき言ってくれりゃ、もう少し競れたんだい!」

 

 ハイダイが払った金を店の人が数え、箱へ紙を掛け始めた。俺は覆われる前に中を覗く。さっき見せてもらったとおり、下の束もきれいな緑色だった。

 

「見落としたところがあるかと思って。もう一回見せてもらおうとしてたんだよ」

 

「そうかい。だが、最初に随分よく見とったぞ。気になるところを確かめ終わったら、競りの間は声を聞いとくといいかもしれんなあ。オイラも買いたいんだから、いつまでもは待たんぞ!」

 

 ハイダイは紙を掛けた箱を籠へ入れた。俺の横ではキルリアが箱の端を見送っている。指先の香りをもう一度嗅いでから、俺の鞄を見上げた。

 

『次、わたしも欲しいのがあったら、ユアが黙ってても呼ぶからね』

 

「頼む。品物は始まる前に見る。……次は絶対、一回くらい声出すぞ」

 

 ハイダイが籠を揺らして笑った。その向こうから、今度はワカメの競りが始まるという声が届く。籠が揺れるのが止まり、ハイダイの顔がそちらへ向いた。

 

「ほおっ! 今日はワカメもあるのかい!」

 

 大股で歩き出したハイダイについていくと、店の人が乾燥ワカメの袋を台へ並べていた。ハイダイは札を覗き込み、戻した見本はあるかと尋ねる。皿を出してもらうと、俺にも来いと手を振った。

 

 俺はキルリアと皿の前へ並んだ。店の人が箸で持ち上げた葉は広く、折り重なったところを開くと、光を受けて緑色になった。見本へ触っていいか尋ね、端を指で挟む。薄い紙のように見えたのに、指の腹には厚みがあった。

 

『これ、わたしも食べたい。スープに入ってるのより大きいね』

 

「切る前だからな。……おじさん、売るのはこの袋全部? 戻すと、どのくらいになる?」

 

 袋の量を教えてもらい、乾いたままの方も見た。大きな葉が揃っていて、袋の底に細かい欠片は少ない。俺が一袋持ち上げて確かめる間、ハイダイは見本を広げ、店の人と使い道を話していた。オイラなら揚げる、と聞こえてキルリアが顔を上げる。俺もそちらを見かけたが、袋を戻してから、普段の値段を尋ねた。

 

 九千までにしようと決め、台から下がった。キルリアにも額を伝え、鞄を背中へ回す。ハイダイが立つ場所と、競りを進める店の人が両方見えるところで足を止めた。

 

「四千から始めるよ。どうだい!」

 

「四千五百!」

 

 声を出すと、店の人が俺を指した。俺は手を下ろして次を待つ。後ろの客が五千を出したので、五千五百を重ねた。ハイダイが六千を出す。俺も六千五百と続け、顔を上げた。

 

 後ろの客はもう手を振っていた。店の人がハイダイへ向くと、ハイダイは口元を緩め、俺を見てから手を上げた。

 

「八千だい!」

 

 七千五百と言いかけ、口を閉じた。ハイダイは七千を出すだろうと、その次を用意していた。店の人が八千と繰り返す。上げるなら八千五百。まだ出せるが、また一気に値をつけられたら、九千では足りなくなる。

 

 ハイダイは手を下ろし、店の人を見ていた。もっと出すつもりなのか、これで終わりなのか。顔を見ているうちに、店の人がほかの客へも声を掛け始めた。

 

「八千だよ。ほかにはいないかい?」

 

『ユア』

 

 キルリアに呼ばれ、そちらへ顔を向けかけて止めた。俺が決めなきゃいけない。五百を足すか、いっそ九千まで上げるか。ハイダイと同じように一気に上げれば、向こうが止まるかもしれない。それでまだ続けられたら――。

 

 店の人がもう一度八千と告げ、こちらを見た。俺は鞄の紐を握ったまま、上げる手を出せなかった。

 

「それじゃあ、八千で落札!」

 

 鐘が鳴り、ハイダイが大きく頷いた。キルリアが俺の腕へ触れてから手を下ろす。俺は店の人が袋をまとめるのを見て、息を吐いた。

 

「……急にあんな上げ方するなよ。五百ずつだったじゃん」

 

「ずっと同じじゃ、どこまででも競り合うだろう? あの値なら出せると思ったから、思い切ってみたんだい!」

 

 ハイダイは財布を開いた。俺が台の横までついていくと、紙幣を出しながらこちらを見る。

 

「俺も八千五百は出せたんだよ。でも、九千まで上げた方がいいかと思って。ハイダイがまた上げてきたら、どっちでも無理だし」

 

「わっはっは! オイラの次の値段まで考えとったのかい! まず今の八千にどうするか決めてみてもよかったなあ。上がってから降りてもいいんだぞ」

 

 金を受け取った店の人が、ハイダイの籠へ袋を入れた。俺は台の空いた場所を見てから、隣で次の品物を準備している店へ顔を向ける。

 

「次は出す。もう一回やろう」

 

「おっと、今日は三本勝負だい! オイラの三勝、これで仕入れも済んだぞ!」

 

 ハイダイが籠を持ち上げると、キルリアもそちらへ顔を向けた。俺は鞄から封筒を出し、中身を数えて返した。五万、全部残っている。ハイダイは受け取った封筒をしまい、柑橘の箱を取りに戻ると言って歩き出した。

 

 俺もあとを追った。ハーブとワカメでいっぱいの籠が、ハイダイの腕で揺れている。すれ違う人へ挨拶を返し、途中で呼び止められると、買ったものを籠から少し出して見せていた。

 

「ハイダイさん、それ持って早く帰らないと。店の人、待ってるんじゃないの?」

 

「おお、そうだった! つい話し込んじまうなあ!」

 

 店の人に笑われながら、ハイダイが柑橘の箱を受け取った。俺がその隣で立ち止まると、箱がこちらへ差し出される。

 

「ユア、こっちを頼めるかい?」

 

 両手で受け取ってから、ハイダイの顔を見た。重すぎて持てないほどではないが、両腕がすっかり塞がっている。

 

「三回とも負けたのに、荷物持ちまでやるのかよ」

 

「お前さんらにも食わせるんだい。店に戻ったら、さっきのハーブで野菜を焼こう。柑橘も搾ってな!」

 

 キルリアが顔を上げ、ハイダイの籠へ近づいた。

 

『ワカメは? さっき、揚げるって言ってたよね。わたし、それ食べてみたい』

 

「任せときな! 揚げたてを出してやるぞ!」

 

 俺が箱を抱え直している間に、二人は料理の話をしながら歩き出した。ハイダイが大きく手を振ると、キルリアも顔を上げて聞いている。俺はその背中へ声を掛けた。

 

「ハイダイ、次も競りだからな。今度は勝つぞ!」

 

 振り返ったハイダイは、空いた手で俺の箱を指した。

 

「おお、受けて立つぞ! 次はオイラに運ばせてみな!」

 

 ハイダイの笑い声が市場に響いた。キルリアまでこちらを振り返る。俺は言い返そうとして顔を上げたが、腕の中で箱が傾き、端の実が転がった。慌てて水平に戻し、二人に待てと声を掛けて、底を抱え直して追いかける。

 

 次は、絶対あっちに持たせる。

 

 





【挿絵表示】


挿絵はAI生成です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ポケモントレーナーの日常?(作者:ぽこあDLCやってる人)(原作:ポケットモンスター)

ポケモンの世界に生まれた転生者が旅に出る話▼(世界線がゲームかアニポケかも分からないしエンジョイクソボケなので何をやらかすか分からない)▼アニポケ時空になりました。▼タグは随時追加予定です。▼アンケを投げています。▼よろしければ適当でもええのでポチってくれると嬉しいです。基本サトシ一行会うことはない予定で書くつもりです(普通に会いました)▼他作品と並行し交互…


総合評価:5368/評価:8.55/連載:13話/更新日時:2026年07月26日(日) 07:38 小説情報

Another Trainer(作者:りんごうさぎ)(原作:ポケットモンスター)

――おいで、私のハウスに――▼そんな声に導かれて、ある男がポケットモンスターの世界に迷い込んでしまった。▼あるのはかつて培ったポケモンの知識と得体の知れない不思議な力。▼いきなり周りの人間から目の敵にされ、初の戦闘は自分の体でタイマン勝負。▼トレーナーになるにも一苦労。▼やがて強さを求めて町を飛び出し、チャンピオンを目指し旅に出る。▼その旅路の中で男は自分の…


総合評価:3145/評価:6.92/連載:147話/更新日時:2026年06月07日(日) 00:00 小説情報

メタモン連れの万事屋さん(作者:スペースデブリ)(原作:ポケットモンスター)

 万事屋を営む男がいる。▼ 相棒は一匹のメタモン。▼流れるがままに働き、流れるがままに眠る。そんな暮らしを、彼はそれなりに気に入っていた。▼ 舞い込んでくる依頼は毎日違う。▼ 探し物、配達、護衛、ポケモンの世話、時には「それを万事屋に頼むの?」というようなことまで。▼ 当然、関わる人間もさまざまだ。▼ 騒がしくて、忙しくて、それでもどこか心地いい。▼ そんな…


総合評価:526/評価:8.56/連載:14話/更新日時:2026年09月08日(火) 12:46 小説情報

ポケットモンスター 新たなる冒険(作者:malco)(原作:ポケットモンスター)

▼ホウエン地方サイユウ大会で優勝を果たした少年ジン、次になにを目指すか悩んでいた彼は知り合いのポケモン博士の勧めでカントー地方セキエイ学園へと通うことになる。▼リコの同級生にバトルが強いオリ主がいたらという妄想から生まれた小説になります。リコとニャオハを守り、成長を手助けし、ちょっと恋愛っぽい雰囲気のある小説を目指しています。▼※本作はサトシが主役のアニポケ…


総合評価:5909/評価:9.03/連載:116話/更新日時:2026年07月01日(水) 00:00 小説情報

チャンピオン?知らん。色違いがほしい(作者:ヨリヨリ)(原作:ポケットモンスター)

色違い厨がポケモン世界に転生しても色違い縛りをしている話。▼色違いを探してたら生成AIで作ってました。


総合評価:2827/評価:6.39/短編:25話/更新日時:2026年09月08日(火) 20:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>