時計じかけのジュリエット   作:メルクルD

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サブタイトルに幅を持たせたいけど、どうにも語呂が良くて「ジュリエット」ばっかり使っちゃう。ちなみに「ジュリエット」とはガンダムUCに登場したジェガンD型のコールサイン。だいたいニコイチの出撃になるリゼルの「ロメオ」と対になっている、というものです。


シミュレート・ジュリエット

『ハッチオープン、ミッションスタート』

 

 ジェガンのコクピット内に、無線機を介した声が響き渡る。それに伴い、前方のモニターに映る分厚い壁が、じれったい速度で左右に開いていく。超高度を飛行する輸送船の中にあるからか、向こうに映るのは青空とキヴォトスに存在する巨大な光輪の断片だ。

 

 メインカメラを保護するゴーグルを青く点灯させ、ジェガンが動き出す。右に表示された腕が、側面のガンラックにかけられたロケットランチャー──バズーカを手に取り、すぐさま非表示になる。視界確保のために普段はモニターで非表示となっている両腕は、武装の切り替えなどパイロットが機体の変化を認識する必要があるときに表示されることになっている。映らないままの左腕には、専用のシールドが装備されていた。

 

 やがて開ききったハッチを前進して踏み越え、降下する。間もなく全天周囲モニターの下方が、地上のビル群で埋め尽くされた。

 

 握りしめるようにアームレイカーへ手を置きながら、一対のフットペダルの片方を踏み込む。程なくして降下速度が緩まっていったのは、ペダル操作に伴い機体背部、そしてふくらはぎにあたる部位に装備されたバーニアからスラスター光が噴射されたためであった。

 

『ターゲットは一機、発見次第すみやかに撃墜を』

 

 その通達と共にモニター右上へウインドウが現れ、その中に撃墜対象となるロボットが映し出された。出撃前にも共有されたその敵機は、四肢のそれぞれが別々の寿司ネタを模したような奇怪なデザインをしている。とりわけ彩度の高い胴体部の赤色を目印にすれば、そう見つけられないことはないと思えた。

 

 推察通り、徐々に拡大しつつあるビル群を映すモニターの中へ、大ぶりな剣を振り回す巨影が認められた。一応コンソールを操作してそれを拡大すると、今しがた確認したばかりのロボットであることが分かった。現在敵機は、ジェガンに背を向けて遠ざかるように進行している。

 

 間違いない、そう結論づけ緩めていたスピードを全速に引き上げるべく、フットペダルを踏み替えるようにして地面にほぼ頭から飛び込むような姿勢をとらせ、スラスターを進行方向へ集束し標的へと迫った。先ほどまで踏んでいたのが上下動を制御するペダルと表すなら、こちらは加速を指示できるペダルだといえた。追いかける形とはいえ、ビル群を掻き分けるように歩く敵機とこちらとでは速度にかなりの差があり、標的はモニターの中でみるみる大きくなっていった。おそらくだが、周囲の建築物と比較するに、標的はジェガンの倍程度の全高を持つように思えた。

 

 まず標的の背中にレティクルを合わせると、すぐさまバズーカで砲撃を行う。砲口から放たれたロケット弾が、真っ直ぐに敵へ向かっていくのを目で追うことができた。

 

 地面へ近づくに伴ってフットペダルから足を放すと、着地を行うべくジェガンが両足を真下の道路に振り向ける。今ごろになって、ようやく砲弾が敵機に命中した。

 

 爆発音、着地音とともに微震するモニターの視点を持ち上げると、よろけた姿勢を回復した敵機が振り向くのが目に入る。

 

 実際に対峙してみると、倍程度の全高を持つという先ほどの推察すらも誤りだったのではないかと思わされるほどの迫力があった。尤もその巨躯のおかげで、ジェガンが動きやすい程度には周囲が耕されていたので、そう悲観することもないのかもしれない。

 

 フットペダルを踏み込んでジェガンに上昇を命じたのと、敵機が左足を振り上げたのはほぼ同時だった。

 

 結果的に、倍の身長差で放たれた蹴りを飛び退いてかわした形になると、まさにこちらへ振り上げられたばかりの敵機の左足へレティクルを合わせ、バズーカを放った。後退しながら撃ったことによって先ほどより加速して見える砲弾は、海苔の巻かれたアナゴを思わせるその部位にしっかりと命中し、爆風が巻き起こされる。

 

 だが、完全な破壊とは至らなかったらしく、二本足で立ったまま姿勢を崩さない敵機は保持していた剣をしまうと右腕を空中のジェガンに向けた。エビを模したのだろう右腕部の装甲が開き、七本の筒を束ねたようなものがせり上がる。

 

 ──ガトリング砲。

 

 現れたものの正体を直感してペダルを踏み替え、ガトリング砲の発射音を軸にして敵機の左側に回り込む。直前にロックオンの機能へ手を入れて相手をモニター中央に捉えられるようにしたからだろう、視界の隅──進行方向の反対側に弾丸の破線がちらついた。

 

 その大本であり、ジェガンを追いかけるように向けられているガトリング砲からは薬莢が蛇口のように排出され、オレンジ色の火花が高速回転する銃口を飾っている。

 

 やがて右腕の可動だけでは砲口をジェガンに向けきれなくなった敵機は、全身で旋回することで狙いをつけ続けているようだ。だが、それでも機動性に優れた機体であるジェガンを捉えきることはできず、先ほど砲撃したばかりの背中がモニターに映ろうとしていた。

 

 そこにもう一度バズーカを見舞いたいところだが、右腕に保持するその武装で左方の敵機を狙うには姿勢を変える必要がある。そうすれば少なからず減速は免れない。ならば、別の攻撃方法を用いるまでだ。

 

 新しくコマンドを入力すると、シールドを保持するジェガンの左腕が敵機に向け伸ばされる。目的はそれに一対が装備されている二連装のミサイルランチャーの発射だ。

 

 四つの赤い弾頭が、煤けた敵機の背に迫る。猛スピードで飛ぶ都合上、先ほどまでジェガンがいた位置──まるで左側から飛んできたようにも見えるそのミサイルたちは、敵機への着弾とともに爆発が起こす。そして大きくよろけた敵機を見て、すかさず斬撃コマンドを入力する。操作に伴い、モニターへ右腕が現れた。プログラミングが正確なら、バズーカをサイドスカートに装備されたビーム・サーベルのグリップに持ち替えてくれるはずだ。

 

 やがてグリップを携えた右手が所定の位置に戻されると、グリップからピンク色のビーム束が伸びてサーベルの形を成した。これでもう一度斬撃コマンドを入力すれば、レティクルの向こうにいる敵機へビーム・サーベルでの攻撃が行われる。

 

 ジェガンは目の前の背中に向け、思い切りビーム・サーベルを振りかぶって全速力で迫る。だがそのとき、敵機が左に身をよじり、胴体が切り裂かれるのを避けたのだ。

 

 代わりに敵機の右腕の付け根といえる部位へ食い込んだ光刃は、そのまま内部機構を含め焼き斬った。

 

 敵機の装甲を通り抜けたビーム・サーベルの刃を一度消すと、落ちていく右腕を乗り越えるようにして敵機の正面といえる位置へ出る。見下ろした先でわかりやすく全身にスパークを起こし出した敵機はしかし、何事もなかったかのように首を起こしジェガンにアイセンサーを向けてくる。

 

『敵機中破、攻撃を続行してください』

 

 コクピットへ響く声の通り、右腕を失った程度では敵機は戦闘不能に至っていないようだった。

 

 すると、ふと胴部前面を開放した敵機は、八つの正方形を露出させる。それらがぽろぽろとはがれていくと、そこから魚を思わせる形状のミサイルが同じ数だけ飛び出してきた。

 

 さすがに留まっている訳にはいかなかった。何度目かというフットペダルによる加速で、ミサイルを振り切らんとする。だが、誘導(ホーミング)ミサイルらしいそれらは、単に距離を稼ごうとするだけでは構わず追いかけ続けてくる。

 

 ならば、と敵機からロックを外すと、振り返って頭部に装備されたバルカンポッドをミサイルたちへ向け放つ。片耳のみのヘッドセットのようなそれは、同スケール以上の相手に対しては撹乱や牽制の役回りとなる武装なのだが、こういったある程度の個数と体積を持った対象を迎撃するにはもってこいだ。

 

 小気味よい連射音とともに放つ60mm弾が、黄金の破線となってミサイルたちに降りかかる。その何発かはミサイルに命中したらしく、ひとつふたつと爆発が見える。

 

 だが、ここで目の前のミサイルに没頭しすぎる訳にはいかなかった。彼らが発射されてから、ある程度の時間が経過した以上、射撃であれ格闘であれ敵機の追撃を警戒しなければならないことになる。バルカンを放つジェガンの頭を振らないまま敵機の方向を確認──つまり全天周囲モニターの側面を肉眼で捉えると、敵機が残った左腕の拳をこちらに向けているのが見えた。前腕部に円形のシールドを装備しているだけのその部位は、一見して何の攻撃手段も有しているように見えない。だが、それでも殺気のようなものを感じ取ると、バルカンでのミサイルの迎撃を一時中断し、フットペダルを踏み替えジェガンに急上昇を命じた。

 

 ──上昇を知覚したあと、先ほどまでジェガンがいた位置を拳大の弾丸が通過したのはすぐのことだ。

 

 新手の射撃兵装か、と今は真下といえる位置にいる敵機を見やると、ミサイルたちの引く白煙越しに、未だ突き出したままの左腕から拳が生えてくるのが見えた。

 

 まさかロケットパンチか、と息を呑む。それならば、先ほどの弾丸が拳大に思えた理由に説明がつく。だがおののいている間にも、残ったミサイルはジェガンに迫りつつある。上昇の途中でミサイル同士が擦れ合ったのか、新たに爆発が起こったものの、それを掻い潜った一発のミサイルが依然としてこちらを捉え続けている。

 

 追いかけっこも終わりにしたい、とジェガンに速度を緩めさせると、シールドで受ける決断をした。さすがにミサイルを一発被弾した程度で、機体を巻き込んでの大破とまではいかないはずだ。

 

 モニターでミサイルが見える位置へ持っていくように、表示した左腕のシールドを移動させる。やがて着弾に伴う爆発音と爆風がコクピットを支配すると、損傷がないことを確認しジェガンを降下させる要領で敵機へ近づいた。手に持ったままのビーム・サーベルを再度ドライブし、ミサイルの爆風を切り抜けると、すぐさま敵機の拳が文字通り飛んできていた。

 

 一瞬だけ右に逸れてロケットパンチを切り抜ける。その時点では敵機はこちらに左腕を向けているだけの状態だったものの、ジェガンが光刃を振り下ろさんとしたところで新たな拳を生やし、すさまじい反応速度で剣を掴み取るとそのまま太刀を合わせてきた。

 

 青く発光した敵機の刀身はビーム・サーベルと拮抗し、本体への斬撃を許さなかった。ここまで来れば、あとは格闘戦で決着をつけるしかない。均衡状態になっている間に、コンソールを数回叩いて腰部のサイドスカートをパージした。

 

 ジェガンの進行方向を後ろに変えると、相手の刃から受ける力も利用して一度離脱する。サイドスカートの喪失による軽量化のためか、すでに三割を切った推進剤の減り具合が先ほどまでよりわずかに緩まっているように思えた。

 

 武装面の脅威に乏しい相手の右手側へ回りたいところだが、ジェガンが飛ぶ方向に合わせて旋回してくるため叶いそうにない。そうこうしている間に剣を振りかぶった敵機の動作に合わせ、こちらも斬撃コマンドを入力した。

 

 刃と刃の接点から光の飛沫が散る中、互いの剣がそれぞれ縦横に交差している。

 

 一見して先ほどと同じ均衡状態ではあるが、内心で勝利を確信していた。はじめに刃を合わせたときに地面へ落としたサイドスカートの片方は、ハンド・グレネードのウェポン・ラックになっていて、本来は使用するものを取り外すように設計されているのだが、先ほどああしたようにパイロットの操作によってマニピュレーターを使わずとも切り離すことができるようになっている。そして今、グレネードが詰まったアーマーは敵機の足下にある。パージ時に時限式で起爆するよう設定したので、そのタイミングまで敵機を引き留め、爆発でよろめいたところで急所を斬って終わりだ。

 

 そしてさほど間を置かないうちに、爆音が響く。モニター前面いっぱいに映る敵機の上半身へ爆炎と同じ橙色が差すと、奥──つまり後ろによろめいた敵機の剣からビーム・サーベルの刃が離れた。

 

 その隙をついて刃をくぐり敵機の首元に飛び込むと、脇差を抜くがごとき動作で切りつける。防御体勢をとれるはずもない敵機の首が、そのままビーム・サーベルの餌食となり──。

 

『コクピットの破壊を確認、演習終了──』

 

 裂ききった敵機の首と胴を追い越してからややあって、コクピットに声が響き渡る。それから間もなく「TRAINING ENDED」の表記が横たわると、モニターはホワイトアウトした。

 

 ほどなくして、モニターにエンジニア部の部室内の風景が一瞬映し出されては真っ暗になると、前方のハッチが開く。操縦席から立ち上がり、機体の外に出た。今まで居たのは、頭と胴のみで構成されたジェガンの中だ。

 これまで行っていたのは、制作途中のジェガンに搭載された戦闘シミュレーターだった。

 

 コクピットへ向けせり上がってきたキャットウォークに飛び乗ると、それを助けに地面へ降りた。

 

 左右へ視線を振ると、ジェガンのそばで数多の配線を繋いだコンピューターにかじりついているユリが目に入る。先ほどまで度々コクピットへ届いた音声は彼女によるものだった。マイクとヘッドホンが一体となった機器を装着することによって、戦況に応じた通達を放っていたらしい。

 

「あ、お疲れ様。クル」

 

 ハンドグリップを片手にモニターを見つめていた彼女は、コクピットから降りた人間をそうねぎらった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「あ、お疲れ様。クル」

 

 仮想戦闘シミュレートを終え、隣にやってきた少女へユリはそう声をかけた。ああ、と応えたその相手は有場(ありば)クルという同校の親しい生徒で、ジェガンのテストパイロットのひとりとしてユリが招いた人間だった。

 

「にしても、驚いたよ。ジェガンの性能をあんなに引き出してみせるなんて」

 

 リアルタイムで鑑賞していた演習映像を思い起こしながら、インカムのスイッチを落としたユリは立ち上がってそう告げた。

 主兵装として装備させたバズーカはともかく、シールド内臓の二連装ミサイル・ランチャー、ハンド・グレネード、バルカンポッド、ビーム・サーベル──使用をアンロックした武装すべてを使っての戦いぶりを見せ勝利を収めたのは、ユリにとって驚くべき事柄だった。まだターゲットがいない「動かせるだけ」だった頃に手伝ってもらったことはあれど、完成した戦闘シミュレーターを彼女に体験させるのは初めてだったからだ。

 

「君のシミュレーターは何回か触らせてもらっているからな」

 

「それでもだよ。自分じゃ長いこと動かすのも骨なのに……」

 

 手にしていたハンドグリップに視線を落としながら、ユリは自身が駆ったジェガンの様を思い返す。

 スラスターを吹かせば動体視力や反射神経が追いつかずに壁とキスをさせ、終いには最近の運動不足が祟ったか数分で息と集中力を切らす始末。連邦捜査部『S.C.H.A.L.E(シャーレ)』より公表された交戦記録を基に自身でデータを入力したはずの『KAITEN FX Mk.0』へまったく太刀打ちできない有様だった。

 

「……ああ、だからそれを握ってるのか」

 

「はい。パイロットさえ強靭なら、このジェガンはたとえ単機でも問題になら、ないっ、でぇ……!」

 

 合点がいったという調子で呟くクルへ強がるように、ユリは握力のすべてを右手のハンドグリップにつぎ込んだ。

 肉が食い込むほどに力を込めるが、わずか数ミリしか縮んでくれない。五秒もする頃には息絶え絶えに腕をぶら下げるしかなくなっていた。

 

「……まぁ、あまり無理はするな」

 

 呆れ顔で忠告してきたクルに、ユリは苦笑した。

 

(尤も、実機を操縦することも想定するなら、これだけじゃ到底足りないだろうけど)

 

 実際、ジェガンとは鍛え抜かれた軍人が運用することを想定された兵器だというのだから、握力のみを磨いたところで付け焼き刃にもならない。高速機動に伴う重力加速度の負荷や、駆動系発熱時のコクピットへの影響など、実戦でないと見ることができない懸念事項はいくつもあった。たしかに戦闘シミュレーターが優秀だという自負はある。実際のジェガンの動きや武装を再現するべく持てるもののすべてを注ぎ込んでいるからだ。ただし、そこに生命が懸かっていない限り、所詮はテレビゲームと変わらない。ならば実機を作って飛ばすしかないのだが、そうする手段は現状ないのである。

 

 もしこのままくすぶり続ければ、ジェガンはどうなるのだろう。そんな思いが、ここ最近芽生え始めていた。ユリがミレニアムに身を置いているのは、ただ単に最新鋭の機材を扱えるから、という理由が主であることは否定できない。もし今よりも恵まれた環境を整えてくれる組織があるのならば、そこへ与することも考えるべきかもしれなかった。尤も、それは出資者がジェガンの完成を望む理由の正当性によるだろうが。

 

「……ああ、そうだ。君の言っていたバズーカだが……あの弾速じゃ話にならない。野球ボール程度の速さで飛んでいくロケット弾なんて、テレビゲームの世界だぞ」

 

 すると、思い出したように武装の評論を始めるクル。そもそも彼女を呼びつけたのは、シミュレーターのテストの他に、新しく実装したジェガン用のバズーカの使用感を見てもらうためでもあった。

 ミレニアム内でも指折りのランチャーフリークとして知られ、学生でありながら大型火器の制作会社に出向することもあるというクルならば、愛銃のハンドガンを抜くことすら稀になったユリにはない実戦的な知見をもたらしてくれると思ったのだ。

 

「それは申し訳ない。弾速の変数をいじっておくよ」

 

「ああ。それにシールドのミサイルランチャーも同じく──」

 

 つらつらと述べられる改善点に相槌を打ちながら、ユリはシミュレーター用のスクリプトを起こす。

 

 ──まだこのときは、友たちと挑む遠い夢でしかなかった。




有場クル

ミレニアムサイエンススクール2年生。モチーフは「機動戦士ガンダムUC 星月の欠片」にてプロト・スタークジェガンを駆った(劇中の番組でノーマルのジェガンを扱ったと言及もあったが実際には不明)アルバ・メルクルディ中尉。ランチャーフリークという設定は「新型バズーカのテストでも問題点を即時に見抜いた」というアルバの逸話による。名前は他学園に「アル」も「メル」もいるのでギリ成立しそうな「クル」を抜き取って、苗字はほぼ「アルバ」の捩り。
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