異世界転生したサモナーさんは呪いの世界に行く 作:cohaku
「呪術戦の公営ギャンブル化か」
「おう」
五条さんに「上層部一新したから帰っておいで」と言われて戻った呪術高専。上層部は一部を除き全員首を切られ五条さんと同じ特級呪術師である禪院樹さんが統括になっていた。
呪術規定の見直しをしていると聞き、話し合いをしている部屋に突撃して樹さんに呪術戦の興行…公営ギャンブル化を持ち掛けた。
「…今すぐには無理だな。呪術規定の『秘密』が有耶無耶になったとはいえ全てを公表しているわけでもない以上公営ギャンブル化は厳しいと判断する」
「何より命のやり取りを日本で公営化は厳しいと法に携わる存在として指摘する」
「やっぱり駄目?」
「いや、全面的に反対するわけじゃない」
「へ?」
流石に駄目かと思ったが予想外の返答に樹さんの顔を見た。
「こちらの事が表に出た以上似たようなものを考える奴らは現れるだろう。ならこちらでそういう関係の法を事前に作っておくというのは必要な事だ。日車君、そういう訳でそっち方面のアドバイザーも頼めるかな?」
「……樹さんの考えも理解できます。相談に乗りましょう」
「まずは会場だが私が存在している間は私の闘技場を使えばいいだろう、あそこなら万が一命を落としても生き返られるからね。呪術師の人数も増えたことだしまずは呪術師の間で闘技をやるというのはどうだろうか?
夏油君にも協力をしてもらってどれぐらいの時間で呪霊を倒せるかだったり、特級相手にどれだけの時間耐久出来るかとか色々やりようはあると思うよ」
「本当か!」
「まずは身内の間でやって制度のブラッシュアップをしていけばいいんじゃないかな?日車さんはどう思う?」
「命のやり取りを公営ギャンブル化は前時代的で表に出れば人権を侵害しているなどと批判は確実だろう。すぐに適応は難しい、まずは樹さんの領域の中で呪術師の間でだけ運用して運用ノウハウなどを培う必要がある
その後はまぁ、時代の流れだ。今の法治国家の日本でそれをやるのは厳しいだろう」
「呪術師同士の違法ギャンブルをやっていたみたいだけど術式なしでやっても少々過激な格闘試合の様なものになって面白くないと思わないか?非術師でも呪霊が見える眼鏡が出来ているんだそれを改良して呪霊や術式を映せるカメラを開発して術式も使ったド派手な試合にした方が呪術師らしいだろ?」
「そりゃあ、いいな!」
「まずは、勝手にそういう商売ができない法を作って例外措置を幾つかって感じになるかな。そこら辺は私たちで詰めるから、秤君は任務をしながらどういう試合をするのかとか夏油君に協力を打診しておいて」
「わかった!俺の要望聞いてくれてありがとな!」
俺の提案を否定せずに聞いてくれた樹さんと日車さんに礼を言って俺は部屋を出て夏油さんの元に向かって走り出した。
「本当に許可を出すんですか?」
「まぁ、鍛錬にはちょうどいいからね」
サモナーさんの闘技場あればギャンブルは出来そうだよね。
サモナーさん闘技大会も好きだったから身内ではやってもいいかなって思ってそう