機動戦士ガンダム DoubT ~少年のウソが戦争となる~ 作:NageT
「行ってもうかぁ〜。」
ベルーガが飛び立っていった空を見上げながら、@kiはぽつりと呟いた。
先ほどまで地上に響いていた轟音は、もう聞こえない。ハイパーブースターによって一気に空へ駆け上がった巨大な艦は、すでに宇宙へ到達している頃だろう。
@kiはしばらくその場に立ち、何もない青空を眺めていた。
「……楽しかったなぁ。」
ケンケン達と過ごした日々を思い返す。
突然やって来た連中だった。
騒がしくて、面倒事ばかり持ち込んできて、それでも一緒にいると退屈する暇がなかった。
特にケンケンとは、随分と色々なことをやった。
新しいダウトの開発に、動画の撮影。そして最後には、自分が作ったTKGとの模擬戦まで。
あんなに夢中になって誰かと遊んだのは、いつ以来だっただろうか。
「……ま、負けたんは納得いかへんけどな。」
思い出したように口を尖らせる。
だが、すぐに小さく笑った。
ケンケン達が来るまで、ここには自分一人しかいなかった。
ずっと。
何年も、何年も。
この研究施設で、一人で過ごしてきた。
施設が廃棄されてから、ずっと……。
*
@ki。
それは、自分で付けた名前だった。
本名?
そんなものはない。
そもそも、自分には普通の人間のような名前など、最初から与えられていなかった。
地球連邦軍が開発した兵器、ガンダム。
その機体に適応するためだけに作られた存在。
様々な遺伝子を組み換え、調整を繰り返し、より優れた能力を持つように設計されたニンゲン。
それが自分だった。
アーキタイプ。
それが、与えられていた呼び名だった。
物心がついた頃、と言っていいのかは分からない。
そもそも、自分に普通の人間と同じような幼少期があったのかどうかさえ、よく分からなかった。
ただ、昔のことを思い出そうとすると、記憶に浮かぶのはいつも同じような光景ばかりだった。
白い壁に囲まれた部屋。
身体に取り付けられた測定器。
何度も繰り返される検査や試験。
数値を測られ、身体を動かし、機械に乗せられ、また数値を測られる。
そして、モビルスーツの操縦。
そんな毎日だった。
最初から一人だったわけではない。
自分と同じような子供達が、何人かいた。
兄弟や姉妹。
そう呼んでいい存在だったのだと思う。
同じ施設で暮らし、同じような試験を受け、時には一緒にモビルスーツへ乗ることもあった。
だが、気がつけば一人減り、また一人減り、いつの間にか自分だけになっていた。
どうやら、自分は優秀だったらしい。
試験ではいつも良い数値を出していたし、モビルスーツの操縦でも他の子供達より上手く動かせた。
周囲の研究員達は、よく褒めてくれた。
凄い。
素晴らしい。
期待以上だ。
そんな言葉を掛けられるたびに、嬉しくなったものだった。
中でも、施設で一番偉そうにしていたじいさんは、少し変わった人物だった。
白衣を着て、いつも難しい顔をしていて、研究員達からは随分と偉い人間として扱われていた。
ある日、そのじいさんが自分に言った。
「おめぇ、俺のことは祖父と呼べ。」
「そふ?」
「そうだ。祖父だ。」
「じいちゃん?」
「……まあ、それでいい。」
それから、自分はそのじいさんを『じいちゃん』と呼ぶようになった。
研究員達の中には、色々な話し方をする人間がいた。
特に面白かったのが、妙な訛りで喋る研究員だった。
普通の研究員とは言葉の調子が違い、聞いているだけで何だか楽しくなってくる。
だから真似してみた。
「じいちゃん、ワイ聞きたいことあんねん。」
「……なんだ、その喋り方は。」
「おもろいやろ?」
「誰の真似だ、それは。」
「研究員のおっちゃん!」
「……ったく。」
じいちゃんは呆れたような顔をしていたが、別にやめろとは言わなかった。
その日、自分には前から気になっていたことがあった。
「なぁ、じいちゃん。」
「あん?」
「ウチの名前、長ない?」
「……名前?」
「そうや。みんなジョンとかナンシーなんに、なんでワテだけアーキタイプなん?」
じいちゃんは一瞬だけ黙った。
「……そりゃ名前じゃねぇからな。」
「ほな何なん?」
「おめぇを識別するための呼び名みてぇなもんだ。」
「ふーん。」
説明されても、よく分からなかった。
ただ、長いことだけは確かだった。
「なぁ、もっと短くしてええ?」
「好きにしろ。」
「ほな、アキ!」
「……アキ?」
「アーキタイプやからアキ! 短いやろ!」
じいちゃんは少し考え、それから鼻を鳴らした。
「……確かにな。長ぇし、そっちの方が呼びやすいか。」
「せやろ!」
それから、周囲の研究員達も自分をアキと呼ぶようになった。
長ったらしい呼び名より、ずっと気に入っていた。
じいちゃんだけは、相変わらずアーキタイプと呼んでいたけれど。
*
それからも、試験の日々は続いた。
色々な施設へ連れて行かれ、そのたびに新しい検査や実験を受けた。
身体能力の測定。
反応速度の確認。
様々な状況を想定した判断試験。
そして、モビルスーツの操縦試験。
最初の頃は、どれも楽しかった。
知らない機械に触れることも、新しいことを覚えることも、他の人間には出来ないことが自分には出来ると知ることも。
特にモビルスーツは大好きだった。
操縦席に座り、機体を動かす。
自分の手足のように巨大な機械が動く感覚は、何度経験しても面白かった。
やがて、試験は模擬戦へと変わっていった。
相手は他の子供達だったり、訓練を受けた軍人だったり、時には複数の機体を同時に相手にすることもあった。
だが、負けなかった。
何度戦っても、勝った。
自分はそのために作られたのだから、当然だったのかもしれない。
モビルスーツに乗り、敵を倒す。
それが自分の存在意義だった。
以前、模擬戦で負けた兄弟がいた。
その子は、次の日から姿を見せなくなった。
別の子は、試験の後に死んだと聞かされた。
そして、また別の子もいなくなった。
最初は不思議に思った。
どうしていなくなるのだろう。
どうして自分だけが残っているのだろう。
けれど、研究員達はいつも同じようなことを言っていた。
自分は優秀だから。
自分は成功しているから。
だから、ここにいられるのだと。
ならば、勝ち続ければいい。
そう思った。
実際、勝つのは楽しかった。
誰も自分には勝てない。
どんな相手が来ても、どんな条件を出されても、最後には自分が勝っている。
最初は、そのたびに研究員達が喜んでくれた。
褒められるのも嬉しかった。
だが、いつの頃からか、それも変わっていった。
勝っても、誰も驚かない。
褒められることも少なくなった。
勝つのが当たり前になっていたのだ。
それと同じ頃、自分の態度も少しずつ変わっていった。
「また試験なん?」
「そうだ。今日は前回と同じ条件で再測定する。」
「昨日もやったやん。」
「必要な試験だ。」
「どうせウチが勝つんやろ?」
「いいから準備しろ。」
「はぁ〜。つまらんなぁ。」
毎日、毎日。
試験。
検査。
測定。
模擬戦。
また試験。
何度も何度も同じことの繰り返し。
最初は楽しかったモビルスーツの操縦も、勝つことが当たり前になれば刺激がなくなっていく。
誰も自分には勝てない。
新しい相手が来ても、結局は同じだった。
いつしか、完全に飽きてしまっていた。
だから、他のことを始めた。
研究員達が使っている端末を勝手に操作したり、施設の機械を分解してみたり、立ち入りを禁止されている場所へ入り込んでみたり。
知らないことを調べるのは面白かった。
機械の仕組みが分かれば、今度は自分で動かしてみたくなる。
動かせるようになれば、もっと違うことを試してみたくなる。
それまで退屈だった毎日に、急に光が差したような気がした。
当然、研究員達には怒られた。
「アキ! また勝手に機材を弄ったな!」
「ちょっと調べただけやん。」
「問題を起こすなと言っているだろう!」
「でも、ちゃんと元に戻したで?」
「そういう問題じゃない!」
何度も怒られた。
じいちゃんにも叱られた。
「おめぇは余計なことばっかりしやがって!」
「だって暇やねん。」
「暇だからって好き勝手していいわけじゃねぇだろ!」
「ほな、なんか面白いことさせてや!」
「試験があるだろうが!」
「それがつまらん言うとるんや!」
じいちゃんは頭を抱えていた。
それでも、やめられなかった。
だって、暇なのだ。
毎日同じことばかりしていたら、誰だって飽きる。
楽しいことがあるなら、やってみたい。
面白そうなことがあれば、試してみたい。
それの何が悪いのか、自分にはよく分からなかった。
だって、楽しいことしたいやん?
*
そんな日々が続いていた、ある時だった。
研究施設から、少しずつ人がいなくなり始めた。
最初は数人だった。
いつも顔を合わせていた研究員が姿を見せなくなり、別の研究員がその仕事を引き継いだ。
そのうち、施設の一部が使われなくなった。
試験の回数も減っていった。
最初は、少し嬉しかった。
面倒な試験を受けなくて済むからだ。
だが、それと同時に、話し相手も減っていった。
いつも騒がしかった研究室は静かになり、廊下ですれ違う人間も少なくなっていく。
ある日、荷物をまとめている研究員を見つけた。
「なぁ、みんなどこ行ってん?」
研究員は手を止め、こちらを見た。
「……ああ。新しいガンダムが完成したんだ。」
「ガンダム?」
「そうだ。パイロットも決まったらしい。それで、みんなそっちの研究へ回されたんだよ。」
「ふーん。」
新しいガンダム。
その言葉には少し興味を惹かれた。
「なぁ、それウチも乗れるん?」
「……さあな。俺には分からないよ。」
研究員はそれだけ言うと、荷物を抱えて部屋を出ていった。
「……なんやねん。」
聞きたいことは、まだあったのに。
それからも、人は減り続けた。
使われなくなった部屋の照明が消され、機材が運び出されていく。
試験も、いつの間にか行われなくなった。
そして、とうとう施設にはほとんど誰もいなくなった。
最後にやって来たのは、じいちゃんだった。
「……アーキタイプ。」
「お、じいちゃん! 久しぶりやな!」
いつものように声を掛けたが、じいちゃんはあまり元気がなかった。
以前よりも随分と疲れた顔をしていた。
「……悪いな。」
「なんや?」
「もう、ここでの研究は閉鎖されちまった。」
「へぇ〜。」
研究が終わる。
それがどういう意味なのか、最初はよく分からなかった。
「……あんな中途半端な機体でよ。」
じいちゃんは吐き捨てるように呟いた。
「まぁ、なんだ。俺も左遷みてぇなもんだ。」
「左遷?」
「おめぇには関係ねぇよ。」
「なんや、また難しい話かいな。」
じいちゃんは小さく溜息をついた。
「……おめぇも、これからは好きに生きろ。」
「好きに?」
「ああ。もう試験もねぇ。研究も終わりだ。」
「ほんまに?」
「……ああ。」
「ほな、何してもええん?」
「好きにしろ。」
それは、随分と魅力的な言葉だった。
今まで何をするにも、研究員達の許可が必要だった。
勝手なことをすれば怒られた。
それが、もうなくなるという。
「おおっ! ええやん!」
思わず喜んでしまった。
だが、じいちゃんは笑わなかった。
「……もっとも、長くは生きられねぇだろうがな。」
「ん?」
「おめぇの身体は普通の人間とは違う。維持するには調整が必要だ。」
「調整?」
「今まで定期的にやってたやつだ。」
「ああ、あれか。」
「……それが出来なくなりゃ、どうなるか分からねぇ。」
じいちゃんはそう言うと、手元の端末を操作した。
「とりあえず、この施設は俺が買い取った。設備も残してある。」
「へぇ?」
「好きに使え。」
「ほんまに?」
「ああ。」
「じいちゃん、太っ腹やなぁ!」
「……ったく。」
じいちゃんは呆れたように鼻を鳴らした。
それから、しばらくこちらを見ていた。
何か言いたそうにも見えたが、結局何も言わなかった。
「……じゃあな、アーキタイプ。」
「おう! じいちゃんも元気でな!」
じいちゃんは軽く手を上げ、そのまま部屋を出ていった。
それが最後だった。
最後まで、アキとは呼んでくれなかった。
そして、その日から。
ウチは一人になった。
*
そこから先は、まあ、好き勝手な毎日だった。
何しろ、誰も怒る人間がいない。
試験を受けろと言われることもなければ、決められた時間に決められたことをする必要もない。
施設の中にある機械も、端末も、研究設備も、全部好きに使える。
こんなに楽しいことがあるだろうか。
最初の頃は、毎日のように色々なものを弄っていた。
研究員達が残していった資料を読んだり、使われなくなった機械を動かしてみたり、興味のあるものを片っ端から調べていった。
だが、一つだけ困ったことがあった。
自分の身体だった。
どうやら、普通の人間とは随分と違うらしい。
定期的に調整というものを受けなければ、身体の状態を維持出来ないようになっていた。
今までは研究員達が勝手にやってくれていたから、特に気にしたこともなかった。
だが、もう誰もいない。
放っておけば、いずれ死んでしまう。
「……なんや、めんどくさい身体やなぁ。」
そう思った。
だが、死ぬのも面白くない。
まだまだやってみたいことは沢山あった。
そこで、残されていた研究資料を調べてみることにした。
自分の身体がどう作られ、どんな調整を受けてきたのか。
必要な設備は何なのか。
どの数値を、どの程度に保たなければならないのか。
調べてみれば、案外色々なことが分かった。
何しろ、自分の身体のことだ。
興味もあったし、知らないことを覚えるのは楽しかった。
そして、実際にやってみた。
最初は分からないことも多かったが、何度か試しているうちに、どうにか必要な調整を自分で行えるようになった。
おかげで、今もこうして生きている。
儲けもんやな。
もっとも、調整をやめれば身体の維持が難しくなることに変わりはない。
だから、この施設から長い間離れることは出来なかった。
まあ、それならそれで構わない。
ここには色々な設備がある。
自分の身体のことだけでなく、他にも調べたいことは山ほどあった。
機械を作ったり、改造したり、新しいものを考えたり。
そんなことを繰り返しながら、何とか退屈を紛らわせていた。
それでも、やっぱり暇だった。
どれだけ新しいことを覚えても、いつかは飽きる。
面白そうな機械を作っても、完成してしまえば次に何をするか考えなければならない。
誰かと話したくても、ここには自分しかいない。
そんなある日。
施設の端末で色々な情報を調べていた時、偶然見つけたものがあった。
86ちゃんTV。
最初は、何なのかよく分からなかった。
だが、開いてみると色々な動画が出てきた。
面白いことをしている人間。
変なことに挑戦している人間。
自分の作ったものを自慢している人間。
知らない場所へ行って、そこで見たものを紹介している人間。
世の中には、こんなにも色々なことをしている連中がいるのか。
夢中になって動画を見続けた。
そして、ふと思った。
「……これ、ウチも出来るんちゃう?」
やってみた。
自分で動画を撮り、編集して、投稿する。
最初は大した反応もなかったが、色々と試しているうちに、少しずつ見てくれる人間が増えていった。
知らない誰かが、自分の動画を見て笑っている。
面白かったと言ってくれる。
次は何をするのかと聞いてくる。
それが、何だか嬉しかった。
施設に一人でいても、画面の向こうには沢山の人間がいる。
自分の知らない話をしてくれる人間がいる。
それまでとは、退屈の仕方が違ってきた。
面白そうなことを思いつけば動画にして、反応があればまた次のことを考える。
気がつけば、随分と長い間続けていた。
そして、現在に至るというわけだ。
そういえば、視聴者から時々言われることがある。
十年以上前から動画に出ているのに、全然見た目が変わらない。
本当は何歳なのか。
どうして昔の動画と同じ顔をしているのか。
そんなことを聞かれるたびに、適当なことを言って誤魔化してきた。
実際のところ、自分でも正確な年齢はよく分からない。
ただ、研究施設に残されていた資料によれば、アーキタイプという存在は長期間にわたって戦闘能力を維持出来るように作られているらしい。
そのため、普通の人間よりも若い状態が長く続くようになっているのだとか。
つまり、見た目がなかなか変わらないのも、その影響ということになる。
まあ、そんなことをわざわざ視聴者に説明するつもりはなかった。
秘密があった方が、カッコええやろ?
*
「……なんや、懐かしいこと思い出してもうたなぁ。」
@kiは空を見上げたまま、小さく笑った。
ベルーガの姿は、もうどこにも見えない。
ケンケン達は、今頃宇宙から地球を眺めているのだろうか。
それとも、もう月へ向かっているのだろうか。
自分には分からない。
ただ、あの連中なら、きっとまた何か面白いことをやらかすに違いない。
「……ほんま、変な連中やったなぁ。」
思い返せば、ケンケン達と過ごした日々は随分と賑やかだった。
研究施設にあれほど大勢の人間が出入りしたのも、久しぶりだった。
毎日のように誰かの声が聞こえて、何かしら騒ぎが起きて、気がつけば一日が終わっている。
そんな時間が、思っていた以上に楽しかった。
何年も、何年も。
一人で過ごしてきたこの場所が、あの連中のおかげで少しだけ違う場所になっていた。
「……なんや、静かになったなぁ。」
@kiは振り返り、研究施設を見つめた。
大きな建物は、以前と何も変わっていない。
自分が暮らしてきた、いつもの場所。
じいちゃんが残してくれた場所。
そして、これからも自分が暮らしていく場所だった。
「さぁ〜て、次はなにしよかぁ〜。」
両腕を大きく伸ばしながら、ゆっくりと歩き始める。
「TKGの改造もせなあかんし、次の動画も考えなあかんし……あ、そうや! ケンケンに負けたんも研究せなあかんな!」
一人で喋りながら、次々とやりたいことを思い浮かべていく。
「せやけど、普通に改造するだけやとおもろないしなぁ。なんか新しい仕掛けでも考えるか? いやいや、それより先に動画やな! あの卵かけガンダムとかいう名前、絶対どうにかしたるからな!」
誰も返事をしない。
それでも、@kiの口は止まらなかった。
「ま、考えててもしゃあないか! とりあえず中入ってから決めよ!」
研究施設の入口へ向かいながら、ふと思い出したように笑う。
「暇やとウチ、死んでしまうからなぁ〜。」
それは、いつもの冗談のような言葉だった。
けれど、自分にとっては案外、間違っていないのかもしれない。
何もしなければ退屈する。
退屈すれば、新しいことを探したくなる。
そうやって、ずっと生きてきた。
これからも、きっと変わらない。
「さぁ〜! 次は何して遊ぼかなぁ〜!」
誰もいない研究施設に、@kiの元気な声が響く。
そして、いつものように一人でマシンガンのように喋り続けながら、@kiは研究施設の中へと戻っていった。