転生お兄さんズ   作:色々残念

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思い付いたので更新します
今回で聖☆お兄さん編は終了となり、次回からダンまち編となりますね


聖☆お兄さん編その3 花見と脇まつりにお別れ会

桜が綺麗に咲いているようなので花見をしようということになり、イエスさんとブッダさんも誘ってみたが「場所取りは任せて」と言っていたブッダさんに花見の場所取りを任せておくと、どうやらブッダさんが説法するという誤情報が鹿に流れていたようで、鹿達が沢山集まっていた。

 

説法しないことを教えて鹿達をブッダさんが説得し、沢山集まっていた鹿達には帰ってもらった後、鹿達のおかげでかなり広く場所取りができていたスペースを使って、花見の準備をしていく私達とイエスさんにブッダさん。

 

「実は弟子達も誘ってみたんだよ」

 

そう言って笑っていたイエスさんだったが、現れたイエスさんのお弟子さん達が断食中だと知ると、イエスさんはびっくりしていた。

 

イエスさんのお弟子さん達が断食していることについて知ったブッダさんが、理解者を得られたサブカルファンみたいな顔で、大興奮していたりもしたが、始まった花見。

 

断食中なイエスさんのお弟子さん達は、あと1週間いなご豆と水に野蜜だけしか摂取しないと決めているそうで、イエスさんが買ってきていたフライドチキンを見て「食いてー」と言っていた人も居たが我慢していたお弟子さん達。

 

酒は飲まないブッダさん用にントムさんが【商品購入】で用意していたポケモン世界の「おいしいみず」を、断食中なお弟子さん達に提供してみると、体力回復効果がある「おいしいみず」を飲んで体力が回復したのか、ちょっと元気になっていたイエスさんのお弟子さん達の1人であるペトロさんが「いやー、この水美味いっすわ。生き返った気分すよ」とテンションが高くなっていた。

 

「おいしいみず」を飲めば飲む程に元気になっていたイエスさんのお弟子さん達は、花見が始まる前のローテンションから、今ではハイテンションになっていたので、断食で削れていた体力が「おいしいみず」で回復していたのだろう。

 

イエスさんが悪魔扱いされるようなこともなく、盛り上がって、無事に終わった今回の花見。

 

それからしばらくして脇まつりなんてものが開催されたりもして、脇はさみ人形焼きという大きな人形焼きが売られたりもしていた立川周辺。

 

これもブッダさんには苦行になっているんだろうか、なんて思いながらも、飾られていた大きな花御堂が綺麗だったので、しばらく全員で眺めていたが、意外と脇はさみ人形焼きを脇に挟んでいた人が多かったりもした。

 

世の中何が流行るか解らないな、と思ったりもしながら、試しに脇はさみ人形焼きを購入してみた私達は、特に脇に挟んだりすることなく人形焼きを食べていく。

 

それから定期的に現れるようになったイエスさんの父である神様の聖霊な鳩にリクエストされた料理を作成して食べさせたり、料理を届ける為に大きめなタッパー持ってきたミカエルさんのタッパーに残った料理を沢山詰めて、神様本体のところに送り届けてもらったりもしながら過ごした私達。

 

この世界のロキ様に「きみは別世界のわたしから恩恵授かってるね」と言われたりもして、やたらと話しかけられたりもしたが、別世界のロキ様を私がどれだけ愛していたかを語ると「あ、もうその辺で、別世界のわたしだとしても恥ずかしいからやめてね」と物凄く照れていたこの世界のロキ様。

 

そんなことがあった日から積極的に私に関わるようになってきたこの世界のロキ様と、一緒に過ごすこともあった私は、この世界のロキ様とも仲良くなれていたかもしれない。

 

様々な神様が存在する聖☆お兄さんの世界への滞在も、明日で終わりだと届いた手紙には書かれている。

 

この世界を去る前にブッダさんとイエスさんに何かプレゼントしておきたいと思った私達は、ブッダさんとイエスさんが喜びそうなものは何だろうかと考えてみた。

 

とりあえずブッダさんには、手塚さんが描いたブッダの文庫版全巻と高性能なホームベーカリーをプレゼントし、イエスさんにはプレ○テ4とゲーム各種をプレゼントしてみたりしたが、とても喜んでいた聖人男性2人。

 

それぞれが欲しいものをプレゼントすることはできたようなので、ついでにお別れの挨拶もすることになったが「また別の異世界でも元気でね」と言ってくれたイエスさんとブッダさんは、私達が異世界からの来訪者だと気付いていたようだ。

 

「どうせならお別れ会しようか」

 

「いいね、そうしよう」

 

そう言ったイエスさんとブッダさん主導でお別れ会が開催されることになったが、イエスさんとブッダさんのお弟子さん達も集まり、かなり盛大なお別れ会が始まったが、しんみりとした寂しいお別れにならなかったのは、良かったと言えるだろう。

 

断食も終わって好きなものが食べられるようになっていたイエスさんのお弟子さん達が、それぞれ食べたいものを食べたり、紛れ込んでいた神様な鳩が「甘い、しょっぱい、甘い」と甘いものとしょっぱいものを交互に食べ続けて、幸福なループを繰り返していたりもしたお別れ会。

 

イエスさんの母である聖母マリアさんや、北欧の神であるこの世界のロキ様まで姿を現し、お別れ会に参加する方々がどんどん増えていったりもしたが、全員が私達との別れを惜しんでくれていたな。

 

なんというか善良でフランクな方々が多く、警戒されることもなくて、気軽に接してくれる方々が多かったこの世界は、とても優しい世界だったような気がした。

 

そんな聖☆お兄さんの世界に来れたことは、良いことだったと素直に思えたので、この世界のことは良い思い出になりそうだ。




聖☆お兄さんの世界のロキは、モビタと一緒に撮影した写真を大切に保管することにしたようです
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