「え、ヘスティア様が連れ去られた?」
「はい、どうやらベル様に恨みのある連中がベル様を誘き出すためにヘスティア様を連れ去ったようなのです」
「あいついっつもトラブルの中心にいるな。リーダーとしてはちょっと心配だな」
「トラブルを起こす側のリュウセン様には言われたくないと思いますが」
「ひどい」
俺の意思ではないんだよリリちゃん。いや、こんなことしてる場合じゃないな。さっさと行かねえとやばいかもしれない
『早速冒険者どもを征伐しに出かける。後に続け、リリ!』
『怖いから行きたくない』
行くよ!主神と団員が危ないのにこんなとこでビビってられるか!早速冒険者どもを征伐しに行くぞ
「早速冒険者どもを征伐しに出かける後に続け、リリ!」
「はい!」
リリちゃんに呼ばれてベル達の元に向かう道中でヴェルフ君達と合流し、集まっている冒険者達を襲撃する。レベル1だけど基本アビリティの高さとスキルのおかげでレベルが上の相手にも善戦できている。だがいかんせん数が多いからベル達に近づかない。そしてそうこうしているうちにリリちゃんがヘスティア様を連れてやってきた。でもなんかめっちゃ光だした、うお、神々しい……!
『自分も光り輝く』
『控えおろう!この方を誰と心得る!我らが主神、ヘスティア様で有らせられるぞ!跪けい!』
どうやって光り輝くってんだよ、えぇ?ていうか下はなんだこれ、どういうキャラだよいやまあ光り輝くのは無理だから下選ぶけど
「控えおろう!この方を誰と心得る!我らが主神、ヘスティア様で有らせられるぞ!跪けい!」
「リュウセン様、今はおふざけなしでお願いします」
「はい」
お前のせいでリリちゃんに怒られたじゃないか。あ、ヘスティア様が苦笑いしてる。まあこの場で選択肢のこと知ってるのベルとヘスティア様だけだしな。まあ何はともあれ、一件落着といったところ……
『何かが、くる……!』
『わ、わあ………』
なんだこの選択肢、何かが来るってなんだよ。そしてなぜ急に泣き出す。いつも意味わからんがいつも以上に分からん。まあ急に泣き出したらやばいやつだと思われ……いやもう思われてるか。まあ上でいいや
「何かが、くる……!」
俺の言葉にみんなは首を傾げる。しかしその直後、ダンジョン内が揺れ始めた。え、なに?まじでなんかくんの!?いやそんなことあってる場合じゃねえ、上からなんか降ってきた!?
「あ、あれは、ゴライアス!?また俺をボコりに来やがったのか!でもなんか、ちょっと違くね?」
「んなこと言ってる場合じゃねえ!リュウセンさん、戦いたくないなんて言わないでくれよ?」
「誰に言ってんだ!むしろ滾ってきたよ、リベンジマッチだオラァ!」
俺はゴライアスの元に全速力で駆け抜ける。相手は階層主、スキルによる強化倍率はいつも以上に高い。昨日はほぼ殺されかけたけど今度はそうはいかねえぞ!
「覚悟しやがれぇぇぇぇ!!」
「リーダー!合わせましょう!」
「おう!」
俺の隣に来たベルの言葉に俺は力強く返事する。久しぶりのベルとの連携プレイだ。張り切って行くぞ!
「ベル!俺が腕に乗って走り抜けてあいつの目を斬る。その間にリューさんとアスフィさんと一緒にあいつの気を引け!」
「はい!」
「リュウセンさん!無茶をしてはいけませんよ。あなたはまだ豊穣の女主人で働かなければならないのですから」
「リオンの言う通りです。貴方の強さはあまり知りませんが誰も止めない以上、それなりの実力はあるのでしょう。ですが無茶はしないように」
「がってん!」
俺はゴライアスが振り下ろした拳を跳び上がることで回避し、腕の上に降り立つ。そして肩まで駆け上がり顔目掛けてジャンプする。剣を抜き、目を切り裂く。ここまではいい、前と同じだ。そして違うのは腕で振り払われなかったこと。あんなもん食らうのはもうごめんだから気を引いてくれたみんなには感謝だな
「ベル!リューさん!アスフィさん!ナイスアシスト!」
「さすがリーダー!」
「んじゃあ次はとっておきのやついくからフォローよろしく!」
「はい!」
「ええ、何度でも付き合いましょう」
「全く、貴方も人使いが荒いですね。まあ、ヘルメス様程ではありませんが」
さて、とっておきとは言ったけどあいつにダメージ与えられんのかな。いやまあやると言ったからにはやるけども
「地獄の業火よ、空を海を大地を、悉くを焼き尽くし、灼熱の焦土へ変えよ。我が炎で灰燼と帰せ。みんな、避けろ!」
「
みんなが避けたことを確認し、魔法を放つ。そしてそれと同時に他の場所からも一斉に魔法が放たれた。一斉攻撃を受けたゴライアスは首から上を失っていた
『やったか!』
『俺たちのパワーが勝ったぁぁぁぁぁ!!』
やったかはダメだ!それフラグだから!絶対生きてるやつだから!いやでもほんとに勝ってるのかこれ?なんか倒せてる気がしないんだけど……
「俺たちのパワーが勝ったぁぁぁぁぁ!!」
俺はそう叫ぶ。他のみんなも勝ちを確信していた。だが現実は非情だった。あろうことか顔から上が再生しやがった
「ウッソだろオイ。俺のとっておきが一瞬で無かったことになったんだが。ていうかあんな叫んだのに勝ってないとかすっげー恥ずかしいんだけど!?」
「そんなことを言っている暇はありません!もう一度魔法を放つ準備をしなさい!他の魔導士たちももう一度魔法を放つはずです。それでも無理ならまた倒せばいい!」
「無茶言ってくれるぜ。俺の魔法は威力が高い分、精神力がごっそり持ってかれるんだ。まあ、やるんだけどさ!」
「あー、やばい。ベルはぶっ飛ばされて倒れてる。いやまああいつなら立ち上がってくるだろうけどさぁ」
「一体誰に話しかけているのです!」
「いんや、独り言さ。さて、こっからが正念場だ!気合い入れてくぞ!」
「言われなくとも!」
俺はもう一度詠唱を始める。リューさんはゴライアスに向かう。そして魔法の詠唱を始めた。この速度で戦ってるのに魔法の詠唱ができるとかどうなってんの?流石に慣れすぎでしょ。今の俺じゃ流石に真似できない。ていうかアスフィさんはなんで飛んでんの?やっぱ
「このやろう!これでもくらいやがれ!」
「
ゴライアスに魔法をぶっ放すがやはりというべきか、再生し始めた。だがその瞬間、ヴェルフ君がこちらに走ってくる。そして剣から炎を放った。あれが魔剣か!だがそれでもゴライアスは倒れない
「俺が魔法を使えるのは精々あと一回が限界ってとこか。全く、嫌になってくるぜ。さてこの一撃でお前を吹き飛ばす」
俺はゴライアスに向けてそう言い放つ。その直後、鐘の音が鳴り響く。これは、ベルか!よーしいったれ!念の為に魔法の詠唱は止めないけど、流石にこれで勝てるだろ!ベルは両手に持った剣を振り抜き、ゴライアスを吹き飛ばす。だが魔石を砕くまでには至らなかった。やっぱ念の為詠唱しててよかった
「これで最後だぁぁぁぁぁ!!」
叫びながらゴライアスに向けて魔法を放つ。そして、魔石は完全に砕け散り、ゴライアスの討伐に成功した。それを見た冒険者たちは、歓喜の雄叫びをあげた
「へっ、リベンジマッチ達成……」
流石に魔法を使いすぎた。でも、3回でばてるのはちょっと消費量やばくないか?もう精神力が尽きかけてる。ちょっと眠ろう
こうして俺たちの18階層での戦いは幕を閉じた
はい、最後の美味しいところはリュウセン君が持っていきました。
ヒロインについてなんですが
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無し、ギャグ一筋でいく
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1人だけ
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思い切ってハーレムにする