東方繋断録   作:ねおふらん

1 / 1
皆様、こんにちはこんばんはおはようございます。
初めましての方は初めまして。初めましてでない方はいらっしゃらないでしょう。
さて、まぁ最初はプロローグなので本文内容は薄いですが、一応主人公の事を書くので、見ておいた方が良いとは思います。


序章:プロローグ

……ここはどこだろう?

僕は、一体…

 

 


 

 

目を覚ます。

それと同時に、自分の口から泣き声が発せられた。

 

「あぁ、良かった。無事に産まれてくれたのね…」

 

優しげな女性の声がした。

瞼を開くと、そこにはこちらを覗き込む青紫色の髪の女性、その隣には金色の髪の男性、そして少し離れた所でこちらの様子を窺っている、青紫色の髪をした女の子が居た。

 

「イーニア。貴女の名前はイーニアよ。このスカーレット家の次女、『イーニア・スカーレット』。」

 

そうしてようやく状況を悟る。

 

(まさか…生まれ変わった!?しかも、女の子に!?)

 

困惑する自分をよそに、両親と思しき2人は喜んでいた。

 

 


 

 

あれから数日が過ぎた。その間、色々と分かったことがある。

まずは自分の名前は「イーニア・スカーレット」である。そして青紫色の髪の女の子は自分の姉「レミリア・スカーレット」。両親と思われていた2人も、紛うことなき自分の両親であった。

 

(ここは…恐らく東方Projectの世界。しかし、原作では存在しない、スカーレット家の真ん中だと思われる。もしかしたら後数年でフランが産まれるのかもしれない…)

 

東方Projectのことは前世から知っていた。祖母が貸してくれたスマホの中で、二次創作などにハマっていたから。

 

(…流石に存在しないキャラへ転生するなんて思いもしなかったけど、地獄だった前世にサヨナラ出来たのなら、悪くはないかも知れない。)

 

前世では、母親は半ネグレクト、父親からはDVを受け、学校に行けば毎日凄惨なイジメを受けていた。唯一味方だった祖母も1年前に他界していて、もはや前世に未練なんて無いのだから。

 

今の両親は愛情を注いでくれている。

だったら。

それなら。

『私』はこれから、『イーニア・スカーレット』として生きていこう。

今度は誰かに愛されるように…

いや、せめて嫌われることのないように…

 

その為には、自分を必要とされるに足る存在であると思ってもらわなければ…

ここは恐らく紅魔館。であれば、大図書館があるかもしれない。

本を読んで知見を深め、魔導書を読めば魔法も使えるようになるかもしれない。

もしかしたら自分にも、何かしらの「能力」が備わっている可能性もある。

皆には優しく、丁寧に接しよう。誰に対しても敬語を使っていれば印象は良くなるはず。

 

もしも嫌われれば、自分に居場所は無くなってしまう。そんな強迫観念に囚われながら、イーニアは必死に考える。

前世のせいで「自己評価」が最低となっている彼女は、ただ「嫌われたくない」という一心で動いていく。

その結果、どれほど周りから想われることになるのか…

今の彼女は知る由もない。




ここまで見て下さり、ありがとうございます。
ストーリーの入りとなるプロローグって書くの難しい…

次からはイーニアもレミリアも動くし喋ります。
こんなキャラ作りたいと思って、数年前から妄想して色んな設定やストーリーを考えていましたが、実際に文字として書き起こすのが中々に難しい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。