リゼロキャラ達がIFルートや本編の記憶を持って初期地点に逆行してきた件(主人公:スバル) 作:駄々我菓子
変わろうと思っても、人間、すぐに変わることはできない生き物だ。
スバルはレムと別れた後、再び廊下を進んだ。
足取りは重い。本当に今歩いている道は正しいのかと、一歩進むごとに疑ってしまう。
このまま歩いたとして、自分はレムやエミリアにもう追いつけないのではないかと思ってしまう。
『・・・・・・間違った道に進んでも大丈夫さ。元の道に引き返せばいい』
スバルの脳裏に、誰かが囁いた。
それが幻聴だと分かっているのに、声から耳を離せない。
『ボクがいなくて大丈夫かい?』
「黙れ・・・・・。消えろこの偽物野郎・・・・」
廊下で独り言のように呟く。
お前が正しかったら、こんなに後悔することなどなかった。
だから、戻ってきたんだ。
『ひどいなぁ・・・・。憎いあの醜い女・・・・・・脳筋のくせに賢ぶっちゃって見てられないね。ボクほどスバルを分かっている女性はいないんだよ?』
「・・・・・・・・」
『ベアトリスも酷いじゃないか・・・・。ボクとの契約を無視してまで君を選ぶとは・・・・まぁ、でも彼女のこの選択も興味深い・・・・からいっか!』
「・・・・・・・・・・」
殺す。
『あの可哀そうな少女レム。ひょっとして、もうすでに注射器の中身を全部飲み干したかもしれないね。猛獣と一緒に暮らすとは君も良い趣味をしているじゃないか?全く、死に戻りがなくなるとボクに失望されるって心配したかい?そんなことはないさ、君への愛が減ることはないよ、絶対に!ボクが見ていたいのは、君は運命に翻弄されて、どうなってしまうのかだからね』
スバルには、何も聞こえていない。
誰も、そんなことを言っていないのだから。
『おや?いつまで無視するつもりかい?・・・・・・・・帰ってこい!この野郎!』
脳裏に響いた怒声に、一瞬歩みを止めてしまった。
だが、頭を振ってまた歩き出す。
『はは・・・!しっかり聞こえてるじゃないか!・・・・・ボクのところに帰ってこい・・。いいや、わざわざこんなことを言わなくても、君は必ずボクのところに帰って来るんだ。そういうふうに運命は出来ているんだよ。・・・・・あぁごめんネタバレしちゃったかな?大丈夫・・・・・いずれ、君はまたボクを選ぶさ・・・・。』
殺す。殺す。殺す。
『ボクを選ぶとどうなるか・・・・・。ロズワールは喜ぶだろうねぇ。彼にとっても、君にとっても望ましい結果じゃないか?調子にのったエミリアはすぐに自らの愚かさに打ちのめされるだろう・・・・。君は真の騎士として、英雄として、完成された存在に戻れるんだよ?ボクを選んだ君に敵う奴なんていないさ。君の不安は分かっているよ。次はもうそろそろペテルギウスが出てくるんじゃないかって思ってるだろ?だったら、先にボクに会いに来るかい?・・・・・ぜひ来たまえ。いつ来たって大歓迎さ。ボクと君が契約すれば、ペテルギウスだって、パンドラだって、サテラだって、ヴォラキアもグステコもカララギも全く相手じゃないさ。ボクはいつだって君を見ている。君がボクに会いに来なくても、今この瞬間も君を見ている・・・。今君に話しかけているのは君の幻聴だと思っているんじゃないかい?だったら、試してみようか・・・・ほら、君の後ろにはすでに注射器をカラッカラにした獣が追いかけてきているよ・・・・・』
は?コイツ何を言って・・・・
スバルは幻聴の声だと分かっていながらも、振り返ってしまう。
そして、息を飲みこんだ。
前を向いて歩くのは難しい。人は、すぐには変われない。
だから、痛みを我慢して、それでも進まなければいけないのだ。
空の注射器を握りしめたレムが、ゆったりとした足取りで追いかけてきていた。
立ち姿は不安定で、ゆらゆらと揺れている。
瞳は完全に薬物に汚染されたように、焦点が合っていなかった。
あの鉄のようなレムは、スバルの幻だったのか?
もしかすると、ベアトリスも、エミリアも、前に向かって進んでいないのかもしれない。
それは、スバルがそう思いたいだけの幻で。
この道は完全に間違っているのかもしれない。
やっぱり、スバルの死に戻りがなければ、誰も正しい方向に進めないのかもしれない。
「はは・・・・・・」
レムの姿を見て、スバルは他人事のように乾いた笑みをこぼした。
彼女の表情も、少し力なく笑ったように見えた。
「初日は1本では足りないようでした・・・・・まだ初日です。最初の1週間は2本までにしましょう。レムは、決して諦めていません・・・・。前向きに歩き出すための助走です」
そう言って、空になった注射器をこちらに差し出してくる。
「・・・・・・・ざけんな」
「スバル君・・・・?」
「ふざけんな!この野郎!ついてこい!」
何かがプツンと切れた。さっきまでのレムとのやり取りは何だったのか?
あれは、本当に幻だったのか。
どうでもいい。
今その胸倉を掴んで、判断を誤ったラムに突き出してやれば。
「あれ?」
レムの胸倉に手を伸ばしたはずが、その手は逆にレムに捕まれてしまう。
そして、次の瞬間にはスバルの視界は一回転していた。
ドッ!!
背中から床に叩きつけられて、お腹の中の空気を一気に吐き出された。
「ぐっ・・・!!」
だが、チカチカと白黒に点滅する視界の中で、スバルは色を見つけることができた。
「バルス!・・・・・・大丈夫!?ラムの声が聞こえる!?」
「えっ・・・・は?・・・ラム?」
スバルがレムだと思って手を伸ばしていた相手は、ラムだったのだ。
彼女はスバルを背負い投げした後、頬を何度か叩いて意識をはっきりとさせる。
「しっかりして!ラムの姿が見える!?」
かなりの大声で叫んでいる。
だが、それが聞こえないくらいおかしくなっていたのは、スバルの方だったのだ。
☆☆☆☆☆
たまたま近くにあった部屋の椅子に、スバルは座らされている。
ラムが持ってきた水を2杯飲んで、今は落ち着いた気分になっていた。
「全く・・・・・。さっきは一人で何をやっていたの?本当に気でも狂ったのかと思ったわ」
「いや、その通りだよ・・・・」
返す言葉もない。本当にどうかしていた。
ラムの姿がレムの幻覚に見えていたのだ。
スバルは考える。
あの幻覚の意味は、スバルがまだ前を向いて進むレムを拒み、死に戻りを取り戻したいと思っているせいなのだろうか?
これだから、変わるのは難しいのだ。
「なぁラム。本当にレムに俺の真実を伝えたこと・・・・正しかったのか?」
「そんなことは分からないわ・・・、でも、正しかったことにして進むべきよ」
スバルは、ラムのその言葉に頷いた。
「今すぐ受け入れられないのは、きっと当然なんだ。そんな簡単に受け入れられるような問題じゃない」
「そうね。これから、受け入れられるように私たちが行動していけばいいのよ」
さっきスバルは幻覚を見た。
それは、まだ死に戻りを肯定してしまう自分の頑固さなのか、まだあの強欲の魔女エキドナに縋ってしまう自分の弱さなのか。
どちらもあるのかもしれない。
でも、人生とは何度も立ち止まって過去を振り返り、心を痛めながらも前に進んでいくものだ。
それを繰り返すことで、人は強くなっていく。
「また、俺が変なことしてたらシバいてくれ・・・・・・・必ず戻って来るから」
「次は、外の花壇に突き落とすわ。覚えておきなさい」
そうだ。何度ももがき、苦しみ、間違ってもいい。
完璧に生き続けることなど不可能だ。
そんな生き方をしていたら、失敗した時に二度と立ち上がれなくなってしまう。
それはラムも同じだ。
もう絶対に、誤りたくない。大事なものを見落としたくないと思っているだろう。
きっと、彼女はスバルが失敗をしても戻ってくれば受け入れてくれる。
でも、自分自身の失敗は受け入れられない。そんな気がする。
「あの最後の戦いのとき、心無いことをたくさん言って悪かったよ・・・・。本当はこれから、すげー頼りにするつもりだ」
「分かっているわ・・・・。どうせもう、バルスはラムがいないと生きていけないもの」
その言葉に、スバルは軽く笑って頭を掻く。
「その言い方は・・・ちょっとやめてくれ・・・・否定はできねえけどさ」
だが、ラムの表情は依然として真剣なままだった。
「私は・・・・・、決してバルスを自分のために利用しようとしたりはしないわ。あなたが、そう感じたとしても、ラムはそう言うつもりはない・・・・決してね」
彼女にしてはたどたどしい物言いだった。
だからこそ、これは本音に聞こえる。
ラムが手に入れた傲慢の極みの力である神のような頭脳。
それは、死に戻りに匹敵するほどの力を持ち、運命を変えられるほどのものだ。
他者を言いくるめ、魅了し、騙し、意のままに操ることができるだろう。
だが、どんな力も使い方次第だ。誰かの心を犠牲にするやり方はエミリア陣営として正しくない。
だからこそ、ロズワールの持つ叡智の書は必ず消さなくてはいけないのだ。
「大丈夫・・・・信じてるから」
スバルがそう返すと、しばらく沈黙が続いた。
ラムは、何かに少し考え込んでいるようだ。
「バルス・・・・・・親でも兄弟でもいいわ。家族はいるかしら?どれだけ遠くにいてもいいから、いつか話がしてみたいと思うの・・・・・」
それは何目線で?とツッコむのはやめておいた。
スバルはすぐに言葉を返せない。
分かっている。もう、この世界に家族はいない。
帰りを待つ父と母にはもう会えないのだ。
だから、父と母に胸を張れるようにこの世界で生きて行こうと、あの嫉妬の世界線で誓った。
今、それを思い出した。
「俺の家族は・・・・・今、目の前にいる」
なぜか、冗談のつもりでそれを言ったはずなのに、ドッと鼓動が強まった。
血が上り、顔が熱くなってしまう。
鏡を見ても白黒にしか見えないが、ひょっとしたら今顔が赤くなっているかもしれない。
スバルは、ラムから視線を逸らしてしまった。
「ハッ・・・・」
ラムの少しくぐもった笑い声には、湿り気が混ざっていた。
☆☆☆☆☆
その後、ラインハルトはメイリィを連れて王都に向かった。
彼女が逃げだしたり、抵抗することはないだろう。
そして、スバルのいるロズワール邸には、その主が帰還する。
竜車から顔を出した道化は、どんな気持ちで屋敷に帰ってくるのだろう?
自らが蒔いた種がどう育ったのか、それを見たくて楽しみにしていたりするのだろうか?
それとも、叡智の書の導きを疑わず、世界が続いている限り全てうまく行っていると慢心しているのだろうか?
ロズワールは、屋敷の入り口で主人を迎え入れる4人の姿を見た。
彼のオッドアイの瞳が、大きく見開かれた。
視線の先には、もちろんスバルがいる。
いじめて、いじめ抜いて、まず普通に生きていれば変えられない運命の檻にスバルを閉じ込めた。
世界が続き、その檻からスバルは脱出している。それはロズワールも分かっているだろう。
でも、彼が分かっていないこともある。
自らを、他者を犠牲にすることを躊躇しなくなった廃人形にならなくても、スバルは生きたまま檻を脱出していたのだ。
「ど・・・・どういうことなのかぁ~な。スバル君・・・・その顔つきは、何も成長していないじゃあないか・・・・」
屋敷の主人の一言目の内容は置いておいて、ラムとレムは深く一礼して答えた。
スバルも二人に倣って、まずは一礼しておく。
「おかえりなさいませ、ロズワール様」
「はは、無視をするな・・・・。君にはもっと試練が必要だぁ~ね」
だが、ここまで目をつぶっていたラムとレムが瞳を露にした。
「うっ・・・!」
ロズワールの視線はすぐにラムとレムに釘付けになる。
叡智の書を妄信する彼にとって、予想外の出来事が何度も起こっていた。
「分かるか?ロズワール。運命は、誰にも予測できないんだよ。そんな、偽物の本と違ってな」
スバルの言葉は、敬語と容赦のない言葉。何よりも、叡智の書に対する侮辱だ。
ロズワールの異色の瞳はすぐに、激情に染まった。
「不愉快だよ・・・スバル君・・・・。今の発言は死に値する」
「どうだ?この景色は、お前の想定内か?・・・・・・ここに、叡智の書ごときに操られるような弱い人間はいなかったって実験結果が分かって良かったな・・・・」
意地の悪い顔で、スバルはロズワールに事実を突きつけた。
「ジワルド・・・・」
最強の魔法使い。その手のひらから光速のレーザーが放たれる。
一撃でスバルを消し炭にするつもりなのだろう。
だが、スバルの影から小さな手が伸びた。
「絶対無効化魔法・・・かしら」
「はッ・・・・・!!」
影から現れたベアトリスがスバルに触れた瞬間、2人は無敵化する。
ロズワールのジワルドは塵のようにかき消された。
スバルはすぐに気づいた。
この魔法は、嫉妬の世界線でスバルとベアトリスが修行によって習得した、EMM(エミリアたん・マジ・女神)だ。
間違いない。ベアトリスの傲慢の極みの能力は、力の強化だ。
スバルの影からテレポートのように現れたのも、陰魔法の応用だろう。
その力は、計り知れない。ひょっとしたらベアトリスだけでロズワールは何もできないかもしれない。
「何をした・・・ナツキスバル!!」
ロズワールの怒声が響く。すぐに修正不可能な運命を察したのだろうか。
「ははっ・・・。人生やり直したら仲間が強すぎた件っ・・・てところかな」
そして、スバルを守るように前にベアトリスが歩み出た。
「ベアトリス・・・・これは、何の真似なのかぁ~な。私にスバル君の恨み言を打ち明けた時と、全く話が違うじゃあないか!!」
「お前の企みも、ベティーの過ちも、その人も・・・・・全ては関係ないかしら。今、真実を知ったベティーはたった一人の男、ナツキスバルの契約者かしら」
ベアトリスの宣言に、ロズワールの表情は醜く歪んだ。
逆にスバルの表情は、あまりに心強い安心感と感動から緩んでいく。
「ベア子って・・・・呼んでも怒らないか?今、本当に負ける気がしねぇんだ」
その言葉に、彼女は振り向かずに答える。
「好きにするかしら・・・・。ベティーはお前が好きなように生きられるよう、誰にも邪魔させない。それだけなのよ」
ゴゴゴゴ・・・・・!!
スバルとベアトリスのやり取りを無視し、ロズワールは6色のマナを顕現させた。
場所もタイミングも関係ない。すでに、彼ももう後がないことなど分かっているのだろう。
断固、ここで戦うつもりだ。
「面白い!君たちが何を掴みとったのか、それが叡智の書より正しいと言えるのか!!試してみようじゃあないか!!」
だが、オッドアイが再び大きく見開かれる。
その理由は、さらにベアトリスの前に現れた2人のメイドだ。
「あなたから悪い感情を感じ取ってしまいました・・・・手を出させて頂きます、ロズワール様」
「決着をつけます・・・・審判の時ですよ、ロズワール様」
すでに角を出したままのレム、そして角を再現するラム。
二人の鬼から醸し出されるオーラに、ロズワールは何を思っただろうか。
それぞれに、自分を打ち倒す力を持っている。
そして、この屋敷でロズワールの味方は叡智の書しかいないのだ。
「馬鹿なっ!!!どうして、みんなこんな風に変わったんだッ!?何をした!!」
左右で色の違う瞳が、動揺に激しく揺れている。
「そこまでよ・・・・。降参しなさい、ロズワール」
そして、一番後ろから腕を組んだ銀髪のハーフエルフがそう告げた。
スバルの傲慢の権能から解き放たれた、自分自身の強さとして存在するエミリアだ。
「君たちの関係、非常に難解だぁ~ね。いつの間に徒党を組んで、私を裏切ったのかい?」
「すごーくごめんね。私達、どうやらスバルの言った事、すぐに信じちゃったもの・・・」
エミリアの言うとおり、ロズワールが帰還する前までに、スバルは全員に打ち明けていた。
何の証拠もない。ロズワールの悪行の話だ。
ラム、レムも含め、誰もその話を疑わなかった。
これこそが、ロズワールの叡智の書では決して敵わない強さなのだ。
「そうか・・・・・。だとしたら、本当にもう戦いしかないようだぁ~ね。スバル君や君たちが、私を許すわけがないのだから!!」
「俺は許すよ・・・」
スバルは、激情に乱れるロズワールに向かってそう言った。
「スバル君・・・私は狂人と話す趣味はないのだよ」
「誤魔化すな。俺は真面目にお前に言ってんだよ」
レム、ラム、ベアトリス、エミリアは臨戦態勢に入っているが、まだ襲い掛からない。
なら、まずは話をしてみよう。
「私にとっても、譲れないものがある・・・・たったこれ以外の全てを犠牲にできるくらいにね」
ロズワールの返答に、スバルは首を振る。
「変わろう、ロズワール。叡智の書を捨てても、これまでお前が繋いできた、重ねてきた、想いが朽ちることはない。その本の導きに頼らずに、お前自身の力で、頭脳で、俺達とこれからやっていこう」
「君は・・・・何を言っている?」
納得しないロズワールに、スバルはさらに続ける。
「叡智の書を捨てて、俺達と来い。ロズワールの力が必要なんだ。これから、俺達には想像もできない恐ろしい戦いが待っている」
そうだ。これからの戦いは、1日目の王都よりも、このロズワール邸での事件よりも、きっと厳しいものになるだろう。
レグルスが暴れれば、国中の多くの人々が巻き込まれ、犠牲になるだろう。
一度敗北を知ったペテルギウスほど恐ろしいものはない。
そして、スバルよりもさらに未来の予知夢を持った人たちがどんな動きをするのか想像もできない。
それぞれが、どんな運命を変えるためにこの世界で戦うのか。
このやり直すことのできない世界で、たったの一つしかない命をどう使うのか。
「私には、これしかないんだ・・・・これだけのために・・・・・」
失う物がなくなった人間ほど恐ろしいものはない。
今まではどんな人でも、自分の都合の良いように改心してくれると思ってくれていた。
それが原因で、嫉妬の世界線で将来、相容れない人物と出会う予感もあった。
分かり合えない相手もいる。
そうなった場合、結末は運命の奪い合いだ。
ロズワールには、たくさん辛い目に遭わされた。痛い目に遭わされた。
その怒りを、決して忘れられない。
やり直せないから、やり直せたとしても、この事実はなくならない。
自らの運命を奪いに来る敵は、それ以上の力でねじ伏せて無力化するしかない。
そして、スバルはもう一度口を開いた。
「賭けをしようロズワール。俺とお前の願いをチップに」
スバルは、それでもロズワールに手を差し出した。
ありがとうございました!