爆豪勝己の再教育   作:てるみや

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二度目の壁

演習開始まで、あと五分。

ヴィラン側に与えられた、拠点を組むための時間だ。

 

勝己はビルの図面を一度だけ見て頭に叩き込んだ。見るまでもなかったが、見ない方が不自然だ。

 

「飯田。核は最上階だ。お前がべったり張りつけ」

「了解した。だが爆豪君、二人がかりで守る方が──」

「いらねェ」

 

被せて切る。クソメガネが眉を寄せた。

 

一度目の俺は、入口でデクに飛びかかった。理由もなく頭に血をのぼらせて、一人で突っ込んで、一人で負けた。

今回は飛び出さない。

 

「お前は核から動くな。何が来ても、だ」

「何が来てもとは?」

「でかいのが来る。建物ごと来るかもしれねェ。それでも動くな。核に背中くっつけて、そこで踏ん張ってろ」

 

飯田の眼鏡の奥が、すっと真剣になった。こいつのこういうところは嫌いじゃねェ。言われた仕事を馬鹿正直に最後までやる。

 

「承知した。……ところで、なぜそこまで言い切れる?」

「勘だ」

 

嘘だ。だが、それでいい。

 

心の中で、答えは出た。

壁はやる。本気でやる。だが、一人で叩き潰そうとした一度目とは組み立てを変える。出久にはここで一段化けてもらう。技を引きずり出して、その上で勝つ。連携で、頭で。

殴り倒して終わりじゃ一度目と同じだ。

 

背後で飯田が早くもヴィランになりきって低い声で何か台詞を練習していた。

 

「……お前、それ本番でやんのか」

「当然だ! 与えられた役には、全力で臨む!」

 

勝己は、鼻を鳴らした。そういうのは、嫌いじゃねェ。

 

階段を下りる。核とは逆。デクと麗日が必ず通る下の層へ。

 

――――――――――――――――――――――――

 

開始の合図が鳴った。

 

勝己は身を隠さなかった。崩れかけた廊下のど真ん中、柱の影にもならない場所に、ただ立って待った。

 

足音が二つ。近づいて…止まる。

 

「……かっちゃん」

 

出久と麗日だ。マスクの下で、息を呑んだのが分かった。待ち伏せているとは思っても、こんな堂々と突っ立っているとは思わなかったんだろう。

 

出久が麗日を庇うように半歩前へ出る。二人とも腰に消耗品の捕縛テープを下げて、緊張で肩が固い。

 

こっちは一人。向こうは二人。数の上じゃ不利だ。

だが、ここで通せんぼしてる意味を、こいつらはまだ分かっちゃいない。

 

「よお、デクゥ!」

 

笑ってやった。

 

「何で個性使わねぇんだ。俺を舐めてんのか…ッ!」

 

挑発だ。本気で苛ついている風を装って、声を荒げる。

 

一度目、ここで俺は本当に切れていた。今日は、演技だ。だが──演技の中に、本物を混ぜる。

 

「ガキの頃からずっと、そうやってよォ!!!」

 

吠えながら、右腕を大きく振りかぶった。

大振りだ。隙だらけの、馬鹿みたいに分かりやすい右。

 

こいつは、知っている。俺の癖を。焼いて捨てたあのノートに、何年も書き溜めた俺の動きの全部を。右の大振りが来ると読めば、こいつの体は勝手に動く。

 

案の定、出久の足が動いた。

腰を落として踏み込んで、伸びてくる右腕を取りにくる。投げる気だ。一度目、入口でこの形にやられた。掴まれて、宙に浮かされて、背中から地面に叩きつけられた。

 

こいつの体は覚えている。俺の右の大振りには、こう入れば勝てると。ノートに書いた通りに。

 

(だから、それが餌になる)

 

振りかぶった右は最初から囮だ。

出久の指が右手首に触れたその刹那。勝己は投げられる勢いに逆らわず、むしろ踏み込んでがら空きになった左の掌を出久の脇腹へ押し当てた。

 

爆ぜた音が狭い空間に響き渡る。

 

「っ……!?」

 

出久が吹き飛ぶ。受け身を取って、瓦礫の上を転がって、止まる。マスクの右半分が無い。

 

読まれていた癖を、逆に餌にされた。出久の顔に初めてそういう色が走った。ノートが、通じない。こいつの一番の武器が今日は効かない。

 

「麗日さん、先に行って!」

 

出久が叫ぶ。麗日が一瞬迷って上へ走り出した。

 

勝己は追わなかった。わざと見逃す。

 

丸顔が一人で上に行ったところで、待っているのは飯田だ。それでいい。ここはこいつと俺だけにする。

 

――――――――――――――――――――――――

 

殴り合いになった。

 

出久は分析でしのぐ。勝己は爆破で押す。

一度目で嫌というほど知っている。こっちの出力は、入試のガキのまま。馬鹿正直に殴り合えば、いずれ押される。

 

出久が突っ込んでくる。右、左、フェイントを挟んだ右。一発ごとに、ヒョロいなりの全体重が乗っている。

勝己は爆破で軌道を散らす。掌を弾けさせて体を横へ流し、出久の拳を顔の数センチ脇に逃がす。すれ違いざま、肘を叩き込む。

出久が呻いて距離を取る。すぐにまた間合いを詰めてくる。下がらない。下がれば負けると分かっている。

 

分析と根性。それだけで戦闘力の差を埋めてきやがる。

殴れば避けられる。爆ぜれば最小限でいなされる。一発もらうごとに、出久の目がこっちのパターンを一つずつ拾っていく。

 

(めんどくせェ)

 

このまま正面で続ければ、いずれ全部読み切られる。体力も向こうが上だ。長引かせれば、こっちが先に削れる。

 

だから押し負ける前に撃たせる。こちらの大技を切り、相手に焦燥感を与える。

 

篭手の安全ピンに指をかけた。汗を溜め込んだ一発限りの大火力。

 

「中断されねェ程度に、ブッ飛ばす!」

『爆豪少年ストップだ!殺す気か!』

 

「当たんなきゃ死なねぇよ!!!」

 

ピンを抜いた。

溜め込んだ汗が一気に弾けて、廊下が白く膨れ上がる。壁が、天井の一部が、轟音とともに吹き飛んだ。熱風が頬を焼く。耳が、一瞬遠くなった。

 

出久は爆発の縁を、地を這って転がり抜けた。直撃は、させていない。させたら本当に肉が削れる。これは脅しで布石だ。

煙の向こうで出久が片膝をついてこっちを睨んでいる。逃げ場が、一つずつ消えていく。

 

無線にオールマイトの声が割り込んだ。

 

『爆豪少年。次それを撃ったら、強制終了で君らの負けとする』

 

(分かってるっつの)

 

篭手はもう撃たない。最初から一発で十分だった。

あれで出久を奥へ、袋小路へ追い込んだ。逃げ場を削った。残るは接近戦。

 

拳を握り直して、距離を詰める。

 

殴る。避けられる。爆ぜる。いなされる。出久の目が、こっちの動きを必死で拾っている。一度目より、速い。読みが、鋭くなっている。

 

(伸びてやがる)

 

ほんの数週間で。馬鹿みたいに。

 

焦りはしない。伸びてくれなきゃ困る。だが、こっちの想定よりほんの少しだけ速い。

読みと読みがぶつかる。右で来ると見せて左を出す。出久がそれを読んで半身をずらす。ずらした先に、勝己がさらに先回りして爆破を置く。出久が地を蹴ってかわす。

紙一重の応酬が何合か続いた。

 

「反撃っ……! タイミング、ここ!!」

 

不意に、出久の拳が伸びてきた。爆破の隙、その一瞬。読み切られた一撃が、勝己の腹に入る。

 

「ぐ……!」

 

息が詰まる。いい一発だった。餌に食いついてくるだけのガキじゃもうない。

 

それでいい。それが要る。

 

勝己は腹をやられたまま踏ん張って出久の襟を掴んだ。爆破で軌道を変えて、背後を取っ、地面に叩きつける。

 

「お前は、俺より下だッ!」

 

口はいつも通りの悪態を吐く。

だが、頭の半分は、別のことを計算していた。時間と出久の体力と追い詰められたこいつが次に何を選ぶか。

 

無線を最上階へ繋ぐ。

 

「飯田。来るぞ」

『何が、だ』

「でかいのだ。デクが上を撃つ。床ごとお前のいる階まで崩しに来る」

『……っ、では──』

「動くな、っつったろ。瓦礫が降ろうが丸顔が何か投げてこようが、核から手ェ離すな。守り切ればこっちの勝ちだ」

 

通信を切る。あとは、こいつ次第だ。

 

――――――――――――――――――――――――

 

出久が立ち上がった。

 

ボロボロの体で、震える拳を握って。その目が、もう接近戦を捨てている。

 

(来る)

 

出久の独白は聞こえない。だが分かる。一度目に同じ顔を見た。

 

使うつもりなんてなかった。使えば体が壊れる。相澤先生にも止められた。それでも、これしか思いつかなかった――そういう顔だ。

 

「なんで個性使わねぇんだ!そういう……ハナっから、てめェ……」

 

全力を、ずっと隠していた。出し惜しみしていたんじゃない。出せなかったんだ。だが、こっちから見りゃ同じこと。

 

「やっぱ、俺を舐めてんじゃねえか……!!!ガキの頃からずっとそうやって!!!」

 

吠えて距離を縮める。無理やりにでも技を打たせるために。俺が焦っているように見せるために。

 

出久が腕を振りかぶった。

全身の力をたった一本の右腕に束ねる。狙いは勝己じゃない。真上だ。天井のその上の階の、さらに向こう。建物そのものをぶち抜くつもりだ。

 

勝己は跳んだ。爆破で身を後ろへ飛ばして、拳の真下から、衝撃の通り道から体を抜く。

 

「デトロイトスマッ──」

 

拳が、振り抜かれた。

 

空気が、縦に裂けた。

床が、天井が、その上の階がまとめて消し飛ぶ。建物が内側から咳き込んだみたいに上へ上へと風穴が空いていく。粉塵と瓦礫が滝になって降ってきた。

 

出久の右腕が、あらぬ方向に曲がっていた。肩から先が、もう人間の形をしていない。自分の技で、自分を壊している。一度目と同じだ。何度見ても馬鹿げてる。

 

一度目で見たはずなのに、また背筋が冷えた。

 

これだ。これを、こいつから引きずり出したかった。

 

頭上で、床が抜けた。麗日が、降ってくる瓦礫を個性で軽くして、柱をバット代わりに振り抜く。それを飯田へ叩き込んで気を引いて、その隙に核を奪る――一度目に、勝った手だ。

 

だが無線からは、飯田の声しか返ってこない。

 

『お茶子君! その手は、読んでいたぞ! 核は──渡さん!!』

 

瓦礫が嵐になって降る中で、飯田は核から一歩も動かなかった。あの奇策は、囮で飯田を引き剥がせて初めて成立する。引き剥がされなければ、ただの派手な瓦礫だ。

 

『爆豪君! 核、確保したまま!!』

 

よくやった、とは言わない。当然のことを、当然やっただけだ。

 

時間切れの、ブザーが鳴った。

 

『そこまで! 勝者──ヴィランチーム!!』

 

オールマイトの声が、演習場に響いた。

 

――――――――――――――――――――――――

 

粉塵が晴れる。

 

出久は、折れた腕をぶら下げて、それでも立っていた。立ったまま、痛みで意識を飛ばしかけている。

 

勝己は勝った。

 

一度目、ここで打ちのめされたのは勝己だった。膝をついて、過呼吸になって生まれて初めての敗北に呑まれた。

今日は、立っている。勝って立っている。

 

なのに胸の中は妙に静かだった。

勝ち負けに昔ほど血が沸かない。当たり前だ。こんなものは通過点ですらない。本当に勝たなきゃならねェ相手はこんな模擬戦の核っころなんか、守っちゃいない。

 

担架が運ばれてくる。出久が折れた腕のまま、その上に乗せられていく。意識は飛びかけているのに、口元だけが、どこか満足げだった。

 

(……バカが)

 

自分の体を壊してそれで笑うな。

だが、その壊れ方が強くなるための壊れ方だってことも、勝己は知っている。一度目こいつはそうやって何度も壊れたが、確実に伸びていった。

 

モニター室に戻るとクラスの連中がざわついていた。あの大破壊を見せられて、勝った側のはずの勝己に誰も気安く話しかけてこない。

 

オールマイトが講評を始めた。

 

「第一試合──両チーム、よく戦った! が、勝敗を分けたのは、力じゃない」

 

ヒーロー側は、最後に大技という博打を切った。屋内であれだけの破壊は、本来なら大幅減点。守るべき建物を壊すなど、ヒーローとしても敵としても愚策だ。

それでも出久が撃ったのは、他に勝ち筋が見えなかったから。追い詰められての博打。

 

「勝敗を分けたのは、ヴィランチームの連携だ。今戦のベストは飯田少年だけどな!」

 

八百万が、すっと手を挙げた。

 

「分析、よろしいですか。ヴィラン側は早い段階で役割を割り振り、無線で連絡を絶やしませんでした。爆豪さんが下層で時間を稼ぎ飯田さんが核に専念した。とりわけ、飯田さんが麗日さんの陽動に一切釣られず核を死守したのが大きいですわ。あれは事前に『何が来ても動くな』と共有されていなければできない判断です。しかし、爆豪さんの屋内での大規模攻撃は愚策。飯田さんは状況設定にしっかり順応しておりました。」

 

ヤオモモの視線が、ちらりと勝己に向いた。

 

連携。情報の共有。役割の分担。

一度目の俺が一番できなかったことだ。一人で勝とうとして一人で負けた、それの真逆。

 

そして、保健室へ運ばれていった方へ、ちらと目をやる。

 

「緑谷少年も──負けはしたが、あの土壇場の一手は見事だった。体と相談しながら最後の最後で勝ち筋をこじ開けにきた。あれは勇気だ」

 

止めるべき場面で止めなかった先生の目が、何を見たがっていたか。勝己には、何となく察しがついた。あの人は、教え子が殻を破る瞬間を見たかったんだ。

 

誰かが、小声で言った。「爆豪が、指示出してたのか……」と。意外そうに。

 

勝己は、何も言わなかった。

褒められたくて連携したわけじゃねェ。勝つために必要だっただけだ。

口に出せば、安くなる。

 

――――――――――――――――――――――――

 

他の試合が、モニターに流れ始めた。

 

轟焦凍。あいつの番だ。

 

障子を外へ出させ、ビルごと氷で包む。床まで凍らせて、相手の足を止める。一切の無駄がない。氷だけで、相手を完封した。

 

(まだ、左を出してねェ)

 

轟が炎を解禁するのは、ずっと先だ。体育祭…あいつにとって、最悪と最高が混ざった一日。

 

完璧に見える。だが、半分しか使っていない。使えないんじゃない。使わないんだ。理由は、こいつの家にある。

あの凍りついた半身に火を点けるのは出久だ。今はまだ…。

 

モニターの中で、芦戸が酸で足場を溶かし敵の体勢ごと崩していく。常闇の影が、薄暗がりで一回り膨れ上がって暴れる。上鳴が広範囲に放電して敵を痺れさせ、その直後に自分の頭がショートして、締まりのない顔になった。

 

蛙吹が舌一本で味方を引き上げ、障子が複製した腕で索敵と打撃を同時にこなす。切島が体を硬く尖らせて、正面の殴り合いをまるごとねじ伏せる。

 

勝己は、腕を組んだままその一つ一つを目で追った。

誰が何をどこまでできるか。誰と誰を組ませれば穴が消えるか。どいつが、土壇場で足を止めて動けなくなるか。

全部、頭の引き出しに放り込んでいく。一度目は見ているようで何も見ていなかった。今度は違う。

 

生きている。全員画面の中で馬鹿みたいに必死に戦っている。

一度目の最後には、もういなかった顔も、混ざって。

 

勝己は腕を組んだままそれを見ていた。

ここに並ぶ二十人は必ず、あの化け物の前まで出てくる。止めようと連れていこうと、必ず来ちまう。

 

――――――――――――――――――――――――

 

講評が終わって教室へ戻る途中だった。

 

廊下の角で出久が待っていた。腕を吊って、顔中に絆創膏を貼って。

 

「……かっちゃん」

 

呼び止められて、足を止める。

 

「あのさ、僕……勝てなかったけど」

 

震える声で、それでも、まっすぐにこっちを見て言う。

 

「次は、勝つから。何回でも、立ち向かうから。……かっちゃんを、超えたいんだ。本気で」

 

一回目の試合の最中の、あの言葉と、同じ目だった。

君が凄い人だから、勝ちたい。超えたい。

 

負けたくせに、折れた腕でまた前を向いている。

 

おかしなもんだ。

一度目、この廊下で膝を折ったのは、勝己の方だった。初めての敗北に呑まれて、それでも歯を食いしばって、ここからだ、と吠えた。あれが勝己のスタートラインだった。

 

今回は逆だ。

勝ったのは勝己で、折れた腕で前を向いてるのは出久。

出久が、自分の足で自分のスタートラインに立った。今日ここで仕組んだことの、半分はそれで報われてる。

 

勝己は、鼻で笑ってやった。

 

「勝手に言ってろ、クソナード」

 

背を向ける。

 

(……上等だ)

 

追ってこい。何回でも立ち上がって、強くなれ。一度目より、ずっと早くずっと高く。

俺が、その壁をやってやる。潰すためじゃねェ。お前に、あの化け物を殴れる拳を、間に合わせるために。

 

言わない。口には、絶対に出さない。

 

背中で、出久がまだ何か言いかけているのが聞こえた。授かった力が、どうとか。

 

「いらねェよ、そんな話」

 

振り向かずに、それだけ言った。

お前の個性が誰の手から来たものか。俺はもう、知ってる。

 

廊下を一人で歩く。

背中に出久の気配がまだ立っている。追ってくる足音は、まだない。だが、いずれ追ってくる。一度目より、ずっと早く。

 

それでいい。間に合わせろ。お前も、俺も。

 

――――――――――――――――――――――――

 

その頃。

 

薄暗い部屋で、痩せた男が、新聞を引っ掻いていた。

 

平和の象徴が、雄英で教師をしている、という記事。

首筋を掻きむしりながら、男は誰にともなく呟いた。

 

「ねえ……その象徴がさァ、もし敵に消されたら…世界は、どんな顔をするんだろうなァ」

 

霧が、音もなく傍に立った。

 

歯車は、もう回り始めている。

世界はまた、灰色へと向かっていく。




バトルってやはり難しいですね。
誤字脱字、キャラ設定の指摘などあればお願いします〜
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