続きませんので気楽に読んでください
――1999年11月3日。『村の母』なるものによる日記より抜粋。
『双子は災いを呼び寄せる』。
この村で古くから言い伝わる、一種の信仰を文字として書き起こしたもの。
双子などという奇妙な存在は道理に合わぬ。
通常母親の胎の中から生まれ出でる子の数は当然の話であるが一人と言うのが常であり、それが二つと増えていい道理などない。一人の母親、二人で一つの夫婦がたった一つの生命をこの世に誕生させるから出産と言うものは尊いのであり、二から先は蛇足と言うもの。無二とは文字通り、他に二つとしてないから素晴らしいのである。
そもそも。ぽこぽこ、ぽこぽこ。恥も無く、その股座から赤子を捻り出すなどまるで獣ではないか。犬や猫どもは発情期になればそこらで盛りあい、嬌声をあげながら気づけば子を何匹も産み落とす。畜生道に生きる獣らしい浅ましさだ。
しかし我々は知恵ある人間だ。断じて獣ではない。盛って、必要以上にまぐわって、必要以上に子をなすような淫獣ではないのである。我々は理性と道理を常に兼ね備えて、愛情と希望をもって他に二つとない奇跡の様な我が子を成す、地上で最も尊ばれるべき種族。それこそが人間と言うモノだろう。
何度も言うが、子を成す、子を産むというのは尊い行為なのだ。真に愛し合った男女がようやく迎えた夜の安寧の中、やっとのことで到達する一つのゴールが受精と言う生物としての一つの結末であろう。それを一度に何回も、だなんていうから恥知らず、欲求不満だと後ろ指さされることとなるのだ。双子と言う存在も、そして双子を成した色に狂う父母も。
私はかれこれこの村で三十年近く産婆として働いてきた。かつては自分等には重荷だと感じていた『村の母』たる職も、今ではある程度、胸を張って喧伝できる程度には真面目に熟してきたという自負もある。産婆という私の村での役割は誇りと呼んで差し支えない程度までには、だ。
そんな三十年という長い期間の間だ。当然私だって村の男と夫婦となり、子を成し、そして出産も経験した。
男女一人ずつ、もちろん双子などではなく、長男を産んだのちに二人目として産んだのが長女。今ではその二人も子を成し、立派な親となった。当然、あの子たちにも厳しく『色に狂うな』と教え込んできたので子はきちんと人間の子である。獣の子ではない。
それも当然のことだ。元来、人の子というのは一人だけを孕むのが通常である。子を二人も孕む、などというのはそれだけ自身の中の欲を制御できず、猿のように交尾を行い、そして犬畜生のように身籠ってしまったという異常事態なのだ。
この三十年の間で二度、双子を身籠った女の出産に私は立ちあった。
その時の光景は今でも鮮明に覚えているとも。それほどまでに鮮烈であったのだ。
無論、悪しき意味でだが。
十や百では済まない数の出産に立ち会ってきた私はそれなりに、『普通の出産』というものを人並み以上に弁えているつもりだ。母親が子を産む、というものがどういうものなのか、多少の個人差はあれど、全てを既知の範囲に収められるくらいには立ち会ったとも。
だから断言する。まさに、そしてやはり。伝承は正しかった、と。
双子を孕んだ母親の出産時の様子は、そう私に確信を抱かせる程度には酷いモノであった。
必要以上に赤らめた表情、奇妙なまでに膨らんだ腹、子を吐き出した股から間髪おかずに再度赤子の頭が飛び出してくる奇怪な光景。
およそ同じ生物の子の誕生の瞬間とは思えなかった。むしろ魔術や道術の――どちらにせよ、当然、外道だが――儀式でも見ているかのような悍ましさであったとさえ思う。
通常の、人の子が誕生すると言う神聖な瞬間には私にはどうしても見えなかったのだ。この職に就いてから仕事中に眉を顰めたのなどこの二件を除いて他にはなかった。それくらいまでに、常とは違った。悍ましかった。異常であった。
『双子は災いを呼び寄せる』。
あぁ、そうだろうとも。そうだろうともさ。このような異常の児ならば災いの一つや二つ、運んでくるだろうさ。天災か、飢饉か。はたまた病気か、火事だろうか。これらのどれかが運びこまれるのか、それともこれら全てが運びこまれるのか。色に狂った悪魔の父母の精と卵を混ぜて作った汚泥、それらで象った泥人形は魔の触媒として他に二つとないほどに強力だろうよ。
あぁ、恐ろしい、恐ろしい。こんな小さな村など、その様な災いに襲われればひとたまりもないだろう。
だから私は産婆として。この村の『村の母』としての立場を受け継いだ女として、この村を守る意味において災禍の種を摘む義務があるのだ。
当然、二はダメで三は良い、などという話でもない。
双子というものは村を滅ぼしかねん。三つ子ともなれば最悪だ、当たり一辺が吹き飛ぶかもしれない。四つ子に至れば未来百年、近辺はぺんぺん草すら生えない不毛の地となるだろう。もはやあり得ないが、五つ子ならば国が滅ぶかもしれんし、六つ子まで達してしまえば近隣諸国も滅びうる。
まぁ当然、いくら双子を孕むような淫売が時稀に生まれると言っても、さすがに三つ子から先などありえない、空想上での仮定の話ではあるが。そもそも人の胎に子が三人収まるわけも無し。四、五、六とは言わずもがな、だ。
私としたことが、今日の日記はやけに筆が乗ってしまった。普段ならばこのように空想を書き連ねることも少ないというのに、我ながらどうしたことか。
――いや、日記の中だ。誰も読まぬ文の中だ。自身の心を取り繕う必要もなし。隠し事はすべて無駄であろう。
三日後、二つ隣の家の夫婦の出産に立ち会うこととなっている。男の方は若く、精力逞しく、村の農業をその腕っぷしで引っ張る色男。女の方は特別美人と言う訳ではないが常に男の三歩後ろに佇まい、男を立てることができる、今日日珍しい大和撫子だ。数年の周期で村の中での一押しの夫婦と言うものは生まれるが、この世代はこの夫婦がそれに該当すると言っていいほどには男も女も出来た子たちだ。
そんな夫婦の子が生まれると言うのだ。祝福すべきなのだろう。産婆として。『村の母』として。
だが……。
私は嫌な予感を覚えてしまっている。
私は二度、双子を身籠った母親の腹を見たが、それは通常よりも膨れていた。当たり前だが子が二人も入っているのだから、一人の時に比べて大きくなるのは何ら不思議なことではないが。あの必要以上に膨らんだ腹の醜さは滅多に見られるものではない。今でも鮮明に瞼の裏に焼き付いているともさ。
そして三日後に子を産む女の話に戻るが……。
あの女の腹は膨らんではいるが、それはきっかり子供一人分である。二人目が入る余地などどこにもない、人として、人が人を身籠った時の、神聖な母体の在り方であった。先日顔合わせをした時にもそれは確認済みだ。見間違いは無い。伊達に三十年も産婆はしていないのだ。
きっと三日後には健全に、子を一人だけ産み落とすはずだ。そう私の産婆としての眼は脳に訴えてきた。私の理性もその意見に何ら反対はない。正しく、彼女は子を一人だけ孕んだ女であったからだ。
しかし。しかし、しかしだ。
時たまに、ほんの一瞬だけだが……。私には彼女の腹が今の何倍にも膨れているように幻視してしまうことがある。
眼だけではない。長年で培ってきた勘が叫ぶのだ。この女に子を産ませてはならない、と。
いったいぜんたい、どうしてしまったと言うのか。私は眼の病気でも患ったのか? それとも精神の方だろうか?
あの腹はなんだ。いったい何を孕んできた。犬や猫ならまだかわいいモノだ。しかし私にはあの腹を裂いた先にはこの世総ての邪悪が押し込まれている気がしてならない。
双子や三つ子ではすまぬ。四つ子や五つ子でもまだ足りぬ。あるいは六つ、更には……。
あぁ、ダメだ、頭痛がしてきた。これ以上は文章を書くのも難しいかもしれない。少なくとも、理路整然とした続きは書けぬだろう。
私は『村の母』だ。この三十年、村での出産の全てに立ち会った女だ。
そうなれば当然、この村の中で齢三十に満たぬ者たちはすべて私がとり上げたということになる。空き地で遊ぶガキ大将も、最近父親の仕事を手伝うようになった村長の息子も、駄菓子屋の真似事をする物好きの女も。すべてすべて、私がとり上げた。
もちろん、三日後に子を産む夫婦もだ。二人とも、未だ年齢は三十を迎えていない若者たちだ。男の方は生まれてすぐに泣かないもので酷く焦った記憶がある。泣かねば呼吸も出来ないだろうに、それでいて本人はケロッとしていたものだから……。あの豪胆さが今日までも続いているようで良いのやら、悪いのやら。
女の方は……。
女の方、は…………………………?
はて。本当に私はあの女をとり上げたのか?
いや、待て、それはおかしい。私はこの三十年、仕事を休むことは無かった。そんな私が知らぬことなどありえるはずが……。あぁ、いや、そもそもだ。あの女はいったいいつからこの村に居たか? 彼女と同世代の子は15人いたはずだが、今、名前を挙げていくとその数は……16になってしまわないか?
子が、一人増えてはいないだろうか?
15人をとり上げたはず世代の名前を数えていき、なぜ最終的にその数が16となるというのか。おかしい、これはおかしいぞ。人は減ることはあれ、増えることなどありやしない。15が14となるならば、痛ましい事件があったと惜しむ話になるだけだ。だが増えたらどうする? それは、あまりにも道理に反しすぎているだろうよ。
あぁ、文に書き起こしてよかった。自分の中の違和感が書き連ねることで明確になってくれた。
やはり断ろう。あの女の出産の手伝いは。あの女の股座からはおよそこの世全てへの呪いが吐き出されることとなるに違いない。
私が思うにあの女は――。
(ここから先は黒く塗りつぶされており読解が困難なため、抜粋は異常で終了する)
――追記 以下の部分のみ解読できたので以下に記す。
少し思ったが、災いの例で周辺国家の滅亡で止めたのはどうにもキリが悪いと思ったので書き加える。
もし、そう、もしもだが。人の腹から七つもの子が生れ落ちるようなことがあるとすれば、それは――
世界の滅亡へと繋がるのであろう。
――1999年11月6日。 『村の母』なるものによる日記から抜粋。
あぁ、あぁ!! 私が、愚かな私が全て間違えていた!!
何が災いだ、何が呪いだ、何が獣だ!! 私は今日、真実の愛、真なる出産を目撃した!!
子を一人必死になって吐き出したからなんだと言うのだ!! 自分だって子を産んだからわかるだろう、その苦痛を!! それが立て続けに、何人も襲い掛かってくると言うのだから母親の苦悩など推し量れて当然であっただろうに!! ああ、愚かだ!! 愚かすぎる!!
子だってそうだ、血肉を分け合った家族と言うのはどのようなものよりも大切なモノ!!
ならば母の胎の中で寝食を共にした兄弟など、これ以上ないほどの真なる家族と言うモノだろうに!!
親とは、子とは!! まぐわいとは、出産とは!!
私は、私は、私は―――――!!!!!!!
(以下、気が狂ったように以上の内容と同様のことを長々と書き連ねられるため省略)
とある村に双子を身籠った母親がいた。
しかしその村において双子と言うものは禁忌とされ、忌み、嫌われてきていた。母親は悩んだ。自身がこのまま二つの命を産めば、親も子も、ともに迫害されると。
母親はまず、流産を想い、そして否定した。愛する夫との間に授かった生命を、まだ生まれていないとはいえ手にかけたくはなかったのだ。
次に母親は心中を思い付いた。しかし生き延びたいがためにしている想像の中で命を絶つ案など、力を持つはずがなかった。
その後も母親は頭を悩ませ、あれやこれやといくつも考えては自身で否定をして……。
最終的に選び出されたのはこれ以上ないほどに簡潔で、わかりやすい案。『黙って隠し通す』。それが最終的な回答となった。
母親は考えた。『もし自身が何も食べずにいれば瘦せこけるだろう。その腹の凹みを使えば子を一人分程度は誤魔化せないだろうか』と。
その日から母親は食事へと一切手を付けなくなった。
そうして日に日に凹んでいく女の腹。毎秒のように鳴り響く腹の音。しかし胎は通常の二倍の速度で膨らんでいき、合計としてはまるで子を一人だけ孕んでいるかのように上手く調整されていた。
それから先はなんてことはない。
結局母親は最後まで自身の腹の中の二人目の存在を産婆に隠し通し、出産の場ではあくまで一人だけを捻り出し、もう一人は子宮の中に隠し通した。
そして産婆が帰った後を見計らい、家に残された出産道具をいくつか拝借して秘密裏に二人目を産み落としたのだ。こうして村の中で親以外は誰も知らぬ、後に村の中では16人目と呼ばれる女が生まれることとなった。
結局母親は胎の中の赤子に栄養の全てを吸われつくし、そして最後に出産と言う重労働を行ったせいでその出産の一週間後に息を引き取ることとなった。
そして残された夫は男手一つで村人へ双子の存在を隠しながら子を育て、少しずつ、誰もが疑念を抱かない程度に二人を村の中へと溶け込ませていき……。十数年後には晴れて、誰もがその存在に疑念を抱かないこととなる。
この時、助けとなったのは母親が残していった子への名前であろう。
一人目の子には先んじて『かなめ』と名付け、二人目の子には『かなえ』と名付けたのだ。そして父親は二人の名前を極力愛称として『かな』と呼んでいた。
名の類似度と、愛称の同一性から村人たちはあの子は『かな』と呼ばれる、『かなめ(え)』であると擦りこまれていったのだ。
……と、長々とどうでもいい課程の話を書き連ねたが、重要な箇所だけを纏めるとこうだ。
『この村には災いを呼ぶ双子が既に産み落とされており、その片割れは晴れて、子を身籠った』。
災いの権化が、子を孕んだのだ。
ならばきっとその子と言うのも、十中八九――。
「ねぇ、ルー? ぼく、もうこの村飽きちゃったんだけど……。はやく都会の方行かない?」
「えぇ、さっちゃんてば飽きっぽいんだから……。ノー、って言ったらすぐ怒るし。長男はオレなんだから、オレの言うことが絶対だからな?」
「あー、んじゃあ長女の私も長がついてるってことで尊重してくれよ、クソガキども。前からルーだけ偉そうなの、ずりぃと思ってたんだよ」
「うげっ、牡丹のいいなりとかそれ、地獄よりも地獄でしょ? 長女っつっても生まれた順番何て分とか秒の違いじゃんさ。」
「ズルいズルい! 私も! 私も長パワー欲しい!」
「なんなの、長パワーって。何でもかんでも欲しがるもんじゃないよ、まどか」
「うっさいよ! 鈴はだまっていつもみたいにそこで寝てな!」
「ボクとしては都会に行って美味しいモノ食べたいかなぁ……」
「あっ、それでしたら私も。何分、この村の若い男やお兄様だけでは少々飽きてきまして……、ね?」
「リゼに明日香まで……。ホント、こらえ性の無い弟妹を持つと苦労するよ……、まったく」
「……ぼくとしてはルーと明日香が実はヤってたって事実が大分ビックリなんだけども。率直に言ってクソキモイんだけど。今度から洗濯物、一緒に洗わないでね」
「ありゃま、ルーってば嫌われたもんだねぇ。んじゃ、仕方ない。人望の無い長男サマはさっさとご隠居してもらって、これからは長女である私を第一に据えた新体制で……!」
「牡丹のとも一緒に洗わないでね」
「うぐっ!?」
「あ、珍しく牡丹がダメージ受けてる」
「お姉さまは基本的に自己中心的ですからね。ちょっとやそっとの否定は全て自分に都合がいいように解釈しますし」
「だからこうやって婉曲表現無しに、ダイレクトのノーがイチバン効くと……。よわよわじゃん、我が家の長女」
「んまぁ、そこが愛嬌ってヤツなんじゃない? 知らんけどさ……」
兄と妹たちは嗤い合う。
地獄の、否、地獄と化した村の中で七人だけで嗤い合う。大の男を椅子とし、子を孕んだ女を机として食卓を囲む。
会話の最中、ヒマつぶしのように椅子となった男の肌に食器を突き刺し、吹き出た鮮血を舐めとる悪魔。
ものは試しと腹の中に納まる赤子を叩き潰すように蹴り上げる悪魔。
肉を厨房で焼くのが億劫となり机――とされた女の肌の上――を火で直接炙り、肉に火を通す悪魔。
会話の最中ながら男も女も関係なく、色の世界にて貪る悪魔。
男の椅子を数十も並べてベッドとして寝転ぶ悪魔。
特に理由はないが気分転換に老人を椅子に使ってみる悪魔。
見世物として子供同士で殺し合いをさせる悪魔。
計、七つの悪魔が嗤い合う。
災いはやはり、災いを呼んだのだ。
「にしてもこのばぁさん、妙に勘が鋭かったみたいだな。日記を見る感じ、オレ達の存在にうすうす感づいていたっぽいぞ?」
「マジぃ? うっわ、妄執、因習も過ぎれば文化になるってことかねぇ。おっそろし」
「ボク的にはそんなことよりも、あんまりおばあさんのお肉が美味しくないってことのが重要かなぁ。不味くはないんだけどねぇ」
「リゼがそんな事言うなんて珍しいじゃん。いっつも、マズイモノ食べるときは『まぁこれは珍味ってことで……』とかいって自分を納得させるのに」
「だって珍ってわけじゃないし……。あくまで凡、ってだけでさ」
「私としてはこのおばあさまのお肉はすっごく重宝していますのだけれども。この子たちみんな、おばあさまにとり上げられたようですので……。そのお肉を口の中に無理矢理押し込めば、頭が拒絶反応でも示すのか、それはそれはもう、張り切ってくれるのですよ。自然薯やすっぽんなんて目じゃないですね」
「うげっ、自分の母親的な人間の肉食って興奮するって、人間ってキモぉ」
アハハハハハ!! と狂ったような笑い声が辺りに響く。効いているモノ全てを狂わせそうな魔性の、そして狂気的な笑い声だ。
およそ人の口から放たれるものでも、人の耳で受け止めていいモノでもない。
「ま、それじゃあ賛成派も多かったわけだし仕方ない。重い腰を上げるとするかな……」
「えっ、ホント!? 嘘じゃないよね!?」
「おー、やっとか。待ちくたびれたっつーの。年越すんじゃねぇか、ってさ」
「あー、あの何とかかんとか、とかいう予言者のヤツだっけ? 言ってたよねぇ、どうせ滅ぼすんだったら今年中ってのが面白いって」
「皮肉なモノですねぇ。人類への滅びへの警鐘のはずの予言が、今こうして滅びを呼び寄せる呼び水として扱われるだなんて。何とかかんとかさんも、恨むなら能天気な牡丹を恨みなさいね」
続きません