転生したらミミック(?)だった件〜ただしその者最強につき〜(不定期更新)   作:ライタードーパント

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前回のあらすじ!
ミシック「やった!テンペストに雇われた!」
以上!


第3話 侍大将戦、そして初めての敗北

リムルside

調印式を無事に終えたあと、紅丸たちにミシックを紹介するために、皆を会議室に集める。

〜会議室〜

リムル「これから忙しくなるのに、皆集まってもらって悪かったな。」

紅丸「いえいえ」

紫苑「リムル様の招集なら、地の果て、水の果てにいたとしても応じる所存です!」

白老「・・・ところでリムル様」

リムル「なんだ?」

リムル以外一同「その腕に抱えている箱はなんですか?」

リムル「あぁ今回集まったのはこいつを紹介するためなんだ。」

紅丸「こいつ?」

そう言うとリムルは箱を机の上に置く。その後箱が自発的に開く。

リムル以外一同「!!」

皆が戦闘態勢に入る。すると箱から声が聞こえてきた。

ミシック「ハーイ初めましてこんにちは!今日からリムルの部下になったミシックって言うもんだ。よろしくな!」

半開きになっている箱に入っているミシックが軽快に挨拶をする。

紫苑「リムル様この方は・・・?」

リムル「本人曰く、事務仕事や戦闘の両方できる奴らしい。それで国を作ったからこれから人手がたりなくなるんじゃないかって雇われに来てな。意気投合して雇ったっていう感じだ。」

俺は淡々と経緯を話す。だがここで紅丸は異議を言う。

紅丸「リムル様、事務の仕事ならまだしも、こんな弱そうなやつが戦闘なんてできるのですが?」

リムル「いやそれは「まぁいいじゃねーか」っ!?」

ミシック「見た目は弱そうという点は、俺だって認めるぜ。だがな一つ教えておく。"見た目に惑わされるな"だ。だからこうしよう。」

紅丸「?」

ミシック「俺と模擬戦をしろ、紅丸」

一同「!?」

ミシック「要するにお前は俺の強さを疑っているんだよな?」

紅丸「・・・あぁ」

ミシック「だったら俺と戦って認めてくれ。"お前は強い"ってな。」

紅丸「・・・わかった。いつやる?」

ミシック「お前の仕事がなくなったときに話し掛けてくれ。」

ーー模擬戦開始寸前までキング・クリムゾン!ーーー

〜外〜

俺含めて鬼人の皆が見守っている。その視線の先にはこれから戦い合う2人がいた。

ミシック「なぁ場所変えないか?万が一テンペストに被害を出さないためにもさ。」

紅丸「いいだろう。それじゃ歩いていこう。」

ミシック「いいや歩く必要はないって。だって異世界だし。」

紅丸「へぇ異世界・・・は?」パチン フォン

ミシックは指パッチンすると俺達は、突如としてその場から消えた。

〜別世界〜

ドサ

ミシック以外一同「ぐえ」

俺含め鬼人の皆が空中から落下する。幸いにも高度が低かったのか傷一つなかった。

朱菜「ここは一体・・・?」

周りを見渡すとところどころに岩がそそり立っていた。

ミシック「ここは俺が行った異世界の中の一つだぜ。」

ミシック以外一同「!!」

声が聞こえた方向を振り返ると、そこには岩の上に立って俺達を見下ろしているミシックの姿があった。

リムル(大賢者ここほんとに異世界なのか?)

大賢者<<解、空気中の魔素が0に等しいです。ここから考えて異世界だと推測します。>>

リムル(マジか)

リムル「どうやら本当にここは異世界らしい。」

紫苑「本当ですかリムル様!?」

リムル「あぁ」

紅丸「・・・異世界にいける術を持つ者なんて聞いたことがない。貴様、魔王か何かか?」

紅丸がそう聞くと、ミシックは軽い口調で答える。

ミシック「いいや俺は生まれてからずっと魔物だぜ。まぁ何回か、"魔王にならないか"って友人から誘われたことは有ったけどな。」

リムル一同「!?」

白老「・・・ではお主は何者じゃ?」

ミシック「そうだな・・・んじゃ改めて自己紹介といこう。俺の名前はミシック、

 

あらゆる世界で最強 終焉屈折波動体 ミシック

 

だ。」

そう言い終えると4本の黒い腕を、自分が入っている宝箱に突っ込む。数秒間ガサゴソしたあとに4本の剣を取り出した。

そして笑みを浮かべていた。

ミシック「んじゃ始めようか?」

だがその時の目は深淵そのものだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

紅丸side

最初は弱そうだと思った。

だがそれは杞憂だった。

奴が4本の剣を持った瞬間俺の本能はこう言った。

殺される。

魔物は弱肉強食の世界だ。だからこそ自分より相手と強いとき、生存本能が逃げる指示を出す。

だが今回は逃げられない。あぁ終わった。こんだけ絶望を感じたのは、紫苑の手作り料理を確実に食わなきゃいけない状況以来だ。

畜生やってやる!

俺はそう覚悟を決めた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ミシックside

いやーどうしよう。かっこよく剣を取り出したのはいいけど、このままだと紅丸が鬼◯の刃のサ◯コロステーキ先輩みたいになる未来しか見えないんだが本当にどうしよう。

俺はそう考えるていると、紅丸が切りかかってくる。

ミシック「おっと!」カキン

俺は紅丸の剣撃を持っていた剣で防ぐ。

紅丸「模擬戦とはいえ敵の前で考え事か?」

ミシック「悪かったなっと!」

カキン カキン カキン

当たり一面に火花と金属音が鳴り響いっていった。

〜数分後〜

紅丸(エクストラスキル『大元帥』がなければとっくのとうに死んでたぞ俺!?)

紅丸「ハァハァハァ・・・やるな。」

ミシック「それほどでもないがな。」

ミシック(こいつは今息切れ中、言うなら今!)

ミシック「なぁもう辞めにしないか?お前は今限界に近そうだが、俺はまだまだ余力がある。俺は疲れている相手を甚振る趣味は無いからな。」

紅丸「・・・確かにそうだな。認めるよ。お前は強い。」

ミシック「シシシWWW。ありがとな。」

俺は満面の笑みで返事をした。

〜基軸世界〜

俺はそのあとテンペストに戻り、宴会をしていた。どうやらリムルが建国記念兼俺の歓迎会のようだ。

紫苑「ミシック様、私の手料理ができましたわ。召し上がってください。」

紫苑は俺と紅丸との模擬戦を見て、俺を強者と認め、紅丸と同じ扱いをしてくれるようになった。

いやー良かった良かった・・・・ん?

ミシック「紫苑さん?今手料理と聞こえたのですが・・・?」

紫苑「そうですよミシック様。歓迎の気持ちを込めた私の手料理食べていってください。」コトッ

紫苑がそう言い終えると、俺の眼の前に木の器が置かれる。その中に入っていたのは、化物そのものだった。

かつて食材だったもの「アアアアァァァァァ」

ナニコレ?特級呪物かなにかかな。それともザラキの塊?というか料理って喋るもんだっけ?ハハハハハハハ・・・・

<<マスター、現実逃避は不可能かと>>

・・・なぁ『碩学者』、これ食ったら俺どうなる?

<<対象"紫苑の手料理"の成分の解析した結果、マスターの毒耐性を超える毒の量を確認。これを摂取した場合、マスターは死にはしませんが、一定時間、気絶すると推測します。>>

ミシック「・・・紫苑さん俺お腹いっぱ「どうかしましたか?」」

俺はなんとか食べない意思を示そうと、紫苑の方へ振り向いたが、紫苑は太陽のような笑顔でいた。

・・・バルス(ヤケクソ) パク

俺は紫苑の手料理を食べる。その光景を見たリムル含めた全員の目には、驚き、同情、哀れみという感情が写っていた。

紫苑「お味はどうですか、ミシック様?・・・ミシック様?」

俺は食べたあと、体の黒色の色素が突然紫色に変わり、綺麗な虹色になったかと思えば、最終的には白色になって泡を吐き始めた。

ミシック(光栄に思ってくれ、紫苑。初めて俺を打ち負かしたのは、いろんな世界の中でお前だけだぜ・・・) ガクッ

紫苑「ミシック様?ミシック様ぁぁぁぁぁ!?」

そして俺の意識は途絶えた。

 

 

終焉屈折波動体 ミシック (多分)再起不能




嘘です。主人公なので再起不能になりません。次回で復活します。
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