人類防衛特殊部隊フェンリア   作:瀬笈鵺

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はい、瀬笈鵺です。毎回、任務→日常なのが続きガチですが、これが私のスタイルなのです。

今回内容が薄いと思われ。


人類の失敗

第6地区酒場。また、少年と少女が一席借りて話をしていた。

 

少年「いやー、疲れたねぇ。あの量は。」

少女「まったく無茶して。付き添ったこっちの身にもなってよ。」

 

少女は果汁100%オレンジジュースを飲みながら文句を言う。少年はそれに対して軽く「悪い悪い」と言う。酒場には少年と少女、酒場のマスターの3人の貸切状態だった。

 

少年「妙に人が少ないな。」

少女「そうね。いつもなら子供が10人は居るはずだけど。」

 

辺りを見回す2人にマスターが近寄って話してくる。第6地区のマスターは優しいと評判がいいらしい。推定年齢50と見える。

 

マスター「君達、悪いことは言わんから早くここを去った方がいいぞ。」

少年「え?なんで?」

マスター「今日は厄介な客が来る日なんだ。目をつけられたら、何されるかわからんぞ。」

 

そんなやりとりをしていると強く扉が開かれた。手をポケットにいれ足を突き出しているのを見るとどうやら蹴り開けたようだ。あきらかに不良だ。後ろに2人ほど連れいる。

 

不良「邪魔するぜー。あ?おいじじい、そこのガキは誰だ?」

マスター「す、すみません。すぐに帰らせます。ほら、急いだほうがいいよ。」

 

少年と少女は椅子から立ち上がり出て行こうとする。しかし、横を通り過ぎるところで少女が腕を掴まれた。

 

不良「いい女じゃねぇか。貰ってくぜぇ。」

少女「・・・うざ(ボソッ)」

少年「悪いけど、その手、離してくれないかな?」

不良「てめぇは失せてな!」

 

不良が少年に向かって蹴りを入れるしかし、少年はその蹴り片手で抑え、握り潰した。

 

不良「ギャァアアアッ!!足が、足がぁああ!」

少年「やっぱ、態度だけ、か。リン、潰していいよ。」

 

足を潰され転がり悲鳴をあげる不良の頭部を少女、リンは問答無用で、踏み潰した。

 

フェンリア基地5月19日午後1時。昼休みに入ったばっかりの食堂。雄二、セーラ、美波の3人が食事を取っていた。雄二は新聞を読みながらだが。

 

美波「先輩、新聞読みながらは行儀悪いですよ。」

セーラ「無駄よ、美波ちゃん。こいつの日課だから。」

 

ちなみにメニューはパンとベーコン2枚、ミカン。雄二がページをめくった際、少し驚いたような表情をした。

 

雄二「2人とも、これを見てくれ。」

 

雄二が新聞を広げ、1記事を指差した。「第6地区殺人事件。酒場の常連が頭部を潰された。犯人は不明、未だ逃走中。」と、書かれた記事だ。白黒だが写真も掲載されている。生々しく潰されており、足型が出来上がっている。全体が写っており、右足が完全に潰されているのもわかる。

 

美波「うわ、エグ。」

セーラ「何やったら足で頭潰せるのよ。しかもこれ、16歳ぐらいの足跡じゃない?」

雄二「『なお、酒場の店主はその際の記憶が飛んでおり、事件は迷宮入りに』か。物騒だね。」

 

その時アナウンスがなった。ラーミの声だ。

 

ラーミ『波夷羅二等兵、草薙軍曹、セーラ大尉、至急研究室まで急行してください。』

美波「ん、なんだろ?」

セーラ「急ぎましょ。雄二、片付けといて。」

雄二「ちょ、おま」

 

研究室。大きなモニターを準備しているキラとラーミ。レイダーは映写機の準備をしていた。

 

セーラ「セーラ・ヴァンス大尉以下2名入ります。」

レイダー「来たか。座ってくれ。」

 

ラーミとキラも準備が終わり全員が席に着く。レイダーの表情はいつも以上に険しかった。

 

レイダー「さて、ここに集まってもらったのはブレ軍曹から出てきたと言うバースについてだ。情報が出ていたが信憑性に欠けていたからな。セーラ君の報告で『確定』となった。」

セーラ「ちょっと待って。情報が出ていた?」

レイダー「セーラ君、一昨日の任務出発時に情報が来たんだ。草薙君からね。それが今から流す映像だ。あー、気持ち悪くなったらすぐ伏せるように。」

 

レイダーは映写機にUSBメモリーを挿して映像を流し始める。美波が探索した研究施設の場所、液体窒素やカプセルが置いてあった場所のようだ。

 

男『実験段階はどうなっている?』

男『あと少しですね。今から再度行うところです。』

 

誰が撮ったかわからないカメラは男達を追いかける。追いかけた先には美波が助けた少女ともう1人の少女。意識無く座っている。

 

男『いつになったら完成するのやら。』

男『わかりませんね。ま、壊れないのはあの子達だけなので成功確率は高いほうかと。』

男『ふむ。アレは時間をかけるとして、こっちを早く済ませよう。』

 

男達はまた歩きだし、カメラはそれを追いかける。そして1つカプセルの前に着く。美波が助けた少女がいた部屋。人が拘束具を付けられた状態で入っていたが必死に抵抗をしている。

 

セーラ「完全に無法者の犯罪じゃないですかこれ。」

レイダー「それだけならよかったのだがね。」

 

男が1本の注射器を取り出す。黒い液体が入っていた。そしてカプセルの中の人に注入した。カプセルは防音なのか、人が苦しむ悲鳴が聞こえてこない。目を見開き、拘束具を解こうと暴れる。そして

 

美波「ひっ!?」

ラーミ「・・・っ」

 

美波は少し悲鳴を、ラーミは顔を背けた。キラに至っては失神。カプセル内の人の頭が破裂、一瞬で血まみれになった。カプセル内は血で埋まって何も見えない。

 

男『やはりダメか。開けろ。死体を出すぞ。』

男『わかりました。』

 

カプセルが開かれ、大量の血が出てくる。血は床に流れ落ち、血の海が出来上がる。カメラは急にゆっくり辺りを見回すように回転する。カプセルの正面は入口だが、その脇に同じような死体が大量にあった。すでに腐敗しているのもある。

 

美波「ごめん・・・ちょっとお花摘んでくる。」

ラーミ「付き添いますよ。」

 

美波はラーミに少し支えられ研究室を出る。セーラが肩をすくめ、ため息をついた。

 

セーラ「すこーし、グロ過ぎたかもね。」

レイダー「写真ならまだしもってことか。映像は続ける。」

 

映像に目線をお戻す。血の海から黒い何かが飛び出してきた。男を1人飲み込み、そのまた次も飲み込み、吐き出した。そして、この前のブレと同じ現象がおき、そこで映像が切れた。

 

セーラ「・・・まさか、人類が天敵の天敵を生み出したの?」

レイダー「そう思って構わない。そして、これの対処方は、ない。」

雄二「ただ、1つだけ。1つだけ対処する方法があるかもしれない。」

 

映写機に薬品の名前が並んだメモが映る。合成の順番まで書かれている。そこにちょうど美波達も戻ってきた。

 

美波「うぇ、戻りましたぁ・・・」

ラーミ「映像は終わってます。調子を戻しなさい。」

キラ「・・・目、覚めました。」

レイダー「ふむ、ラーミ君、キラ君。この薬品はわかるか?」

 

レイダーが指した薬品は『PO7T』と書かれていた。他にはサリンやら青酸カリやらの猛毒薬品ばかりだ。

 

キラ「何ですかこれ?聞いたことありませんよ?」

ラーミ「・・・知りませんね。」

レイダー「そうか。さて、あらかた話は済んだ。解散だ。」

 

美波達は自室に戻るために各自解放していく。セーラと同室な美波はセーラの隣を歩いていたが、セーラは美波が手を握り締め続けているのが見えた。セーラは特に気に留めず、放っておいた。

 

 




うん、今回はやっぱり内容薄いですね。次は濃くしたいと思うところです。
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