人類防衛特殊部隊フェンリア   作:瀬笈鵺

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そいやー。瀬笈鵺です。今回は予告通り防衛戦。ネタを考えてはいるもののシリアス満載な小説ですので雰囲気を出せるよう頑張ります


防衛戦

防壁任務2時間前。作戦の大まかな内容は壁修復作業員の防壁。負傷している美波は後ろでバックアップ。キラは美波の補助、雄二とラーミは前線で近づいてくるバースを撃破する。修復が終わり次第撤退、と油断しなければ死ぬことはないだろう。4人は作戦待機のため、防壁出口の近場にある関所に集まって確認や準備をしていた。

 

ラーミ「支給のほうは揃ってますか?」

キラ「マガジンが少し足りないのとハンドガンが一丁足りません。」

雄二「弾は節約してハンドガンはどうする?」

ラーミ「私はいらないのであなた方で。美波、そろそろ起きてください。」

美波「うぅ、ねむいー。」

 

現在時刻深夜1時。バース自体朝であろうと夜であろうと動きは変わらず活発である。修復タイミングは朝より夜のほうが少しだけバースの数が少なく感じる。

 

雄二「のんびりしてられなくなるからしっかりしろよ?」

美波「わかってます。後どれくらい?」

キラ「30分後です。支給の配布は済みました。」

ラーミ「美波のはこれです。それでは、行きましょうか。」

美波「うん。あ、ラーちゃん肩貸して。」

 

防壁外修復現場。作業員達も集まって来た。作業員はおよそ30人。美波達も含め34人の生還が目標となる。

 

作業員「それでは、よろしく頼みます。」

雄二「任せてください。それじゃ配置に着くか。」

ラーミ「美波はあの椅子に座ってバックアップしてくださいね。キラ、美波の補助頼みますよ?」

キラ「りょ、了解。」

 

配置につき、修復作業が開始される。修復作業はできる限り音を立てずに行っているがそれでも時より大きな音が響く。そうなれば当然奴らは来る。

 

雄二「お出ましだね。ラーミ、右お願い。」

ラーミ「ヘマしないでくださいよ。美波、聞こえてますね?空中に反応が確認されます。撃ち落としてください。」

美波「了解。・・・うわぁ、本当に飛行型居たんだ。蛾みたいだよ。」

 

空に数十体バースが確認される。人型の次に確認された飛行型。強力な酸を飛ばしてくる厄介者だが弱点がほぼ全体なため正確に狙えば対処は簡単である。見た目が蛾なのであまり直視したくない。美波はドラグノフを構え、風速、弾道計算を軽くする。そしてバースから少し上を狙い弾を撃つ。パシュンッとサプレッサーから弾が放たれた音がなり飛行型の胴体を貫いた。

 

美波「うん、大丈夫。いける。」

キラ「(あれ?初めて使うはずなのに手馴れてる・・・。)」

 

キラが不思議そうに美波を見ていると美波が不意に口を開いた。

 

美波「昔、お父さんにドラグノフ持たされたことあるんだ。」

キラ「え?」

美波「少しだけ使ったことあってね。ブランクが結構あるけど、手に馴染むんだ。懐かしい、そんな感じ。」

 

話ながらもブレのない正確な射撃を飛行型に当て、落とし続ける。キラはそれに驚きながらも落ちた瀕死の飛行型を撃つ。一方、少し離れた場所で人型の進行を抑えている雄二とラーミ。支給されたM4カービンライフルで仕留めていく。

 

雄二「美波、調子良さそうだね。」

ラーミ「今人の心配していると死にますよ?」

雄二「わかってる。弾が尽きる前に終わればいいが。」

 

美波を心配しつつ牽制していく。サプレッサーから放たれる弾丸は静か目標に飛んでいく。ここまで静かな攻防はないだろう。しかし、静寂は消える。

 

雄二「っ!しまった!」

 

バンッ!サプレッサーが壊れ吹っ飛ぶ。その発砲音は聴覚のいいバースを引き寄せる。標的は全て雄二に向いた。ラーミは雄二の近くに行き背を合わせる。

 

ラーミ「地獄になりますよ。」

雄二「あぁ、やらかしたよ本当。」

美波『先輩!援護に回ります!』

雄二「頼む、誤射は勘弁な。」

美波『しませんよ!全く・・・』

ラーミ「キラ、美波の護衛を。」

キラ『出番があればなんとかしますよ。』

 

修復作業開始から2時間。サプレッサーが壊れてから1時間。雄二とラーミのM4の残弾が少なくなり、美波のドラグノフも同じ状況になってきた。そして救済の声が無線から聞こえる。

 

作業員『修復終わりだ!撤退、撤退!』

ラーミ「了解、周りのを殲滅し次第撤退します。」

 

作業員達が退いていくのを見つつタイミングを計るラーミ。近づいてくるバースに射撃しようとするが、ガキッ。

 

ラーミ「ッ!ジャムった!?」

雄二「ラーミ!前!」

 

ラーミの前には人型が刃を振りかざしていた。刃が首を狙い迫ってくる中ラーミは、

終わり、か。

そう、思っていた。ギンッ!ラーミの耳元で弾かれた音がした。ラーミの目の前を7.62×54mmR弾、ドラグノフの弾が通った。

 

美波『ラーミ!これ!』

ラーミ「ッ!美波!?」

 

美波は無理矢理立って力よくワルサーP99をラーミに投げる。美波は脇腹の痛みに耐え切れず苦痛の表情をし崩れるように倒れこむ。投げた際に傷口から血が溢れる。投げたワルサーP99はラーミの元へ飛んで行く。ラーミはそれをキャッチし即座にバースの頭部へと数発弾丸を放つ。その後すぐに美波の元へ駆け寄る。

 

ラーミ「美波!」

美波「無事?よかった。」

ラーミ「無茶をして、軍曹!すぐに撤退です!」

雄二『はいはい。キラ、殿頼む。』

キラ「了解です。」

 

ラーミは美波に肩を貸し、美波を引きずる。雄二とキラはそれを護衛するように二人の後をついていく。

 

ミッションファイルNo.2「防衛」終了。




はい。こんな感じです。今後任務終了時にミッションファイルNo.〜っといった感じにやって行こうかと思います。アークスしたりアーサーしたりしながら頑張ります。
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