唐突な思いつきによる悪ふざけ。
だいたい題名の通りです。

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一発ネタ
漢は誤字にあらず。


地獄(ゲヘナ)からの使者 スパイダーマッ!

アビドスの砂漠の真ん中で、先生は苦境に立たされていた。

この世界における先生は、足舐めをしなかった上、茶会の支援も無かったので、戦力が足りずカイザーに追い詰められている。

普通ならバッドエンド直行だが、この世界は一味違った。

 

「ふはははは!これが大人の力だ!ん?さっきまでの威勢はどうしたんだ先生よ。降参するなら私の部下にしてやってもいいんだぞ?」

 

“くっ……大丈夫?みんな。”

 

「ん。」

 

「まだまだ行けますよー!」

 

「当然よ!降参なんてしてやらないんだから!」

 

『もちろんです。でもこの戦力差はさすがに…』

 

しかし、依然として苦しいことに違いはない。

どうしたものかと考える先生たちの耳に、突然声が聞こえる。

 

「待てー!」

 

「誰だお前は!」

 

声がした方を見ると、赤い全身タイツの変態が立っていた。*1

 

「地獄からの使者、スパイダーマッ!」

デッデデーデデデ デデッデデー 

 

1カメ

 

(ᗘᐖ⎈ᐛᗛ)

 

2カメ

 

(ᗘᐖ)

 

3カメ

 

(ᐛᗛ)

 

デン!

 

(ᗘᐖ⎈ᐛᗛ)

ナゾノポーズ

 

「「「「『”は…?”』」」」」

 

戦場の時間が止まる。そこにいた人の思考も一緒に停止した。

一番早く再起動し止まった時間を動かしたのは先生だった。彼は皆が気になっているであろうことを彼女?に質問する。

 

“えっと……君は誰かな?”

 

「スパイダーマッ!」

 

「ん、それはさっき聞いた。」

 

「個性的な子ですねー☆」

 

「どっちの味方かって聞いてんのよ!」

 

セリカの声に、なるほど、と頷きながら納得する素振りを見せるスパイダーマン。果たして、彼女の答えは……

 

「学校を守るために戦う少女達に心打たれる漢、スパイダーマッ!」(ᗘᐖ⎈ᐛᗛ)bグッ

 

“……私達の味方ってことでいいんだよね?”

 

『そうだと思いますよ…?』

 

おそらくアビドス側である。先生達に向けてサムズアップしているし多分そうだろう。

 

「ふっ…一人増えたくらいで私を倒せるわけあるまい。」

 

実際、理事の言うことは正しい。

一人いるだけでこれだけの戦力差を埋められる者など、それこそキヴォトス最高峰の戦力だろう。そしてそんな者であればもっと有名なはずだ。

 

「スパイダーストリングス!!」

 

「なんだこれは!」

 

まぁ、それとこれとは全く関係ないのだが。

理事は蜘蛛糸のようなものにより動きを封じられてしまった。

理事はなんとか抜け出そうともがくが、さらに絡まっていく。

 

「貴様ら、見ていないで助けろ!」

 

「あっ、はい!」

 

自身の部下であるPMC兵に助けを求める理事。

しかし助けようと糸に触れたところ、離れなくなってしまった。

 

「くそっ、使えんな。PMC兵達よ、あいつを倒せ!そして拘束を解かせろ!」

 

「はいっ!」

 

PMC兵たちはスパイダーマンに向けて銃を発砲する。

スパイダーマンはそれを避けながら、ウェブを発射し行動不能にしていく。

 

「情け無用の漢、スパイダーマッ!」

 

「なんか納得いかないわ……」

 

セリカは自分たちが攻めあぐねていた相手を全身タイツの変態にサラッと倒された事に納得がいかないようだ。

なんだったら、攻めあぐねていただけで実は弱かったのでは?とも思い始めた。

が、助けられた事には違いないので、一応感謝はすることにした。

 

「ん、助かった。」

 

シロコは弾の節約ができてよかったと、スパイダーマンを名乗るものに感謝した。内心では、あれらを一人で倒すくらい私にもできたと、張り合っていたが。

 

「わぁ!スパイダーマンさんは強いですね☆」

 

ノノミはスパイダーマンを名乗るものに感嘆していた。

銃を使わずにあそこまであっさり制圧するなんて、自分ではできないと。ホシノ先輩がいたら同じことが出来ましたかねー?とも考えているようだ。

 

『皆さん…一応警戒はしてくださいよ?』

 

アヤネは言葉の通り警戒していたが、他と同じく感謝もしていた。

この後どれくらいの戦うかわからない中で、ここで消耗を少しでも減らせたのは大きいと。

 

そして先生は……

 

服のラインが気になっていたようだった。足舐めはしなかったが、こいつもやはり先生なのだ。

変態的な思考を端に追いやって、先生は感謝の言葉を伝える。

 

“ありがとう、助かったよ”

 

「皆からの感謝の言葉に涙を流す漢、スパイダーマッ!」

 

「あれっ理事がいない!」

 

\コツゼン/

 

その言葉を聞き皆が理事がいる方を見ると、そこにはウェブしか残っていなかった。どうやら、なんとかしてあの拘束を破って逃げたようだ。

 

ドシン!

 

何かが落下するような音と共に地面に振動が走る。

それは何かの足音のようだ。

 

音がした方を見ると、そこには巨大なロボットに乗った理事がいた。

理事はそこで勝ち誇ったように喋り出す。

 

「ふははははは!あれで勝ったと思っていたのか!私がこれを出したからには貴様らに勝利はない!終わりだアビドス、そして先生よ!」

 

さあ、貴様らは今どんな気持ちだ?絶望だろう!絶望に染まったその顔を見せてみろ。と思っている理事だが、先生達の反応は違った。と言うか……

 

「アクを取ってー蕎麦食べる。」ズルズル

 

「なにやってんのよ!」

 

「どうやって食べてるんですかねー?」

 

『どこから鍋を…?』

 

“私ももらおうかな?”

 

「ん、つゆは必要。」

 

全く聞いていなかった。

先生とシロコに関しては目の前で蕎麦を食べようとすらしている。

その舐めた態度に理事はキレた。

 

「聞けぇぇぇぇ!」

 

ドドドドドド!パリーン!

 

(ᗘᐖ) (ᕒ ᓬ)ワレタウツワ

 

理事が武装の兵器を乱射したせいで、蕎麦の入った器が割れた。

それによりスパイダーマン、キレた!

 

「カイザー理事に復讐を誓う漢、スパイダーマッ!」チナミダ

「マーベラー!」

 

ビュン!

 

先生達のいる場所が一瞬暗くなり。その後急に強風が吹きつける。

不思議に思い空を見るとそこには戦闘機?のようなものがあり、いつの間にか車に乗っていたスパイダーマンが車ごとそこに乗り込む。

 

「チェンジ!レオパルドン!」

 

そう叫ぶ声はなぜか外まで聞こえてきた。すると戦闘機?は少しずつ回転しながら開いて、船首から頭が飛び出しロボットになる。

 

圧倒的なサイズ。これと比べればゴリアテなどのネズミようなものだ。

それを見た理事は放心して固まる。

そうなるのも仕方ないだろう。自分のとっておきより断然すごいもの出されたのだ。しかも同系統で。

 

“わぁ!ロボットだ!私も乗せてくれないかな?”

 

先生は興奮した。なにを隠そう先生はああいった感じのもののために食費まで削る男である。ただ、レオパルドンが何人乗りかは分からないので、先生の発言が叶うかは不明だ。頼めば乗せてくれそうではあるが。

 

「ソードビッカー!」

 

スケールの差に唖然とする理事に対して容赦なく必殺技(文字通り)を放つ。

レオパルドンの腕から放たれた剣の投擲はゴリアテを貫き爆散させた。

謎パワーにより無傷の理事は爆発の衝撃でどこかに飛んで行く。食べ物の恨みって怖いね!

 

レオパルドンはマーベラーに戻り、そのままどこかへ飛び去った。

この後の感動の再会に自分はいる必要がないと判断した為である。

スパイダーマンはクールに去るのだ。

 

「なんなの…あの人…」

 

『えっと…とりあえずまずはホシノ先輩を助けましょうか。』

 

「ん、今度会ったら私と戦うべき。」

 

「嵐のような人でしたねー。」

 

“あはは…今度見かけたらお礼を言わないとね。”

 

ありがとうスパイダーマン!ありがとうマーベラー!

おかげで理事の野望は粉砕され、アビトスも助かり、バットエンドは遠のいた!

君のおかげだ、スパイダーマン!

 

─────────

 

「ふむ…普段の神秘はそれほどでもありませんが、あの剣を放つ時は一気に膨れ上がりましたね。興味深い…彼女との契約も視野に入れておきましょう。」

 

トントン

 

「おや、誰でしょうか?この場所はまだ知られていないはずなのですが…」

 

ガチャッ

 

|ᐖ⎈ᐛ| シャイニング

 

fin.

*1
スパイダーマン:誠に遺憾である。




咄嗟の思いつきで書く小説は書いてて楽しい。
次なんてない。

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