異世界配信 ~スマホ一つで地球へ配信しながら元の世界を目指します~   作:JOJI

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初の剣術テーマの戦闘なので荒しか無いかもしれませんが、良かったらアドバイスや良かった点など貰えると嬉しいです


第14話 師からの餞別

 

 伊織が異世界に来て、約一年という月日が経った。歳も19歳となり、成人まであと少しという年齢となった。

 

 異世界で忙しくも充実した生活を送り、時に地球を恋しく思いながらもこの世界に適応してきた。そして、この日はその成果を示すことになる。

 

 朝日が照らす広場には伊織とカジートが木剣をお互い構えて向かい合っていた。その表情はいつになく真剣であり、明確な圧となって広場に見学に来た村人たちを圧する。広場の端ではメリーナがスマホを持ち、エルビも杖をつきながら目を細めている。

 

「…行きます!」

 

「来い!」

 

 先に仕掛けに行ったのは伊織だ。魔力操作の技法、身体強化によって上がったスピードはその姿を一瞬見失うほどであった。地面を蹴る音すら最小限。狼が獲物へ飛び掛かるような低い姿勢で、一気に間合いを詰める。そのスピードをもってカジートの右わきへと回り込んだ伊織は、木剣を振るう。

 

(速くなった……。最初は足が流れていたってのによ。)

 

 カジートの口元がわずかに緩む。

 

「だが、甘い!」

 

カンッ!

 

 乾いた音が周囲に響き、木剣が弾かれる。ダンッと踏み込んでカジートが返しの剣で伊織に仕掛けるが、寸でのところで避ける。

 

「ハァッ!」

 

 気合一閃でカウンターを放ち、それを紙一重に避けられる。伊織はさらに踏み込み、息をつく暇を与えず連撃を放つ。

 

カンッ、カンッ

 

 木剣が打ち合う音が響き続ける、伊織は間合いを詰め続けて反撃の隙を与えない。

 

「そこッ!」

 

 打ち合いの中で、カジートの姿勢が崩れて剣が下がる。その隙を突いて伊織は渾身の一撃を放つが

 

「フッ!」

 

コンッ!

 

「な!?」

 

 カジートは伊織の一撃を柄で受け止めて、伊織の剣を反らした。大きく態勢を崩した伊織にカジートの返しの剣が迫るが、伊織は膝を敢えて崩して大きく体を反らすことで躱す。

 

 伊織は左手を地面について体を支え、その反動を利用して横へ跳ぶ。木剣を構えながら着地してカジートと向き合う。

 

 カジートは木剣を肩へ担ぎ、口元をニヤリと吊り上げた。

 

「ここまでは上出来だ。」

 

 その一言に、伊織は木剣を構え直し、静かに息を整える。

 

 腕が痺れている。

 

 今の打ち合いだけでも、一年前とは比べものにならないほど速く、重い。それでも――まだ届かない。

 

「……だが。」

 

 カジートの声色が変わる。

 

「ここからは本気で行くぞ。」

 

 次の瞬間だった。

 

 タンッ――。

 

 軽く地を蹴る音だけが響く。カジートの姿が消えた。

 

(右――違う!)

 

 背筋を走る悪寒に従い、反射だけで木剣を振り上げる。

 

 激しい衝撃が腕を貫いた。

 

 受けた。だが、受け止めただけだ。

 

「ほう……!」

 

「くっ!」

 

 重い。

 

 身体強化を施してなお、膝が沈む。

 

 押し切られる。

 

 そう思った瞬間には、二撃目が迫っていた。

 

 避ける。

 

 だが、避け切れない。木剣が肩を掠める。

 

 三撃目。

 

 四撃目。

 

 暴風のような連撃が止まらない。受けるたびに腕が痺れ、足が土を削る。

 

(速い……!)

 

 いや、違う。

 

(読まれてる。)

 

 伊織が逃げようとする位置へ、最初から剣が置かれている。

 

 これがカジートの本気。力でも速さでもない。経験が、技術が、一枚も二枚も上をいっていた。

 

 歯を食いしばる、真正面からでは勝てない。

 

 その瞬間、一年間、耳にタコができるほど聞かされた言葉が脳裏をよぎる。

 

『狼牙流は力比べをする剣じゃねぇ。』

 

『足で勝て。相手の剣を見るな。相手そのものを見ろ。』

 

(……そうだ。)

 

 受けるな。

 

 動け。

 

 伊織は半歩だけ軸をずらした、さらにもう半歩。円を描くように滑り込み、正面から姿を消す。

 

 振り下ろされた木剣が鼻先を掠め、空を切った。

 

「ほう。」

 

 カジートの口元がわずかに緩む。

 

 伊織は止まらない。

 

 狼が獲物の周囲を巡るように、決して正面には立たず、一定の距離を保ちながら、足だけで間合いを支配していく。

 

 カジートもまた、それを追う。

 

 一歩。

 

 半歩。

 

 互いに相手の死角を奪い合う。木剣はほとんど交わらない。それでも張り詰めた空気だけが広場を満たしていた。

 

 村人たちは息を呑む。速すぎる、もはや何をしているのか分からない。

 

 二人の姿は交差し、離れ、また交差する。聞こえるのは足音だけ。そして、時折響く木剣が触れ合う乾いた音だけだった。

 

 広場の端で、メリーナは思わず笑みを浮かべる。

 

「本当に強くなったわ……。」

 

 エルビも静かに頷いた。

 

「もう剣を振っておるのではない。間合いを斬り合っておる。」

 

 スマホのコメント欄は滝のように流れていた。

 

 :速すぎる!!

 :もう見えねぇ!!

 :村人視点だと消えてるだろこれ

 :映画かよ……

 :カジートさん化け物すぎる

 :イオリも食らいついてる!

 

 均衡を破ったのは、カジートだった。

 

「行くぞ!」

 

 裂帛の気合。踏み込みは鋭く、それでいて静か。

 

 袈裟斬りが一直線に迫る。伊織は迎え撃たない。半歩だけ身体を開く、木剣を滑らせるように受け流す。

 

 流した勢いを殺さず、そのまま身体を回転させた。

 

 ほんのわずか。

 

 カジートの重心が流れる。

 

(今だ!)

 

 半歩、それだけで十分だった。互いの間合いが重なる。腰を落とし、地を蹴る。

 

 全身の力を一本の軌道へ乗せる。

 

「はあああっ!!」

 

 木剣が唸りを上げ、一直線にカジートへ迫った。カジートも咄嗟に木剣を返す。

 

 だが、届かない。

 

いや――届くはずだった。

 

 半歩、伊織はさらに踏み込んだ。

 

 木剣の切っ先が喉元へ吸い込まれる。そこで静止した。

 

 辺りを静けさが支配する、誰かが息をのむ音がやけに響く。

 

 数秒。

 

 誰も動かなかった。カジートは喉元の木剣を見つめ、やがて小さく笑う。

 

「……参った。」

 

 その一言で、広場の空気が一気に弾けた。

 

「っ!やった…!」

 

 喜びと共に緊張が解けて、その場に倒れ込むように座り込む伊織。メリーナとエルビと村人たちが集まってくる。

 

「おめでとう、イオリ」

 

「最後の動き、とても見事じゃった」

 

 二人の言葉を皮切りに、村人たちも称賛の言葉を伊織にかけていく。

 

:めっちゃ凄かった

:手汗握る攻防だった

母:怪我が無くてよかったわ

父:よくやったぞ伊織!

:二人ともカッコよかった!

手鞠(妹):お兄ちゃんカッコよかった!

 

 カジートが伊織に手を差し出し、その手を握って伊織は立ち上がる。

 

「イオリ、見事だった。もう俺から教えられる事は無い。たった一年ちょっとで狼牙流をよく、物にしたな。」

 

「ありがとうございます。カジートさんや皆さんのお陰です。」

 

「そうか?…まぁ、これでそこらの魔物に遅れは取らねぇな」

 

「もう、昔のカジートより強いんじゃねぇか?」

 

「確かに!」

 

「そこ、うっせぇぞ!…ンン、だが油断するなよ。今のお前は俺より強いかもしれねぇ。だが、強いだけじゃ冒険者は務まらねぇ。分かるな?」

 

「はい、心得てます!」

 

「よし、実は今日はもう一つある。ダン!持ってきてるか!」

 

「オウ!」

 

 カジートがそう呼ぶと一人の男が人込みから現れる。小柄なドワーフの老人、ダンが人混みから現れる。

 

ダンは同じく妻のドワーフと共に鍛冶師を営んで農具などを作っている。

 

ダンは布に包まれた何かをもってカジートの傍にやってきて、それをカジートに渡す

 

 カジートは受け取ったそれの布を剥ぐと、中から一本の剣が現れた。

 

「これは、俺がダンに頼んで作ってもらった。いつまでも、俺のお古を使わせるわけにはいかねぇからな。」

 

「俺の…剣」

 

 差し出された剣を受け取り、伊織はそれを静かに眺める。伊織は鞘を握るだけで胸が高鳴るようであった。

 

地球で言う所の西洋剣を思わせるそれは、黒い鞘に収まり全長が大体90cmから100cmほどだろうか。鉄製の柄に黒いグリップが巻かれている。装飾は無く、無骨さが際立つ。

 

「抜いてみろ。」

 

「はい」

 

 言われて抜いてみると、銀色に輝く刀身が姿を現し日の光を反射する。

 

:カッコいい

:めっちゃ無骨

:めっちゃシンプルだな

:これがいいんだよ

:こういう無骨なやつ大好き

 

「刀身の材質は鋼鉄製だが、魔鋼銀の粉末を混ぜてあるから魔力が浸透しやすいはずだ。重心はカジートとお前さんの癖とか振り方に合わせて調整した。とりあえず、振ってみてくれ。違和感があったら遠慮なく言え、調整する。」

 

 ダンにそういわれて素振りをしてみる。伊織は初めて持った剣のはずなのに、まるでそう思わせないような感触に驚いた。

 

「凄い、まるでずっと前から使っていたかのように違和感が無い。」

 

「そいつは、よかった。」

 

「我ながら、見事なもんじゃな。」

 

「カジートさん、ダンさん素敵な剣をありがとうございます!」

 

「良いてことよ。」

 

「久しぶりに、良い剣が打ててよかったわい」

 

 ダンは満足そうに頷き、静かに剣を見つめた。

 

「違和感が無いなら上出来じゃ。そいつは、お前さんのためだけに打った一本だからな。」

 

 伊織は改めて剣へ視線を落とす。陽光を受けて淡く輝く銀色の刃や柄には、派手な装飾は一切ない。

 

 それでも、不思議と目を引く美しさがあった。

 

「ダンさん……この剣には銘があるんですか?」

 

 その問いに、ダンは少しだけ照れくさそうに鼻を鳴らした。

 

「もちろんあるとも。」

 

 そう言って刀身の根元を指差す。よく見ると、小さく文字が刻まれていた。

 

『疾風(しっぷう)』

 

「疾風……。」

 

 思わずその名を口にすると、ダンは満足そうに頷いた。

 

「狼牙流は足で戦う流派じゃろう。お前さんの剣筋を見ておると、風のように駆け抜ける姿が一番印象に残った。じゃから、その銘を付けた。」

 

 伊織はそっと柄を握り直す、胸の奥が熱くなる。異世界へ来て一年。剣を握ることすら知らなかった自分に、今では自分だけの剣がある。

 

「……ありがとうございます。」

 

 自然と頭が下がった。

 

「大事にします。」

 

「使ってやることが、一番の礼じゃ。」

 

 ダンは照れ隠しをするように笑った。

 

「傷が付いたら旅先の鍛冶屋に見せろよ、そいつはシンプルゆえにほかの鍛冶師も手を付けやすい。」

 

「はい!」

 

 そのやり取りを見ていたカジートが、腕を組んだまま豪快に笑う。

 

「いい剣だろ?」

 

「はい!」

 

「そいつは見た目こそ地味だが、長く付き合える剣だ。毎日手入れしろ。剣は応えてくれる。」

 

「分かりました。」

 

 カジートは満足そうに頷くと、今度は少しだけ真面目な表情になった。

 

「さて。」

 

 その一言で、周囲の空気も引き締まる。

 

「イオリ。」

 

「はい。」

 

「お前はもう、この村で教えられることは全部覚えた。」

 

 広場が静まり返る。村人たちも、その言葉の意味を理解したように口を閉ざした。

 

「これから先は、自分の足で歩け。」

 

 カジートは真っ直ぐ伊織を見つめる。

 

「王都へ行け。」

 

「……はい。」

 

「世界を見てこい。」

 

 その声は穏やかだった。だが、弟子を送り出す師匠としての覚悟が滲んでいる。

 

「強い魔物もいる。」

 

「悪い奴もいる。」

 

「理不尽なことも山ほどある。」

 

「だが、それでも前を向いて進め。」

 

「困った時は、一人で抱え込むな。」

 

「俺たちは、いつでもお前の帰る場所だ。」

 

 その言葉に、伊織は一瞬だけ言葉を失った。この村へ来たばかりの頃は、ただ生き延びることしか考えられなかった。

 

 だが今は違う。

 

 ここは、もう自分にとって大切な居場所になっていた。

 

「……はい。」

 

 短い返事だった。それでも、その一言には一年分の感謝が詰まっていた。メリーナは目元を少しだけ潤ませながら微笑む。

 

「旅支度は任せて。保存食も、お薬も、着替えも用意してあるから。」

 

「ありがとうございます。」

 

 エルビも杖を軽く鳴らした。

 

「それと、これを持って行きなさい。」

 

 差し出されたのは、一通の封筒だった。

 

「王都の知人宛ての紹介状じゃ。困った時には力になってくれるはずじゃよ。」

 

 伊織は両手でそれを受け取る。

 

「ありがとうございます、エルビさん。」

 

 周囲からは自然と拍手が起こる。誰かが笑い、誰かが「頑張れよ」と声を掛ける。

 

 スマホのコメント欄も、祝福の言葉で埋め尽くされていた。

 

 :いい村だったなぁ……

 :みんな家族みたいだ

 :泣きそう

 :旅立ちか……

 :イオリなら大丈夫!

 :ここからが本当の冒険だ!

 

 

 

 

 

その日の夜。

 

 村では、ささやかな宴が開かれていた。

 

 カジートやダン、村人たちが酒を酌み交わし、明日の旅立ちを祝ってくれている。

 

 伊織も何度も杯を勧められたが、まだ成人前ということもあり果実水で乾杯するだけに留めていた。

 

 宴も終わり、人々がそれぞれ家へ戻っていく。静けさを取り戻した夜空には、無数の星が瞬いていた。

 

 伊織は家の縁側へ腰を下ろす。膝の上には、今日受け取ったばかりの剣――『疾風』。柄へそっと触れ、小さく息を吐いた。

 

「……いよいよ、か。」

 

 スマホを取り出す。

 

 配信開始。

 

 すぐに画面へコメントが流れ始めた。

 

 :きたー!

 :今日も配信ありがとう!

 :卒業おめでとう!

 :今日の試合マジで鳥肌だった

 :旅立ち前夜だ

 

 伊織は少し照れ臭そうに笑う。

 

「こんばんは。今日は……皆さんにも報告があります。」

 

 コメント欄が一気に流れる。

 

 :知ってるw

 :旅立ち!

 :とうとうか

 :寂しいな

 

「明日、この村を出発します。」

 

 一瞬、コメントの勢いが止まる。

 

「この一年、本当に色々ありました。」

 

 異世界へ来た日のこと。

 

 森で魔物に襲われたこと。

 

 カジートに剣を教わったこと。

 

 メリーナとの魔法修行。

 

 エルビとの勉強。

 

 初めて街へ行った日。

 

 初めて魔法を使えた日。

 

初めて視聴者にスーパーチャットを貰った事

 

 今日、カジートに勝てたこと。

 

 一つ一つを思い返しながら話していく。

 

「正直、最初は生き残ることしか考えられませんでした。でも、今は違います。」

 

「帰る方法はまだ分かりません。でも、それを探すためにも王都へ向かいます。」

 

 コメント欄には応援の言葉が次々と流れていく。

 

 :応援してる!

 :ここからが本番だ!

 :絶対帰れる!

 :俺たちも最後まで見るぞ!

 :頑張れイオリ!

 

 伊織は画面を見つめ、小さく笑った。

 

「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」

 

 そう言って配信を終了する。

 

 静寂が戻る。

 

 夜風だけが頬を撫でた。

 

 伊織はスマホを見つめ、小さく呟く。

 

「……そういえば。」

 

 今日の手合わせは配信もかなり盛り上がっており、PPも沢山入ったはずだ。

 

 久しぶりにステータスを確認してみるかとスマホを操作し、ステータス画面を開く。

 

────────────────────

 

【田中 伊織】

 

配信者ランク:Amateur

 

所持PP:57,850PT

 

現在GG:581,420GG

 

────────────────────

 

【ステータス】

 

筋力   Lv20

体力   Lv15

敏捷   Lv25

魔力   Lv15

精神   Lv10

 

────────────────────

 

【スキル】

 

・異世界語翻訳 Lv2

 

・魔力操作補助 Lv3

 

・魔力感知補助 Lv3

 

・第六感 Lv1

 

・並列思考 Lv1

 

────────────────────

 

 思わず苦笑する。

 

「一年で、ここまで増えたのか……。」

 

 最初は何も持っていなかった。剣も、魔法も、力も。

 

 それでも積み重ねれば、人はここまで変われる。

 

伊織はゆっくりと『疾風』へ視線を向けた。

 

「明日から、よろしくな。」

 

 新たな相棒へそう呟くと、剣は月明かりを受けて静かに輝いた。

 

明日から始まる旅は、きっと今までとは比べ物にならない物になるだろう。

 

 王都への旅立ちは、もう目の前まで迫っていた。

 

 

 

──────────

ちょこっとスキル紹介

 

・異世界語翻訳 LV2

異世界の言語を自動翻訳するスキル。

LV2では会話だけでなく文字の読み書きも可能。

 

・魔力操作補助 LV3

魔力を体内で動かす感覚を補助するスキル。

魔法そのものを発動する能力ではなく、魔力の移動・圧縮・循環などの精度を高める。

LV3では補助効果が大きく向上し、複雑な魔力操作も安定して行える。

 

・魔力感知補助 LV3

周囲や体内の魔力を感知しやすくするスキル。

LV3では

•他者の魔力

• 魔法発動の予兆

● 魔力の流れ

まである程度認識できる。

 

・第六感 LV1

危険や違和感を直感的に察知するスキル。

視覚や聴覚では捉えられない気配も、「嫌な予感」として感じ取れる。

カジートとの手合わせで

(右一一違う!)

と反応できたのも、このスキルの恩恵。

LVが上がるほど反応速度・精度が向上する。

ちなみに、Lv1の時点でお値段30万PPとかなりお高い。

 

・並列思考 LV1

複数の思考を同時進行できるスキル。

LV1では二つ程度の思考を並列化可能。

例えば

•剣術を行いながら魔力操作

・ 戦闘しながらコメント確認

・ 地形を把握しながら敵を観察

などが行える。高レベルになると、複数の魔法制御や高度な戦術判断にも応用できる。お値段は10万PPとこちらもお高い。

 

───────────

ちょこっと武器紹介

 

・疾風

 

小さな村の鍛冶師ダンが鍛えた長剣。

 

狼牙流を修めた若者へ贈られた餞別であり、風のように駆けるその姿から「疾風」と銘打たれた。

 

英雄を飾る伝説の武器ではない。

 

だが、その刃には、一人の職人と、一人の師匠が託した未来が宿っている。

 

 




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