予告よりも、早く投稿。
「ああ~拙いなぁ」
『何がだ?』
「何がって、まってるだろう、この状況だよ」
ソラと装甲車のラリーは3日前にゴミの国を出て、地図もないので宛もなく、とにかく適当に走り回っていた。
そして、迷子になり、現在。
荒野のど真ん中で一人と一台は盗賊たちに囲まれていた。
それも4~5人ではなく、20~30人という数だ。
『しっかし……あの盗賊達の奇抜な格好は何なんだろうか?民族衣装かねぇ?』
「よく覚えとけラリー、あのモヒカン&は肩パットは通称、世紀末ファションと言ってだな、大体がヤラレやくの雑魚が着るものだ」
『へぇ、そうなのか。という事はこれからソラにぶち殺されるのか?』
「まぁ、そういうこった」
「ぎゃはははは!!そこの嬢ちゃん!一人旅か?大変だろうなぁ、俺たちとイイコトしねーか?」
『あ、やべぇ』
「あ゛ぁ?誰が嬢ちゃんだぁ?ぶち殺すぞてめーらッ!!」
『はぁ……そんなに女に見られるのが嫌なら髪を切ればいいのに……』
「るせぇぇぇぇッ!!これでも食らってろや!!このカスどもがぁ!!」
そう言い、ソラが取り出したのは、5・56mm機関銃minimiだ。
全長1040mm、重量7・01kg、発射速度750~1000発/分
コンパクトな機関銃で、弾は能力によって無制限に作り出せるという恐ろしい武器だ。
ソラは自分の顔が女顔であることを気にしている。
そして、迷子になって大量の盗賊に囲まれ、自分を女だと勘違いされて、ブチギレた。普段はそんなに怒ることはない、だが、迷子、盗賊に囲まれる、そういった状況が重なりストレスが溜まっていた。
ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ
ばらばらばらばらばらばらばら
そんな音とともにフルオートで放たれる銃弾、弾き出される薬莢。
盗賊達は為すすべもなく全滅した。
あたり一面血の海になり、肉塊が飛び散っている。
『あーぁ……たっくよぉ……これが最近話題になっているキレる子供か……盗賊共から使えそうなモン剥いどけよ。ソラ』
「言われなくっても分かってるってーのラリー」
一人と一台は駄弁りながら盗賊だったモノから小銭、ナイフ、パースエイダー、そういったものを拾っていく。
「んじゃま、こんなモンかな?」
『ま、十分だろ、ガソリンも携帯食料もあったしな』
「そうだな、さっさと国を目指して走りますか」
ソラは剥ぎ取った荷物をラリーの後部座席に乗せた後、運転席に座りアクセルを踏みマフラーから黒煙を吹き出し荒野を進む。
『……そういやさ』
「ん?なんだよ?」
『いや、地図とか道とか国の位置とか分かっているのか?』
「…………まぁ、とにかく走っていれば何とかなるだろ」
『おいおい、大丈夫か?』
「ははははは、なるようになるでしょ」
『それはフラグという奴じゃ……』
そんな会話を交わしながらあてもなく一直線に土埃を巻き上げながら進む装甲車があった。
*****
「はぁ……ちょっとヤバイかもねぇ……」
『いやいや、ちょっとどころじゃねーだろ、どうすんだ、俺はこんなところで鉄屑になるのはゴメンだぞ』
「それは俺はもうダメということか……ふふふふふ………お腹減った……」
ソラとラリーの一人と一台は何処ともない荒野をひたすら走っていました。
次回はとあるかキノ旅。どちらか。もしくは両方。
今週の土日に更新します。
書きたい小説がたくさんある……
とりあえずアイデアでも。
IS
二人目の操縦者は小学生1年生!?
ハンターハンター
転生者は原作を見てニヤニヤしたいそうですよ?