それと途中まで書いてたストーリーは消さずに残してますので、せめてそれだけでも。
「煙草…煙草……煙草が欲しいよ〜…ホシノ〜〜〜…ホシノ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…ホシn痛ぁっ!!」
「五月蝿いです、顔殴りますよ?」
「もう殴っとる……っ」
ホシノに煙草をおねだりしていると、顔面を銃床でフルスイングされる。カートゥーンだったら顔が陥没してるレベル。そうやって蹲って痛みに悶えていると、ユメ先輩が生徒会室に入ってかる。
「あっ、おはようございますユメ先輩。今日も清々しいほど晴れた朝ですね」
「えっヒレちゃん大丈夫?顔が陥没しちゃってるよ?ていうか、それで外見えるの?」
「ユメ先輩、ヒレ先輩はそういう人ですよ。どうせ放置してたらまた治ってます」
顔が陥没してて、放置してたら治るとかガチカートゥーンやん。もしかして、キヴォトスはカートゥーンだった……!?
驚愕の事実に震えていると、ユメ先輩の提案され、陥没を治しつつチラシを見る。どうやら砂祭りとかいう物の旧ポスターらしい、まあ昔も昔の話だが、アビドスの横に並ぶ学校はないほどには栄えていたらしいしね。
「見て!これ、砂祭りの旧ポスター!!このお祭りを開催したらさ、きっと皆戻ってきてくれて、アビドスの借金も返せるよ!!」
「なるほど、完璧な作戦っスねーっ、不可能だという点に目を瞑ればよぉ〜〜〜」
「バカなんですか?殴りますよ?」
「ずびばぜん……」
またもや、忠告される前に殴られる私の顔。流石にやりすぎてカートゥーンだったら頭の裏まで突き抜け……いや待てこの流れはっ!!
「大丈夫?ヒレちゃん。頭の裏まで突き抜けてるよ?」
「なるほど…これが予測可能回避不可というやつか、初めて実感した」
「コホン、それで。ふざけてはいましたが、ヒレ先輩の言う通りではあります」
ホシノのその言葉に「予測可能回避不可のこと?」と聞けばまた殴りますよ?と聞かれる。だが、今回は忠告が先なだけまだマシだと思い、さらにふざけたらちゃんと殴られた。
「いったぁ……私はホシノが暴力に頼る後輩に育って悲しいよ…よよよ……」
「ヒレ先輩がバカするから悪いんですよ?それに、ヒレ先輩は頑丈ですし良いじゃないですか」
「ほ、ホシノちゃん?暴力はダメだよ?」
ユメ先輩の忠告を聞き入れ、「ユメ先輩が言うなら……」とようやく矛を収めるホシノ。おい私が言った時は聞いてくれなかったろ、その意を視線で伝えれば視線で威嚇され縮こまる。
「はあ……本題に戻りますよ。先程言った通り、砂祭りの実現は、到底現実的とは言えません。夢のまた夢のまた……って状態です」
「ひぃん……そっかぁ、良い案だと思ったんだけどな〜」
「まあ、私も真面目な話すると、砂祭りするためのオアシスを掘り当てる労力、またはお金もバカにならないし、掃除だって費用が莫大です。そして、借りにも掃除も完璧にやってオアシスも掘り当てたとしても、また砂嵐が来たらおじゃんになります」
「まあ…ヒレ先輩の言う通りですね」
まあ、銀行をハッキングしたらお金のことは何とかできそうだけど、流石に犯罪者になりたくは…なり、たくは……
「っ…はあ…」
「どうしたの?ヒレちゃん」
「いえ、大丈夫です」
いや、ともかくホシノの前でそんなことしたらボッコボコにシバかれるからナシだよね。まあとりあえず、砂祭りの件は無理ということ。その旨を再度ユメ先輩に伝える。
「うーん…そっか、頭の良いヒレちゃんが言うなら、きっとその通りだよね。うん、分かったよ」
「把握してくれてありがとうございます、ユメ先輩」
さて、それでは次は借金をどうするかという話になる。まあ、現状維持でも利子とほんの少しの借金は返せているけど、こんな途方も無い道を、ホシノや未来の後輩には残せない。
「うーん……そうだ!!」
「おっ、ユメ先輩の提案だよ。どんな無茶振りが来るか掛けようかホシノ、私は砂嵐を防ぐ防波堤を建てるに一票」
「なら…私は砂漠の観光地化に一票」
ひどくない!?といつものように泣き…いや鳴きながら怒るユメ先輩を他所に「なわけw」と茶化していると、ユメ先輩から予想だにもしない言葉が聞こえる。
「その名も!アビドスの砂漠を有名にしよう!!」
「すごいねホシノ、占い師になったらどう?百発九十九中占い師になるよ」
「いやですよ。詐欺師になんかなりたくないですし、そこまで言うのなら百中にしてくださいよ。歯切れ悪い」
もの凄い偏見だな、いやまあ、人間不信寄りなホシノだからそうなるのも無理ないけど……まあ良いか。
と、いうことでアビドス砂漠有名化計画始動!まずユメ先輩の案…は全部却下。これはまず前提とする。
「なんでぇ!?わ、私の案も良いでしょ〜?」
「なら今からユメ先輩の案を挙げますね、私とヒレ先輩でアイドル。これ砂漠じゃなくても良いです、次。砂漠を飾って綺麗にする、その材料費は?労力は?どうするんですか?業者に頼んでも莫大な費用が……」
「ホシノ〜、落ち着こ?たしかにユメ先輩の案は無理だけど、お手柔らかにね?」
「……はあ、分かりましたよ」
まるで日頃の鬱憤を晴らすかのように、というか実際に、日頃のユメ先輩の言動に少しは苛ついてるんだろうね。
それからも、どんなに唸っても、頭を捻っても中々しっくり来る案は思い浮かばず、ふと思いついたような顔になったユメ先輩が身を乗り出し提案する。
「ねえねえ二人とも!イルミネーション!イルミネーションはどう!?砂祭りみたいに、すっごく有名になって、大人気になりそうな!」
「イルミネーションですか…それは良さそうですが、飾りも飾りを付けるところもありますかね。真っ平らですよ砂漠、地面に付けても奇異な場所としか……」
「いや……ユメ先輩の案で行こう。良いのが思いついた」
私の言葉にキョトンとする二人、まあこればかりは見せないと伝わらない。と、言うことで。来い!(私が丹精込めて作った大量の)ドローーーンッ!!!
私がそう念じる、というか裏で操作してた。まあとにかく、操作してドローンが来たかと思えば、部屋は真っ暗になり、ドローンは群を成して様々な形を作る。いわば、ユメ先輩の言っていた『イルミネーション』だ。
~キャラ設定〜
名前:津之浦ヒレ
趣味:機械&ホシノ弄り。ホシノを弄ったらシバかれるけど
特技:戦闘以外全般、とは言えど生身での戦闘での話なので、パワードスーツやら機械軍作ればそこそこ戦える
一言:ウチの筆者が身勝手に打ち切りにしてごめんなさい、一応謝意はあります。