2話のファイアトルネード打つ時ヒールでボール蹴り上げてる豪炎寺、かっこよくてすこだ……
えー、突然の選択肢からの怒涛の展開で盛大に置いてかれてますが続けていこうと思います。
なんかマジギレ來人くんが1点決めて前半戦終了したところから……
というかFW育成でもないのになんで低威力無属性シュートで源田抜いてんだって話に関しては……ムービーだから……ですかねぇ……?
一応現実的にもこのステータスなら必殺技使わせなければふいうち補正含めてギリギリ……行けるかどうかだと思うんですけど……ど、どうなんだ?
あ、ちなみに当作においては弾速の早いシュート技を打つとたまに相手が必殺技を使えない、もしくは使えても半端な状態で打っているため威力が大幅に下がるという仕様があります。説明文のアレソレもただのフレーバーではないんですね。
おそらく技ごとに発動までの速度が設定されていて、それで判定されているのでは……というのが通説。この辺はもっと詳しい人が調べてくれていると思うのでそちらをどうぞ。自分はカジュアルプレイヤーなのでね……
で、それはそれとして笛が鳴ったのでハーフタイムに入ったわけですけど……いやぁ、見事に空気が死んでる……
前半のみで9-1、原作よりはマシとはいえこの点差に雷門イレブンは円堂以外諦めムードが漂っています。我らがキャプテンが頑張って励ましていますが……まあ棄権って言い出さないだけマシかな……
あと今回はそれに加えて來人くんの暴走もあったので、その部分でもちょっと……なんか遠巻きにされてる部分はありますねぇ……そら(雷門生なのに突然帝国のサッカー云々言い出したら)そう(不審がられても仕方ない)よ。
そんな來人くんは……立っているのも辛いのかベンチ脇で座り込んでいます。
ムービー内の暴挙とはいえGPはしっかり減っているため、その残りは既に3割弱。【故障】のデバフ圏内に入っています。これでどうやって戦えって言うんだ……
『なあ、穂ノ原……大丈夫か?』
この空気の中でも円堂が声をかけてきてくれました。マジ聖人。
まあどう考えても大丈夫じゃないのでここは強がらずにいきましょう。『ちょっと厳しい』……っと。
『そうか……どうする、一旦下がるか?』
『ああ……すまん、頭に血が上って、勝手な行動をとった』
『それは……いや、それでもあいつらから1点取れたんだ! お前のおかげで流れが作れるかもしれない!』
ほんま円堂はいいやつやで……まあ流れは作れないんですけども(無常)
と、言ったところでハーフタイム中のイベントは終了ですね。再び準備画面が表示されて……あ、交代チュートリアル出た。
そうそう、当作では普通にマイユニを控えに回すこともできます。まあこの場合、フィールド上のキャラの操作がほぼAI頼りになるのであんまり好き好んで抜く人はいないと思いますが。
でもさすがにこのGPだとイベントの確定ダメージで【故障】が悪化とかいう最悪のパターンになりかねないので來人くんにはベンチに引っ込んでもろうて。その代わりに入るのが目金。一応このイベントのキーキャラではあります。
んで、後半戦開始……まあほぼ原作通り、初手【デスゾーン】からの怒涛の攻めという名の“暴”によりみんながボコボコにされていきますね……これ見てるしかできない來人くんメンタル大丈夫そ???
このイベントは基本的には雷門イレブン全員のGPが一定以下になる事で進行するので、それまではこれが続きます。とりあえず前半で可能な限りダメージの分配を調整したので、ここで誰かに偏って大事故とかはない……と思うんですが……AI次第だからな……
あ、ちなみにその条件でピンシャンの目金が入れてどうすんねんと思われるでしょうが、奴は雷門イレブンでも最弱……そもそも初期値なのもありGPも耐久も低いのですぐに必要分は消し飛びます。というかそのせいで前半から出すとたまに削れすぎてそっちの方が事故るので……
……はい、イベントが進みましたね。現在の点差は17-1。まあまあ早いのか?
ここで限界になった目金がユニフォームを脱ぎ捨てて戦線離脱します。逃げるな卑怯者ォ!
そして円堂がいたぶられ……これで18点目。
さすがにこれ以上は我慢ならなかったのか來人くんが脚の痛みを押して立ち上がりますが、その横を通り抜けるひとつの影! 炎のストライカー豪炎寺修也、ようやくの登場です! お前はいつも遅いんだよ!(挨拶)
乱入に対してちょっとだけひと悶着起きますが、帝国側の承認により参加が認められ無事豪炎寺がピッチに立ちました。雷門イレブンもボロボロながら立ち上がります。
そして試合再開……雷門ボールから始まりますが、それはすぐに奪われ再び【デスゾーン】が放たれる……と同時に走り出す豪炎寺! 振り返ることなく真っ直ぐに敵陣を駆けていきます。
闇色のオーラを纏ったボールがゴールへと迫りますが、ここで決めてくれるのが我らが守護神円堂守! ここまで使う隙すら与えられなかった【ゴッドハンド】により見事シュートをキャッチ! これには帝国一同騒然!
……あ、言い忘れてましたが今回の円堂は試合前の時点で既に【ゴッドハンド】を習得していました。來人くんが特訓に付き合っていたことによる味方NPCへの初期ボーナスです。
ここまで使用しなかったのはそれだけ帝国の攻めが苛烈だったこと、あと必殺技を構えられる精神的余裕がなかったことなどが原因……らしいです。まあメタ的にはゲーム展開の都合なんですけども……
ともかく、しっかりとボールを受け止めた円堂が一気に前線までスローイング! 肩強いな!
それを受け取った豪炎寺、ヒールリフトで浮かせたボールと共に宙を舞い……【ファイアトルネード】が炸裂! 1点をもぎ取りました!
そしてこの1点が決まったことで、帝国の目的も果たされます。
試合放棄の申し出により試合が終わり、実質的な勝ちを得ました。つまり雷門サッカー部は廃部を免れたということです。ヨッシャア!
そしてあっさりと去っていく帝国イレブン……いや画面に映ると違和感すごいなこの装甲車。一般道通っていいやつなんかこれ。
『……円堂守か、思わぬ収穫があったな。それに……穂ノ原、お前は……』
そんで鬼道さん、意味深な台詞を残して去るのはやめていただいてよろしいか?
一応この試合でマイユニが点を決めた場合、ここで興味を持たれたような発言が出るのは既知の情報だと思うんですが……元帝国生だとこうなるんだ……? いや、それにしたってなんか……うーん?
まあ、そんなことなど知る由もない雷門イレブン(逃げた目金除く)、勝利に沸き立ち豪炎寺の元へ集いますが……当の本人は今回限りだとユニフォームを脱いで去っていきます。せめてなんかインナーとか着てた方が良くない?
そして少し遅れてベンチからみんなの元へ向かっている來人くんとちょうどすれ違いますが……なんか一瞬視線が交わったな……なんなんだ本当に……
ともかく、みんなの元へ行って勝利を喜びましょう! やったな円堂!
『ああ! ……みんな見ろよ、この2点! この2点が、雷門の始まりさ。この2点が、俺たちの始まりだ!』
掲げられるブイサイン。まさしく勝利のVってやつですね。來人くんもノリノリです。いえーい。
その後はしばらく喜びを分かち合いわちゃわちゃするシーンが流れます。みんなニコニコ! いやぁ、青春だなぁ……ええなぁ……あっテメェ栗松飛びつくなこちとら怪我人やぞ!
で、その後は試合の片付けやらなんやらをして解散、そのまま帰宅フェイズとなりました。
來人くんもまあ、ボロボロのボロなので大人しく帰宅して休みます。さすがに今日は筋トレはしません。GPさんがお亡くなりなので……
そして翌日。起床してステータスを確認しますが……やっぱり全回復はしていませんね……仕方がないので次の試合まで無理はしないようにしましょう。
家では特に問題やイベントなどはないのでいつも通り朝ごはん食べて学校へ行きます。
授業はそれなりに真面目に受けて……あ、知力上がった。ヨシ!
お待ちかねの放課後、部活の時間です。おいっすー!
気さくな挨拶を交わしながら着替えなどをしておきます。來人くんは部活内では陽キャのムードメーカー的立ち位置なのです。だから昨日のガチギレは気の迷いだったんだよ、いいね?
という言い訳もそこそこに、準備が終わる頃には当日助っ人含めた全員が部室に揃います。敵前逃亡しておいて普通にここに加われる目金、マジでメンタル強くないか?
部活の初めは帝国戦での反省……というかまあ、技術も体力も根本的な差が大きすぎて反省どうこうとかいう問題ではないんですけども。画面内でもマックスに指摘されてみんな凹んでいます。來人くんもこれには苦笑い。とにかくそれに関しては基礎練からやり直してもらうとして……
話題は進んで円堂がホワイトボードに何かしら……新たなフォーメーション案を書き込んでいます。おうコラ目金お前なんであんなことやっといてFWに入れると思ってんだ?
あと円堂さんや、來人くんはフルで
さすがにこれをスルーすると次試合マジで前に上げさせられかねないので意を唱えておきます。まだ前に出る時ではない……
ついでに1年生たちが豪炎寺の名を上げて染岡の機嫌が悪くなるイベントもありますが、ここに関しては特にノーコメントで……まあ、部にいない人のことを今言っても仕方ないでしょうが、と諌めてはおきます。
議論が白熱……とまでは行かなくともそれなりに盛り上がり始めた頃。部室へ戻ってきた木野がお客さんを連れてきました。雷門夏未、雷門中理事長の娘さんですな。
初手臭いはまあ……男所帯の運動部なんてそんなもんだよ……いやどっちかと言うとカビ臭いとかそっちの可能性もあるけど……
まあともかくそんな彼女がこんな所まで来た理由ですが、次の練習試合の相手が決定したという通達をするためですね。対戦相手は尾刈斗中。
そしてこの試合で勝つことができれば今年のフットボールフロンティアの出場を認め、その参加料を支払ってくれる……との事。なお負ければ廃部という危機なのは前回と変わりません。いっつも綱渡りだなこの部……
憧れの舞台への出場権、というニンジンをぶら下げられて一同は大興奮。乗せるのがお上手ですね。
「勝たなきゃ出られないんだぞ」と軽く釘を刺したところでその思いは止められません。でも練習へのやる気があるのでOKです。
このやる気が途切れないうちに練習いくぞー!
*********
──今から数ヶ月前……前年度の秋頃。
夏の暑さもいつの間にか遠のいて、吹き抜ける風がカサカサと落ち葉を運んでいく。
そんな雷門中の部活棟にあるサッカー部部室を目指していた円堂たちは、そこに近づく人影に気が付いた。
入学から約半年ほど経ったこの時期にしては随分と綺麗な制服に身を包み、松葉杖をつきながら歩く男子生徒。ゆっくりと慎重に歩みを進めているらしいその足が、ふと何かに気が付いたように止まり顔を上げる。
見上げる先にあるのは自分たちの目的地であるサッカー部部室のプレハブ小屋。その視線が建物全体からゆっくりと扉……その横に掲げられた表札へと向けられて。
「……サッカー部……これが?」
「あぁ!? テメェ文句でもあんのか!?」
「わー! 落ち着け染岡多分そういう意味で言ったんじゃないから!」
……その言葉が耳に入ると同時、反射的に噛み付いていこうとする染岡を慌てて抑える半田。
部室前の男子生徒は、まさか誰かに聞かれているとは思っていなかったのかびくりと肩を跳ねさせてこちらへ振り返った。
「へぇッ!? え、あ、ここの人……?」
「ああ! 俺たちサッカー部なんだ! なあ、君もサッカーやるのか?」
「ちょっと、円堂……!」
驚いたように目を瞬かさせる彼へといつものように円堂がずいと踏み込んでいくのを半田が引き止め、視線でその足元を指し示す。
示された先、地面から浮かされた左脚と身体を支える松葉杖を改めて認識し、はっと息を詰める円堂。
「あ……ご、ごめん! 俺……」
「ん、ああ……気にしないでくれ。それと……サッカーは、前の学校でもやってたよ」
「そっか! ……ん? 前の学校?」
「そういや、隣のクラスに今日転校生が来たとか聞いたけど……」
「ああ、たぶんそれ俺の事だな」
……そんなこんなで立ち話もなんだからと部室の中へと招かれた彼は、勧められた椅子に座りながら室内を見渡した。
「……ほんとにサッカー部なんだなぁ」
「どういう意味だよ」
「ああいや、前の学校とは規模が全然違ったからさ……でも、こうして見ればちゃんとサッカー部なんだなぁって」
空気が同じ感じがする、と続けられた言葉に思わずツッコミを入れる。
こちらをバカにしている訳ではないその声色に毒気を抜かれたように息を吐いて、染岡は机に肘をついた。
それから少し話をして……彼が部活棟にまで来ていたのはただ道に迷っていたから、と聞いて一同がずっこけたのは余談である。購買部で教材類の注文をした帰りだったそうだ。
やがて話題は、彼自身の話へと移り変わる。
「そういえば気になってたんだけど、前の学校って……」
「あー……えーと……帝国学園、って知ってるか?」
「そりゃ、中学サッカーで知らないやつなんてよっぽどのモグリじゃないか?」
「今年だってフットボールフロンティアで優勝したんだろ? 40年連続優勝ってどこの雑誌でも取り上げてたし……って、その言い方って……」
「そ。帝国でサッカー部だったんだよ。ちなみに今年の本戦も何試合か出てたんだぜ」
「マジで!?」
「マジマジ。まあ、大会の後に事故って怪我して……それでサッカー部辞めちゃって、それでちょっと、まあ……学校に居辛くなって、こっちに転校してきたんだけどな」
「それは……」
わずかに落ち込む声色に、慌てて気にしなくていいと付け加えながら頭をかく。
こんな風にするつもりじゃなかったんだがな、と呟いて、彼は改めて姿勢を正して円堂へ向き直った。
「とにかく! これに関しては俺はそんなに気にしてないから! 治りさえすればまたサッカーしてもいいとは言われてるし!」
「そ、そうなのか?」
「そう! ……まあ、一度辞めた手前、そんな気軽に戻ってもいいのかとはちょっと思ったりはしたけど……でも、ここに来て、お前たちと話してわかったことがある」
そこで一度言葉を区切り、目の前にある目を見る。
三者三様の目。だがその最奥に自身と同じものが宿っていることを認めて、彼は笑みを深めた。
「俺は、サッカーが好きだ。足がこんなになっても、やっぱりサッカーからは離れられない……いや、離れたくない。だから……ここに、俺も混ぜてはくれないか?」
突然のことにぱちり、と瞬いた円堂。
彼は真っ直ぐに視線を合わせたまま、続ける。
「この足が治るまで選手として動くのは難しいけど、それならマネージャー業でもなんでもやる。だから、俺をサッカー部に入れてくれ」
「それ、って……」
「……~~~ッ! ああ! ようこそ雷門サッカー部へ! えっと……」
「……そういや、自己紹介もしてなかったな……穂ノ原 來人だ、よろしく」
「おう! 俺は円堂 守! よろしくな、穂ノ原!」
差し出された手を握り、しっかりと握手を交わす。GK特有の固い手のひらに僅かな懐かしさを覚えながら、彼……穂ノ原は立ち上がった。
これが、雷門中サッカー部の穂ノ原 來人のはじまり。
ここから彼は、最初の一歩を踏み出したのだ。
突然の過去話。
というわけで実は1年の頃転入してすぐサッカー部に入っていた來人くんでした。
火属性DFが入ることで初期2年勢で風林火山とポジション4種が揃うというどうでもいい小話。
無印の時系列ってどこかで出てたりするんですかね……全3章を1年間に収めようとするとだいぶ過密スケジュールじゃない……?
とりあえず当作ではFF編→春~夏前、エイリア編→夏~秋、FFI編→冬~年度末ぐらいの時間軸で進んでいることにしています。
ちなみに來人くんが事故ったのは前年度のFF終了後から1週間後ぐらい(初夏)の頃です。それから入院→退院後転校(3~4ヶ月後/秋~冬前)という時系列を想定しています。ちゃんとサッカーできるようになったのは2年進級後。
なので今回の帝国戦ではこのブランク+後遺症を気にして途中まで動きに追いつけてなかったという設定。キレた後はそのリミッター外してゴリ押したというアレです。たぶん。