超闘争ALT プロジェクト・ファンタズマ -i 作:独立傭兵月兎(仮)
曇らせ注意です。
タイトル思い付きませんでした…
SIDE:
俺のミスだった。
「んぅ…九朗…くろう…っ…」
「…かぐや」
俺の腕の中でえぐえぐと泣くかぐや。
これは別に、今日始まったことではない。
…何日かに一度、こうやって自分の寝床にかぐやがやってくることはあった。
彩葉にもなぜなのか聞いてみた、が。
「自分で考えなさいよ、この、クソボケ戦バカ…ッ」
と、ありがたいお説法を頂いたので自分で考えることにしている。
だけど、今日に関しては…。
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数分前。
…つい先ほど、用を足しに部屋を出ただけだった。
「ふぅ…現実の身体はやっぱ不便かもなぁ…ん?」
解放されたままのドア。
その先から、いやに強い気配がした。
空き巣か、強盗かと身構えて入った先には
「────」
感情というものを感じられない歪な気配のナニカが、そこにはいた。
…いや、この気配には覚えがある。
一年前、襲来した月人の…
止めをさしに来たのか…!?
ギシ、と足音が立った。
「────ぁ、くろう、九朗、だ」
振り向いたソイツの気配は、かぐやに変わった。
「えへへぇ、どこいってたの?
心配したよぉ?」
絶句している俺に、とてとてと足音が近付いてくる。
その気配は先程までとは打って変わって弱々しく。
「また、かぐやを置いていったんだって」
「また、きえちゃったんだって」
「くろうっ」
ぽす、とかぐやが自分に触れるのと、かぐやの押し止めていたモノが決壊するのは同時だった。
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そして、今に至る。
「…かぐや。」
湿っていく衣服。
「消えないで」と「だいすき」を何度も必死に伝えようとするかぐやを撫でながら、九朗はあることを思い出していた。
『うそ、どうして、君が、
九朗が此処に居るの…!?』
『っ、うぁ、九朗っ、くろう…っ』
それは、ヤチヨに逢いに行った時の記憶。
あの時のヤチヨといまのかぐやは、よく似ていた。
「…そうか。
皆、寂しかったんだな。」
部屋の外から何人かの足音がする。
恐らく、帰りの遅いことを心配した彩葉と「NEST」の皆だろう。
俺はかぐやをあやしながら、どうしたら皆を安心させられるかを考え始めるのだった。
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…その後、「皆で一緒に、寝よう!(意訳)」と不用意な発言をしたことにより、
"最後の黒い鳥"は、盛大に
「クソボケタラシ戦バカ」とまで呼ばれた彼は
同時に、数多の少女の脳を焼いた個人でもある
かぐや
羽衣を被せられた状態に自らなりかけてた
九朗の帰還により復活
九朗
まだ視力の戻っていないボケカラス