超闘争ALT プロジェクト・ファンタズマ -i   作:独立傭兵月兎(仮)

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UA1万越えかつお気に入り登録数が168だったのでめっちゃ短いですが蛇足の方を投稿させて頂きます。

曇らせ注意です。

タイトル思い付きませんでした…


蛇足。

SIDE:九朗(レイヴン)

 

俺のミスだった。

 

 

 

 

 

「んぅ…九朗…くろう…っ…」

 

 

「…かぐや」

俺の腕の中でえぐえぐと泣くかぐや。

これは別に、今日始まったことではない。

 

 

 

 

…何日かに一度、こうやって自分の寝床にかぐやがやってくることはあった。

 

彩葉にもなぜなのか聞いてみた、が。

 

 

「自分で考えなさいよ、この、クソボケ戦バカ…ッ」

 

 

 

と、ありがたいお説法を頂いたので自分で考えることにしている。

 

だけど、今日に関しては…。

 

 

 

 

 

 

─────────────────

数分前。

…つい先ほど、用を足しに部屋を出ただけだった。

 

「ふぅ…現実の身体はやっぱ不便かもなぁ…ん?」

 

解放されたままのドア。

その先から、いやに強い気配がした。

 

空き巣か、強盗かと身構えて入った先には

 

 

 

「────」

 

 

 

感情というものを感じられない歪な気配のナニカが、そこにはいた。

 

…いや、この気配には覚えがある。

一年前、襲来した月人の…

止めをさしに来たのか…!?

 

 

ギシ、と足音が立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────ぁ、くろう、九朗、だ」

 

振り向いたソイツの気配は、かぐやに変わった。

 

 

 

 

 

 

 

「えへへぇ、どこいってたの?

心配したよぉ?」

 

絶句している俺に、とてとてと足音が近付いてくる。

その気配は先程までとは打って変わって弱々しく。

 

「また、かぐやを置いていったんだって」

 

「また、きえちゃったんだって」

 

「くろうっ」

 

ぽす、とかぐやが自分に触れるのと、かぐやの押し止めていたモノが決壊するのは同時だった。

 

 

─────────────────

そして、今に至る。

「…かぐや。」

 

湿っていく衣服。

「消えないで」と「だいすき」を何度も必死に伝えようとするかぐやを撫でながら、九朗はあることを思い出していた。

 

 

 

 

『うそ、どうして、君が、

九朗が此処に居るの…!?』

 

 

『っ、うぁ、九朗っ、くろう…っ』

 

 

それは、ヤチヨに逢いに行った時の記憶。

あの時のヤチヨといまのかぐやは、よく似ていた。

 

「…そうか。

皆、寂しかったんだな。」

 

 

部屋の外から何人かの足音がする。

恐らく、帰りの遅いことを心配した彩葉と「NEST」の皆だろう。

 

 

俺はかぐやをあやしながら、どうしたら皆を安心させられるかを考え始めるのだった。

 

 

─────────────────

…その後、「皆で一緒に、寝よう!(意訳)」と不用意な発言をしたことにより、

"最後の黒い鳥"は、盛大に鳥葬(夜のカーパルス占拠)される始末となる

 

 

 

「クソボケタラシ戦バカ」とまで呼ばれた彼は

 

同時に、数多の少女の脳を焼いた個人でもある




かぐや
羽衣を被せられた状態に自らなりかけてた
九朗の帰還により復活

九朗
まだ視力の戻っていないボケカラス
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