ラスボススタンド使いの無駄無駄ヒーローアカデミア 作:ライタードーパント
新条「ダニィ!?」
ぶっちゃけ言っちゃうと無事に合格した。
届いた俺宛の手紙を開けると、オールマイトの映像が流れたことには、流石に驚いたが。
オールマイトが伝えてくれたことは
①今年からオールマイト自身教師として参加すること。
②実はあの試験には救助ポイントという採点基準があったこと。
③それらを含めて、俺は首席で合格したということ。
この3点だった。
さて今俺は雄英高校の中にいる。
(えっと確か1−Aだったな・・・)
こうしてマップを見ながら、1−Aの教室にたどり着いた。
「おっ!ここか!」ガララ
こうして教室の扉を開けて一番最初に入ってきたのは、
「机に脚を掛けるな!」
「あ~?」
「雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」
「思わねぇよ!テメェどこ中だよ?端役が!」
机に足を置いている不良生徒と、それをなんとか律しようとする2人の人物の怒号だった。
(眼鏡の子はまだしも、足を掛けてる方はそもそも性格からしてヒーロー向いているのか?)
俺は自分の席に座ると、声を掛けられた。
「ねぇ君」
「?」
振り向くとそこにいたのは、お団子ヘアーが特徴の女の子だった。
(あれこの子って確か・・・)
「まさか、あの公園で泣いていた女の子か?」
「うん!久しぶり!」
「あぁ、久しぶり。どうだった?あれから立ち直れた?」
「なんとか説得して、雄英高校に入れたよ。あっ!そういえば自己紹介がまだだったね。
私の名前は渡我被身子!よろしくね!」
「よろしく。俺の名前は新条丈助、『ジョジョ』って呼んでくれ」
「わかった!『ジョジョ』ね!ところでジョジョってどんな個性なの?」
「あぁそれは・・・」
そう言いかけてた時
「お友達ごっこは他所でやれ」
俺が声がした方を見ると、そこには寝袋に身を包んで完全に見た目が芋虫になっている男がいた。
「芋虫・・・?」
「芋虫が担任で悪かったな」
「「「「「「担任!?」」」」」」」」」
そう皆が驚くと寝袋のジッパーが開いて一人の中年男性が現れた。
「はい、君たちが静かになるまでに8秒かかりました。本当に合理性に欠くね。というわけで1−A担任の相澤消太だ。早速だが今から配る服を着て、グラウンドに出ろ。」
〜少年少女の移動をキング・クリムゾン!〜
ーーーーーーーーーーーーーーグラウンドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「「「「個性把握テスト!?」」」
「入学式は?ガイダンスは?」
「そんなものに時間を割いている暇はヒーローにはない。雄英高校は、自由が売り文句だ。先生側もまた然りだ」
さすがに自由すぎないか?大丈夫か?雄英高校?
「お前達もやったことがあるだろ?個性使用禁止の体力テストを」
そういい相澤先生は自分達にスマホの画面を見せた。そこには8種類の項目が書いてあった。
・ボール投げ
・立ち幅跳び
・50m走
・持久走
・握力
・反復横飛び
・上体起こし
・長座体前屈
「さて、首席は確か新条だったな。」
「チッ」
先ほど教室で足を机の上に置いていたやつは悔しそうに、舌打ちをした。
「個性禁止時の体力テストのボール投げの記録は?」
「43mです。」
「ならば個性を使ってボールを投げろ。その円から出なければをなにをしてもいい」
ほぉ言ったな?
「んじゃ『世界(ザ・ワールド)』」
そう言い世界(ザ・ワールド)を出す。
「なんだあれ!?」
「すんげぇムッキムキだな!?」
「かっこいい・・・」
「我がダークシャドウと同じ個性か・・・?」
世界(ザ・ワールド)を見た他の生徒たちの感想が飛び交う。そんなことはお構いなしに、俺は、世界(ザ・ワールド)にボールを持たせ投げる。
「無駄ッ!」
(((無駄・・・?)))
「・・・記録999m」
おぉー綺麗なゾロ目
「マジか!?」
「何これ?おもしろそう!」
「個性思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科!」
「面白そうか・・・」
ん?なんか相澤先生から嫌な予感が・・・
「ヒーローになるための3年間……そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」
相澤先生は怖い笑みを浮かべる。
「よし・・・8種目トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう」
「「「「はぁぁぁ!?」」」
皆一同、驚きの声が漏れる。
だが仕方がないことだ。倍率300倍を突破して、ようやく合格した高校の初日から、除籍処分を言い渡される可能性が生まれたからだ。
「生徒のいかんは俺達の自由だ。ようこそ!これが雄英高校ヒーロー科だ!」
さすがに自由すぎないか?大丈夫か?雄英高校?(2回目)
「自然災害、大事故、そして身勝手なヴィラン達、いつどこから来るかわからない厄災。
日本は理不尽にまみれている。そういうピンチを覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったならおあいにく。これから3年間雄英は全力で君達に苦難を与え続ける。
更に向こうへ・・・Plus Ultraさ」
「だから全力で乗り越えてこい。
さてとデモンストレーションは終わりだ。こっからが本番だ。」
〜50m走〜
「メイド・イン・ヘブン!」
「さっきのと違う!?」
「馬!?」
俺はメイド・イン・ヘブンを出したままレーンに立つ。
「位置について!用意・・・」パンッ!
銃声が鳴った瞬間、突風が起こり、そのときには俺はゴールにいた。
「記録0.14秒」
「あれ!?いつの間に!?」
「今残像が見えたぞ・・・」
「くッ!負けた!この種目は自信があったのだがな・・・」
眼鏡の子は悔しそうにしていた。足がエンジンになってたから、機動力特化の個性かな?
まぁでもメイド・イン・ヘブンにスピード勝負というのはさすがに分が悪すぎたな。
~握力測定~
俺はボール投げと同じように、世界(ザ・ワールド)を出し握力計を握らせる。
「フンッ!」
『記録211kg』
「マジか!?ゴリラかよ!?」
〜立ち幅跳び〜
単純に自分の足にスタンドを出して飛んだ。
『記録20m』
「やっと普通なのがきた・・・」
ん?普通とは?
〜反復横跳び〜
なんか髪型がブドウっぽいやつがすんごい記録出してた。
えっ?俺の記録?ぎりぎりブドウに負けたよ。
〜ボール投げ〜
不良っぽいやつが705m叩き出してた。だが俺が言うのも何だが『死ね!』というのはどうかと・・・
そして髪が緑の子の出番になったときだった。今まで見てきたが、個性を使ったと思える場面が見れていない。そこに俺は疑問に思った。
緑の子の腕がエネルギーが貯まり、投げようとしたが、そのエネルギーは突然消えてしまった。
「なっ・・今・・確かに使おうって……」
「個性を消した」
「はっ!」
どうやら緑の子の話によると、相澤先生は見ただけで個性を消す個性を持つ抹消ヒーローイレイザーヘッドらしい。緑の子が個性を使おうとした時、個性が制御できていないと判断して、個性の使用を強制的にキャンセルさせたようだ。そして捕縛布で緑の子を捕まえて、叱責したあと、個性を戻して投げさせた。あと名前は緑谷というらしい。
「SMASH!!」
「「「おぉ!!」」」
ボールがすごい勢いで飛んでいった。すごいなあいつ。パワーでいえば世界(ザ・ワールド)並か?
だがその反動はすさまじくボールを投げた指は怪我をしていた。その光景を見た不良っぽい子が緑谷に近づく。
「おい!どういうことだコラァ!」
「あいつ!?世界(ザ・ワールド)!」
俺は不良っぽい子に近づき全力で止めた。
「よくやった新条、ったく・・何度も何度も個性使わせるなよ。俺はドライアイなんだぞ」
「「「個性すごいのにもったいない!?」」」
「時間がもったいない次新条準備しろ」
「はい!」
俺は再び円の中に立つ。
(さて今回は前回とちょこっと変えてみよう。)
そう思いボールを持つ。
「世界(ザ・ワールド)!俺だけの時間だぜ!」
そう言いディエゴのポーズを取ると世界全体の色が反転していく。
色が完全に反転し終わると、俺はボールを斜め上に投げる。そして・・・
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァーーー!」
すさまじい速さでラッシュをボールに叩き込む。
そしてある程度叩き込んだだと、色の反転が元に戻り、ボールはお星さま(物理)になった。
「ふぇっ!?」
「あいつ、いつボール投げた!?」
「・・・測定不能だな」
「「「うぇぇぇぇーーー!?」」」」
この調子で俺はバンバンと記録を出していった。
そして緑谷が結果的に最下位となってしまったが、実は最初の除籍の話は俺達のやる気を出させる合理的な虚偽だったらしい。本当なのかそれ?俺にはマジでやると思ってたぞ?
こうして波乱万丈の個性把握テストが終わった。
作者(スティール・ボール・ラン第2話PV視聴中・・・)
ファニー・ヴァレンタイン CV杉田智和
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作者「ダニィッ!?」