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ほむらSide
私たちは休憩のため休憩室で休んでいた
「黒服…」
「おや?何でしょうか?ほむらさん?」と首を傾げ私の方を見つめる。
「あなたは、そのカードで娘を蘇らせようとは考えなかったの?」と黒服は、私の言葉に目を逸らし上を向いた後「………しません…してはいけないのです…」と答えた。
「なぜ?大事な娘なんでしょう?それなら、そのカードの力で…」
「このカードは、その様な使い方をするつもりはありません……死んだ者を蘇らせるというのは…美しく見えるだけで、とても残酷なものですよ?」とそれだけを告げ黒服は、次の場所に案内をさせようとする。
「……そのタブレットに娘さんの魂があるのでしょう?それなら、肉体をもとに戻すことだったです可能なはずでしょう?」
「……いいえ…それは間違えです…」とタブレットの方を撫でる。
「たとえ、同じ魂、同じ記憶であろうと……それが本人だと言う証拠はあるのですか?」とその言葉に私は「同じじゃないの?」と首を傾げ黒服の意図がわからない…
黒服はいったい何を失ったの?
そこからは、気まずい雰囲気で案内を続けれれていた…
「ほむらさん」としばらくの沈黙の中黒服から声をかけてきた「気にしなくていいですよ…あなたがその疑問をぶつけるのはわかっていたことでしたから…」と慰めなのか本当なのかはわからないけど少し気が楽になった…でも…確信したことはある…黒服の大人のカードは『代償』は絶対にあると……それを聞かないと私の気がすまない
「黒服…答えてほしい…あのカードの代償はなんなの?」
「……ありませんよ…あなた方魔法少女には…」
「つまり、あなたには代償があるということね?」
「……まったく…男はカッコをつけたがりなのを知らないのですかねぇ?」
「そんなの私の知ったことではないわ……いいから答えなさい…あのカードの代償を…」
「…因果です…」
「因果?」
「えぇ…私の因果…これを消費することによって大いなる奇跡を呼ぶことができるのです…」
「…その因果がなくなったらどうなるの?」
「……そうですねぇ…運命の礎になることでしょう…」
「運命の礎?」
「はい…
「……そう…」と私はそれを聞いては少し安心した…因果を消費しきっても死ぬことはないのね…
それにしても…こんなに大きな施設を作るのにどのぐらいのお金をかけたのかしら…
「黒服…この施設はどれぐらいかかったの?」
「数億円は、軽く飛びましたね……」
「我々はこの見た目ですので表で働くことはまずできません……」
「じゃ、いったいどうやってお金を手に入れたの?
「アレ」と黒服は、隣で座って休んでいる地下生活者に指さす。
「宝くじで大当たりを引き続ければ簡単です。」
私はこの話を聞いてこう思った…宝くじを買っている人達が不憫だと…
希望を持って買っているというのに本人たちは0%であることに気づかない…なんとも残酷だろうか…
黒服Side
「あなたは、そのカードで娘を蘇らせようとは考えなかったの?」と私はその言葉を聞いてあの日のことを鮮明に思い出してしまった。
私は、あの頃の私を許せないだから私は暁美ほむらに「………しません…してはいかないのです…」
暁美ほむらには、私と同じ選択をしてほしくない…
そう…私の
あなたが、繰り返すことによるまどかの因果が増える原理…ここで終わらなければ……
「黒服…答えてほしい…あのカードの代償はなんなの?」とやはり彼女は私がついた嘘に納得してなかったようだ。
だからこそ私は真実を少し混ぜて言う…
「…因果です…」
「因果?」
「えぇ…私の因果…これを消費することによって大いなる奇跡を呼ぶことができるのです…」
「…その因果がなくなったらどうなるの?」
「……そうですねぇ…運命の礎になることでしょう…」
「運命の礎?」
「はい……|ありとあらゆる物に可能性はあります…しかし、わたしはその可能性を消費して奇跡をつないでいます《私が、生きて作れる可能性を先取りして奇跡を起こすという》
それがなくなったとすれば……ただの一般人レベルに落ちるでしょう…そうなれば、もう二度とこのカードは使えず、幸運という物は訪れなくなるでしょう…」
「……あなた…自分の未来を犠牲にしてまで魔法少女を助けるつもりなの?」
「…助けるつもりではありません…救い出すのです…」と私は、立ち上がりほむらに歩み寄る。
「エゴと言われようと…私はやめるつもりも止まるつもりもありません…もう戻れないのですから…」とそう言って私は、戻らない…この残酷な世界を変えるまで…進み続けましょう……だから…どうか少女達には、そのような運命を背負わな「先生だぁ!」とイブキの声がし私に抱きついてくる。
「おやおや…イブキ…元気そうで何よりです。」
「うん!イブキはね報告しに来たの!マコト先輩がね!また悪さしようとしてたの!」
おいおい…またかよ…
「…はぁぁ…次は何を企んでいました?」
「武器開発のところで!武器の魔改造してて!えっとー…せいぎょそーちーを改造しようとしてたよ!」
それは、洒落にならんって!とそう思いすぐダッシュした。
「マコトぉぉぉぉ!さっきから言ってますが!武器の改造はダメですって!なんど言ったらわかるんですかぁ!」と武器開発の部屋を蹴り飛ばしてマコトを探す。
「ゲッ!後もう少しで改造終わるところだったのに!」と自分の武器を置いて逃げるマコトを私は全力で追いかける!
ほむらSide
黒服は、イブキという少女の報告を聞いてどこかに行った…
「あれ?貴方は、初めましてだね!」と黄色い髪をして幼い姿をした少女見て私は「暁美ほむらよ…よろしく貴方の名前は?」と聞くと「イブキだよ!よろしくね!貴方は、魔法少女だよね!先生と契約して生徒になるの?」と元気いっぱいなこの子の姿を見たらなんだか元気が湧いてくる…
「いいえ…私にはまだ魔法少女をやめるつもりはないの…」と断ると「そっかー…」と少し残念そうな顔をし「本当にダメになる前にちゃんと先生に言うんだよ!絶対だからね!じゃないと!大変なことが起きるって!先生言ってたから!」
「ええ…知ってるわ…じゃぁ、私は黒服を追いかけるわ」
「うん!」と元気一杯に手を振り私は黒服を追いかける。
黒服は一人の生徒に正座をさせて叱っている姿を見つける。
背中まで届く、流れるような美しいロングの銀髪。前髪はやや長めで、右目がうっすら隠れるような絶妙なニュアンスを持って4本の細い角が上に登るように生え将校帽のような物を被っていて、尖ったエルフ耳が髪の間から覗いていて、冷徹で傲慢な鋭い目をし、赤黒いリングに悪魔の翼や槍の先端を思わせる鋭利な突起が四方に伸びた、禍々しくも統治者のようなデザインのヘイローがある。
服装は大きいロングコートをかけていて、黒地のタイトなジャケットは前が開いており、内側は鮮やかな赤に胸元が大胆にカッティングされた黒いインナーを着用している。
悪の幹部と言われてもしかたない姿をした生徒がいる。
その生徒は、しょんぼりとした顔で叱られている。
「いいですか?今はお客様がいる中で、武器の改造とかましてや安全装置をはずすなどあってはならないのです!私たちが見てないところで武器をいじるのは禁止です!いいですね!」
「はい……」
「まったく…」とため息を引いて私に気づき「お見苦しいものを見せましたね…申し訳ありません」と謝罪に対し私は「構わないわ…彼女は?」と彼女のことを聞くと「問題児なのですが生徒の『羽沼 マコト』です。毎回私か起こっています。」
「こりないのね…」
「えぇ…そうなんです」と半ば諦めたかのような雰囲気を出してる黒服に私は「苦労してるのね」と呟いた。
「彼女と2人っきりで話してもいい?」と黒服の質問に「構いませんが……まぁ、いいでしょう」と黒服は部屋を出て私はマコトを見る。
「貴方…なぜこのようなことをしてるの?」
「ふん!貴様には、この偉大なるマコト様の行動を理解することはできまい!」
「……あなた…わざと怒られてる?」
「……な、何のことかな?」と目をそらし動揺してるのがわかる。
「なぜそのようなことをしてるのか教えてくれる?魔法少女として知りたいの…」
「……やれやれ…しかたない…教えてやろう!なぜ私がこんな事をしてるのか!私は、魔法少女だった頃皆を守る為に戦った…戦って戦って…グリーフシードを皆に分け与えて来た……『ありがとう』『さすがマコトだね!』とか、色々と褒め言葉をもらった…けど…ふと思ったんだ…こんなに頑張ってるのに私を心配する声がないってことにな…私には両親は死んで怒られる機会がなくなっててな…こうやって怒られる幸せを全力で感じてるのだ…迷惑をかけているのはわかっているのだがな…」と寂しそうなそれでもやめられないと言う表情で彼女は語る。
「……そう…でも、程々にしときなさい…彼でも限界はあるのだから」
「キヒヒヒ!そうだな!貴様!名前は!」
「暁美ほむらよ…」
「では、ほむらよ…きさまと出会えてよかった!」
「そう…それは、私もよ」と言って部屋を出る。
「もういいのですか?」と黒服が話しかけてきて私は「えぇ…充分よ」と言って「次を案内して」と言う。