ジョジョ四部アアアアァァァーーーーwwwwwwwwwwww 作:K.A.Raage
原作:ジョジョの奇妙な冒険
タグ:オリ主 転生 性転換 クロスオーバー VOICEROID 足立レイ 足立レイ語録 四部 ダイヤモンドは砕けない 唐揚げアアアアァァァーーーーwwwwwwwwwwww 熱異常 TS
「スタンドあるヤッター!!◯ねぇぇぇぇァァァァァ!!……」
朝起きたら、俺を複数の違和感が襲った。まず、何故か体が重かった。さらに、なんか……なんというか、自身の温もりを感じられなくなっていた。ベッドが冷たいのだ。先程まで寝ていたのだからそれはありえない。また寝汗をかいた感覚もない。
加えて、頭がしゃっきりとしすぎている。いつもの死にたくなるぐらいのだるさと朦朧とした感じがない。極め付けは……
「声が…機械ッ!しかもこの声…聞いたことがあるぞッ!」
「んんっ……『唐揚げアアアアァァァーーーーwwwwwwwwwwww』」
「やはりこの声は…!」
声が違う。しかも俺はこの声を知っている。「二次元に入ることができないなら二次元から引き摺り出そう」という化け物じみた発想(褒め言葉)から生み出された、初音ミクを作り出すために作られた試作機のロボット。
「鏡鏡……あぁ……」
洗面所に行き、自身の姿を確認するため鏡を見る。そこにいたのは、左胸のあたりに「00」と書かれた白衣のような服を着てスカートを履いている、オレンジ色の髪と瞳の美少女。
「そりゃ、温もりとかないよね……」
自動生成で訳のわからないコメントをする、VOICEROID。
「足立、レイ……」
足立レイが、鏡に映っていた。つまり、俺は足立レイになったということだ。よりにもよって一番何言うかわからないVOICEROIDに。俺自動生成とかで言ってる訳のわからないコメントでしかこの子のこと知らんのよ……それも有名な奴……唐揚げとか……
「……もしかして、他のVOICEROIDとかも居るのか?というか、俺の家……部屋の配置とかは変わってないけど、寝室に充電機構みたいなのあったよな……窓から見える景色もなんか違うし……分からないことが多過ぎるッ…!」
問題は山積みだ。とりあえず外に出ようかな……ここがどこか知ることから始めねば。自分の体の状況を知るのは後だ。時間がかかり過ぎるし多分大したこと分からん。少なくとも現状わかってる「ロボットであること」と「唐揚げ大好きィ!」で今の所充分だ。なんでも唐揚げにしてしまいたい気分だが我慢だ。意味わからねぇよなんだこの衝動…!
「別にこの格好のままでいっか…って、うん?」
今まさに家から出ようとしたその瞬間、ふと気づいた。
「なんだこのレコーダー?……そういえば寝室にもあったような」
謎のレコーダーがある。円の中に六本縦の線が引かれたような穴があるスピーカーがついており、片手で持つのにちょうど良いぐらいの大きさのそれが、ずっと自分について回っている。ような気がする。なんか見たことある気がするな……
「ま、いっか。別にいらないでしょ」
とりあえず置いていこう。レコーダーはいらんやろ。
「とりあえず、行きますか!」
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……えー、家を出て約三分。面倒なことになりました。
「なァお嬢ちゃん、ちょっといいかい?」
「あ、はい?どうされました?」
「?…なんだこいつの声?ま、まぁいい。ちょっと今ヒマかい?」
「あー、まあ……」
「じゃあよォ、ちーっと付き合ってほしいことがあるんだが……」
ナンパです!ナンパですよこれ多分!されるの初めて!したこともないけど!
というかどうしよう。断っても絶ッ対に面倒臭いことになる。今の俺が美少女なのを失念していた!
目の前の男が食事しよう!酒飲もう!と誘ってくるけど絶対嫌だぁ……下心が透けて見えるよぉ……
「いやぁ、ちょっと、すいませんけど私唐揚げ以外食べるつもりないので……」
「唐揚げ?俺ァウマい唐揚げある店知ってるぜ?よかったら案内してやっても……」
あぁ!ミスった!食事の誘いを食事で断ろうとしてしまった!相手が水を得た魚みたいに元気になっちまったよ!ど、どう言えばこの場を切り抜けられるんだ…!?助けて足立レイ語録!
「ウシガエルめっちゃ美味しいらしいから食べてみたい」
「は??」
よし!相手の攻めの手が弱まった!このまま畳み掛ける!
「ネーンネーンーwwwwwwコロオリイヨオwwwwwwwww」
「お、おい、急にどうし……」
「唐揚げアアアアァァァーーーーwwwwwwwwwwww」
「くそ、やばい奴だったのか…!?静かにしろ!」
「はい……寝ます…」
「なんなんだよお前ェ!」
流石は足立レイ語録。強い。相手に発言を許さない。こちらのペースに引き込んでこのまま逃げ切る…!
と思ってたら手首を掴まれてしまった。振り解こうとしたが、その瞬間
───抵抗したら、相手の腕の方が危ない。
「……あ?なんで急に静かに」
「……離して」
「あぁ?じゃあ大人しく……」
「腕が壊れるよ?」
「……ッ!?」
この
「……おい、テメェ、何してんだ?」
「今度は誰…ッ!?」
目の前の男を粛清しようかどうか考えていると、とんでもなくでかい男の人が来た。ナンパ君も大きい方だと思うけど別格だ。というかこの人……まさか……
「チッ…次から次へと…!覚えてろよ…!」
ナンパ君が逃げた。可哀想に。しょうがないよ……こんだけ「凄み」がある男に威嚇されちゃあ…ね。お礼言っとこ。
「ありがとうございます」
「……何を勘違いしてやがる?」
「はい?何がです?」
お礼を言ったら否定された。なじぇ?
「……俺が助けたのはあの男の方だ」
「んん?」
おや?もしかして私のパワーについてわかっちゃってるのかな?
「あ、そうだ。一つ聞いてもいいですか?」
「何だ?」
「ここ、どこですか?」
一応、一応はっきりさせておこう。日本語が通じて承太郎さんが白い服を着ている時点でもうほぼ分かったが、自分が今から何に巻き込まれるのかはっきりさせておかなければ。
「何故そんなことを聞く?……まぁいい。答えてやる、が、お前も一つ質問に答えろ」
「いいですよー」
別に聞かれて困ることなんてないし。手フェチの殺人鬼とか脱獄した死刑囚とかとの繋がりもないし。「矢」とかも別に持ってないし。
「単刀直入に聞く。
「……おぉ?」
「答えは…聞くまでもないか」
「これ」と言って承太郎さんが隣を指差し、そこに視線を向けると……紫色の人型の「何か」がいた。スタンドだ。あれ?もしかしてスタンド見えるってことは……
「今度は俺が答える番だ」
「あ、ちょっと待ってください」
「どうした?」
スタンドが見える、ということはつまり……自分もスタンドを持っている、ということ。マジでか。今までそんな素振り……あれ?
「まさか……
「……?」
そういえば、あった。俺に付いてくるように、常にそばにあったもの。
えぇ…マジ?俺のスタンドあれ?いやでも見た目で判断したら痛い目見るしな……見た目すらない初期の「ヘブンズ・ドアー」ですらとんでもない能力なんだし……
というか、思い出した。なんかどっかで見たことあると思ったんだよなぁ……だとしたらあれ、もしかして強かったりするのか?
「……すみません、少し考え事を。あぁ、私は能力を悪用するつもりはないしそもそも最近知覚したものなので安心していいですよ」
「そうか、分かった。で、質問の答えだが…」
とりあえず承太郎さんに安心して欲しいことを伝えつつ、質問の答えを待つ。
「ここは……」
「杜王町だ」
「もりおうちょう!!!うわあァァァァァァ!うわあァァァァァァ!」
続くかな?