風祝の友人   作:セレネ2563

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紅霧異変

 

 

アリスさんのところに住むようになってから2ヶ月が過ぎた。

人里に住み直すつもりなのに空き家が一つもないよーーー

人里で依頼を受けながらお金を稼いで過ごす日々を送っていた

 

夏かー。ちゃんと四季はあるんだよね、ここにも。

めっちゃ暑い。否定してなきゃしんどいよー

 

はぁ...どうしよ

 

「あ、月夜さん!」

 

「やっほー、子鈴。稗田家に行ってたの?」

 

子鈴「はい!阿求ちゃんのところに行ってました」

 

稗田阿求

向こうでなら英霊になっててもおかしくない名前だよね。

聞いた時はびっくりしたなー

 

たまたま会ったから他愛無い話をしていると...

 

子鈴「これ、なんだろう?」

 

突如として霧が発生した。

 

「子鈴。家の中にいたほうがいいかも。

これ、体に有害だから」

 

子鈴「え?本当ですか?!」

 

「うん、俺も戻るか」

 

子鈴「分かりました。また会いましょうね」

 

「りょーかい」

 

俺は急いで魔法の森に戻った

 

ーーーーーーー

 

「アリス、ただいま。外見た?」

 

アリス「えぇ。あれは面倒なことになってるわね

魔力の塊でもあるから、普通の人間なら間違いなく影響を受けるわ」

 

「もしかして、これが」

 

紫「そう!異変よ!」

 

「うわっ」

 

紫「あら、そんな大声あげるなんて失礼しちゃうわ」

 

「急に出てこられたら驚くでしょ。

それで、これを解決すればいいわけ?」

 

紫「そうよ。ただし、明日にしてくれるかしら?」

 

「明日?なんで...」

 

紫「博麗の巫女が動けるのが明日なの」

 

「はぁ、分かったよ」

 

紫「嬉しいわ。あなたとアリスが特訓してるのは知ってたから、どんなに強いか楽しみだわ」

 

アリス「あなた、スキマから覗いてたわね」

 

紫「幻想郷のすべてが監視下よ」

 

「1つ聞いていい?」

 

紫「いいわよ。1つじゃなくて何個でもね」

 

「いまは1つでいいよ。

アリスや紫さんが異変を止めに行かないのは、

異変は妖怪や神様みたいな[人ならざるもの]と

博麗の巫女や俺みたいな[人の要素を持つもの]

の戦いをする必要があるから?」

 

紫「ふふ、あなたのその観察眼、すごいわね。

概ね正解と言っていいわ。訂正するとしても難しい言葉を使うからその認識で問題ないわよ。

まだやってもいないのにそこまで言われるなんて、とんでもない子が迷い込んで来ちゃったわね。

それじゃあ、明日は頑張ってね!」

 

紫さんはどこかに消えていく

 

「明日頑張るかー」

 

アリス「死なないようにしなさいよ。

相手は人間じゃないんだから」

 

「・・・そうだね。

相手は人間じゃない。当たり前過ぎて忘れてたよ。

よし、明日は朝早くから攻め込むために準備しますか」

 

アリス「そう。ご飯作り終わったら呼ぶわね」

 

「ありがとね。アリスさん」

 

アリス「拾ったんだもの。これくらいのことはするわ」

 

俺は犬か猫かな?

 

「ほんとにありがとね」

 

さて、準備を始めるか。

敵は強い。ルールがあるとはいえ、サーヴァントと生身で戦うつもりでいないとね

 

ーーーーーーーー

 

「あそこが、敵のアジト」

 

真っ赤。

紅すぎる。

あそこの主人、赤いの好きすぎでしょ

 

で、ここからどうするかだけど...

門番は寝ていて、2階には破損した窓ガラス。

博麗の巫女が潜入した?

それにしては、門番を倒してない...

となると、俺と同じ異変解決を目指すものがいるのか

 

俺も侵入のルートで行こうかな。

狙うは1階

 

寝ている門番を素通りして横から侵入する。

廊下か、広いな

 

いや、この感じ、能力で拡張してるんだ

魔法使いか空間に直接干渉できる能力者がいる

 

さて

『窓ガラスが開かないことを否定する』

 

よいしょ。

[否定する程度の能力]

便利すぎるかもしれん。こんなに戦闘以外にも使えるなんて....

 

さて、侵入したはいいけどどこに向かうか

否定すればすぐに着くけど...

それはやめておこうかな

それに...

 

ドッカーーーーン

 

 

さっきから爆発しまくってるし...

そういえば、霧雨魔理沙だったかな

アリスのところに遊びに来てた人。

あの人も魔女だったっけ、もしかして....

 

やめておこう、そういう面倒なことを考えるのは。それに...

 

「見られながらの考え事は怪我しちゃいそうだしね。

誰か見てるでしょ?

いい加減出てきたら」

 

??「気づいていたのですね。

紅魔館のメイド長を務める十六夜咲夜でございます。

ここに侵入するとはめいりんは何をしていたのでしょう」

 

「門番のこと?それなら寝てたけど?」

 

咲夜「そう。後でお仕置きね。

あなたはどうする?

ここで素直に引くのなら何もしないわ」

 

「引かなかったら?」

 

咲夜「そうね、この館の主人は吸血鬼なの。

お嬢様の永遠の食事にでもなってもらおうかしら」

 

「それはごめん被るね!」

俺は弾幕を飛ばす

 

咲夜「その程度で私を倒せるとでも?」

ナイフを投げてくる

 

「こっちのセリフだよ。それで当たるとでも?」

後ろに下がって回避する

 

咲夜「えぇ、当たりますよ」

後ろから耳元で囁かれる

 

「なっ!なんで、後ろに」

振り向いて後ろを向いた時には、なぜかさっき見ていた箇所とは違う方向からナイフが飛んできていた。

 

『右に転ばないことを否定する』

右に転ぶことで、なんとか避けることができた

 

咲夜「気を抜いたから助かったのかしら。

運がいいのね。でも」

これは避けれるかしら」

大量のナイフが飛んでくる

 

「「剣符 ソードレイン」」

咲夜「「奇術 幻惑ミスディレクション」」

 

はぁ?!弾幕のあとにスペルカードかよ!

ソードレインで弾けなかったナイフがささる

いったいなぁ

 

咲夜「私と同じような能力ですか

早く倒すのがいいわね」

 

仕方ない。切り札の一つをだすか

 

俺は槍を生み出す

 

咲夜「なに?その槍」

 

「あぁ、感じるんだ?

なんだろうね?知ってる槍を作って魔法をかけたらこんな面白武器になっちゃってさ

実験台になってね?」

 

こうして、私は槍を構える

 

「「想符 感情を縛る鎖」」

 

咲夜「なっ!槍じゃないの?!」

鎖は全て避けられる。まぁ、想定内だけどね

 

「抜錨するよ

『聖槍 ロンゴミニアド」」

 

咲夜「お前の攻撃など避けてしま...

っ!

鎖で避けることが...」

 

ドッカーーーーン!!!

 

槍とは思えないスペルカードだな

壁ぶち抜いた挙句上の雲が一瞬穴空いたな

 

「大丈夫?!ごめん、想定外の火力だった...」

俺は落ちていく咲夜をキャッチする

 

咲夜「うっ...」

大丈夫そうだね。気絶してはいるみたいだけど

 

??「あら、私以外にも人...

男ってことは、あんたが紫が言っていた外来人ね」

 

「月夜だよ。

紅白衣装...

あなたが博麗の巫女、博麗霊夢だね」

 

霊夢「っ、その言い方は紫から聞いていたのかしら?」

「まぁ、うん」

ごめん、紫さん...

 

霊夢「それで、どんな状況?」

 

「向こうについてる使用人を1人倒した。霊夢もでしょ?

もう1人異変解決に来てる人がいるみたい。

あと残ってるのは館の主人ともう1人が相手してる敵だけだと思うよ」

霊夢「分かったわ。あなたもついてくるの?」

 

「まぁ、決着くらいはみようかな。

これ以上戦うのは無理そうだし」

 

霊夢「そう。足は引っ張らないでよね」

 

「無論だよ。それでどっちに行く?」

そう言いながら動こうとする

 

霊夢「待ちなさい!

その女も運ぶつもり?」

 

「うん。床で寝かせるのは嫌だし」

 

霊夢「はぁ、呆れた。紫が言ってた通り甘いのね」

 

「甘くて結構。それで負けるなら俺が弱かっただけだからね」

 

霊夢「言っとくけど、その女が攻撃してきても助けないから」

 

「それで結構だよ。それじゃあ、吸血鬼狩りに行こうか」

こうして、俺たちはボスのところまで進むことにした。

 

ーーーーー

 

霊夢「なんで吸血鬼って分かったのよ」

「咲夜さんが、吸血鬼って言ってからだよ」

 

俺たちは、館の主人の元へ移動中である。

 

「うーん、上かな」

霊夢「あなた、何を指標に歩いてるのよ」

「え、能力を使ってるだけだよ。

この力なら、辿りつかないことを否定できるからね」

 

咲夜「うっ....」

「あ、起きた」

 

咲夜「あなたは....」

「何をしても無駄だよ」

多分時を止められた。まぁ、その程度じゃ、意味がない

「俺の能力は[事象を否定する程度の能力]。今はあなたの能力の影響が無効化されないことを否定してるからね。好きに動けるよ」

 

咲夜「完敗ですね。今はお嬢様の元へ?」

「うん。けどなんか変なんだよね。あ、能力解いてくれる?霊夢の方は無力化してないから」

咲夜「分かりました」

 

「ねぇ、霊夢、爆発音すごくない?」

霊夢「そうかしら?戦ってれば普通だと思うけど...」

 

「どこで戦ってる?」

霊夢「それは外で...

さっさと行くわよ!」

「いや、霊夢だけでいいよ。俺は見学。

これ以上は戦えないからね」

 

霊夢「分かったわ。流れ弾には当たらないでよね」

「りょーかい」

そうして霊夢は外に行く。

「ねぇ、咲夜さん。外に庭ってある?」

咲夜「ありますが....」

「なら、そこで綺麗な弾幕でもみて、この異変の終わりを見届けようか」

 

ーーーーー

 

そうして、庭に出て、椅子とか机を諸々能力で作って座りながら、霊夢と魔理沙VSスカーレット姉妹(咲夜さんに教えてもらった)の戦いを見学中。

いやー、綺麗だね。弾幕

「俺のは綺麗とかじゃないからなー」

ただの剣が飛んでくだけだし...

 

咲夜「あの一筋の光のようなものは綺麗だと思いましたよ」

「ありがとね。さて、そろそろかな」

俺は日傘を生み出す。

「気になるなら持って行ってあげな」

 

霊夢のスペルカードが決まり、レミリアとフランドールが降ってくる。うまく日陰に落ちたみたいでよかった

 

「お疲れ様。霊夢」

霊夢「えぇ、月夜も1人倒してくれて助かったわ」

魔理沙「おー、アリスのところにいる、確か月夜か!なんでここにいるんだ?」

「2人と同じで異変解決ですよ」

 

文「博麗の巫女の異変解決と、有名な男の子じゃないですか!スクープにできますね!」

パシャ!

 

こうして俺にとって初めての異変解決は終わりを告げた。

1人倒すのが精一杯。もっとうまくやらなきゃいけないかな。

あと、ロンゴミニアドの威力落とさないとね

 

 




主人公はまだうまく飛べないため、最終戦には参加しませんでした。
姉妹が飛んでっちゃったのがいけない...
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