転生したら駄目神だった件   作:がりゅう

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続きです。なんなりとお読みください。


爆裂娘との出会い

第5話

 

 

「パーティメンバーを募集しようと思うの。」

私はギルドの酒場でカズマにそう告げる。

 

「うん・・・。まあそうだよな。あれを見ればな。」

 

「うっ・・・・。まあそれは置いといてよ。」

 

「そうか。ところで募集条件はどうするんだ?」

 

「上級職のみよ。」

 

「は?」

 

「だから、上級職のみよ。上級職がいれば戦闘がかなり楽になるわ。」

※すべてのパーティがとは言ってない

 

 

「はあ?ここって初心者の町だろ?上級職がいるのか?いたとしてもとっくにほかのパーティに入ってるだろ。」

 

「大丈夫よ。きっと」

 

「きっと、っておい・・・。」

 

募集条件は原作通りにしないと後々めぐみんやダクネスがここに来ない可能性が高いと感じた。のでこれだけは譲れないわ。

 

「まあ気長に待ちましょうよ!」

 

 

3日後

 

 

「・・・・来ねえじゃねえか。」

 

おかしいわ。もうすぐだと思うなけどなあ。

 

 

 

「こちらがメンバーの募集をしているパーティですか?」

 

あ、きた!ついに来たわ!とりあえず初対面だし、あれをやってもらおうかな。名前知ってるけど。

 

「ええっと、募集を見てここに来た人よね?とりあえず自己紹介してもらっていい?」

 

「いいでしょう!我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操りし者!!」

 

いやー、紅魔族の名乗りってなんか前世から好きなのよね。特にめぐみんのを生で聞けて嬉しいわ。

とここでカズマが

 

「おい、馬鹿にしてんのか?」

 

「ちがうわよ。この子は紅魔族。紅魔族は独特な感性とネーミングセンスをもってるから、名前とかがこんな感じなのよ。それに紅魔族は魔法の才能がとてつもなくて、そのほとんどがアークウィザードになるほどだからとても助けになるわよ。それにめぐみんは爆裂魔法を使えるらしいから、さらにすごいと思うわ。」

 

「ご説明ありがとうございます。ところでこんな感じとはどういうことか教えてもらお・・・・」    ドサッ

 

あ、忘れてた。

 

「お、おい!大丈夫か?」

 

「はい・・・。実は3日前からほとんど食べていなくて・・・何か食べさせてもらえませんか・・?」

 

 

 

 

めぐみんの腹が満たされたあと、めぐみんと仮パーティを組んだ私たちはまたカエルを倒しに来ていた。しかし、同じ轍は二度と踏まないと心に決めたわ。またカエルに食われないために、めぐみんが爆裂魔法を打ったら、めぐみんをかかえてすぐに逃げる。これだけよ。

 

「ところで、爆裂魔法ってどんな魔法なんだ?」

 

「人類が扱うことのできる魔法の中でも最大の火力を誇る究極の魔法ですよ。大半のモンスターはたった一撃で倒せますね。」

 

「へー。そんなにすごいのか。」

 

カズマはそれをきいて少しわくわくしてるようだった。まあ人生で初めて見る魔法だもんね。わくわくするのもわかるわ!

 

「それでは、あのカエルに打ちましょうか。」

 

私はめぐみんが魔法を打った後、すぐに背負えるように準備をする。

 

「ん?なんで自分と俺に支援魔法をかけるんだ?」

 

「後になれば分かるわ。」

 

準備ができたあたりでめぐみんの詠唱が始まった。

 

「『黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。

覚醒のとき来たれり。

無謬の境界に落ちし理。

無行の歪みとなりて現出せよ!

踊れ踊れ踊れ、

我が力の奔流に望むは崩壊なり。

並ぶ者なき崩壊なり。

万象等しく灰塵に帰し、

深淵より来たれ!

これが人類最大の威力の攻撃手段、

これこそが究極の攻撃魔法、

 

エクスプロージョン!』」

 

 

ドゴオオオオン!!!

 

粉塵がなくなった後、カエルは跡形もなくなりそこにはクレーターができていた。

 

私は、爆裂魔法の威力に呆然としているカズマを一瞥し、今にも倒れんとするめぐみんを背負いながら言った。

 

「カズマ、今すぐ町に向かって走るのよ!」

 

「へっ?どういうことだ?」

 

「いいから急いで!」

 

「あ・・・あの、なぜ私が倒れるとわかったのですか?」

 

「それはあとね!」

 

一目散に逃げる私に並走しながらカズマが、

 

「なあ、急にどうしたんだよ?そんなにやばいことでも起きるのか?」

 

「・・・・・後ろを見てみなさい。」

 

「後ろ・・・・ってなんじゃありゃあ!!なんだよあの大量のカエルは!!!・・・あ、もしかしてさっきの轟音で」

 

「そういうことよ。」

 

「お前、それを予測してたってことか。すげえなおい。っていうかそう考えると爆裂魔法って使い勝手悪くないか?」

 

「使い勝手が悪いとはなんですか!強者にこそ力を発揮する魔法と言ってもらいたいです!」

 

 

そのようなことを言いながら草原を走っていると、ようやく町の門が見えてきた。やった!カエルに粘液まみれにされずに済むんだわ・・・。

 

しかしここでも運の悪さが無駄に発揮される。いや、もはや運命といっても差し支えない。私は足元にあった小さなぬかるみに気づかず、足を滑らせた。しかもそこはちょっとした坂道だったようで、どんどん後ろに転がり戻っていく。そしてまた、

 

 

パクリ

 

 

 

めぐみんごとカエルに食べられた。

 

 

「く、食われてんじゃねええええええええ!!!!!」

 

 

私たちはまたもや粘液まみれで帰ることになった。




アクアの運が悪すぎるのは最初のほうだけです。ダクネスがパーティに加入すれば幸運値が釣り合って原作ぐらいになります。
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