東方憑鴉録   作:きりがる

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初めまして、きりがると言います。
一応、初投稿となりますが、文章力が皆無なため駄文です。

それでも宜しいというのであれば、どうぞです。


東方憑鴉録
プロローグ


 皆は事故に遭ったことがあるだろうか? 何でもいい、死んでしまうくらいの事故だ。まあ、死ぬくらいのだったら答えられないか。俺はあるぞ。しかもさっきの事だ。

 

 死ぬ瞬間ってのは、案外何も感じないものだ。走馬灯なんて馬鹿なものは見えなかったしな。見えても碌な記憶じゃないから、見えないほうが断然いいけど。

 

 さて、じゃあ俺の過去についてほんの少しだけ語ろう。長い話は嫌いだからな。

 

 俺の名前は鴉間鋼夜(からすまこうや)。ごくごく普通に育ってきた俺だが、小学六年の時に親が交通事故で死んだ。

 

 死体を見てきたんだが、顔なんかグチャグチャで目玉が飛び出したりしていた。その頃からかな、なんか吹っ切れたのは。

 

 まあ、そんなことより親が借金を遺していたために、皆が中学行く頃にはバイトしてたよ。家はあるもの全て売って、家も売って最低限必要な物だけ持って外に出た。

 

 なんとか借金は返せたんだが、金が全く無くってなぁ……。バイトして、バイト先の店長さんが昔使っていたという教科書や図書館で本などを読んで勉強していた。

 

 俺は面倒臭いことと面白くない、またはつまらないことが嫌いだ。勉強は興味あったからしてはいた。

 

 それでなんとか三年間でバイトしまくってボロ部屋を一室借りて過ごし、高校にも何とか通えた。興味があったからな。

 

 高校でも友人ができてまあまあいい生活を送っていたんだが、ある日突然面倒臭いことが起きた。

 

 友人の男Aと女Bと帰っていた時のことだ。名前? 分かりやすくていいだろ?

 

 で、帰り道に出くわしたのがストーカーだったというわけだ。女Bは世に言う美少女と言うもので、高校だけではなく色んな所で人気だった。

 

 女Bをストーカーしていたらしい男はナイフを持っていた。何か目が血走っていたんですけど……。

 

 女Bに襲いかかったストーカーは、面倒いが俺が相手した。別に格闘の類も何も習ってないけどな。だから俺は普通に負けるわけでして、心臓直撃コースで見事刺されまた。

 

 いかんな、これは面白く無い……と思った俺はポケットに入っていたシャーペンを取り出して犯人側に倒れると同時に喉に深く刺した。

 

 これは死んだな…と思いながら倒れると、意識が朦朧としてきた。

 

 倒れた俺に友人二人が寄ってきた。ぼやける視界には、涙を流している二人の姿。

 俺は死ぬことに関してや、二人への言葉、今までの思い出なんかを考えようとしたが………

 

(や~めた)

 

 面倒臭いから、考えるのを止めた。

 

「鋼夜くん!!」

 

 最後に、女B……天音が俺を呼んだような気がした。

 

 

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