偽園さやかはオカズになりたい 作:苗木推しのサヤカー
偽園さやかはパンツを見せたい
舞園さやかです。
なんだかんだで、最後まで生き残ってしまいました。
私としては、舞園さやかとして苗木君にいっぱいオカズを提供できたので大満足です。
希望ヶ峰学園を脱出した後、私達は未来機関で保護されました。現在私は苗木君と同じ、未来機関で働いています。ただ、仕事内容の事情もあり、苗木君と過ごせる時間はあまり多くありません。
苗木君は私以外の人たちとも交流していたので、みんなからの好感度は高いと思います。最終的に誰と結ばれるかは分かりませんが、それは苗木君の意思に任せるとしましょう。
それでも、私のやることはこれからも変わらない。苗木君と一緒に仕事できるときは、他の職員の目を盗んでパンツを見せてます。
舞園さやかのパンツの記憶を、苗木君は未来永劫忘れないでしょう。
苗木君、これからも一生私のパンツで、いっぱいシコシコしてくださいね♪
<side:苗木誠>
コロシアイ学園生活の黒幕、江ノ島盾子を倒したボク達は、その後未来機関によって保護された。
その後もいろいろあったんだけど、ここでは割愛させてもらうとしよう。
今ボクは未来機関の一員として働き、絶望に落ちた世界を復興させる為に頑張っている。
コロシアイ学園生活を生き抜いた、仲間達と共に。
そんなかけがえのない仲間達との
未来機関での日々を過ごして長い時間が経過したある日、ボク達はセレスさんから同窓会に招待された。
どうやらセレスさんは学園を脱出するとき、卒業のご褒美としてモノクマが用意していた100億円を見つけてうまいことちょろまかしていたらしい。セレスさん曰く、「バレなきゃイカサマじゃない」のだとか。
なにをしてるんだあの人は。
『世界の復興が進んで貨幣経済がすっかり機能を取り戻したので、西洋のお城を購入しました。ぜひ遊びに来てくださいな。』とのこと。
妹のこまるに同窓会について話すと、「さやかちゃんも来るの?だったら私も行きたい!」と言い出した。
こまるは熱狂的なサヤカーだ。
以前にも何度か本人に会わせたことはあるが、こまるはすっかり舞園さんに懐いてしまっている。
セレスさんに連絡を取り、こまると一緒にお邪魔させてもらうことにした。
いつだったか、セレスさんがボクに夢を話してくれたことがある。西洋のお城に住んで、執事兼護衛団として集めた世界中のイケメンにヴァンパイアの扮装をさせ、身の回りにはべらす。そうして完成させた、耽美で退廃的な世界。そこで一生を過ごす事こそが、彼女の夢であり、目標であり、人生のノルマなのだと。
目の前にそびえ立つお城は、そんな彼女の夢を背負うにふさわしい佇まいをしているように見えた。
そんなことを考えながら呆然と見上げていると、ヴァンパイアの扮装と執事の格好をした男性が出迎えた。
セレスさんの話によれば、このお城にはべらせるにふさわしいAランク・Bランクのイケメンがまだ見つかっていないため、未来機関の中からセレス曰くCランクの男性数名をナイト(下僕)として従え、休日返上でお城の管理をさせているのだとか。
……なんというか、もう……お疲れ様です。
その後、セレスさんの命令によってナイトさん達から豪勢な食事が提供され、ボク達は楽しいひと時を過ごした。
舞園さん、霧切さん、朝日奈さん、セレスさん、十神クン、腐川さん、そしてこまる。
コロシアイ学園生活で死んでいった仲間達のことを思い出してしんみりした瞬間もあったけど、それでもボクはみんなと話せて楽しかった。
十神クンと腐川さんは、未来機関で仕事をするうちに少し関係が変化していた。
そんな彼らに気を利かせて2人きりにした後、セレスさんはボクにお願いをしてきた。
夜、ちょっとした催し物をしたいので、指定された服を着て集まって欲しい、と。
ボクに渡されたのは執事服とヴァンパイアの扮装道具一式。ナイトさん達が着ていたのと同じものだ。
ひと通り着替えた後に覗き込んだ姿見に映るボクは、自分で言うのもなんだけどなかなか
ボクは面食らった。
セレスさんは黒のネグリジェを、そして他の女子達はというと、新世界プログラムにあったようなエプロンドレスを着て、ミニスカメイドの格好をさせられて集まっていた。
目を白黒させるボクにセレスさんが、城の雰囲気を生かしたロールプレイに付き合って欲しいと言ってきた。
とある貴族令嬢のセレスさんが、失礼を働いたヴァンパイア執事であるボクを、メイド達に誘惑させる。メイド達を襲いたくなるものの、セレスさんに“待て”を命じられているボクは我慢できず、その場でシゴき始めてしまう。その様子を見ながらセレスさんがロイヤルミルクティーを嗜むという、あまりにも頭が悪いシチュエーション。
元クラスメイトとその妹に何させようとしてるんだこの人は。
そんなボクの思いに反して、女子達はやる気満々だった。
どうやらセレスさんが事前に話を通して、みんな了承したらしい。どうして?
こまる「細かいことは別にいいじゃん。みんな、お兄ちゃんの大好きなパンツ、いーっぱい見せてくれるって言ってるんだから。」
こまるの発言に、ボクのみぞおちがギュッと痛んだ。
あのコロシアイ学園生活は、電波ジャックによって完全生中継により全国ネットで放映されていた。こまるはそのとき塔和シティのマンションに監禁されていたからリアルタイムでは視聴していないが、未来機関に保護された後でその録画をボクと一緒に見せてもらっていた。
当然、そこにはボクと舞園さんのあれこれも一部始終が収められていた訳で。
舞園さんと会話している場面で羨ましがられ、衝突してパンツを見た場面で頭をポカポカ殴られ、脚立の下から覗いたところでビンタされ、舞園さんの首にロープを掛けようとしたところで首を絞めて殺されかけた。
そこからパンツを盗んでいたことが発覚したところまで、こまるはボクをゴミを見る目で睨んでいた。
だが、舞園さんがそんなボクを受け入れて、口づけをして、その後も一緒に過ごしているところを見て、こまるは
こまる「ほーら、悪い執事さん。これが見たかったんでしょ?」
ボクが回想に浸っている間に、ロールプレイが始まってしまった。メイド姿の女子達が、一斉にスカートをたくし上げる。
舞園さんは「苗木君。いっぱいシコシコしてくださいね♪」と言って、可愛らしいピンクのパンツをさらけ出した。
霧切さんは「苗木君のクセにそんないじらしい顔して、生意気よ」と頬を染めて、セクシーな黒の片紐パンツを見せてくる。
朝日奈さんは「うぅ~、苗木なら平気かなって思ったけど、やっぱり無理ぃ~」と顔を真っ赤にして、素朴な純白パンツを少しだけ覗かせていた。
そしてこまるは、白と水色の見慣れた縞パンだった。
こまる「ほらお兄ちゃん、我慢しなくていいんだよ?」
もはやヴァンパイア執事とメイドの設定がどうとかはあまり意味を成してないが、セレスさんはにっこりとした顔でロイヤルミルクティーを啜っていた。
ボクはふっきれた。ズボンのファスナーからそれを取り出し、メイド達の前で右手を酷使し始める。
その様子を女性陣はうっとりした目で見下ろしていたが、そのうちこまるが我慢できなくなり、「こっちからは何してもいいよね!?」といってボクの顔を両手で挟み、唇同士をくっつけた。
「あぁ♡お兄ちゃんとのキス♡ふああぁ♡」と言いながら舌を絡ませてくる妹に、ボクは思わず絶頂を迎えた。
床を汚したことを気にする間もなく、他の3人が迫ってくる。
こんな感じで、今日もボクは元クラスメイトの女の子達に翻弄されながら、未来へ向かって生きている。
全ての始まりとなったあの桜色を、ボクは一生忘れないだろう。
END