プロヒーローにも悩みはあるそうです。
僕の母…は異常者なので今回は父に話を聞いてみました
「プロヒーローの悩みってある?」
「…ただの社会人だよ自分」
「いやいやヒーロー免許証持ってたじゃん」
「・・・」
まるで刑事ドラマのワンシーン。
「あるとしたら…傷が痛い」
というわけで即時治療する装置を作っていきましょう
なに突然、と思うでしょうがこれには理由があります。
その理由とは以前作った装置こと半導体作れる装置。あれ起動したら制作に一か月かかるって言われたんですよ、なんですか本当に。
即時治療する装置、自動で包帯を巻いてくれるみたいな感じです。
設計図によれば、消毒、止血、かさぶた生成をやってくれるそうです…かさぶた生成?
まぁこれはいいとしまして作っていきましょう。
ゲームとかでよく見る治癒ポーションのようなものを期待していましたがまさか腰にまくとは…
まずは止血と包帯です。
これは小型ドローンを作って傷口まで素早く包帯を運搬するような感じです。
はい、察しの通り、阻止される可能性があります。
そのため少しは大きくなってしまうものの、小型ドローンが自動的に抵抗する機能も追加しましょう。
例えば…そうですね
ー回想シーンー
「くそっ傷口が痛いよ」
即時治療する装置が起動する
「させねぇ!」
敵がドローンへ攻撃しようとしたとき。
小型ドローンが突如オールマイトと似た姿へと変形する
「ワタシガキタ!!」
そしてフルボッコにされる敵
ーーーー
いえ、この場合質量がえげつないことになるので不可能ですがね。
どうしましょう、毒ナイフを持たせてステルス機能を搭載してみるとか…暗殺ドローン。
ステルス機能はつけるとしてせめてもの抵抗で煙はたかせましょう。
相手の目隠しになる。いやまて、その煙が傷口に入ったらどうなる…
毒性にするつもりだったので最悪死にますね。
なぜでしょう、殺意マシマシマシーンが出来上がってしまいそうです。
今回は治癒という重要なサポートアイテムの制作ですよふざけないでください僕…
とりあえずステルス機能を搭載することにしました。
設計図は無事完成です。
作成へと行きましょう、今回は母のヒーローコスチュームに似あったデザインにしていきます。
つまりトランプケースです。下手すればたばこの箱に見えちゃうかもしれませんが
母のヒーローコスチュームは派手なんですよね。
赤と黒のピエロのような衣装、服装はちょっと不気味な感じでお人形が身につけてるような…
ずっと母の活躍を見ていたせいか道化師、ピエロがかっこいいと思えるんですよ、二次元の見過ぎですね。
というわけで無事完成!
即時治療する装置ー!
まずは自分の腕に傷を付けます、病んではおりません。
するとセンサーが作動しトランプケースが開いてはドローンと包帯が出てきます。
先にドローンが止血処理をしその後に包帯をぐるぐるぐるぐる…
ハイ出来上がり、そして中ではかさぶた生成します。
もちろん他人にの使えます、このケースを相手に当てれば自動で治療開始と。
しかしながらこの機会少し欠点があるんですよね。
それはかさぶた生成時に疲れが出るということです、そんな体に害を与えるようなことはしていないはずなのになぜでしょう…血が出てるからか。
あとはほんのちょっとしたネタ的感じでかさぶた剥がそうとすると警告が鳴り響きます。
これでもう、安心して傷口を癒せますね。
◇◇◇
「父さん、即時治療する装置作ってみた」
「すごい」
トランプケースの見た目の即時治療する装置をみては目を輝かせている、母。
なぜか後ろから母の視線を感じます
そっと気配を隠す楓、しかし父は即時治療する装置を見ては我が息子の成長に感動しています。
そこへ抱きつく母。
「ダーウィーン!」
「N〇Kやめろ」
冷静にツッコミができているところをしっかりと学習していこうと思った楓です。
ねーたーぎーれ。まぁ寮生活スタートしたらもう少しほかの生徒との交流を盛んにさせてあげたい。なんて思っても彼の友達は一人だけだよ。うん。