作りたいものを作る。ただそれだけ。   作:作猫

13 / 13
夏がすぎ…雨がひどいですね


様々な個性に対応できる拘束装置だったはずの装置

「夏だ!海だ!高級ホテルだぁ!」

 

家の中ではしゃぐ母。

普通に学校です、夏休みですがフツーに。

なんせ本日は半導体が完成する日、プリンター(仮)をアップグレードできるのです!

というのが第一理由、第二理由は作りたいものがあるから。

 

「行ってきます」

「いってらっしゃい…できれば早めに帰ってきて…」

 

ちょっと絶望顔をしている父。

ガムテープLevel999の母が一日中父にくっついているなんて簡単に想像できる。

想像したくないけどね。

ドアを開けてはセミの鳴き声が耳に響く。

 

「暑い…」

 

教室にはきっと発目さんがいるので涼しいはず。

プリンター(仮)に冷却装置をつけているので汗はかきません。

ですがこの日差し…

さっさと電車乗って雄英高校へ行きます

 

◇◇◇

工房

 

目の前で爆発とともに発目さんが出てきました

黒煙の中楽しそうですね

 

「こんにちは!えっと…すみません!名前忘れてしまいました!」

「こんにちは発目さん」

 

名乗るのはもうあきらめた。

何度名乗ったことだろうか、いざ部屋へ入るとあら不思議ここはサウナですか…

 

「発目さん、冷房って…」

「あ!付け忘れていました」

 

汗でびっしゃびしゃな発目さん。彼女を見てときどき思う、なぜ恥ずかしいと思わないのか…天才について理解するのは永遠と無理だろう…半導体を作れる装置へと行ってみると今度はめちゃ寒、温度はまさかのヒトケタ。パワーローダー先生に装置を特別な部屋へ移してくれたことに感謝です。

…うぅ…急激な温度の変化でお腹壊した。

 

夕方半導体は完成するのでそのうちに作りたいものを作ってしまいましょう。

その装置の名前は「様々な個性に対応できる拘束装置」、僕が作る拘束装置は先生たちから危険視されています。なので平日は極力作らないでいるのですが今は夏休み!作りたいものを存分に作れます。

内容は誰でも簡単に敵を捕まえることができるアイテムです。

ボールをポイってするだけで相手の個性を瞬時に判断しそれに見合った拘束をしてくれます。

つまりもしかすると母も拘束できるかもしれないということ。今ごろ悲鳴を挙げている父を救出するために早く作ります。

材料は簡単、子供たちが遊ぶボールプールにあるボール。

弾道が予測できなさすぎる捕縛ネット装置を解体して再利用、あの弾丸とAIは許しません。

AIは今回使いません…いや使えるな

 

◇◇◇

 

というわけで無事完成です。

見た目はモ…ボールです、ただのボールプールにあるボールです。

これを敵に投げることにより相手を束縛することができます。

さていざ実践…できないわ…

 

「どうかしましたか?」

「発目さん、サポートアイテムのテストをしたくて」

「わかりました!私が投げますね!」

 

発目さんにサポートアイテムを渡してはゴールキーパーのような立ち方をして来るのを待ちます。

相手を殺す機能はついていないので大丈夫なはず…

 

「いきまーす!」

 

ゴツンと僕の頭に当たっては何も起こらなかった。

僕が敵じゃないからそうAIが認識…

と思ったとたんに機会が動き出し映像が出現

 

〈ソースカツ丼に入っているパイナップルが科学者のフライパンで見事にホームランを放った〉

 

「…………なんだこれ」

 

意味不明なことをしゃべりだす装置。

まさか「変なことを喋らせて相手の思考機能をショートさせる装置」だったか?

しかしながらこの装置ずっと変なことをしゃべりだす。

減る団寿限無港の受け皿がサトウキビになんだって?

停止ボタンなどない、電源が切れるまでずっとこのま…ま…

 

「ソーラーパネルつけちゃってたんだった」

 

発目さんにヘルプを求めようとしたがもういないしってあれ?煙が…

 

◇◇◇

 

目覚めると保健室の天井を見ていました。

なんと爆発したのだとか。すぐそばで爆発したためいくら爆発耐性が身についてしまっていようがダメだったようです。

ボロボロの服を見ながらリカバリーガールにお礼をし戻る。

改めて装置のコードを眺めているとなんと、一文字だけ入力ミスがあって爆発したそうです。

なんで爆発するのでしょうか、バタフライエフェクトにもほどがあると思います。

 

そんな文句を心ではいているとついに半導体が完成!

プリンター(仮)へセットすればアップグレード完了です、はい半導体を作る装置から作った部品を取り出しプリンター(仮)へ張り付けるだけで終わりです、簡単ですね。

 

「テストテストー、へろーループ」

『こんにちは、楓さん』

 

男ならだれもがループさんの声は女性にするはずだ、例外はあるだろうけれども。

テストは無事成功、これにより設計図をループさんによる修正改善が可能になりました。

そしてなんと、個性因子のデータ化も

 

『まだできません』

「え?いやいや」

『記録が足りません』

 

◇◇◇

一方そのころ秤屋家では

 

「タスケテ…」

 

指から出た血をつかいダイイングメッセージを書き残す

と思いきやかわいい猫ちゃんを描いては癒されている父。

後ろからはゴゴゴゴゴゴゴとオーラを出しながら接近する母である。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ラスボススタンド使いの無駄無駄ヒーローアカデミア(作者:ライタードーパント)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ジョジョラーの転生者が、ジョジョ第3〜8部のラスボスのスタンドを全て使って敵に無駄無駄する物語。▼「原作?知るか!無駄無駄無駄!」


総合評価:210/評価:-.--/連載:3話/更新日時:2026年07月09日(木) 03:45 小説情報

個性、海賊。ヒーロー向きじゃないって?これ以上ない英雄の個性だろ!(作者:紡縁永遠)(原作:僕のヒーローアカデミア)

事の始まりは中国、軽慶市。『発光する赤児が産まれた』というニュースだった。▼ 以降各地で「超常」は発見され、いつしか「超常」は「日常」に、「架空(ゆめ)」は「現実」となった。世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である現在、個性を悪用する敵(ヴィラン)により混乱渦巻く世の中で、かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が、脚光を浴びていた。そう、「ヒーロー」と呼ば…


総合評価:903/評価:5.94/連載:9話/更新日時:2026年09月05日(土) 00:00 小説情報

個性「煙」の救煙レスキューヒーロー(作者:ウルトラエックス)(原作:僕のヒーローアカデミア)

僕のヒーローアカデミア▼オリ主▼白煙薫(はくえん かおる)くん▼個性「煙(けむり)」▼身体が煙の常時発動型の個性▼救援ならぬ救煙レスキューヒーローになりたい▼好きなヒーローは13号とバックドラフト▼ヒロインは葉隠透(はがくれ とおる)ちゃん▼個性「透明化(とうめいか)」▼姿が見えない常時発動型の個性▼原作終盤で明かされた超絶美少女▼顔が見えない白煙くんと姿が…


総合評価:385/評価:6.44/連載:55話/更新日時:2026年09月11日(金) 18:00 小説情報

個性図書館によるヒーローアカデミア(作者:ヨガマスター)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ヒロアカを見ながらLibrary of ruinaをやってたら死んだっぽい。▼そしたらなんかヒロアカの世界に転生した。▼しかも個性図書館。▼……どうしよ?▼ヒロアカ世界で図書館の機能を使えるように拡大解釈と強化が施されてるのでそこで無理になった人は素直に見るのをやめましょう。▼あと作者は割とヒロアカのにわかだから設定に矛盾があったらごめん▼ちなみに個性図書館…


総合評価:3120/評価:8/連載:33話/更新日時:2026年08月12日(水) 12:03 小説情報

個性『無双』は優しくない(作者:只野揺月)(原作:僕のヒーローアカデミア)

 世界でおよそ八割ほどの人間が"個性"という超能力に目覚めた現代社会。▼ "個性"による犯罪を起こす人間「ヴィラン」が生まれ、逆にそれを取り締まる「ヒーロー」という職業も生まれた、まさに「超常」と言うべき社会。▼ そんな中、少し、いやかなり特殊な"個性"を持つ少女がいた。▼「響香!私を虐めてくれ!!…


総合評価:723/評価:8.19/連載:17話/更新日時:2026年08月06日(木) 18:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>