あぁ!?脱いだら凄いんだぞこっちは!(うすほそ)   作:あげ竹輪

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医療知識はありません。流してくれるとありがたいですり








〇〇の場合 past

 

 

1日目

 

 

今日はゲヘナから飛び立つ!

トップの人から推薦...ていうかランダムで選ばれたのが私らしい。

まあ楽しみだから別にいいんだけどね

 

「メイ!今日のお弁当!」

 

お姉ちゃんが玄関前で忘れ物を届けてくれた。

 

 

「あっちに行くとは言っても、1週間だし日帰り...だけど、しっかり全部食べること!」

 

給食部の長としてなのかいつもそういうお姉ちゃん。

安心して欲しい。お姉ちゃんの料理で残すことはありえないなんてったっていちばん美味しいからね!!

 

「いってきます!」

 

 

 

 

 

 

 

いつもと違う駅に降り、指定された学校に向かう。この辺なんか白すぎて明るくてなんか眩しい...

 

ちなみに角は隠している。なんかまだ根強いから見せない方がいいってトップが言ってた。帽子も貰ったからそれを外れないように気を付けながら歩いている。

 

しばらくして歩いていると後ろから走る音が聞こえる。

急いでいるのかな?と思っていたけど明らかに私の方に近づいてきてる__っ!?

「そこの人!止まってくださいーー!!!」

 

あ、はい。

 

「怪しいですね!昨日までは見ていない顔でしたので!」

 

まあそうですよね初めて来ましたもの

私を呼び止めた人は私よりも少し大きく、アイスの色みたいな髪色で元気が有り余ってそうな人だった。

 

 

 

 

「えっ!そんな事情があったんですか!?...すみません、早とちりしました...」

 

交換留学できたことを伝えたら語尾がどんどん沈んでゆき、謝罪までしてくれた。

間違ったことをしっかりすぐ謝れるあたりこの子は本当に良い子なのだろう。そう思った。

それはそれとして行動力凄いのは何となくわかった。

 

 

「全然大丈夫ですよ。それと...名前を伺っても?」

ここまで良い子だと知り合いくらいにはなっておきたい。そう聞くと調子を取り戻したこの子が言ってくれた。

 

「はい!トリニティ学園1年、宇沢レイサです!トリニティ自警団のエースです!!」

 

自警団?と思ったけど多分こっちの風紀委員みたいな感じだろうと納得した。

エース?...まあ正義感は強そうだからそうなのかな?

 

それはそうとこの子もやっぱりトリニティだったのか。

...マコトさんには「ゲヘナであることは念の為隠しておけ」って言われたけど、この子には言ってもいいかな。でも...うーん...

 

 

「...ゲヘナ学園の1年、愛清メイです。よろしくね、レイサさん。」

 

声は小さくなったけど聞こえる声で言った。どうなんだろう。どういう反応を...

 

あれ、俯いてる?....やっば早速ミスったかなやばいやばい!?

 

「....す、すみません、初対面の人と話すとなるとやっぱりちょっと緊張しちゃって...」

え?あの態度で?とは思ったけどそういう人もいるだろう。というかもうゲヘナは気にしないのね...じゃあいいか

 

「今は初対面ですけど、友達です。これからよろしくお願いしますね、レイサさん!」

 

この人脈は逃してはいけない。マコト先輩が言ってた。ゲヘナ毛嫌いが多すぎるから悪感情を持たないのは極わずかだって。

じゃあ初日からそれを引いた私めっちゃラッキーじゃん!?となった私は逃がさんとばかりに握手を求めて手を出す。

さあ、握れば確定!どうなる....

 

「〜〜っ!!...はい!よろしくお願いします!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

私はこの時影に隠れた人影に気付かなかった。

 

 

 

教室に入ると何名かの生徒が出迎えてくれて、そのまま紹介に入った。書類上は違う学園として通っているため、自己紹介の際はゲヘナと言うことはなかった。

 

みんな気品が凄いんだけど意外と話があったりする人もいたから楽しかった。

こっちとあんまり変わらないのかな?マコト先輩の心配事も杞憂に終わるのかもね。

 

 

 

今日のお弁当も美味しかった。

でもいつもよりも味が控えめだった?そんな感じがした。

 

それと、なんかめっちゃ喉乾いたし、水筒の水がちょっと苦かった?

私も緊張でちょっとあれだったのかな。まあいいや、報告です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よろしくお願いします。救護騎士団団長、蒼森ミネさん。」

 

初見の人ではありますが、同じ医療従事者として、また現場に居合わせた人物として、また...

 

「はい。よろしくお願いします。...長話はなしに先に証拠物を提示致します。」

 

出てきたのはパウチに入った粉でした。

 

 

この部屋にいるのはベッドに寝ているメイさん、それと私たち二人のみです。落ち着いた話し合いができる方のみ、となる場合に私しか残りませんでした。

 

「加害者の関係者から押収した品です。特殊な金属キレート剤であり、特に必須ミネラルを過剰に分泌させるものとなっていました。」

 

 

 

 

亜鉛欠乏。

唾液の分泌が減り味覚障害となるケースが有り。

 

メイさんに「些細なことでも記録するように」と書かせた日記の内容と一致しており、推測ではありましたが証言があるため使用されたことが確認できました。出来れば本当であって欲しくありませんでしたが

 

 

引き続き読み進めていきます。

 

 

 

 

 

2日目

 

移動教室があった。

普通に学校の構造が分からなくて困っていると綺麗な羽を持った同じクラスの人が教えてくれて、一緒に連れて行ってくれた。

事前情報と違うし、やっぱり本質はみんな優しい人なんだと思うねー

もう帽子も外してもいいかも?と思ったけど命令というかそんな感じだったから辞めておいた。万が一もあるからね。

 

 

そういえば前日あった緊張が慣れで解けてきたからか午前の授業が終わった後水を飲んだらすごい眠気に襲われた。

数分で目が覚めたからあれだけどもし二度寝してたら危なかったかもしれない。

 

 

今日は晴れなのに何故か濡れていたお弁当の包みを持って中庭で食べた。今度はしっかり完璧な味付けのお弁当でした。お姉ちゃん、グー。

 

別に落とした訳じゃないし、中身も汁が散る具材もなかったけどなんでだろ....

 

まあ、そういうこともあるよね。取り敢えず報告書書きますか

 

 

 

 

 

 

 

3日目

 

クラスの人達からお昼一緒に食べませんか?って言われた!!

貰ったおかずは少し苦かった?けどとっても嬉しかった。

やっぱりゲヘナとトリニティが共生できる日も近いのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

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