問題児たちと憑依者たちが異世界から来るそうですよ? 《凍結中》 作:夜明けの月
薄暗い部屋のベッドで横たわり、寝返りを打ったりしていた少年、
「はぁ・・・」
ため息をつき退屈そうにしていた。
「暇だ………」
そう呟いた。司はベッドから飛び起きて家に何か暇を潰せそうなものがないか見渡すが、
「驚くほどに何もないな…」
部屋にあるのは必要最低限、生活に必要な物のみだ。こんなことならゲーム機の一つでも買っておけばよかった、と後悔した司だった。
「確かニュースで桜が満開だったって言ってたよな」
そう言って俺は散歩がてら桜を見に行くことにした。
「えーと、携帯電話はっと……あ、あったあった。そろそろスマホに変えたほうがいいかな……」
学校でもガラケーを使っているのは俺くらいだと思う。
「他は……何もいらないか。財布もいらないっと……」
そう言って俺はバッグの中に携帯電話を入れて玄関に向かい、外に出ようとドアを開けーーー。
「っと忘れてた」
俺は振り返って言った。
「行ってきます」
廊下にはただその言葉が響くだけだった。そうして俺は出かけたが数十分後、もうこの家には帰ってこないことをこの時の俺は知る由もなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うわぉ、桜綺麗だな。まあ俺が好きな季節は夏と冬だけど」
桜を見て一言言った。なんで夏と冬なのかって?長期間の休みがあるからだよ。
「ん〜、暇だな。あいつらにメール送るか」
そういってほとんど学校では一緒にいる二人にメールを送る。
〜数分後〜
「あ、返信きた」
その文面を読むと、
『めんどい 眠い パス』
『ごめん!用事があるから今日は無理!ごめんね!』
「マジか……ていうかあのヤロウ、眠いのは夜更かししてゲームしてたせいだろうが」
二人にも遊ぶことを断られすることがなくなった。
「そこで寝るか」
桜並木は河川敷の近くであり、今日は最適の気温、最高の日差し、吹き付けるそよ風となっており、歩いてる時も尋常じゃないくらい眠かった。
河川敷の芝生の上に寝転がり空を見上げる。
「暇だな〜。なんか面白いことないかな〜」
すぐに眠くなり始め、細く目を開けて言った。
「……ふあぁぁ……眠い……。もういっそのこと寝るか……」
そう言って目を閉じ寝ようとしているときに俺の期待していたようなこと、いわゆる面白そうなことが起こった。
もうほとんど寝かけていた俺の顔に何かが舞い降りた。
「……んあ?なんだぁ……?」
人が寝ようとしてるのを邪魔するのは………?
「なんだこりゃ?」
取って見てみるとそれは手紙だった。全く誰だよこんなところに落とした馬鹿野郎は。
「よくみたらこれ俺宛か」
裏には綺麗な字で『神野 司様』とあった。
「……なんだろう、面白そうな気がする!」
俺は迷わずに封を切る。そして手紙の文面はこうだった。
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能を試すことを望むのならば、己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの“箱庭”に来られたし』
「は?どういうーーーー」
その瞬間目の前に眩い光が現れる。眩しくて目を閉じる。そして、目を開けるとそこは完全無欠に異世界だった。
上空4000mという
今回はものすごく短いですが、これからは長くしていくように努力します。
どうでしたでしょうか?
初投稿でうまくできたか分かりませんが、これから頑張りたいと思います!
次は箱庭の中に入る前ぐらいまでは書きたいと思います。