問題児たちと憑依者たちが異世界から来るそうですよ? 《凍結中》 作:夜明けの月
今回から何話か番外編をしようかと思います!
書きたかったものがやっと書ける…………!
面白く書けてるかどうか分かりませんが、頑張って書きます!
それでは本編をお楽しみください。
司side
「…………眠い」
本拠の自室で起床して早々に、俺は無気力な声で呟いた。
昨日の夜、睡眠時間削って本拠にあった読みたかった本全部読み切ったせいか?たった二冊だけで、ページ数もあんまりないのに?だけど、眠い。いつも以上に眠い。これはあれか?神様が俺に寝ろと言ってるんじゃないのか?それなら寝るしかないよ!この頃全然二度寝してないけどまあ誰にも迷惑はかけないし、いいよな別に!
「……よし寝るか」
俺は再びベットに横になり、布団をかぶり、寝ようと目を閉じた時だった。
コンコンとノックが鳴り響き、聞き覚えのある声が聞こえる。
「司、起きてる?」
……………さてどうしよう。
今から寝るという時に耀が来た。しかも俺を起こしにだ。
「(で、でももう布団の中に入ったし、というか凄まじい眠気が襲って……)」
とうとう限界をむかえ、意識が落ちーーーー
「司、起きてないの?」
なかった。悲しそうな声が司の心を貫く。
これはあれだ、無理だ。彼女が起こしに来てくれたにも関わらず、二度寝しようとするなど言語道断。そう言い聞かせ俺は体を起こしてドアへと向かい、開けると、
「………………」
「……………………」
涙目の耀がいた。
…………………本格的にやばいな。
なんとか泣かせないようにするため耀に声をかける。
「よ、耀、おはよう!」
「…………おはよう」
あまり機嫌が優れていない様子。
「起こしに来てくれたんだろ?ありがとな」
そう言いながら耀に笑いかける。
来てくれたことに関しては嬉しかったから、最低限の感謝ぐらいはしないとな。
「…………うん」
さっきとは一転、頬を赤らめて下を向く耀。
「でさ、なんで起こしに来たの?」
ふと気になったので質問する。
「いつまでたっても起きてこなかったから」
依然として下を向いたまま耀は答える。
「そっか。ありがと、耀」
耀の頭を撫でる。大抵こうすると機嫌を直してくれる。
「…………うん」
そんなやりとりを続けつつみんながいる場所へと歩いていった。
・・・・・・・・・・・・・・
「あの司さん、折り入ってお願いがあるんですが………」
「ん?なんだ?」
一人で遅い朝食をとっていると、黒ウサギと狐耳の少女、リリがやってきた。
「じ、実はフィーナちゃんのことなんですが」
なるほどフィーナ絡みの話か。それなら確かに俺が妥当だな。
「今日一日、どこかに連れて行ってもらえませんか?」
…………ん?
「どゆこと?」
「ああ、順を追って説明いたしますので」
黒ウサギとリリの説明によると、フィーナは他の子供達が休んでいる時でさえ働き、毎日掃除やいろいろな仕事をこなしていて、コミュニティの子供達も黒ウサギもレティシアも休んでいるところを見たことがないらしい。
「つまり日頃の疲れを癒すために休暇を取らせたい、という事だな?」
「はい。ですが…………」
リリは言葉を詰まらせる。
「どうしたんだ?」
「フィーナちゃんは『私は休みなんていらない』って言ってるんです」
当の本人がいらないって言っちゃったのか。それでなんで俺のところに来るんだ?
「ですからフィーナちゃんが言うことを聞いてくれそうな司様にお願いしようと思ったのです」
なるほど、さっぱり分からん。
「フィーナは司さんに異常に懐いているんです。つまり司さんが頼んでいただければフィーナも聞いてくれるはずなのです!」
自信満々に言う黒ウサギ。
「まあそんなに言うならやってもいいが、フィーナはどこにいるんだ?」
「あ、おそらくフィーナちゃんは今廊下を掃除してると思われますので」
「分かった。じゃあ行ってくるよ」
今日はフィーナを本拠から連れ出すという予定ができた。まあ暇だからいいけど。
・・・・・・・・・・・・・・・
「何階の廊下なのか聞くの忘れた………」
重大なミスをしてしまった……。こんな広い本拠の廊下と言われてもどこか分からねぇよ……。
自分のミスに落ち込んでいると後ろから声をかけられる。
「あ、司お兄ちゃん!」
ドン、と勢いよく体当たりされ体勢を崩す。
「うわっ!」
「ビックリした?」
小首を傾げ聞いてくるフィーナ。ビックリしたし、まさか適当に行った階にいたとは運が良すぎるだろ。
「ああビックリしたよ。危うく転けそうになったよ」
「えへへ~」
俺がビックリしたのがよほど嬉しいのかニヤけるフィーナ。そろそろ本題に入るか。
「フィーナ。実は話というか頼みがあるんだが」
「ん?何?」
「今から街に行こうと思うんだ。だから一緒に行かないか。リリから聞いたんだが、この頃ろくに休んでないらしいし……」
「うん!行く!!」
即答だった。休んでないんじゃないのか?
「いいのか?ほら本拠での仕事とかは?」
「リリちゃんにいつでも好きな時に休んでいいよって言われてるから問題ない!それにちゃんと仕事がひと段落ついたら休んでるよ?」
えぇ~………。何か言ってたことと違うんだけど?
「行くんだったら早く行こうよ!!」
嬉しそうな顔をするフィーナが言う。まあいいか。別に暇だし。
そうして俺たちは街へと向かうのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・
「どこ行くの?」
「…………」
決めてなかった。どうしよう。これといって寄るとこないし、どこに何があるかわからないんだけど………。
ふとフィーナを見ると、使い古されたワンピースが目に入った。
「そうだ!」
「?」
閃き、俺たちが向かった先は服屋、それも子供用の。
「なんでここ?司お兄ちゃんの趣味?」
「ぶふっ!!」
思わず吹き出す。なんてこと言うんだよこの子!!
「無いから、俺にそんな趣味ないから!!フィーナの服がボロボロだったから買ってやろうと思ってだな」
「え!いいの!?」
目を輝かせ尋ねるフィーナ。
「いいぞ。欲しいやつ買ってやるから選んできな」
「うん!」
嬉しいのかフィーナは走って服を選びに行く。そんなに急がなくても服は逃げないのに。
俺はそんなフィーナを見つつ選び終わるのを待ったが、
「決まった!!」
早いな………。もっと悩むかと思ったんだけど。
「ん?これだけでいいのか?」
フィーナが選んできたのは、現在着ているワンピースに似た白いワンピース。水色のパーカー、黒の短パンだった。
「もっと選んできてもいいんだぞ?」
「ううん、これがいい!!」
まあいいなら別に俺が口を出すわけにはいかないけど。
会計を済まして店の外へ出る。
「さて次はどこ行こうか?」
「う~ん………」
その時、ギュルル~と音がした。
「お腹すいた」
フィーナのお腹の音か。ってもうそんな時間か!?本拠で時間潰しすぎたな………。
「じゃあ昼食にするか。そこら辺のカフェかどこかで」
「うん!」
フィーナが走って先に行くのを俺は追いかけるように歩いていった。
・・・・・・・・・・・・・・
「美味しかった!!」
「そうだな~」
昼食を済ませて今は適当に町を歩いている。いやあ、あれはリリの料理に匹敵するんじゃないかと思うぐらい美味かった。
「あ、忘れるところだった!フィーナ行きたい場所があるんだけどいいか?」
「?」
そうしてやってきたのがそれほど大きくない雑貨屋だった。
中に入ると中年の男が奥に座っていた。司たちに気づくや否や声をかけてきた。
「いらっしゃい!おお?司の坊ちゃんじゃねえか!元気にしてたか?」
「ああ。ライ爺、体の調子は?」
「ガハハッ!お陰様で問題なしだ!んん?何だその嬢ちゃんは?」
「!?」
怖かったのか俺の後ろに隠れるフィーナ。この人性別問わず怖がられるよな。根はいい人なのに。
「ライ爺、この子はフィーナ。俺の所属してるコミュニティに入ってる子供。フィーナ、この人はライオット=イルードさん。ここの雑貨屋を経営してる見た目怖いが中身は優しい人だ。だから安心していいぞ」
「なあ司の坊ちゃん。本人目の前にして俺が一番気にしてるとこ言うか普通」
ライ爺は物申したいようだが本当のことなので仕方がない。実際にこの店に初めて来た人はライ爺怖がって逃げてくしな。
「え、えっと、フィーナ=ラッセルです。よろしくお願いします、ライオットさん」
「ライ爺でいいぜ。よろしくな、フィーナ嬢ちゃん」
心配だったが、無事自己紹介を終わらせて………。
「…………は?」
今なんて言った!?フィーナ=ラッセルっていうことはまさか…………!
「おいフィーナ。お前には兄弟はいるか?」
「?うん、いるよ。どうしたの司お兄ちゃん?」
「そしてそれは兄貴だよな?」
「うん、そうだけど?」
「で、そいつの名前は?」
「ジン=ラッセル」
………………………………。
「マジで?」
「うんそうだよ?というかこのことジンお兄ちゃんしか知らないと思うけど」
これ結構ヤバくね?コミュニティの長としてそれはどうかと思うんだけど………。
「黒ウサギやリリ、それに子供達も?」
「うん。知らないよ。ジンお兄ちゃんに言うなって言われたもん」
何だ、ジンが口封じしてたのか。そうか、なら帰ってじっくり
「お、おい司の坊ちゃん。なんか黒いオーラ出てるぜ?」
「ど、どうしたの司お兄ちゃん?」
「いや何でもないよ。それでライ爺、頼んでたものは?」
「おうよ!出来てるぜ!誰にやるかは知らんがな」
ライ爺は奥から俺の頼んでいたものを取り出し、カウンターの上に並べる。
「うわあ!綺麗!!」
「誰にやるんだ?このネックレスとバングル、材料全部安物なんだが」
「ああ、コミュニティの女性陣と男性陣にやろうかと。もちろんフィーナのやつもあるぞ」
「え、ホント!?」
「ああ、これだ」
チェーンの先にハート型をしたものがあり、全体が薄いピンク色になっている。
「着けて着けて!!」
「ライ爺着けてやって!俺これしまうから」
「あいよ。動くなよ嬢ちゃん」
着けている間に袋に分けて入れる。元はと言えば、耀にプレゼントするはずだったが、その時は付き合ってなかったため全員分頼んでしまったのだ。一個余分に頼んどいたお陰でレティシアの分もあるから問題なしだしな。
「司お兄ちゃんどう!?」
「おお似合ってるよ」
色を薄いピンクにしてよかった。想像通りだな。
「フィーナ、俺ライ爺と話したいことあるから外で待っててくれないか?あまり長くならないと思うから」
「?うん分かった~」
走って店を出て行くフィーナ。さてと………。
「それじゃあ本題に入るけど、まずそっちのコミュニティは?」
「今のところは問題なしだ。"ビッグラグーン"もそこまで衰退しちゃいねぇよ」
真剣な声音で話すライ爺。だが聞きたかったことはこれではない。
「で、俺を呼んだ理由は?何で昨日の夜、シェイドをこっちに寄越したんだ?」
「その話に入る前に俺たちのコミュニティについてだ。俺らのコミュニティ"ビッグラグーン"には特別な恩恵があるがそれはなんだ?そして特徴は?」
「あらゆる時空や次元や世界を行き来することのできる恩恵。特徴といえばコミュニティの本拠がこの箱庭には
「ご名答。なら分かるんじゃねぇか?お前さんをここに呼んだ理由が」
首を傾げ全神経を集中させ考える。特徴は関係ないとして、おそらく恩恵の事だ。だけど時空、次元、世界を行き来することのできるって言ったってなぁ………。
「降参だ。さっぱり分からん」
「ん~、簡単だと思ったんだがな。答えはお前さんの元いた世界で人が消えた」
…………は?
「どういう事だ?」
「簡単に述べるなら、どこか別の世界に転移したらしいんだよ。ボスから聞いた話だとそれは二人組で一人は男、もう一人は女らしい。そして………」
一拍おいてライ爺は告げる。
「ボスはそいつらをお前さんに関わりのある人物と見たというわけだ」
さらっと告げられるが意味分からん。俺に所縁のある人物で男女二人組………。
「その二人はお前さんが目的でこの箱庭に来てるかもしれん。気をつけろよ」
「ああ分かったよ。情報ありがとう、ライ爺」
そう言って俺は店を後にした。
・・・・・・・・・・・・・・
外に出るとどれだけここで時間を潰しただろうか?そとはオレンジ色に染まり、夕日が輝いていた。
フィーナは店の壁にもたれかかり寝ていた。
「あれだけはしゃいだもんな。そりゃ疲れるわ」
フィーナを背負いコミュニティへと向かう。
「(しかし、一体誰なんだ?俺目当てで来るとか)」
そんなことを考えていると、背負っていたフィーナがもぞもぞと動いた。
「あ…れ……?司お兄ちゃん……?」
「おはようフィーナ」
フィーナは目をこすり、小さなあくびをする。
「どうだった今日という休日は?」
「うん、楽しかった。また行きたいなあ……」
「連れて行ってやるよ。何もない時俺本当暇だからさ」
「うん!約束!」
「ああ、約束だ」
また再び出かけるという約束をしてコミュニティへと帰るのだった。
司side out
・・・・・・・・・・・・・・
「さて、司の坊ちゃんも帰ったし今日はそろそろ店を閉めるか」
そう思ってライオットが立ち上がった途端ドアが開き、15歳ぐらいの少女が入ってくる。
「おお?どうしたんですかボス?何かありましたっけ?」
「お前はボスと呼ぶなと何度言えばわかるんだ。私にはシルビアという名前があるのを忘れたのか?」
呆れたかのように少女、シルビアが呟く。
「忘れるわけないじゃないですか。"ビッグラグーン"のリーダー・シルビア=リベルディ、通称『ボス』って痛ぁ!?」
室内にも関わらず頭の上から落ちてきた落石に当たり、頭を押さえるライオット。
「だからボスと呼ぶなと言っただろう。頼むからやめてくれ」
はあ、とため息を吐くシルビア。
「で、何の用ですか?うちの雑貨屋には何もないはずですが?」
「シェイドを送るよりも自分で来た方が早かったんでな。それでだな、もうクロウが限界だという事を伝えにな」
な!?と驚愕するライオット。それでもなおシルビアは淡々と話を続ける。
「暴走はしていない。だが早く奴を使役できるものが見つからなければ、私たちのコミュニティは必ず崩壊する」
「な、何だと!?何故だ!!クロウはまだ大丈夫だと先日言われたばかりではーーー」
「早まったのだ、あいつの霊格の増大がな。クロウの一族は他の種の者に隷属し、己の力を制御する。だがあいつは自分の認めたやつでなければ隷属したくない言ってきてな。手の出しようがないのだ」
「だったらシルビアさんが隷属させればーーー」
「馬鹿者。これ以上私に隷属させる気か?そうとなれば私が暴走してしまうぞ?」
ライオットは正論を述べられ反論ができない。
「一人だけ、一人だけなら候補がいるのだが」
「!?だ、誰ですかそいつは!?」
慌ててシルビアに聞く。シルビアは確信したかのように告げた。
「神野司。奴だけはクロウの最大の共鳴者となれるだろう」
・・・・・・・・・・・・・・・
司side
「ただいま」
「ただいまー!!」
「あ、おかえりなさい司さん、フィーナ」
ジンが迎えてくれた。さて本拠に帰ってきたし、やる事はただ一つ!
「ジン、洗いざらい全て話してもらおうか?」
「へ?な、何をですか?」
分かっていないご様子で。ならば、
「あ、ええと、ジンお兄ちゃん。司お兄ちゃんに言っちゃった」
「え?」
フィーナの発言によりフリーズするジン。
「さて、みんなも交えて楽しい楽しい
さあ本番はこれからだ!
・・・・・・・・・・・・・・
「一体なんなんだよ。どっか行ってると思いきや、帰ってきた途端に集まってくれだとか」
「あなたは何を考えてるの?私達にも予定というものはあるのよ?」
「いくら司の頼みでも身勝手すぎる」
「まだ仕事が終わっていないのだ。そこのところ分かっているのか?」
「私だって溜まっている書類を整理しなければならないのです。それをいきなり何なのですか!?」
「せっかく気持ちよく寝てたのにどういうこと?」
「いやいきなり呼んだのは悪かったけど大事な事なんだって!英太には謝る必要はないよな」
「「「それは同意」」」
「みんな酷くない?」
コホン、と咳払いをして本題に入る。
「みんなはジンの事をどれくらい知ってる?」
「コミュニティのリーダーよね?」
「先代を越えるために奮闘中」
「頼りになるリーダー」
「そんなこと聞いてるんじゃないよ……。じゃあジンの家族について、黒ウサギとレティシアは知ってるか?」
俺が尋ねると二人は顔を見合わせて、
「いえ、全く知らないのですよ」
「聞いたこともないな」
否定した。まあそりゃそうだろうな。
なんかジンが何か言いたげな顔をしているが発言させないようにフィーナに口を塞いでもらっている。
「じゃあもし、ジンに兄弟がいたとするならどうだ?」
俺の発言にその場は笑い声で溢れる。
「ヤハハハハハ!おチビに兄弟だと?ありえねぇありえねぇよ、ヤハハ!」
「く、ふふふ、それはないわ。あり得ないあり得るはずがないわ」
「ふ…ふふ……、想像できない」
「ジンに兄弟か……。微笑ましいと思うがあり得ないな」
「ジン坊ちゃんには悪いですけど、あり得ないです。というか耀さん同様想像できないのですよ」
その場にいる五人はあり得ないと否定する。だが英太だけは違った。
「もしかして、いるの?ジンに兄弟が」
その発言にジンはビクッと体を震わせる。
その質問に俺が答えようとするとフィーナが前に出て言う。
「あの、改めて自己紹介させてください。私はフィーナ=ラッセル、ジンお兄ちゃんの妹です」
しーん、とその場が静まり返る。フィーナは不安なのかあたふたしている。当の本人のジンは驚愕した顔でフリーズしたままだ。
「「「「「「は!?」」」」」」
六人共今までにないほど驚いている。
「嘘じゃないよ。ジンが認めたから」
「マジかよ……」
「ふ、フィーナさんがジン君の妹……?」
「「…………」」
「じ、ジン坊ちゃん、本当なのですか!?」
「司それまじで言ってんの!?」
その反応を見てジンは諦めたかのように言う。
「………はい、そうです。フィーナは僕の妹ですよ。コミュニティが危機に陥っている時に話すことではないと思いまして黙ってました。すみません」
深々と頭を下げるジン。
「いいんだよ。それはコミュニティを思ってやったことだろ?お前が謝ることではないが…………」
一拍おき告げる。
「金輪際、隠し事は無しだ!したらちょっと痛いお仕置きするからな」
「は、はい!!」
俺と(強制的に)約束させる。さてと、これで終わりかな。
フィーナはもう一度、その場の全員に向けて言う。
「不束者ですが改めてよろしくお願いします!!」
さてついに始まりましたよ番外編!
司「何故そんなにテンションが高いんだよ」
それでは今回のゲストに来ていただきましょう!!
司「こいつそろそろ殴ろうかな」
シェイド「ケケ、オレだぜ」
司「…………」
はい、コミュニティ"ビッグラグーン"の情報屋、シェイドさんと、
ライ爺「俺だ」
同じくコミュニティ"ビッグラグーン"のライオットさんです!
司「………………」
司君どうしたんですか?なにかおかしな点ありましたか?
司「あのさ、まあライ爺は分かるよ。だけどなんでシェイドまで来てんだよ!」
いやあ、ここで出さなきゃダメだと思いまして。
シェイド「そういうことだ。諦めな司」
司「でもさあ、それならシルビアが妥当じゃないのか?」
ああ、あの人ですか。無理ですね。
ライ爺「おいおい」(・・;)
シェイド「仮にも作ったの主なんだから出してあげなよ」
司「なんかメタいんだが………、じゃあなんでダメなんだ?」
ああ説明しますと、まだ本編では司君とシルビアさんは会ってはいないんです。なのであとがきのコーナーで会わすのはどうかと思いまして。
シェイド「なるほど、だから司と会ったことのあるオレとライ爺を呼んだ訳か」
そういうことなのです。
司「それならいいや」
ライ爺「話を変えるが、今回で新キャラが四人も出てきたな」
司「ああ、シェイドにライ爺、シルビアとそしてクロウだったっけ?」
シェイド「ちなみにオレとライ爺はガルド戦の前に会ってたんだぜ」
ライ爺「裏でコミュニティに行く途中にお前だけ寄り道してたよな」
司「あの後黒ウサギと耀からお説教受けました」
ドンマイというか、自業自得ですよねそれ。
ライ爺「確かにそうだな」
シェイド「話戻すよ。シルビアが気になること言ってたよね。最大の共鳴者とか」
ライ爺「まあ司の坊ちゃんが頑張ればいいだけだが」
司「結局俺任せかよ!」Σ(゚д゚lll)
「「「それ以外に何がある(んですか)?」」」
司「…………また耀に怒られる」orz
そして今回でやっと覚醒しましたね。
シェイド「ああまさにその通りだね」
ライ爺「仕方ないだろう?元からああなんだからな」
司「?三人とも何の話してんの?」
「「「司がロリコンな件について」」」
司「ぶっ殺」
え、ちょ、何で僕だけ狙うんですか!?他の人もいるじゃないですか!?
ライ爺「お茶がうまいなシェイド」
シェイド「オレはコーヒーだけどな」
くつろいでる場合じゃないですよ!?
司「地獄に落ちろ、このクズ野郎!!」
ズシャア!!
司「よし、お仕置き完了。スッキリした」
シェイド「おい司、思いっきり真っ二つになってるんだが?」
ライ爺「主終了のお知らせか?」
司「いいんだよこいつは。そろそろ死ぬ運命だったんだよ」
と思っていたのか!
司「はあ!?」
ふふ、僕にはここだけでの限定のギフト、
シェイド「じゃあさ、痛みとか消せる?」
無理です。
ライ爺「なら攻撃出来るのか?」
並の人間程度なら。
司「相手を殺せるか?」
刃物や鈍器があればって物騒な質問ですねそれ。
「「「つまり………」」」
生き返るだけのギフトです。
シェイド「………御愁傷様」
ライ爺「………主、生きろよ」
え?二人とも何言って………、
司「覚悟はいいな主?」
………………え?何を言って………、
司「今までの俺に対する扱いの酷さにそろそろ耐えきれたくなってきてたんだ………。いくぞオラァ!!」
わ、ちょ、待って、超待って!!レーヴァテインで切られると痛いんだよ!?復活した後でも痛いんだよ!?お願いだからやめてー!!
シェイド「さて締めるかな」
ライ爺「ああそうだな。お気に入りしていただいた皆様方、誠にありがとうございます」
シェイド「感想をくれた方もありがとうございました」
ライ爺「感想、誤字脱字の注意、評価、お気に入り登録の方もよろしくお願いします。では」
「「今回も読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!」」
PS このあと主は100回以上鬼と化した司に殺されました。