問題児たちと憑依者たちが異世界から来るそうですよ? 《凍結中》 作:夜明けの月
寝不足、勉強不足、文章力不足の三拍子揃った月です。
本当にどうしよう………。
ということで本編をお楽しみください。
あと今回かなり短いです。
"ノーネーム"の面々がテント内に入った時、浩也は街を歩いていた。
「はぁ……見つからないなぁ……」
探しているのは招待状なのだが、浩也は司達がもうすでに招待状を見つけていることを知らない。
「また忘れられてる……という可能性あるよね……はぁ」
浩也はため息をつく。忘れられている理由は浩也の持つギフトにあった。"
「おお、こんなところに人が来るなんて。こんなところで何してるんだ?」
「?」
突如どこからか声をかけられる。声がした方向を見ると、そこにはボロボロの服を着た青年がいた。
「君は?」
「俺ちょっと飢えてるんだよ。だからさ、お前を喰わせてくれないか?」
浩也は今まで感じたことのない悪寒を感じた。相手にするとやばい、そう警告している。
「おっと、自己紹介忘れてたな。俺は
虚栄の背後に大きな門が現れる。それが徐々に開きそこから黒い手が伸びてくる。そして見えるのは羊のような頭部で黒い炎を口からはいている。悪魔のようだった。浩也は覚悟を決めて刀を抜いた。
******
一方その頃、円形闘技場では今にも試合が始まろうとしていた。ちなみに第一試合は司と三月の試合だ。
「私やだよ。司とやるなんて」
「俺以外に適任がいないんだ。仕方ないだろ?」
「で、でもーーー」
「お喋りはそこまでや。それでは第一試合を始めますさかい。それではスタートや!」
その掛け声によりわぁーー!という歓声でテント内の空気が湧き上がる。先に動いたのは司だった。
「よっと!」
「うわっ!」
司は蹴りを繰り出すが三月はたやすく避ける。だが、三月の動きがぎこちない。
「あ、あれ?」
「どうした?なんか変だぞ?」
「お、おかしいの。体が言うこと聞かない!!」
は!?と司が驚きの声を上げている間に三月は真紅の槍を取り出し司に向けて投擲する。
「っ!?」
司は間一髪で避けるが頬をかすっている。つーっと血が頬を流れる。
「ってお前、殺す気か!」
「だって体が言うこと聞かないんだもん!なんか操られている感じがして」
「はぁ!?」
そんなことをしている間に三月は槍を自分の手に戻している。
「操られているって……じゃあどうすれば」
『マスター、次弾来ます!構えてください!』
「チッ!」
司はレーヴァテインを構える。三月は全力で槍を放ち、それを司がレーヴァテインで弾く。
「(チッ……どうする?このまま突撃するか?でもそんなことしてもし何かやってきたら……くそっ!!)」
「司お願い、降参して!じゃないと司が」
三月は必死にそう言ってくる。だが司にその気は毛頭なかった。
「はっ、誰が降参するか。俺は諦めることが大嫌いなんだよ。それに、お前の後ろでほくそ笑んでる奴の度肝を抜いてやりたいんだよ」
司は不敵に笑い炎を全身に纏う。三月はもう一度槍を構える。
「(……一か八かやってみるか)」
そうして司は走り出す。三月はその姿にギョッとする。だが、無慈悲にも三月の手から槍が放たれる。その槍はそのまま司に突き刺さるかと思われた。
だが、槍はなぜか突如軌道を変えて闘技場の壁に突き刺さる。
「えっ!?なんで!?」
「こんな不毛な戦いはさっさと終わらせるに限る。だから少しずるい手を使わせてもらった」
「な、なんやて!?」
「ということで終わりだ!」
司は三月の元まで走っていって、三月を抱き上げた。
「ふぇ!?」
「平和的に終わらせたいからそこ動くなよ」
司は三月を抱きかかえたまま闘技場の端まで行き、場外に三月をそっと置いた。その瞬間勝負が決まった。
「くっ………この勝負、"ノーネーム"の勝利どすえ!」
そして会場から響くブーイングの嵐。刺激的な勝負を期待したのに平和的に終わらされて不満だったのだろう。だが司はそれを受け流し三月の元へと向かう。
「大丈夫か?」
「う、うん。ってそれを言うなら司のほうじゃん!大丈夫なの?」
「ああ。怪我はこれだけだ」
司は頬の傷を指差して言う。三月はそれを見て申し訳なさそうにする。
「ごめんね………」
「気にするな。それよりも厄介だな」
「何が?」
「あの団長だ。おそらくお前に暗示をかけたのはあいつだ」
「あ、暗示?」
「まあまだ予想がそうなだけだ。みんなのところに戻るぞ」
「わっ、ちょっと待って!」
スタスタと歩く司についていく三月。司は何か引っかかる点があった。
「(あの団長って奴、どんなギフト隠し持ってやがるんだ?暗示かけたって言ってもどうやってかけたんだ?)」
そう思いつつ司は団長を後ろ目で睨み、十六夜達の元へと戻っていった。
上手く書けてる気が全くしない……。
とはいえオリジナル要素入れていきます。虚栄がここで登場。浩也はどうなるのか!?
ここまで読んでくださりありがとうございます。次回もお楽しみに!
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