問題児たちと憑依者たちが異世界から来るそうですよ? 《凍結中》 作:夜明けの月
体育祭やら英検やら重なってしまい書けませんでした。
他の作品も順次更新していきます。
それと今回、キャラ崩壊が激しいです。
久々に書いたからかなぁ………。
それでは本編をお楽しみください。
司side
「お次はウサギさんとそこの金髪の少年どすえ」
円形闘技場にいたのは、黒ウサギと十六夜だった。
「よし、殺るか!」
「十六夜さん十六夜さん、それ爽やかな笑顔で言うことじゃ無いと思うんですよはい。ていうか私同じコミュニティの仲間ですよね?」
「…………よし、焼くか!」
「どうして殺して焼くんですか?もしかしてバーベキューでもするつもりですか?」
「それだ!!」
「それだ!!じゃないですよこのお馬鹿様ぁ!!」
「何漫才やっとるんだお前らは」
これから戦うというのに漫才を繰り広げる快楽主義者と箱庭の残念貴族。それに呆れる
(事実を言ったまでである by作者)
あのだ作者はいつか潰す……!
(すみません冗談ですからその殺気しまって)
っと、そんなことをしているうちに試合は始まろうとしてた。
「それでは始めどす!!」
というかもう始まっていた。団長の掛け声と同時に十六夜と黒ウサギの姿が消える。
「日頃の憂さ晴らしなのですよぉ!!」
「ハッ、返り討ちにしてやらぁ駄ウサギがぁ!!」
あの〜、お二人は同じコミュニティの方ですよね?何故に殺しあってんのかな?
「黒ウサギ、そこじゃない!脳天を狙え!」
「十六夜君、鳩尾に渾身の一撃入れたらさすがの黒ウサギでも悶えるわよ!」
そして殺し合いを加速させるようなことを言う英太と飛鳥。お前ら仲間なの?敵なの?もう僕わかんないよ……。
「抹殺パンチ!滅殺キック!」
「ヤハハッ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」
こいつらなんなの?馬鹿なの?死ぬの?ていうか死にたいの?
そして、終わらない戦いを続けること三十分。
「ハァハァ……」
「ゼェゼェ……」
「お前らは馬鹿か?」
当然の如く疲弊して倒れ込んでいる二人。こいつらに今かける言葉は心配の言葉ではない。ていうかそんな言葉をかけるのが馬鹿馬鹿しく思える。
「そ、れでは…そろそろ決着を、つけるのですよ……」
「ヤハハ……上等だ……」
二人は立ち上がり、十六夜は拳を握り、黒ウサギは構える。そして二人は勢いよくーーーー
地面に倒れた。
『はぁ!?』
その場の全員が素っ頓狂な声を上げる。あの団長でさえ驚愕している。倒れた二人を見ると、疲労で目を回していた。体力が残ってなかったのだろう。
同じコミュニティとしては本当に殴りたい。そして結果はというと、
「こ、この勝負引き分けどす!」
まあそうなるよね。
俺と三月は倒れている二人を回収しておいた。ちなみにいつまでたっても起きないので、十六夜にはクロウの渾身のハリセンを、黒ウサギにはジャーマンスープレックスを食らわせておいたのは別の話。
******
「さてお次は、洒落た杖持った少年とうち一番の手品師のウィルどすえ!」
次に円形闘技場に立っていたのは、シルクハットを被った手品師とそれを疑わしそうに見る英太だった。
「英太さん、頑張ってくださーい!!」
「頑張れ英太ー!」
「お前が次の対戦相手か?」
「ああそうだよ。それが何か?」
「いや、ただ胡散臭えと思っただけだ」
「それでは両者準備も整いましたことやし、始めといきましょか!!」
団長の開戦のかけ声により勝負が始まる。英太は試すようにそこから動かない。一方手品師のウィルはというと、
「さてと、それじゃあ手品を始めましょう」
となぜか黒いステッキを取り出す。
「ここに何の変哲も無いシルクハットがございます。それをこの杖で叩くとあら不思議!」
トンッとステッキでシルクハットを叩くとシルクハットの中から光が満ち溢れる。
「何と、光の剣が勢いよく出てくるではありませんか!」
それは光の剣となり、一直線に英太に襲いかかる。だが英太はその場を動こうとしない。
「あのなぁ、そんな見せかけ通じると思ってんの?」
光の剣は英太を貫通する。だが、英太には何の影響もない。
「なるほどね」
「どういうこと司?」
「あれ、多分幻術だ」
幻術、いわゆる幻だ。英太が言うなら幻想魔法だろう。相手に幻覚を見せて惑わすというものだ。
あれを幻術と見抜けたのは、おそらく英太だからであろう。
「それではお次はもっと凄いものをお見せいたしましょう」
するとウィルはシルクハットをかぶり直して指を鳴らす。すると、ウィルの目の前に大きな箱が現れる。
「ちっ、もう待ってられるか!」
しびれを切らした英太は詠唱に入る。その様子を見てニヤリと笑うウィル。
なんだ?何か秘策でもあるのか?
「"
英太が杖を振るうと一直線に雷撃が放たれる。
その雷撃はウィルに当たることはなく、ウィルの前にある箱の中に入っていった。そしてその箱は閉じ、宙に浮き始める。
「何!?」
「さあさあご注目!この中にありますのは先ほど少年が放った雷です。ですが指を鳴らしただけで」
パチンと指を鳴らす。そして箱が開くと、
「なんとなんと、方向を変えて術者の元へと向かっていくではありませんか!」
雷撃はなぜか放った方向とは反対の方向、つまり英太の方へと飛んで行った。
「チィッ!"
英太は地面を隆起させてその攻撃を防ぐ。いつもの英太であるならば、守った後は即座に攻めるのだが、今回は攻めない。おそらくあの箱のせいだろう。
ふと英太はこっちを見てきた。
『おい司、あれどうすりゃいい?』
という目線でいいのだろう。よし、ここは少し相手を脅すことにしよう。
「おい英太、お前には
俺の言葉に会場がどよめく。まあ確かに収めきれない魔法はあるだろうが、今回はそれを使わない。まあ俺がやったことを簡単に言えば、ハッタリである。
「……なるほど、そういうことか」
英太は顎に手を当てて頷いている。どうやら俺の考えがわかったらしい。
「"
そうそう、それが俺の狙いって全然違うことしてますけどぉ!?
あいつ俺の方見て『コレでいいんだろ?』ってドヤ顔してるけど全然違うよ!?
「"
英太の右手が青い稲妻を纏う。そしてウィルに向かって走り出す。ウィルは咄嗟のことに反応しきれてなかった。
「お、らぁ!!」
英太はウィルの目の前にある箱を殴って壊し、ウィルの目の前まで迫る。
「じゃあな、見せかけの魔法使い。お前の魔法は好きだぜ!」
英太はウィルを殴って場外へと飛ばす。こうして英太の勝ちが決まった。
******
「勝ったぞ」
当たり前のようにそう言ってくる英太。そしてドヤ顔で、
「お前の言ったことちゃんとやったぜ!」
あぁ、全然分かってなかったくせにこの野郎……!とりあえず一発殴っておいた。
「……なぜ司に殴られたのかは知らないがとりあえず俺たちの二勝だ。次も頑張ろうぜ」
司side out
どうでしたか?(震え声
司「どうでしたか、じゃねえよ」
黒ウサギ「残念貴族ってなんなのですか!?」
……………プイッ。
英太「目をそらすな。禁呪ぶち込むぞ」
すみませんそれだけは勘弁してください……。
司「お前が更新サボるからそんなことになるんだろうが」
三月「とりあえず全員一発ずつ駄主にぶちかまそう」
『異議なーし』
ちょ、まっtグギャァァァァァァァ!!
浩也「僕の出番はないのね……まあいいか。それでは次回もお楽しみに」