問題児たちと憑依者たちが異世界から来るそうですよ? 《凍結中》   作:夜明けの月

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連日投稿ですが、まだまだ頑張ります!

不定期投稿ですが、よろしくお願いします!

それでは本編をどうぞ


Yes!ウサギに呼ばれました!
いきなり召喚されたそうですよ?


あの手紙を読み終えると、そこに見えたのは上空4000mの景色だった。

 

「って、はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

おいおい、いったいどういう状況だこれ!手紙読んだ瞬間空にいるっておかしいだろ!

 

「あ、これは夢だ。夢に違いない・・・」

 

ってんな都合のいいことあるわけないか・・・

 

そうして、俺を含めた四人+一匹は湖に着水した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「し、信じられないわ!まさか問答無用で引きずり込んだ挙句、空に放り出すなんて!」

 

「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜ、コレ。石のなかに呼び出された方がまだ親切だ」

 

「・・・・・・。いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」

 

「俺は問題ない」

 

「そう。身勝手ね」

 

二人の男女が鼻をフンと互いに鳴らしている

 

そういう俺は

 

「し、死ぬかと思った・・・・・・」

 

息を切らしながら助かったことに安堵していた

 

「・・・・・・大丈夫?」

 

声がした方をみると、猫を抱いた少女がかがんでこちらを見ていた

 

「あ、あぁ問題ない。心配してくれてありがとな」

 

と笑顔で返すと、

 

「ううん、別に・・・・・・」

 

と返ってきた。普通に無表情なんですけど………?

 

「此処・・・・・・どこだろう?」

 

と、さっきのショートカットの少女が訪ねた。

 

「さあな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねぇか?」

 

と、金髪で学ランを着た少年

 

(いったいどこの不良だこいつは?)

 

などと思っていると、ものすごく睨まれた、があえてスルーして

 

「間違いないとは思うけど、あんたらにもあの手紙が?」

 

「そうだけど、まずはその呼び方を訂正して。――――私は久遠飛鳥よ。以後気をつけて。それで、そこで猫を抱えている貴女は?」

 

「・・・・・・春日部耀。以下同文」

 

「そう。よろしく春日部さん。そして、そこの黒髪のいかにも普通でどこにでもいそうな貴方は?」

 

なぜ、俺の容姿をいうのか。いや確かに、黒髪ストレートで短髪だし、体格も普通だけどそんなに高圧的なのはどうかと思うんだけど・・・まあいいか、なんかものすごく睨んでるやついるし

 

「俺は神野司だ。見たまんまの普通の男子高校生だ、よろしく。というか俺みたいなのが複数いたらそれはそれで恐怖だぞ?」

 

「ええ。よろしく神野君。最後に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

 

(あ、それ俺も思った)

 

なんて共感しているが、金髪少年がものすごく睨んでるんだけどなんで?!

 

「高圧的な自己紹介ありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれよお嬢様。あとお前は殴る」

 

「はあ?!なんでだよ!!」

 

「なんか、失礼なこと思われた気がしたから」

 

なっ、お前はエスパーかなにかなのか?!

 

「それはそうとして、十六夜君。取扱説明書くれたら考えてあげるわ。」

 

「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」

 

心からケラケラと笑う逆廻十六夜

 

傲慢そうに顔を背ける久遠飛鳥

 

我関せず無関心を装う春日部耀

 

困ったように頭を掻いている神野司

 

その様子を物陰から見ていた黒ウサギは思う

 

(うわぁ・・・・・・御一人様以外問題児ばかりなのですよ・・・・・・)

 

そう思って陰鬱そうに重くため息を吐いたのだった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

しばらくたって、ふと疑問に思った

 

「呼び出されたはいいけどさ、なんで誰もいないんだよ。普通ならこの状況を説明してくれるやつが一人ぐらいいてもいいだろ」

 

「まあ、普通はそういうもんだ」

 

「そうね。なんの説明もなしでは動きようがないもの。」

 

「・・・・・・。この状況に対して落ち着き過ぎているのもどうかと思うけど」

 

「お前もだからな、春日部」

 

(全くです)

 

説明する人はいるのだが、場が落ち着き過ぎているので出るに出れないのだ

 

(まあ、悩んでても仕方ないデス。これ以上不満が噴出する前にお腹を括りますか)

 

三者三様の罵詈雑言を浴びせているのを見て、怖気づいていると、ふと十六夜がため息交じりに呟いた

 

「――――仕方がねぇな。こうなったら、そこに隠れている奴にでも聞くか?」

 

黒ウサギは心臓を掴まれたように跳び跳ねた。

 

「なんだ、貴方も気づいてたの?」

 

「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?そっちの二人も気づいてたんだろ?」

 

「風上に立たれたら嫌でもわかる」

 

「・・・・・・へえ?面白いなお前。で、お前は?」

 

「さっきまで、気づいてなかったよ。これでもただの高校生なんでな」

 

「なんだ、つまんねぇな」

 

「悪かったな、つまんなくて」

 

軽薄そうに笑う十六夜だが、目が笑ってない。理不尽な招集で腹が立ち殺気を籠めた視線を黒ウサギに向ける

 

「や、やだなあ御四人様。そんな怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ?ええ、ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ穏便に御話を聞いていただけたら嬉しいでございますヨ?」

 

「断る」

 

「却下」

 

「お断りします」

 

「すまんが無理だ」

 

「あっは、取りつくシマもないですね♪」

 

上から十六夜、飛鳥、耀、司である

 

バンザーイ、と降参のポーズをとる黒ウサギ。

 

なんか、値踏みされてる気がするんだが?それに、春日部は何してるんだ?

 

「えい」

 

「フギャ!」

 

黒ウサギのウサ耳を根っこから力いっぱい引っ張った。

 

「ちょ、ちょっとお待ちを!触るまでならまだしも、初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きにかかるとは、どういう了見ですか!?」

 

「好奇心の為せる業」

 

「自由にもほどがあります!」

 

「へえ?このウサ耳って本物なのか?」

 

「・・・・・・。じゃあ、私も」

 

十六夜が右、飛鳥が左からウサ耳を掴まれた。俺の方を見て助けを求めてるが

 

「後で慰めてやるから」

 

その希望は虚しく散り、黒ウサギの絶叫が近隣に木霊した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「―――――あ、あり得ない。あり得ないのですよ。まさか話を聞いてもらうために小一時間も消費してしまうとは。学級崩壊とはきっとこのような状況を言うに違いないのデス」

 

「こんなふうでいいか?」

 

今俺は、泣いている黒ウサギのウサ耳をなでている。まあ慰めるって言ったしな。でもなんでだろう、春日部の視線が痛い、というよりなんで睨まれてるんですか?

 

「いいからさっさと進めろ。司もなでるのそろそろやめろ」

 

くそ、さわり心地よかったのに・・・

 

と思っていると、黒ウサギが咳払いして、両手を広げて、

 

「それではいいですか、御四人様。定例文で言いますよ?言いますよ?「早く、言わないと殴るぞ」よ、ようこそ、“箱庭の世界”へ!我々は御四人様にギフトを与えられた者達だけが参加できる『ギフトゲーム』への参加資格をプレゼントさせていただこうかと召喚いたしました!」

 

「ギフトゲーム?」

 

「そうです!既に気づいていらっしゃるでしょうが、御四人様は皆、普通の人間ではございません!その特異な力は様々な修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵でございます。『ギフトゲーム』はその恩恵を用いて競いあう為のゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者がオモシリロオカシク生活できる為に造られたステージなのでございますよ!」

 

・・・・・・は?普通じゃない?俺が?ありえないだろそんなこと。だいたいギフトなんて心当たりないぞ。

 

「黒ウサギの言う我々って貴女を含めた誰かなの?」

 

と、思考を巡らせているうちにも話は進んでいく。まず、飛鳥が質問した。

 

「Yes!異世界から呼び出されたギフト保持者は、箱庭で生活するにあたって数の“コミュニティ”に必ず属していただきます♪「嫌だね」属していただきます!そして『ギフトゲーム』の勝者はゲームの“主催者”提示した商品がゲットできるシンプルなこうぞうになっています」

 

話が長いし分からないことがあり混乱してるからほとんど聞き流したが、要約すると、主催者の提示する条件をクリアさえすればいいらしい。商品はなんでもいいし、期日を登録すれば、誰でもゲームは始められるらしい。

 

だが、そんなことはどうでもいい。今の疑問は一つだけだ。

 

「どうした、司。早くコミュニティに行くぞ」

 

十六夜に声をかけられるが、俺の頭の中にあるのはただひとつ・・・

 

「・・・・・・なあ、黒ウサギ」

 

「何ですか、司さん」

 

上機嫌に返してくる黒ウサギに疑問をぶつけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺はギフトなんてもってないぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・へ?」

 

驚きで表情が固まっていた。そこまで驚くか?

 

「そんな特異なものなんてなかったし、なに不自由なかったし、それに俺は普通の高校生だ。それ以外なにもない」

 

そう、どこにでもいそうな普通の学生。勉強があまりできず、運動神経はいいほうで、料理などの家庭的なこともできる。ただ、それだけなのだ。

 

「で、ですが、箱庭に呼び出された以上、なにかしらのギフトを持っている可能性があります。ないということは、あり得ないと思うのですが・・・?」

 

「ない、絶対にない。そんなことは、ありえない」

 

そう断定すると、黒ウサギが

 

「今日このあとにギフト鑑定に参りますので、そのときまで我慢してもらえないでしょうか?黒ウサギにも答えられませんので・・・・・・。その・・・、すみません・・・・・・」

 

上機嫌だった黒ウサギが一気にテンションが下がった。そんなつもりなかったのに。

 

「分かった。知れるんなら別にいいよ」

 

「・・・・・・黒ウサギ(笑)」

 

「私をなんだと思ってるんですか、このお馬鹿様!!」

 

歩きながらボケる十六夜に黒ウサギがツッこんだ。自然と笑みがこぼれてくる。

 

(あれ?意外と楽しくないか、ここ)

 

そう思いつつ、まだ知らぬギフトやこれからの生活に期待しながら皆のもとへと足を進めるのだった。




どうでしたか?結局宣言通りにならなかった・・・・・・。書くのって大変ですね。

そして、なんか自分的にはなんでこうなったのかわかりませんが・・・

それと、あとがきで主人公と誰かをゲストとして呼んでトークさせたいと思います。

司「唐突だな、主」

まあ、いいじゃないですか。これやりたかったんですし

司「別に構わないけど、今回はゲストなし?」

まあ、最初は主人公だけということで

司「にしても、今回なんで最後に暗くなった?」

なんか書いてたらつい・・・・・・。次から気をつけます・・・

司「次から計画もってしろよ。っとそろそろ締めるか」

できれば、誤字脱字の注意お願いしますm(__)m

司「よかったら感想も書いてくれ。主のやる気が上がるから」

読んでいただき、誠にありがとうごさいました!!

次回をお楽しみに(いつになるか分からないけど)
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