遊☆戯☆王ーデュエルモンスターズー BattleCity 作:NONAME0195
夜勤続きでなかなか起きれず
こんな時間の投稿となってしまいました!
遅れて申し訳ありませんがどうぞお楽しみください
では、本文どうぞ
身体が重い
呼吸をするだけで、胸の奥が痛む
さっきの攻撃で受けた熱が、まだ身体の中に残っているようだった
「……っ」
クソッタレが……
膝が震えてやがる!
それでも……
俺はフィールドを見る
そこには、巨大な炎を纏った《神炎皇ウリア》
そして、その向かいには《E・HERO フレイム・ウィングマン》
ライフは……600
次にあの攻撃を受ければ
俺は――
「……」
思わず拳を握る
怖い
デュエルで、こんなに恐怖を覚えたことはねぇ
さっきの痛みを思い出すだけで、身体が強張る
それでも……
だとしても!!
シルヴィも
この街に暮らす人たちも
そして――
俺の生徒たちを!
こんなヤツらに好き勝手にされてたまるか!!!
「……俺のターンだ」
掠れた声で呟く
俺は気力を振り絞り、デッキに手を伸ばす
第6ターン 雄輝 LP600
「俺の……ターン……ドロー!」
荒い呼吸を繰り返しながら、俺はデッキからカードを1枚引く
俺の手札に、今の状況を打開できるカードはねぇ
今は……耐えるしかない
「俺は《E・HERO フレイム・ウィングマン》を守備表示に変更し、手札からモンスターをセットする」
すると、御堂が静かに口を開いた
「守りに入りましたか……」
御堂は俺のフィールドへ視線を向ける
「ですが……お忘れですか?」
その口元に、薄い笑みが浮かぶ
「ライフへのダメージは防げても……」
御堂は《フレイム・ウィングマン》へ視線を移す
「モンスターが破壊されたことによる、あなたへの魂のダメージまでは防げませんよ?」
確かに……
《ハイパーブレイズ》のコンボによって、強大な攻撃力となった《ウリア》
その攻撃から、モンスターを守る手段は俺には無い
だが――
「そんなことは、わかってる」
俺は震える膝に力を込める
身体はまだ痛む
息をするのも苦しい
それでも――
「意地でも耐えきってやらあ!!」
俺はさらにカードを2枚伏せる
……この2枚のうち、1枚は本命
そして、もう1枚はブラフだ
次の御堂のターン、《ウリア》の効果で伏せカードは1枚破壊される
これは賭けだ
御堂がどちらを選ぶか……
それに、俺の命運を託す
「これでターンエンドだ!」
7ターン目 御堂 LP4400
「私のターン……ドロー」
御堂はデッキからカードを1枚引く
そして――
御堂は《神炎皇ウリア》へ視線を向ける
「では……」
御堂は静かに手を伸ばす
「《神炎皇ウリア》の効果を発動します」
……来た!!
「あなたのリバースカードを1枚、破壊します」
御堂の視線が、俺の伏せカードへ向けられる
右か……
左か……
どっちだ!?
頼む……!
俺は息を殺して、御堂の動きを見つめる
そして――
「左のリバースカードを指定します」
御堂が左側の伏せカードへ指を向ける
「トラップディストラクション!」
その瞬間
左側のリバースカードに亀裂が走る
バキィィッ!!
カードは、そのまま粉々に砕け散った
「おや?」
御堂は砕け散ったカードを見つめる
「破壊したのは《エレメンタル・チャージ》……」
御堂は、わずかに口元を吊り上げる
「罠カードですか……」
そして――
「ありがとうございます」
御堂は《神炎皇ウリア》へ視線を向ける
「私のウリアに、さらなる糧を与えてくださいまして」
御堂はそう言って、ゆっくりと俺を見る
その口元には、薄い笑みが浮かんでいる
その笑みが――
先ほどよりも、深くなった
「さあ、バトルフェイズです」
御堂が宣言する
そして――
「《神炎皇ウリア》で攻撃します」
俺のフィールドを見渡す御堂
「攻撃対象は……」
御堂が、静かに指を伸ばす
「《E・HERO フレイム・ウィングマン》」
その瞬間
《ハイパーブレイズ》が禍々しい光を放ち始めた
「《ハイパーブレイズ》の効果を発動します」
攻撃宣言をトリガーに、御堂はデッキへ手を伸ばす
「デッキから永続罠《リビングデッドの呼び声》を墓地へ送ります」
カードが墓地へ送られた瞬間
ウリアが纏う炎がさらに膨れ上がる
「ハイパーブレイズの効果によりお互いの罠の数は合計9枚!よって攻撃力は9000!」
そしてウリアは再び、巨大なエネルギーをその口に溜める
膨大な熱量が一点へと収束していく
「やりなさい、ウリア!」
御堂の声が響く
そして――
次の瞬間
ウリアの口から、凄まじいエネルギーを秘めたブレスが放たれる
「ぐっ……!!」
迫り来る光に、俺は思わず腕で顔を覆う
だが――
そんな抵抗など、何の意味もない
9000もの攻撃力を宿した一撃が、フレイム・ウィングマンを真正面から捉え
凄まじい光の奔流へと飲み込まれる
同時にーー
身体を焼き尽くされたかのような激痛が俺を襲う
「ぐぁぁぁああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
何も考えられない
ただ、痛みだけが身体を支配していた
「ぐっ……あ……」
膝から力が抜ける
……やべぇ
い……しき……が
音が遠ざかっていく
ウリアの咆哮も
フィールドを取り巻く音も
何もかもが、遠い
「……ッ!」
……?
誰だ……
「ュ……ゥ!!」
聞き覚えのある声
でも……
今は、それすら遠い
「しっかりしなさい!!ユウ!!」
「……っ!!」
その声に、意識が一気に引き戻された
「はっ……!」
俺は大きく息を吸い込む
「はぁ……っ! はぁ……っ!」
荒い呼吸を繰り返しながら、俺は周囲を見渡す
目の前にいるのは――
「……シルヴィ……?」
「ユウ!!」
シルヴィが、必死な表情で俺を見つめている
「大丈夫!?」
「……ああ……なん……とかな」
とは言ったものの、かなりやばかった
シルヴィがいなきゃ、戻って来られなかった
しかも身体はまだ震えている
胸の奥には、焼けるような痛みが残ってやがる
それでも――
俺は、ゆっくりとフィールドへ視線を向ける
そこには
巨大な炎を纏った《神炎皇ウリア》
攻撃力は――9000
さっきの一撃だけで、俺は意識を持っていかれかけた
次にあの攻撃を受ければ……
本当に、立っていられなくなるかもしれない
怖い
正直、今までのデュエルでこんな恐怖を感じたことはなかった
それでも――
「あの状態でウリアの攻撃を耐えましたか」
御堂が静かに口を開く
「さすがですねぇ、神崎さん」
俺はウリアを睨みつける
ああ、確かにな
実際は、シルヴィの声がなけりゃ、とっくに意識を持っていかれてた
だが――
「お前に勝つまでは、倒れはしねぇさ」
それに――
賭けには勝ったぜ!!!
「リバースカードオープン!!」
俺は、残った伏せカードを勢いよく表にする
「ヒーローシグナル!!」
────
ヒーロー・シグナル
効果通常罠
カードテキスト
①:自分フィールドのモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。手札・デッキからレベル4以下の「E・HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
────
そして、その姿を現したのは――
「現れろ!!」
光の中から、一人のHEROが姿を現す
「《E・HERO フォレストマン》!!」
────
《E・HERO フォレストマン》
地属性
レベル4
ATK 1000
DEF 2000
戦士族/効果
カードテキスト
①:1ターンに1度、自分スタンバイフェイズに発動できる
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を選んで手札に加える
────
俺のフィールドに、木の装甲を纏ったHEROが立つ
攻撃力は1000
ウリアには遠く及ばない
だが――
俺には、まだ手がある
御堂がフォレストマンを見つめる
「フォレストマン……なるほど、融合狙いですか……」
「ああ」
その通りだ
ウリアを倒せる可能性があるHERO
そいつを呼び出すために必要なカード――《融合》
フォレストマンには、その《融合》を手札に加える効果がある
だから、これは賭けだった
《ヒーローシグナル》を御堂に潰されていたら、ここで終わっていた
そして――
俺は、その賭けに勝った
「ここから……反撃の狼煙をあげるぜ!!」
俺がそう叫ぶと
御堂は、冷たい目でこちらを見つめた
「まあ……せいぜい足掻いて、ウリアを倒してみてください」
御堂はそう言うと、手札からカードを1枚取り出す
そして――
魔法・罠ゾーンへと伏せた
「私は、これでターンエンドです」
御堂は静かに俺を見つめる
俺は、フィールドのフォレストマンへ視線を向ける
どのみち、俺の身体はもう次のウリアの攻撃は耐えられないだろう
……だから
次のターンでケリをつけてやる!!
◇◇◇
「ユウ……」
ずっとユウを見てきたワタシにはわかる……
強がってるだけで、とっくに身体は限界を迎えてる
きっと次にウリアの攻撃を受けたら、耐えられない
でも……
彼の目を見ればわかる
そんなことは、きっとユウがいちばん分かってる
次のターン……
ユウは勝負を決めに行く
「お願い……どうか」
ワタシは拳を握りしめて、祈ることしかできなかった
◇◇◇
8ターン目 雄輝 LP600
このターンだ……
きっと次の攻撃を受けたら、俺は耐えられない
ふっ、とシルヴィを見る
なんだよ……
そんな不安な顔するなよ
大丈夫だ
言ったろ?
……俺の引きは、奇跡を生むって!!
「俺のターン……」
頼むぜ、デッキよ!
最後のキーカードを!!
「ドローーー!!!」
……きた!
信じてたぜ!!
俺のデッキよ!!
いくぜ!
勝負だ!!
「俺はフォレストマンの効果により、デッキから《融合》を手札に加える!」
フィールドのフォレストマンが光り輝き
効果を発動させる
「そして! 反転召喚!
現れろ! 《E・HERO オーシャン》!!」
フィールドに伏せられていたモンスターカードが光り輝く
その光の中から、一体のHEROが姿を現した
────
《E・HERO オーシャン》
水属性
レベル4
ATK 1500
DEF 1200
戦士族/効果
カードテキスト
①:1ターンに1度、自分スタンバイフェイズに自分のフィールド・墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。その自分の「HERO」モンスターを持ち主の手札に戻す
────
「そして……融合!
オーシャンとフォレストマンを融合し!」
フィールドの2体のHEROが混ざり合い
互いの力が一つへと収束していく
そして――
新たなHEROへと姿を変える
「現れろ!!」
大地を揺るがすような衝撃とともに
「大地のHERO!!」
その姿が、光の中から現れる
「《E・HERO ガイア》!!!」
────
E・HERO ガイア
地属性
レベル6
ATK2200
DEF2600
戦士族
融合/効果
カードテキスト
「E・HERO」モンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。①:このカードが融合召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力を半分にし、このカードの攻撃力はその数値分アップする。
────
「ハイパーブレイズの効果は、自分のターンの攻撃宣言時に発動する……
つまり!
今のウリアは攻撃力5000!!」
俺はウリアを指差す
「その攻撃力を半分にし!
ガイアは、その数値分攻撃力を上げる!!」
E・HERO ガイアの効果が発動する
強大なウリアの攻撃力が半減し
その力を奪い取るように、ガイアの攻撃力が増大していく
ウリア ATK5000 → 2500
ガイア ATK2200 → 4700
シルヴィが歓喜の声を上げる
「そうか! ユウのターンならハイパーブレイズの効果を使えない!
これでウリアを破壊できる!」
しかし――
御堂の表情には、まだ余裕があった
「くくく……
さすがですねぇ
この土壇場で逆転のカードを召喚するとは……
ですが、まだ甘いですねぇ!!」
御堂は、つい先ほどのターンに伏せたリバースカードへ手を伸ばす
「リバースカードオープン!
《拷問車輪》!!」
────
拷問車輪
永続罠
カードテキスト
相手フィールドのモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、対象のモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。②:自分スタンバイフェイズに発動する。相手に500ダメージを与える。この効果は対象のモンスターがモンスターゾーンに存在する場合に発動と処理を行う。
────
「私は《E・HERO ガイア》を対象に、《拷問車輪》を発動します!!」
御堂が発動した罠カードにより
ガイアの身動きが封じられた
「E・HERO ガイアの効果はこのターン限り……
このターンが終了すれば、元の攻撃力2200に戻ります
そしてウリアの攻撃であなたのライフを0にし、私の勝ちです」
歓喜の声を上げていたシルヴィは一転
絶望の表情となる
「そんな……」
シルヴィも
そして御堂も
勝利を確信する
だが――
「それはどうかな?」
「……なに?」
俺は読んでいた
御堂が何かしらの方法で、ウリアを守るだろうということを
だから俺は……
さっきのドローで引いたカードを、ここで使う!!
「手札から魔法カード《ミラクル・フュージョン》! 発動!!」
────
ミラクル・フュージョン
効果
通常魔法
カードテキスト
①:自分のフィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し、「E・HERO」融合モンスター1体を融合召喚する。
────
「俺は再び!
フォレストマンとオーシャンを除外融合!!」
その瞬間
墓地に眠る2体のHEROが光に包まれる
そして――
光となった2体のHEROが、再び一つへと混ざり合っていく
「青き海と緑の森!
その全てを包み込む、母なる大地を呼び覚ます!」
大地を揺るがすような光がフィールドを包み込む
「融合召喚! 現れろ!!
この地球(ほし)の名を背負うヒーロー!
《E・HERO ジ・アース》!!!」
眩い光の中から
地球の名を冠するHEROが現れる
────
E・HERO ジ・アース
地属性
レベル8
ATK2500
DEF2000
戦士族
融合/効果
カードテキスト
「E・HERO オーシャン」+「E・HERO フォレストマン」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。①:このカード以外の自分フィールドの表側表示の「E・HERO」モンスター1体をリリースして発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの攻撃力分アップする。
────
「な!? 連続融合召喚だと!?」
このデュエル中
初めて御堂が動揺を表した
「ジ・アースの効果発動!
フィールドの《E・HERO ガイア》をリリースし……」
その瞬間
ジ・アースの身体から、赤々としたマグマが噴き出す
大地の力が、ジ・アースへと集約されていく
「ジ・アースの攻撃力を、ガイアの攻撃力分アップする!!」
ジ・アースの身体を覆うマグマが、さらに激しく燃え上がる
ジ・アース ATK2500 → 7200
「これで……終わりだ!!」
俺はウリアを指差す
「いくぞ!!御堂!!
《E・HERO ジ・アース》で、《神炎皇ウリア》に攻撃!!」
ジ・アースが大地を踏みしめる
その拳に、灼熱のマグマが渦を巻く
「アース・マグマスラッシュ!!!」
ズバァァァァン!!!
ジ・アースが振り抜いたマグマの剣が
《神炎皇ウリア》を真正面から切り裂く
そして――
その斬撃は、ウリアを通して御堂の身体までも切り裂いた
「ぐぁぁぁぉぁぁぁ!!」
御堂が絶叫する
その身体から力が抜け
膝から崩れ落ちる
そして――
御堂のライフが、ついに尽きた
御堂 LP4400 → 0
「私が……この私が……負けた?」
御堂の身体から、淡い光がゆっくりと抜け出していく
「……これは……」
その光は人の形を取り始める
御堂自身の魂だった
「ま、待ちなさい……」
半透明となった《神炎皇ウリア》が、その魂へゆっくりと近づいていく
「私は……まだ……」
ウリアが大きく口を開く
「やめ――」
そして――
喰らう
御堂の魂を喰らったウリアは、そのまま霧のように消え……
その場には
抜け殻となった御堂と
《神炎皇ウリア》のカード
そして――
静寂だけが残った
「終わった……のか?」
そう認識した途端
俺の身体から力が抜ける
視界が反転する
◇◇◇
デュエルが終わり
静寂が支配する中
ユウの身体が崩れ落ちるのを見て
ワタシは駆け出す
「ユウ!!」
すんでのところで
ユウの身体を抱き抱える
「ユウ……! ユウ!」
ワタシは必死に呼びかける
すると――
「……生きてるよ
ぎり……ぎり……でな」
ユウが薄目を開けて、返事をしてくれた
その瞬間
張り詰めていたものが、一気に崩れた
思わず涙がこぼれる
「ばかっ!
こんなに無茶して!」
いつもの軽口なんて叩く余裕はなかった
ただ、涙が止まらなかった
「わりぃな……心配かけた」
そんなワタシを見て
ユウは優しく指を伸ばし
頬を伝う涙を拭ってくれる
「ばかっ!
もうほんとにばかっ!!
負けちゃうかと思った!」
ユウは優しく笑う
「バーカ
俺があんな奴に負けるかよ」
呼吸は荒く身体もボロボロ
それでも――
ユウは最後まで
いつもの軽口を叩いてくれた
「……ユウ」
ワタシはユウを支えながら、静かになった廃工場を見渡す
そこには
倒れた御堂と
その傍らに落ちている一枚のカード
《神炎皇ウリア》
「……あれ」
ワタシが指差す
ユウも視線を向ける
「……ウリアのカードか」
「あれ、どうするの?」
ユウはゆっくりと身体を起こす
「決まってるだろ」
まだ身体は震えている
それでもユウは、自分の足でカードのもとへ歩いていく
そして――
《神炎皇ウリア》を拾い上げる
「これは……俺たちが預かる」
カードを見つめるユウの表情が険しくなる
「御堂の言っていたことが本当なら……
事件は、まだ終わってねぇ」
「三幻魔……」
ワタシが呟く
ユウは静かにカードを握りしめる
「……ああ」
デュエルには勝った
御堂も倒した
だけど――
事件そのものが終わったわけじゃない
ワタシはユウの身体を支え直す
「帰ろう、ユウ」
「ああ……」
ワタシたちは静かになった廃工場を後にする
その手には
《神炎皇ウリア》のカードが握られていた