ヒーローな君のことが大大大大大好きな100人以上の彼女 作:トラ-Tora
いずく『大丈夫?』
やめろ…!!
いずく『立てる?』
その手を出すな…!!
いずく『頭打ってたら大変だよ…?』
その目で見るな…俺より弱ぇ癖に、個性も分からねぇ無個性同然の癖に…なのに!!
出久『僕、ヒーローになるの、諦めたんだ』
俺より先にいる癖に!!追い越そうと思ってたのに…なに勝ち逃げしてんだよ…!!
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勝己(朝から気分が悪ぃ…!)
悪夢見て目覚める、授業は中学の復習でクソつまんねぇ…正直、サボったとしても帰って復習すれば分かる、だが内申に響くからやらねぇ…何より、あのクソナードみたいに中途半端になりたくねぇ…!
ここにいる奴ら全員に隣のB組、2年3年の先輩、来年から入ってくる後輩連中全員にどんな事でも勝ち、勝ち続けて…必ずオールマイトをも超えるNo.1ヒーローになる事が、敗北感を拭える唯一の方法だと信じて…!!
勝己(昨日の個性把握テストで3位だったのは腹立つが…あいつらの手の内は分かったから、どっかのタイミングで必ずぶっ潰す…!!)
実(目の前の奴ずっとイライラしてて怖ぇよぉ…!!)
授業が終わった後、食堂で食った激辛麻婆が美味かったから、ちっとは落ち着き…昼休み後のヒーロー科の授業が始まる…
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人使「ハァ…」
ずっと気持ちが晴れない…こう思う事はあの時から分かってた…
消太『敵ポイントは7、これだけなら不合格だった…が、俺達が見ていたのはそれだけじゃ無い。救助ポイントが25で、合計32…36位で合格だ。戦闘向きじゃない個性だからって持ち込んだ道具で諦めず、尚且つ0ポイント敵が現れた時に逃げ遅れた学生を洗脳し、敵から逃した点が評価された…』
あの時は、周りのライバル達が怖がる顔を見て、考えるより先に口が動いただけだ…そのお陰で、ギリギリ最下位で合格だ。
消太『ようこそ、雄英高校へ。ここがヒーローとしてのスタート地点だ。合格したばかりだが、焦りを持って学んでもらいたい』
言われた通り、焦りを持ってたから個性把握テストの時も、必死に頑張れた…その時も最下位だったけど、除籍はされずに済んだ…だから、今日のヒーロー科の授業_
オールマイト「私がぁ…普通にドアから来たァッ!!」
最下位から卒業する…!
オールマイト「早速だが、今日はこれ!戦闘訓練!!」
…出来ればだけど。俺はまだ個性を誰にも教えてない、それを活かすしかない…!
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オールマイト「格好から入るってのも大切な事だぜ、少年少女!自覚するのだ、今日から自分は…ヒーローなんだと!」
俺のコスチュームは要望通り、手榴弾モチーフの籠手、爆破エフェクトじみた飾り、膝のプロテクターも要望通り、あとは細かい要望込みで見た目に関しては、サポート会社のお陰か威圧感あるものになって満足感がある…だが、実際に着てみた後にまた幾つか考えが浮かんだから、後で先公に要望出来っか聞かねぇと。
そんな事を考えてる間に、オールマイトがカンペガン見しながら戦闘訓練の説明を始めた。要はヒーローと敵の2対2で、ハリボテ核兵器に触れるか敵2人の確保でヒーローが、逆に守り切るかヒーロー2人の確保で敵が勝つ、チームはクジで決める…ぜってぇ理由考えてなかったろオールマイト…結果、俺は堅物眼鏡とチームDとして組む事になった。
オールマイト「最初の対戦相手は…こいつらだ!Aコンビがヒーロー、Dコンビが敵だ!」
核兵器守るかヒーローぶっ潰すか、か…Aコンビ、確か相手は丸顔と隈野郎の2人、丸顔は宇宙服みてぇなコスチューム、隈野郎は足から口元まで黒いプロテクターで守られたみてぇなコスチューム、丸顔の方の個性はほとんど把握してるが、隈野郎は未だに個性を見てねぇ…
オールマイト「他の者はモニタールームに向かってくれ!…あ、あと言い忘れていたが、確保テープで確保された場合、個性の使用と確保した場所から動かすのは禁止だ」
オールマイトの説明が終わった後、俺と堅物眼鏡は敵チームとして先にアジトである建物の中に入り、見取り図を覚えながらハリボテ核兵器がある部屋に入る。
天哉「これを守ればいいのか」
勝己「おい堅物眼鏡」
天哉「堅物!?君は本当に口が悪いな!?」
勝己「んなこたぁどうでもいい!テメェ、高低差ある建物中でどれぐらい走れる?」
天哉「…さっきまで歩いて来た道はかなり狭いし、階段もやや急だ…他の人よりやや早い程度しか難しいだろう…」
昨日の個性把握テストでそこら辺は把握してる、なら_
勝己「テメェはこの部屋だけ守備しとけ。この部屋なら走り続けるは出来るだろ?」
天哉「そうだな、それなら可能だが_」
勝己「なら、始まるまでに物片しとけ。丸顔に物を与えたくねぇ」
天哉「麗日くんか…確かに彼女は物に触れて発動する個性、ドラム缶や木の板があれば武器にされてしまうか。分かった、なら心操くんはどうする?」
…まだ個性を見れてない、が…俺の考えが合ってれば…
勝己「隈野郎は俺がぶっ潰す。可能なら2人同時に殺るが、丸顔1人行かせる様にバラけさせる」
天哉「待ってくれ爆豪くん!ここで2人で守れば_」
勝己「あいつら個人にも勝たないと意味が無ぇんだ…!」
俺はそう言い残しながら堅物眼鏡の文句を聞き流して、あいつらを殺る方法を考えながら下の階へ歩く…必ず勝ってやる!!
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お茶子「この建物の見取り図、覚えるの大変だね…でも、オールマイトってテレビのイメージと変わらんねぇ。相澤先生と違って、罰とか無いみたいだし安心するね」
人使「そうだな…」
お茶子「ん?どうしたの、顔が暗いよ?」
俺は建物の見取り図に視線を落としたまま、麗日の問い掛けに考えを巡らせてしまう…
人使「…雄英に来てから連続最下位だったから、今日こそは!って思ったんだけど…相手に実技入試でトップな奴がいたから…」
お茶子「そっか…真っ向から戦うってなると怖いよね?」
人使「あぁ…それでも、俺には頑張るしか出来ないんだ…」
お茶子「…心操くん、なんかカッコいいね!」
人使「…ありがとう。始まる前に俺の個性について教えとかないと」
お茶子「そうだ!心操くんの個性ってどんなの?昨日の把握テスト見ても分からなかったから」
人使「俺の個性は_」
麗日に個性について、そして簡単な作戦を共有し終えたタイミングで、
オールマイト『それでは、Aコンビ対Dコンビによる、屋内対人戦闘訓練…スタート!』
お茶子「頑張るね、心操くん!」
人使「…よろしく頼む」
俺達は真正面から入らずに、見取り図で見た路地裏と繋がっている窓から侵入する事にした。
お茶子「侵入成功…!」
人使「俺が先導する」
俺は右腕を背中に回し、棒状のアイテムを掴んだ。アイテムのスイッチを押すと、手に収まる長さから人1人分くらいの長さに伸びる…アイテム名は単純明快で『ロッド』だ。
お茶子「シンプルなサポートアイテムですなぁ」
人使「入試の時は木製バッド持ち込んだんだけど、1回振ったらロボットに折られて、工事現場近くに合った鉄パイプで倒してたら…意外としっくりきてな」
話しながらも何処から敵が来るか警戒しながら、麗日を連れて歩く…次の角を曲がれば、2階へ上がれる階段に差し掛かる_
勝己「ッ!!」
人使「ッ、避けろ!?」
瞬間、角から頭より高い位置で現れ、俺は麗日を後ろに押しながら爆発から回避した…
お茶子「…ありがとう!」
人使「立てるか!?」
俺は麗日に手を差し出して立たせる、その間に煙が晴れて…俺が1番警戒していた敵、爆豪が立っていた…!
勝己「さぁ…どっちから殺られてぇ、ヒーロー共!!」
…ここで2人掛かりで戦ってたら、時間切れで終わるか確保されて終わるかが目に見えてる…なら…!
人使「…俺から相手して貰おうか…!」
勝己「………!」
俺はロッドを一回しして構え、爆豪は手のひらからパチパチと小さな爆発を起こす…どっちも臨戦態勢になった。
お茶子「心操くん!」
人使「先に行け!後から追い掛ける…!」
お茶子「…!」
お茶子は1回頷くと歩いて来た通路へ走って、別の場所から上階へ向かってくれた…
人使「…それじゃあ、始めようか…!」
俺は、目の前にいる大きな壁である爆豪をどうすれば倒せるか…必死に考えを巡らせながら、俺から仕掛ける為に走り出す…!
原作との違いは、
・人使は初期で棒状のサポートアイテムを使用。
次を書いたら本編進めようと思います♪