『Project: KIVOTOS (特戦学区) : Abydos War』 作:Rio@シナリオライター
ブォォォォォォォォォォォォォォォォォ………
「………」
「………」
「………」
「………」
ブォォォォォォォォォォォォォォォォォ………
「………」
「………」
「………」
「………」
「相変わらず」
「ーー長いな」
○○日後……
2026年-7月23日-PM-12:00
キヴォトス学園連邦/サンクトゥム・タワー
「え?」
「このエレベーターっすか?」
「ここ一応」
「D.U市内で一番早いっすよ?」
ブォォォォォォォォォォォォォォォォォ……
「学連(学園連合)からのVIP以外入ったら”私たち”が」
「腕挫十字固めにするんです」
「え?柔道やってんの?」
「失礼なこと言うけど、君たち女子だよね?」
「自分は黒帯」(謎の生徒2)
「私も黒帯」(謎の生徒3)
「私は白帯」(謎の生徒4)
「団体TOP2」(謎の隊長)
ピロリン♫
「ーーあの……先生?」
「この人たちもしかして強いです?」(謎の青い生徒)
「強いよ」
「団体戦出たら秒殺な」
ブォォォォォォォォォォォォォォォォォ……
「………」
「………お客さんってなんか格闘技やってたんです?」
「格闘?」
「格闘はーー」
「う〜ん、やってたけど苦手だったな」
「ええええ……」
「いや!日本拳法だったんだけど」
「足技がどうにも苦手でね……」
「いやいやいや人生、めっちゃ大損してますよ」
「私は足技得意ですよ?テコンドーやってたんで」
「というかこの街、テコンドーほぼ最強です」
ブォォォォォォォォォォォォォォォォォ……
「私の必殺、トルリョチャギ(廻し蹴り)」(謎の生徒3)
「自分はティッチャギ(後ろ蹴り)で」(謎の生徒2)
「私はネリョチャギ(かかと落とし)」(謎の生徒4)
「隊長は?」
「内回し蹴り(フリョチャギ)」(謎の隊長)
「虐殺じゃね?」
ブォォォォォォォォォォォォォォォォォ………
「………」
「………」
「………」
「………」
ピーンポーン♫
シュウウウウウウウ……
「ーー試合出禁中」
「よし、降りるぞ」
ザッ…… ザッ…… ザッ…… ザッ…… ザッ……
ザッ…… ザッ…… ザッ…… ザッ…… ザッ……
私の名はRio、連邦生徒会から派遣されたキヴォトス外の人間
「別世界のキヴォトスのシャレーの顧問」だった教師だ。
この学園都市にきた経緯を話そう▶︎
三ヶ月前ーー
2026年-4月23日-PM-13:00
「……あの……先生……」
「カタカタ中に悪いんですけど、お願いがあるんです」
「なした?急だね」
カタカタカタ……
カタカタカタ……
「あら」
「どうしたの?その格好」
三年前にエデン条約が解決し、サオリに撃たれた銃傷の傷も治り、テラーシロコと仲直りしたその後、業務中にアロナが”連邦生徒会長”の姿で現れた。
「真面目な話がしたくて、少し……」
「……可愛くなってみたくなって///」
(チラ……)
「髪型変えたのわかります?」
「プラナちゃんに教えてもらったんですけど」
「そういうことかーー」
「最近なんか雰囲気変わったよね〜〜」
カタカタカタカタ………
カタカタカタカタ………
「………」
「すぅ……」(目が虚ろ)
「プ・ラ・ナ・ちゃん⭐︎」
ピロリン♫
「……はい?」
「パソコンのデータ”消去して”ーー」(満面の笑み)
「わ⁇⁇」
「どのくらい?」
「うーんと」
「全部」(満面の笑み)
「これ会長命令」(真顔)
「待て待て待て待て待て待て待て待てまーー」
ピロリン♫
「成仏」(プラナ)
[00:00:00.000] bios_init...............ok
[00:00:00.018] cpu_microcode_load......ok
[00:00:00.031] memory_training.........warning
[00:00:00.044] memory_channel_a........online
[00:00:00.045] memory_channel_b........no_response
[00:00:00.046] retry_channel_b.........failed
[00:00:00.051] storage_controller......timeout
[00:00:00.052] system_state............degraded
rax=0000000000000000
rbx=ffffa40d77b12c80
rcx=ffffffffffffffff
rdx=00000000deadbeef
rsi=fffff807a19d02c4
rdi=0000000000000003
rip=fffff807a19d02c4
rsp=ffffd30c91ffea10
rbp=ffffd30c91ffeb40
CPU0: online
CPU1: online
CPU2: halted
CPU3: unknown
CPU4: online
CPU5: thermal_trip
CPU6: no_signal
CPU7: 0xFFFFFFFFFFFFFFFF
「いやああああああああああああああッッッ‼︎‼︎」
28分後………。
いつもの教室にて。
「………」
「………」
パシャ……パシャ……パシャ……
「………」
「………」
「プリン」
「はい」(説教中の私)
「アムッ……」
「……………」
「教師ってお仕事ながら見しながら」
「思春期の女子の髪型語るんです⁇」
「語ります……」
バリッッッ……(ヘイローの異音)
バリュ……(教室がバグる)
「はぁぁぁぁぁぁぁ……」(ガチトーン)
「アムッ……」
「あのですね?」
「毎回毎回こういう場で言わなくても、もうわかってると思いますが」
「貴方一応教師ですよね?女子の」
「えぇ……今年でこの道5年になります」
「ええ、5年この人見てきましたから」
「私もポンコツだったのに性格変わりましたよ⁇」
「クロコちゃんから聞きましたが”ここまで説教が得意な”アロナちゃん見たことないらしいです」
「……で」
「プリンは?」(地声)
「はい」
「いちごミルクもあるよ……」
トン……
「コクッ」
「……プハァ」
「質問」
「はい」
「パソコンっていつ直してくれる?」
「明日……しごとがあるんだけとね」
「知りません‼︎」
「アムッ‼︎」
(私のWindows11が……)
「土台、先生は働きすぎです!」
「シャーレの当番があるって言ってもまたあんなに仕事を溜め込んで……」
「いつか痙攣死しますよ?」
「サオリさん言ってました」
「《あの人いつか内臓から血を吐いて救急車送りになるから見張ってろ》」
「怒ってましたよ〜〜」(棒読み)
「アムッ……」
「いや〜〜」
「活字ってさ、書けば書くほど楽しいし、コンビニのXLコーヒー飲んで、10時間くらい安いパソコンで書類作成しながらな、ハーメルンでエタった小説見ながら夜の10時までにずっと文字書くの先生の趣味なんだ」
「まぁ、寝る前Lサイズのデカフェのコーヒー飲んで新聞読むんだけど」
「………」(呆然アロナ)
「先輩?」(プラナ)
「救急車予約します?」(プラナ)
「この人、このままだと体液の半分ポリフェノールになりますよ?」
「知らない……」
「アム……」
28分後……
「………先生」
「パラレルワールドのことについてご存知で?」
「知ってる、元々クロコがいた世界線、キヴォトスが滅びたバッドエンド、その世界なら覚えてる」
「あいつ(プレ先生)普通に帰ってくるからな」
「最近アーマー新調したらしい」
「クロコもたまに”向こう”に帰るしな」
「私……今でもまだ全然、気まずいんですけど……」(プラナ)
「私もっと気まずいですよ……」(大人アロナ)
「“君が元々いた世界の話だろ”連邦生徒会長ちゃん」
「まぁ知ってますよね、クロコちゃんのポータル能力すごく便利なので」
「……そのパラレルワールドの一つに“おかしな世界があって”」
「これを」
ペラッ……
「……簡単に言うと……生徒全員”特殊作戦群”本国(韓国 )で言うとコムンベレー(特戦司)アメリカ だと特殊作戦軍(SOCOM)レベルに超強い、特殊作戦コマンド学園都市です」
「……?」
「小島監督?新しい新作ゲーム作ったのかな?」
「そうなると思いました……」
「コジプロは関係ないですよ、向こうはスネークもいません」
「ことの顛末は詳細には話せませんが、その当該世界の概要をまとめた資料はここに」
ペラッ……
「おぉ面白いな、どんな世界だ?」
「……”独立武装学園自治区群”?」
「数あるパラレルキヴォトスの中でもTOP1レベルに高度に発達し、組織化されたキヴォトス系の学園都市、通称”独学武区”」
「キヴォトス系ってパラレルワールドが比較的多い世界じゃないですか、ですがこの”独学武区”は、TOP1に社会的に成熟して、キヴォトス学園そもそもの軍事力を全面に組織化したんです、こっちも銃社会ですが、向こうはヘルメット団一人が”自衛官一人”くらい強くて、学園一つで“普通科一個旅団”に該当します」
資料を読む◀︎
「その学園を統治する連邦生徒会、”キヴォトス学園連合”の連邦生徒会長が三年前に失踪」
「通称“学連”のトップ、向こう世界のサンクトゥムタワーの最終管理者がいなくなり、行政制御権がロスト、ありとあらゆる物流やインフラ機能が麻痺して大混乱」
「一年後、独学武区の各学園の部活や生徒が自治区防衛のため、タワーの支援なしに武力行使を行う、通称”独立武力行使事案”が発生し、あちこち内紛状態になったんです」
なんて世界だ……
「……その当該世界の情勢はどうなった?」
「そこが肝です」
2枚目の資料を読む◀︎
「”独立武力行使事案”通称”独武事案(ドッコウ)が始まって二年後、各学園は独立を宣言、自治区を事実上の小国家として自分たちの生徒会が”行政化”においたんです、まぁ......タワーがあんな調子なので気持ちはわかりますが......それで次を」
3枚目の資料を読む◀︎
「三年後には学園自治区が離反してからカイザーコーポレーション、傭兵バイト、ヘルメット団、ありとあらゆる生徒たちが徒党を組んで独走した軍事組織になったんです、それでドッコウは悪化……」
「銃声に、グレネードの炸裂、イモスナ、L字路待ち伏せマシンガン、迫撃砲の大雨、装甲兵器の市街戦、戦闘ヘリの徹夜の近接航空支援(CAS)、オスプレイでロープ降下、無人機乱入......ありとあらゆる組織がズッタズタのセルフ総力戦で......街はおしゃか......学連、つまり連邦生徒会が直接、武力介入する有様になり……」
「こっちのキヴォトスが静かすぎるあり様です」
「つまり治安が、サヨナラに近い状態になってるということか」
「メタルギア4ですよ......戦争が変わったってやつ」
「……その独学武区を私が見つけて、詳細には離せませんが、なんとか向こうの連邦生徒会のホットラインを無理やりつなげたんです、大変でした……手伝ったのは”向こう”のゲマトリアたちです」
「なんだと⁇」
「ゲマトリア⁇あのサイコ系エイリアンが⁇」
「ちょっと⁇いい方酷くないです⁇」
「黒服(向こう)さん、ものすっごく優しかったですけど⁇」
「分かった、訂正する、黒服さん”いい人ね”」
「よろしい!」
「……本題に入ります」
「......要件は」
「…… Rio先生、元連邦生徒会長として任務を依頼します」
「連邦捜査局シャーレとして、並行世界、独学武区へ平和維持活動(PKO)」
「キヴォトス学園連合の行政権復興を支援してください」
「ーー最初の任務内容はこの資料をーー」
「......マジか」
「アビドス自治区......シロコたちのいる所か」
「懐かしいな、初任務の場所だ、忘れるわけないなww」
「先生との初の任務の場所は///......今でもしっかり覚えてます」
「こっちの Rio先生がシャーレに委任して最初の”メインストーリー“Vol.1 対策委員会編ですね」
「ただ、向こうの内容は全く別物です」
「簡単にいうと洋画、名作ブラックホークダウン......レベルのシビアな世界……先生がスーツのまま出向いたら3分で死にます」
「防弾ベストとヘルメットは絶対持って行くように!あとシッテムの箱も!マスターデーターが使えないと1分で死にます!」
「やだ、命が二分縮んだぞ……」
「私もここにきて長いからな......こっちは遮蔽物に隠れればみんな気遣ってくれるけど......向こうのアビドスは本当に中東」
「普通なら渡航禁止令が出るところへPKOか」
「......面白い」
「こっちは一回死んでるんだ」
「”2回目“はない」
「乗った」
「///……そういうと思ってました」
「やっぱり Rio先生は先生ですね!私が見込んだ甲斐があります」
シュュュ……ポン。
「ーーー Rio先生‼︎ お待ちしておりました♪」
「ーーーきたな、アロナ」
「はい‼︎お待ちどうさま‼︎ “いつもの”アロナです‼︎」
「新しいキヴォトスにて‼︎ 青春を教えてあげましょう‼︎」
「.......それでなんですが、今回雰囲気作りで、向こうのキヴォトスに”映画のタイトル”をつけたんです」
「ーーーほう?どんなタイトルだ」
「……タイトルは……」
『Project: KIVOTOS:(特戦学区)Abydos War』
主のスマホのアロナちゃん
主がポンコツ過ぎて個性派に育ちました……
(性格の違いをお楽しみください)
提示▶︎主が考察大好きなので
ハーメルン市民の考察をお待ちしてます◀︎