砂の海に、君が流れ着く   作:陽炎帽子

28 / 28
二人分のただいま

 探査機へ刻む文章は、最後まで二度書き直された。

 

      *

 

 耐圧球の外殻。

 上半分には、白鴎丸の非常信号形式。

 下半分には、文字。

『汐見カナタ。凪津港、汐見宗一・澪の子。小型貨客船・白鴎丸の遭難者。現在生存。アビドス高等学校に保護されている』

 シャーレの通信識別。

 アビドスの位置情報。

 キヴォトス標準時。

 そして、小さな追記。

『発見者・小鳥遊ホシノ。アビドス高等学校三年。汐見カナタの恋人』

「恋人、必要かなぁ」

 ホシノは完成品を見て、今さら尋ねた。

「入れてって言ったのはホシノ」とセリカ。

「そうだけど、文字になるとねぇ」

「削る?」

 俺が聞く。

 ホシノは耐圧球を両手で抱える。

 直径二十センチ。

 少し重い。

「削らない」

「即答」とシロコ。

「向こうでカナタ君を待ってる人が見つけたら、私のことも知ってほしいから」

「何を?」

「一人じゃないって」

 俺は追記へ指を置いた。

「俺も、それを伝えたい」

 ホシノは耐圧球で口元を隠した。

「重いから、置いてください」とアヤネ。

「はぁい」

 

      *

 

 救出から三十一日目。

 予測窓の初日。

 旧第七水理観測所へ、二台の車で入る。

 先生、対策委員会五人、俺。

 俺の重量作業制限は十日前に解除されている。

 再診では、肋骨の圧痛なし。深呼吸、歩行、軽い押し引きで痛みなし。急な全力作業と銃撃区域だけは避ける。

 だからといって、一人で探査装置を運ばない。

 

 耐圧球はシロコ。

 巻揚機はノノミと先生。

 食料と水はセリカ。

 端末と観測器はアヤネ。

 ホシノは盾とショットガン。

 俺は工具巻きと白鴎丸の信号資料。

 濃紺の上着は、四度目の貸出中でホシノが着ている。

 俺は砂色の作業用カーディガン。

「私たち、服が逆じゃない?」

 セリカが言う。

「逆?」とホシノ。

「漂着者が学校の備品で、ホシノ先輩が漂着者の服」

「生活が混ざったってことだよ~」

「それ、いい言葉みたいに言ってるけど、ただ借り続けてるだけだからね」

「毎週返してるよ」

「一分後に借り直してるでしょ!」

 話しながら、観測所へ入る。

 前回は調査だけだった場所。

 今度は先生の立入許可、崩落調査、救護計画、地上監視を揃えている。

 カイザーの仮設基地は閉鎖され、遠くに監視車両が一台あるだけ。

 緊急保全命令があるため、近づいてはこない。

 シロコが屋上と周囲を確認する。

「監視一。武装反応なし」

「記録だけ残してください」と先生。

「追い払わないの?」

「相手にも観測する権利はあります。妨害された時だけ対処します」

 ホシノは盾を少し下げた。

「了解」

 

      *

 

 縦坑は、仮設柵で囲まれていた。

 前回見つけた梯子は途中で切れている。

 底は見えない。

 塩と錆の匂い。

 アヤネが三脚へ測定器を置く。

「現在、気圧998。磁気偏差は平常範囲。坑内上昇流なし。塩分反応は微量」

「探査機を下ろすのは?」

「平常時の地形記録を取ります。切離しはしません」

 先生が役割を再確認する。

 安全線より内側は、先生、シロコ、アヤネの三人。

 俺は線の外から機体の状態を見る。

 ホシノは入口と退路。

 セリカ、ノノミは巻揚機と救護。

「カナタ君、おじさんの隣ね」

「分かってる」

 ホシノの左手が、上着の袖越しに俺の右袖をつまむ。

「作業中は手をつなげないから」

「袖ならいい?」

「俺が動く時に離して」

「うん」

 耐圧球をワイヤへ接続。

 映像。

 温度。

 圧力。

 音響。

 無線。

 全て正常。

「下降開始」

 アヤネの声。

 巻揚機が回る。

 探査機が暗い縦坑へ消える。

 十メートル。

 二十。

 壁は古いコンクリート。

 三十二メートルで水面。

「水があります!」

 アヤネが映像を拡大する。

 黒い水。

 静かで、探査機の光だけを返す。

 温度十二度。

 塩分はアビドス地下水より高い。

「海水よりは低い」と口にした。

「地下水と混ざってる」

 四十メートル。

 壁のコンクリートが終わる。

 自然岩。

 五十三メートル。

 横穴が一つ。

 流れなし。

 六十八メートル。

 ワイヤが岩へ触れる。

「これ以上は絡む危険があります」とアヤネ。

「平常時記録はここまでです」

 先生が引上げを指示する。

 探査機が戻る。

 

 壊れていない。

 ホシノは息を吐いた。

 安堵したのか、残念なのか、自分でも分からなかった。

 

      *

 

 予測窓、四日目。

 何も起きない。

 気圧は高い。

 方位磁針の針も、小さく揺れるだけ。

 観測所で寝泊まりするのは、先生、対策委員会、俺の全員。

 一日二交代。

 夜間は最低三人。

 縦坑へ単独で近づかない。

 ホシノと俺も、同じ交代へ固定しない。

「恋人なのに?」

 ホシノが聞いた。

「恋人だからです」とアヤネ。

「睡眠と判断を相手一人に依存させないよう、別の組を経験してください」

 ホシノはセリカ、先生と前半夜。

 俺はシロコ、ノノミと後半夜。

 離れる時間は六時間。

 最初の夜、ホシノは三度、後半組の部屋へ行きかけた。

 行かない。

 代わりに交代記録へ書く。

『怖さ4。カナタ君の容体確認希望』

 後半組が起きた時、俺が返事を書く。

『睡眠5時間12分。痛み0。怖さ3。ホシノの睡眠確認希望』

 セリカがその下へ書いた。

『ホシノ先輩、4時間48分。途中覚醒1。見張ったから間違いなし』

「なんでセリカちゃんが書くの」

「確認希望ってあったからでしょ!」

 ホシノは記録を折って、濃紺の上着のポケットへ入れた。

 

      *

 

 予測窓、七日目。

 午前二時十一分。

 気圧が下がり始めた。

「991、989、986」

 アヤネが全員を起こす。

「低下速度、過去記録に近いです!」

 外で風が鳴る。

 空には雲がない。

 それでも、観測所の壁が内側へ押されるように軋む。

 方位磁針の針が回る。

 北。

 南。

 縦坑。

 方向を決められず震える。

「坑内上昇流、確認!」

 塩分計の数値が上がる。

 縦坑の奥から、水の音。

 下から上へ。

 黒い水面が、三十二メートルから二十九メートルへ上がる。

「全員、配置へ」

 先生の指示。

 眠気も軽口も消える。

 シロコとノノミが巻揚機。

 アヤネが観測。

 セリカが電源と予備線。

 ホシノは入口と縦坑の間へ盾を置く。

 俺は白鴎丸信号器を起動する。

「探査機、全機能正常」

「下降」と先生。

 耐圧球が縦坑へ入る。

 十。

 二十。

 二十九メートルで水面。

 水へ入った瞬間、映像が乱れる。

「磁気偏差、測定上限!」

「ワイヤ張力、上向き!」

 下へ降ろしているのに、探査機は押し戻される。

 

「速度を落として」と口にした。

「巻揚機、一秒十センチ」

 シロコが調整する。

 四十メートル。

 壁が流れて見える。

 五十三メートルの横穴。

 水が、そこから噴き出している。

「流入口は横穴!」

 アヤネが叫ぶ。

「探査機を向けます」

 姿勢制御噴射。

 耐圧球が横穴へ寄る。

 映像の奥に、岩ではない直線が見えた。

 金属。

 古い管路。

 その先は、白い光で潰れている。

「カナタ」

 ホシノの声。

 危機の短い呼び方。

「見えてる」

 白い光。

 白鴎丸が沈む直前、海の下で見たものと似ている。

 雷が水中へ落ちたような光。

「切離し判断は、カナタに委ねます」

 先生が言う。

「今なら機体を流せます。残せば、現象が終わった後に回収できる可能性が高い」

 機体を放せば、失う。

 

 誰かへ届くかもしれない。

 何もない場所で壊れるかもしれない。

「全機能は?」

「正常です」とアヤネ。

「識別文」

「固定確認済み」

「外部受信網」

「シャーレ、アビドス、トリニティ、ゲヘナ外縁局、全て待機中」

 ホシノを見る。

 盾の向こうで、青と金の目が揺れている。

「行かないで」と言いたい顔。

 それでも、言わない。

「ホシノ」

「うん」

「切り離したい」

 ホシノは一度、目を閉じた。

 開く。

「届くように、守る」

 盾を縦坑側へ固定する。

「やって」

「切離します」

 俺が操作器を押した。

 ワイヤの先が軽くなる。

 探査機は上昇流へ乗り、横穴へ吸い込まれた。

 映像が激しく回る。

 圧力、急低下。

 温度、測定不能。

 音響に、低い連続音。

 白い光。

 一秒。

 二秒。

 三秒。

 通信が切れた。

 

      *

 

 逆流は十一分後に止まった。

 水面は三十二メートルへ戻る。

 

 方位磁針の針も、また縦坑側へわずかに偏るだけになった。

 探査機からの無線はない。

 音響信号もない。

 外部受信網にも、応答なし。

 アヤネは最後の三秒を繰り返し解析する。

 位置記録は、横穴へ入ったところで同じ座標を示したまま途切れている。

 圧力低下は、上昇したのか、測定器が乱れたのか分からない。

 白い光の先に、海面も港も映っていない。

「失敗?」

 セリカが尋ねる。

「判断できません」

 アヤネは答える。

「機体は予定通り放流。横穴と人工管路、異常領域までは確認。接続先と生存は不明。外部受信なし」

「成功でも失敗でもない」とシロコ。

「次の手がかりは増えた」

「でも、探査機は帰ってこない」

 俺が言った。

 自分の名前。

 家族の名前。

 白鴎丸。

 ホシノの名前。

 全てを刻んだ球が、どこかへ消えた。

 届くかもしれない。

 永遠に見つからないかもしれない。

 膝から力が抜ける。

 座る。

 ホシノが盾を保管架へ置いてから来る。

 先に武器を安全へ戻す。

 

 それから、俺の右隣へ座る。

「触っていい?」

「うん」

 手を握る。

「残念?」

「残念だ」

「そっか」

「少し、今日分かると思ってた」

「うん」

「父さんか母さんから信号が返るかもしれないって」

「うん」

 ホシノは、よかったと言わない。

 帰れなくて安心した自分を、俺へ重ねない。

 

「次も探す?」

「探したい」

「手伝うよ」

 即答。

「怖くても?」

「怖いから、みんなに言う。それで、手伝う」

 俺は握る手へ力を返した。

 

      *

 

 予測窓は、さらに六日続いた。

 二度目の逆流は起きなかった。

 外部受信網にも信号なし。

 先生は監視を継続する。

 観測所には、横穴・人工管路・白い異常領域の記録が残った。

 帰還方法は、見つからなかった。

 

 帰還不可能とも、確定しなかった。

 

      *

 

 撤収日の朝。

 空は青い。

 砂は冷たい。

 皆が宿営道具を車へ積んでいる。

 俺は観測所の入口に立ち、縦坑の仮設柵を見る。

 ホシノが隣へ来る。

 濃紺の上着。

 四度目の貸出期限は、観測期間中に延長申請済み。

「これから、どうする?」

 ホシノが尋ねる。

「学校へ帰る」

「そうじゃなくて」

「分かってる」

 俺は真鍮の方位磁針を開く。

 針は縦坑へ寄る。

 蓋を閉じる。

「故郷は探す。探査機の信号も待つ。次の現象も調べる」

「うん」

「でも、今住んで、食べて、直して、帰る場所はアビドスだ」

 ホシノが息を止める。

「帰れないからじゃない。調査が失敗したから、仕方なくでもない」

 学校の六脚目。

 整備庫。

 食堂。

 古いソファ。

 壊れた校門。

 五人。

 先生。

 ホシノ。

「俺が、今ここへ帰りたい」

「私がいるから?」

「ホシノがいるから。皆がいるから。俺の仕事と、待ってる食事があるから」

「一番は?」

「また聞く?」

「毎日、可愛いところ増やしてるからねぇ」

「今日の一番はホシノ」

 ホシノが固まる。

「今日だけ?」

「明日は明日言う」

「ずるいなぁ」

 長い袖で、顔を隠す。

 少しして、袖を下げる。

「カナタ君」

「うん」

「もし、いつか道が見つかって、向こうへ行くことになっても」

 声が震える。

 命令したい。

 行くなと言いたい。

 代わりに、願う。

「帰ってきて」

 初めて、自分から言った。

「私のところにも、帰ってきてほしい」

 俺は、すぐ永遠を約束しない。

 ホシノも、急かさない。

「帰れる道なら、帰ってくる」

「片道だったら?」

「行く前に話す。戻る方法を一緒に探す」

「それでも、戻れなかったら?」

「連絡する。待たせたまま消えない」

「……うん」

 完全ではない。

 それでも、嘘ではない。

「おじさん、もう一つお願いがあるんだけど」

「何?」

「二回目」

 ホシノが自分の唇へ指を当てる。

 俺の肋骨は治った。

 待つと決めた時間も過ぎた。

 

「今、キスしていい?」

「うん。してほしい」

 観測所の入口。

 皆は車の反対側で積込み中。

 隠れてはいない。

 見せるためでもない。

 俺はホシノの頬へ触れる。

 濃紺の襟が風で揺れる。

 ホシノが目を閉じる。

 二度目のキス。

 今度は、呼吸二つ分。

 

 離れたあと、ホシノの額が俺の右肩へ来る。

「痛くない?」

「痛くない」

「ほんと?」

「本当」

「じゃあ、もう一回」

「二回目は終わった」

「三回目だよ」

「学校へ帰ってから」

「うへ~。また待つの?」

「待てる?」

 ホシノは俺の右袖をつまむ。

「帰る場所までなら」

 

      *

 

 夕方。

 二台の車が、アビドス校へ戻る。

 

 仮の車止めをシロコが開ける。

 セリカが食堂の在庫を確認しに走る。

 ノノミは宿営道具。

 アヤネは観測記録を地下の新しい保管庫へ。

 先生はシャーレへ第一報を送る。

 ホシノと俺は、少し遅れて校門を通る。

 透明な代替窓が夕日を反射している。

 完全には直っていない学校。

 それでも、帰ってきた。

 

「せーので言う?」

 ホシノが尋ねる。

「言葉は決めなくていい?」

「今度は同じだから」

「分かった」

「せーの」

「ただいま」

 二人の声が重なった。

 学校は答えない。

 食堂の方から、セリカの声がする。

「二人とも遅い! 荷物、まだ残ってるわよ!」

「おかえり、だって」とホシノ。

「違うと思う」

「おじさんには、そう聞こえたよ~」

 濃紺の袖から右手が出る。

 俺の右手を握る。

 二人分のただいまを、六人の食卓へ持っていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

楽しい銃社会の生き抜き方(作者:WEVE)(原作:ブルーアーカイブ)

ミレニアムサイエンススクールに所属するキヴォトス唯一の男子生徒『居待(イマチ) ウツキ』がなんやかんやありながら学園生活を満喫(?)する話▼今後必須以外タグ追加の可能性があるので苦手な方はブラウザバックを推奨してます▼大体許せるよって方は是非読んでいってください!


総合評価:472/評価:6.76/連載:46話/更新日時:2026年08月08日(土) 08:08 小説情報

嫌われ生徒はその後に好かれても気付かない。(作者:ブルーアーカイ部 一般部員)(原作:ブルーアーカイブ)

キヴォトス唯一の男子生徒!▼だから嫌われていたけど、超好意的に接していたら皆に惚れられたよ!▼けど、本人は寧ろその状況が嫌だったから避けようとしたムーヴだった!▼本人たちは、明らかに避けてる主人公を見てさぁ大変!▼果たして恋は実るのか!?▼そして作者は失踪せずに書き切れるのか!▼現在、過去編を書いております。▼時系列順に見るのであれば、執筆中のEpisode…


総合評価:939/評価:6.68/連載:10話/更新日時:2026年08月07日(金) 09:00 小説情報

アリウスの【救世主】は先生の到着を待っている(作者:アリウスは無限に味がする)(原作:ブルーアーカイブ)

▼生徒→(クソ重ガチ恋)→オリ主→(クソでか信仰、尊敬、狂信)→先生▼というn番煎じの小説。それでもいいならぜひ読んでいってね


総合評価:763/評価:7.52/連載:5話/更新日時:2026年07月01日(水) 21:00 小説情報

【完結】ブルアカ転生〜カヨコのエロ同人描いてた俺が本人に惚れられるまで〜(作者:どうたぬき)(原作:ブルーアーカイブ)

カヨコのエロ同人を描きまくってたら、気づいたらブルアカの世界に転生してた。▼しかも先生として。しかもカヨコ本人が目の前にいる。しかもなんか距離が近い。▼「……先生、そんなに気になる?」▼いやお前の資料を穴が開くほど見てきた俺からすると、生の解像度がエグいんだよ! 首のほくろとか汗の伝い方とか! でも先生として振る舞わなきゃいけない俺は、必死に平静を装う。装え…


総合評価:1424/評価:8.67/完結:21話/更新日時:2026年06月19日(金) 19:01 小説情報

砂漠でほのぼのと買取(作者:単眼駄猪介)(原作:ブルーアーカイブ)

掘り出し物を買い取ってユメとホシノとほのぼのする話。▼アビドス砂漠で、なんでそんなものがあるのかは考えないものとする。▼


総合評価:1772/評価:7.89/連載:14話/更新日時:2026年06月19日(金) 12:43 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>