東方理想郷~east of utopia~ 作:ホイル焼き@鮭
博麗神社に戻った俺は、これからの事を考えていた。
「まず、これまでのことと、能力についてまとめておこう」
俺は学校に行く道すがら、突然地面に黒い空間が現れ、ここ、東方projectの世界『幻想郷』に入る、いわゆる幻想入りをしてしまった訳だ。霊夢は迷い込んだのではと言っていたが、おそらく違う。あの黒い空間……人為的な行為である可能性が高い。
俺が居た世界でも出たし、こっちに来てからも同じくだ。誰かが俺をここに呼びつけたのは間違いない。
因みに、俺の東方知識は少ない。大まかなキャラ名と能力名、紅魔郷、妖々夢、永夜抄の異変の流れ、その他諸々。要は知ってる事は知ってるし、知らんもんは知らん。
なんとも便利そうな設定だが事実。
「取り敢えず東方キャラでこんな事が出来そうなのは……………」
八雲紫。彼女の境界を操る程度の能力が、最も関連していそうだ。ここでも指折りの実力者だし、やるかどうかはともかく、容疑者にするには十分な理由だろう。
「取り敢えずの方針としては、原作介入して遊ぶか」
まぁせっかく二次元に居るんだからね。能力が使えるなら、死ぬなんて事はないし。死ななければ万事オーケー、つまり俺は万事オーケーだ。
「まあ能力についてもまとめておいた方がいいか?久しぶりだし、間違いが有ったら困る」
理想を現実に変える能力。ここでの言い方をするなら、理想を現実に変える程度の能力。何度も言っているように、制限はなく、ほぼ全ての現象を俺にとっての理想へと変える。我が能力ながら、チート的だと思うな。いや、チートそのものかな。
この能力で出来ない事は、知識外の現象を起こすことと、理想以外に変質させること。あと、この能力自体を変質させようとすることだ。後は、無から有を生み出すことか。
一つ目は説明した通り。
二つ目はあくまで欲しい結果を、俺が理想的だと思えなければ、発動出来ないって事。
三つ目……正直良くわからん。例えば、この能力を持っていない高橋凜を理想的な高橋凜だとして能力を使っても、能力が消えることはなかった。それ以外にも能力を使用しようと考えない脳とか、何とか能力が使えないようにしようとしたのだが、全部ダメ。理由は分からないんだが、どうも俺が能力を使用できないと言う状況に持っていけないらしい。こればっかりは能力を与えた奴に聞くしかないよな。機会があれば良いんだけど……。
「と、まあ、大体そんな感じかな」
あとはなるようになるよ。
さっきも言ったけど、死ななきゃ万事オーケーだ。
「れーむー?いるかー?」
「誰だろ?」
どうやら外で誰か霊夢を呼んでるみたいだ。放置してもいいけど、一応出ておこう。
霊夢は居ないけど。
「今は霊夢はいないぞ」
襖を開けると、金髪を伸ばしたままにして、金眼を薄く光らせている少女が居た。えーと、霧雨魔理沙か。
東方projectの主人公その二。霧雨魔理沙。霊夢の親友で、魔法の森に住んでる魔法使い。魔法使いとは言えど、種族としての魔法使いではない。魔法を使う人間だ。
「そうなのか?というかお前、誰?」
「高橋凜だ。昨日幻想入りした」
「へぇ、そうなのか。じゃ、私は霧雨魔理沙だ!よろしくな、凜!」
やっぱり名前で呼ぶんだな。それがセオリーなのかな?まぁ、それ自体は嬉しいっちゃ嬉しいから構わない。自己紹介には自己紹介だ。
「ああ、よろしく、霧雨」
「そんな呼び方しないで、魔理沙って呼んでくれ」
うーんやっぱりそう来るのな。この位の年齢の子が、名前で呼ばれたがるってのは珍しい。少し気恥ずかしいけど、まぁ問題はないから良い。
「幻想郷の奴は随分とフランクだな……。魔理沙、でいいんだな?」
「おう!それがいいぜ!」
魔理沙は周りを見渡すと、霊夢の所在を聞いてきた。
「霊夢はどこに居るんだ?」
「今は香霖堂にいるかな?少し経てば戻ると思うけど……待つ?」
「じゃあ待つか。……そういや、何で凜は博麗神社にいるだ?霊夢が拾ったのか?」
「そうだね。金目当てだけど」
「あいつは相変わらずだな………霊夢に会えたなら、何で元の世界に帰らなかったんだ?」
「なんとなく。強いて言うなら観光」
「この幻想郷で、観光とか言い出す外来人、初めて見たぜ………」
魔理沙が変な人を見る目でこっちを見る。失礼な奴だな。折角の二次元なんだから、堪能させてくれって。
「そういや魔理沙は、霊夢みたいに能力とかあるのか?」
知ってるけど、聞いてみる。
念のためだ。
「大したことはないんだが……魔法を使う程度の能力だ」
「魔法………ねぇ」
やはり原作通り、か。ますます意味がわからないな、二次作品に何で俺はいるんだ?
推測が正しければ、俺はこの世界の住民に呼ばれたってことになる。前提として、二次作品の世界は存在しているって事になっちゃうんだが…………まぁいい、気にしないでおこう。
「そういう凜はどうなんだよ?能力、あるのか?」
「あるけど、便利すぎて乱用はしたくないな。何でもやれるから」
「へぇー、どんなんだよ」
「理想を現実に……うーむ」
分かりにくくね?確かに、俺の理想を、現実に表すということではあるんだけど。事象を理想的に、の方が分かり易いかな………どっちもどっちな気もするけど。
「やっぱりわかりにくい、事象を理想的にする程度の能力に言い換えよう。事象を理想的にする程度の能力だ。分かったか」
「意味が分からんな!」
「まぁそうだろうね……取り敢えず、実演してみるか」
香霖堂でもやった、財布マジックをやった。タネも仕掛けもございません。
強いて言えばあるけど。
「規格外だぜ………まぁいいか。凜は、『スペルカードルール』って知ってるか?」
「すぺるかーどるーる?」
あれ、スペルカードは知ってるけど、そんなんあったっけ?
聞き覚えがないんだが。
「やっぱ知らないよな……スペルカードルールってのは……」
…………………少女説明中…………………
魔理沙の言うスペルカードルールとは、
妖怪が異変を起こしやすくする。
人間が異変を解決しやすくする。
完全な実力主義を否定する。
美しさと思念に勝る物はなし。
以上を基本理念とした、幻想郷での決闘のルールらしい。なるほど、東方projectは、こんなルールでやってたのか………。
初耳だ。
「以上だ。分かったか?」
「まあ、一応は」
「試しに私とやってみるか?弾幕ごっこ」
「そうだな。やってみるか………霊夢が戻る前にな」
………………青年スペカ制作中………………
「取り敢えず3枚ほど作ったぜー」
「そうかー?じゃあやるか!」
まあ、頑張ってみるか…………。
死にはしないんだし。そう言えば、弾幕って出せるのだろうか?
「…………ていっ!ほやっ!あーちゃぁっ!」
出ない。どうしよう。
まて、能力をうまく使って、弾幕が出せるように出来ないだろうか?俺は人間だから霊力。なんだか良く分からないけど、霊夢は莫大な霊力を持ってるらしいから、霊夢並みの霊力保持量を理想に。そして、幻想郷においては、弾幕が出せる体(どんな体だろう)が理想だとすれば………………………………。
「(*-`ω´-)9 ヨッシャァ!!」ポゥッ
「さっきから何やってんだ……?」
「ちょっとな。じゃ、始めるとしようか」
「お、おう」
はじめての、だんまくごっこ、はっじまっるよー!
「まずは小手調べだ!」
大量の星型弾幕が、魔理沙から出される。お、おお?多くね?いや、数は多いが、俺に当たるだろう弾幕は限られてる筈。その弾を少し動いてかわせれば……!
「よし……!いけ、うわっとぉ!あっぶなー」
不慣れなためか、弾の端が、服の端を掠めていった。うわ、後で縫わなきゃ………。流石に裁縫用具位あるだろうけど、手縫いかな………。
「まあ、流石にこれくらいはよけてくれないとな!やるじゃないか、凜!」
「有り難うございます、先輩?では、こちらも!」
先ほど出せるようになった弾幕に、必中の理想性を付与して放つ。もちろん、量は多め。必中とは言っても、流石に後ろからも自分狙いの弾が来るのは反則的なので、ただの自機狙いの弾になる。さすがに魔理沙も慣れているようで、俺のようにぎこちなくもなく、スイスイよけている。うーむ、いつかはああなれるのかな………ちょっと良く分かんないけど。
「まずはこっちから使わせてもらうぜ!」
霧雨魔理沙の代名詞ともいえるスペルカード、恋符「マスタースパーク」。何かでかいし、速い。
人間の体では、よけることは無理そうだ。となると………。
「じゃ、俺も使うか……兆弾「リフレクター」!」
霊力を練り、マスタースパークを覆うほどの霊力の鏡を作る。もちろん、何でも跳ね返す理想的な鏡にしている。しかし、物理攻撃は反射しない。まぁ当たり前だろうけど。しかし、まんまエネルギーのマスタースパークには効果覿面のようで、俺の鏡に触れた瞬間、マスタースパークは跳ね返り、魔理沙の方へと向かっていく。ばい~ん。
「ちょ、おま、マジかよ!うわわわわ!」
よけた。まあ空飛べるんだから、速いんだろうしね………。
いつかは俺も、簡単に空を飛べる日が来るのかな?
「びっくりした~。おい凜、なんだよ今のは………」
「見ての通り、弾くだけだ」
「お前なぁ。あれ結構強いんだぜ?」
「何でも弾くZE☆」
「よく分からんが、うざいことはわかるぜ………」
魔理沙が弾幕を撃ってくる。それも、かなりの数。どっかは空いてるのだろうが、なかなか変な動きをしていて、その隙間の位置も変わっていく。今の俺には回避は難しいだろう。
「手加減とかしろよ!?バカかお前!」
「何とでも言えばいいぜ。負けるよりはマシだ!」
いっぱいの弾幕が襲ってくる。ヒイィィィ!!(>ω<ノ)ノ
怖い怖い怖い!仕方ないので、懐から二枚目のカードを取り出す。
「もう一枚!重力「アイディアル·グラヴィティ」!」
スペルカードを発動した瞬間、周囲の重力が重くなった。
このスペルカードは、ある一定の空間を、俺にとって理想的な重力に変化させるものだ。つまり俺の周囲ならむしろ軽くなるが、それ以外の空間なら重くなる。
「うわ、落ちる!?」
いきなり重力が重くなったので、魔理沙が墜落する。その落下点を狙って…………!もう一枚のスペルカードを使う!
「化人「速きこと風の如く」」
能力で理想的な速度にする。天狗ほどを理想として能力を発動して、滅茶苦茶なスピード(もちろん手加減してますよ?)で魔理沙の所に突っ込む。
「ぐっ……!かはっ!」
まりさに たいあたりを くりだした! こうかは ばつぐんのようだ! 魔理沙が吹っ飛んだので、全力でスピードを出して、魔理沙を回収する。
「大丈夫か?………ん?」
魔理沙が、逝ってしまっていた………確実に死んではいないが、気絶しているみたいだ。
スペルカードでの天狗化は、すぐ解けるように作ってるので、変身がとける。
「な、何よ~~!この神社の惨状は~~!!誰がやった!凜しかいないじゃないのこんなことする奴!凜!出てきなさい!」
「何プリプリしてんだよ……あ」
忘れてた。上がった重力のせいで、弾幕が下に落ちてしまって、境内がボッロボロになっていた。
「凜………一応、言い訳は聞こうかしら………?」
「般若みたいな顔してますね、霊夢さん」
「こんなん事しといて、言う事がそれかよ!せめて言い訳でもしろよ!」
「キャラ崩壊してますね」
「くぁー!」
霊夢が発狂してる。えーと、流石にまずいかな………。
「だってそれやったのこいつだよ?魔理沙の弾幕が、こんな事したんだよ?(嘘は言っていない)」
「なるほど……?つまり、そこで気絶してる奴がやったのね……魔理沙ー!!!」
いきなり大声で呼ばれて、魔理沙が飛び上がる。
「はっ!寝てない、寝てないぜ!?」
「魔理沙……あんたねー!」
「なんか知らんが、霊夢がキレてる!?なんで!?」
こっちを見てくる。ふっ……。
「強く生きろよ……魔理沙」
「意味が分からん!」
「魔理沙……あんた……今日という今日は許さないわ!退治されなさーい!」
「い、嫌だーーーーー!!!」
魔理沙が逃走した。
近くに置いといた箒を引っ掴み、空へと飛び出した。まぁ誰だって、般若と一緒にいたくないよね?
「まちなさーい!!」
そして霊夢の姿形をした般若も追いかけた。
「まあ、直しておくか……」
理想的な神社の境内。見事に新品同様になりました。むしろ汚れも取れたし、霊夢も落ち着くんじゃない?
「これで霊夢の気も収まるよな」
生贄となった魔理沙には、悪いけど。
そんなことをしていると、霊夢がボロボロの魔理沙を連れて帰ってきた。どうやら、弾幕ごっこをしていたらしい。
あれだな、一回くらい試しにやって見るのもいいかもしれない。霊夢とも。
「凜、話聞いたわよ……あれやったのあんただっ……て……」
霊夢が見たのは、ボッロボロから新品レベルのビフ○ーアフター。
そして、驚いたあと、こちらに無言ですり寄って来て、
「……………」スッ
と、手を出してきた。それを受けて、俺はなんとなく、
「………………」ギュッ
ハグで返してみた。え、何やってんだろ、俺。一歩間違えたら、いや、既に間違ってるけどセクハラだ。
「……!…………………」カァッ
ハグで返された。え、ガチで!?何でこんなギャグイベントで、こんなことに?
やった俺が言うのもなんだけど!なんかいい匂いがする霊夢を、理性で引き剥がす。
「取り敢えず離せ!」
「何よ……凜からやってきたのに」
「何でだよ!何で受け入れんだよ!」
「なんとなく……!」
「なんとなく………だと…?」
それは仕方がない。あ、ノリで、って奴だ。
「というか、境内が直せるんなら、神社も直してくれない?」
「さすがにそこまでやるのはな。何でも出来るからって、何でもしてあげる訳にはいかない」
「ケチ」
「うるさい」
「かいしょーなし」
そんな地味に傷つくこと言わないで………?
「魔理沙はどうしたんだ?」
「刃向かってきたから、ボコボコにした」
「ううー、くそー、次は負けないんだぜ……」
「「無理ね(だな)」」
「なんだよお前らのその連携!」
「「同居人のなせる技ね(だな)」」
「……もうやだ、こいつら……」
魔理沙がやつれてる。ああ、可哀想な魔理沙。
「俺に文句とかある?」
「そうだ!!お前、跳ね返したり重力あげたり、果てには猛スピードで突っ込んだり!ゲームバランスを崩壊させるな!」
「ええー、全部攻略法あるしー」
リフレクターなら何もしない。グラヴィティなら俺の近くへ。変身は少ししか持たないようにしてあるし。本物の東方projectも、初見殺しいっぱいあるし、いいと思うよね、プレイしたことあるみんな?
「もう、どうでもいいや……」
「じゃーそろそろ帰りな。もう疲れただろう」
「そりゃな……。凜と戦ってから、霊夢とも戦って、疲れないわけないぜ……」
「また遊びに来いよー」
「私も歓迎してあげるわ」
「ああ、また来る」
そう言って、魔理沙は帰って行った。
その背中は哀愁に満ちているように見えない事もないが、気にしないことにした。
「あ、金に関してなんだけど……」
「もちろん、私が使ってもいいわよね?」
「何言ってんの?俺が作った金は、もちろん俺のものに決まってんじゃん」
「……え?………」ピキッ
「あ、家賃とかは払ってもいいよ。あと、必要なら、別に金あげてもいいから、何か欲しいとかなら、俺に相談しな」
最低限豊かな生活、それくらいかなー、使っても良いのは。
今迄の霊夢の、一日一食はいくらなんでもないと思うし。
「う……………仕方ないわね……」
「何か妥協したみたいだけど、会って2日しか経ってない奴に、ここまでしてるんだから、感謝はしろよ?」
「分かってるわよ!じゃあ今からお昼ご飯の食材を買いにいきましょう」
確かに朝も過ぎて、そろそろお昼時である。少し動いてお腹も減ったし、昼飯にするのは是非もない話だ。
「いってら」
「あなたも行くのよ、お財布さん」
「わかったよ」
人里へ飛んでいき、食材の店に入ると、霊夢は食材を速攻で選び出し、カウンターに向かった。
「お、霊夢ちゃん!今日は珍しくいっぱい買うんだね?」
カウンターのおっちゃんが、精算を終えてそう言う。霊夢が持っているのは、レジ袋ひと袋分くらいしかない。これで多いとか、( 'ω')マヂカヨ、、、
「ええ、ちょっとした臨時収入が入ってね」
「そっちの兄ちゃんは見ない顔だね!まさか、霊夢ちゃんの彼氏かい!?」ニヤニヤ
「違うわよ」
「ええ、そうなんですよ」
「どっちだよ!がはは!」
「霊夢、照れないでいいじゃん」
「あなたねぇ……!またそうやって……」
「さっきも抱き合った仲じゃないか」
「そ、それは……そうだけど」
「くうぅ!羨ましいねぇ、兄ちゃん、こんな可愛い子が彼女で!」
「あ、そろそろ霊夢がキレそうなのでいいますけど、別にそんなことはありませんよ」
「ねぇのかよ!羨ましがって損したじゃねえかよ!」
「まあ、抱き合ったのはホントですがね」
「凜………!?」
「あは、怖い怖い。まあそろそろ行きますよ」
「またうちの店よってくれよ!」
店から離れると、霊夢がぷりぷりしてこちらを睨んでいた。ちょっと、からかいが過ぎたかな、と思ったので詫びを入れる。
「悪いな、霊夢」
「ホントにあなたって人はもう………」
「霊夢みたいに可愛い子が彼女なら、誇らしいかなって思って。つい」
「またそんな冗談言って……」
ただのからかい目的だったのは確かだけど、霊夢が可愛いというのはただの本音なので、それだけは訂正しておく。
「事実しか言ってない。霊夢はホントに可愛い」ポンポン
「……う……さ、触らないでよ」
「おっと、悪い悪い」
「次の店、いくわよ」
「分かった分かった」
その後も買い物は続き、十分な量を買って帰った。
そして博麗神社に帰ると、霊夢は食材をリビングに持っていき、たちまち料理を作り出した。
「……美味い」
「そう?ありがと」
出来上がった料理を口に運ぶと、普通に美味しかった。手料理かぁ………誰かに作ってもらった料理って美味しいんだよなぁ…………。それが美少女なら尚更。
「飯は当番制にするのか?」
「あなた、料理出来るの?」
「まあ、出来るよ」
「じゃあ当番制にしましょ」
その後も食事を続けて、全て食べた。
完食である。
「ご馳走さん」
「ごちそうさまでした」
「動いて疲れたから、少し寝るよ」
「分かったわ。夕食前には起こすから」
魔理沙との戦闘で、少し疲れた。ちょっと仮眠でもとろうっと。