今年の正月にかいた小説です。
時間設定を考えていなかったため、こんなことがあってもいいなくらいにしておいてください。
また、私事ではありますが、最近小説を投稿できるようにしたため早速やろういうことで投稿しています。(季節はずれにもほどがありますが)
なので、暖かい目で見ていただけると幸いです。
1年ズのスペックは機種雷同後の伏黒が領域展開して虎杖と釘崎が黒閃キメた後くらいです。なので、一級に推薦されているのでまあ妥当くらいの任務ですね。
あと、五条は今回の任務にはクリぼっちの負の感情が集まって呪霊がそこかしこで出まくったのでその対処におわれて出張中なので来ません。
あれ嫌な予感が?となりますがハッピーエンドになります。
第一章任務の始まり
20XX年 12月31日 年末年始くらいは休暇を取れるものだと誰もが思うだろう。ましてや学生ならばなおさらだろう。しかし、呪術界は年中人手不足なので高専生だろうとほぼ関係なく任務が振られる。年末なのに呪いを祓う任務を振られた3人の高専生がいた。
釘崎「なんで年末なのに任務があるわけ~年末くらい休みたいんだけど」
伏黒「そんなこと言ったって仕方ないだろ。呪術師は年中人手不足なんだ。」
虎杖「釘崎、伏黒、ごめん遅れた。」
釘崎「虎杖、あんた時間内とはいえ気が抜けているんじゃないの」
伏黒「そうだぞ。たるんでいるんじゃないのかこれから任務だってのに。」
虎杖「ごめん。でも、間に合ってはいるんだしさ~」
伏黒「そういうとこだぞ。」(ジト目)
伊地知「三人とも時間どおりですね。」
1年ズ「「「伊地知さん!」」」
第二章:任務の詳細
補助監督である伊地知を含めた四人は車に乗り込んで今回の任務について聞いていた
伊地知「今回の任務は老朽化した老人ホームにて出現した準1級相当の呪霊の討伐です。」
伏黒「老人ホームってことは物の破壊は厳禁ですね。」
伊地知「はい。ですが、人払いは済ませているので最悪の場合はかまいません。そして今回の呪霊は準1級相当なので戦闘が激しくなると思います。厳しいと思ったら退避してください。」
伊地知が車を老人ホームの目の前に停め、一同車から降りる。
虎杖「意外と近いもんだな、釘崎」
釘崎「そうね。」
伏黒「だから気を抜くな。」
虎杖、釘崎「は~い」
伊地知「帳を降ろします。3人ともご武運を。
闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」
空からドーム状に結界が構成され伊地知と三人は外殻で分かたれる。
視界に映るのは先ほどの年末特有の明るさとは異なり夜のように暗くなり、陰鬱とした呪いの気配が満ちる。
虎杖「おっしゃ。じゃあ行くか。」
伏黒、釘崎「おう。」
第三章:戦闘
準1級呪霊が出る老人ホームなのでそれなりに大きいため、式神を出せて数のアドをとれる伏黒と虎杖釘崎ペアの二人で分かれて探索することにした。
2階にいることは前情報と現場の呪力感知からも分かった。
だが、構造を知るという意味でも三人は一階から探索することにした。
*しかし、何も来なかった。
ということで、三人は階段で合流して全員で探索、戦闘をしようということになった。
階段を上り、一同はすぐに呪霊と接敵する。呪霊は老人がよく集まる少し広いスペースに陣取っている。呪霊は老人が鏡餅型の帽子をかぶっており、2本の餅がチューブのように口の中に入ってのどから突き出ており下半身は腐敗しているまるでアンデットのような見た目に一同は驚愕する。
今まで呪霊は人間には遠く及ばないシルエットであり、人間の形に近しい呪霊は強いと五条の言葉を思い出し今一度気を引き締める。
そんな数瞬に呪霊はのどから出ている2本の餅を左右から叩きつけるように振るう。すんでのところで全員がかわす。その後、虎杖が呪霊に向かって飛び出す。『餅は伸びきった。胴体ガラ空き。いける。』一撃で仕留められるように全力で殴り掛かる。
しかし、伸びきった餅を途中で変形させて壁を作り虎杖の打撃のミートをずらす。奇しくも黒閃の発生には至らない。
呪霊は打撃をずらしたその勢いを利用して餅を引き寄せ虎杖を押しつぶそうと考えていた。しかし、目論見は外れる。虎杖のパンチが予想よりも強かったのだ。2本の餅はちぎれかかるほどだ。そんな呪霊に更なる追撃が襲う。
呪霊の攻撃を受ける数瞬前、伏黒は手印を結んでいた。初激をよけながら叫ぶ「玉犬 渾」虎杖の駆け出すその刹那伏黒の影から式神が現れる。渾は餅を切り裂き視界がクリアになる。
その合間に釘崎も餅を地面に蹴り飛ばしていることを視界の端でとらえていた。自分の陰から黒剣を出しながら状況を把握する。
そんな中釘崎が言う。「しゃがめ、虎杖」釘崎は呪力をくぎにまとわせて打ち飛ばす。釘崎の言を聞いた虎杖は即座に反撃のできる体勢で屈む。その刹那虎杖の目に映ったのは釘が刺さった呪霊。
その後部屋に澄み渡る「芻霊呪法 簪」
直後、呪霊の体は爆散死滅した。ある一つの物体を除いて。
虎杖と釘崎は臨戦態勢を解き勝利に沸く。「なんだ、意外と楽勝だな。」「なんだかあっけないわね。」それぞれ反応を示すが伏黒の反応は異なる。
同期二人と比べ呪術に触れている期間が長いからか手ごたえのなさに懐疑的で、二人は少しでもちょっかいを掛けたら自分が殺されそうだと錯覚するほどの気を放っており何やら考え込んでいる様子。
二人も気を引き締めなおし、あたりを観察しようとするがその後ろから膨大な呪力の本流を感じる。
全員が一斉に振り返るとそこには先ほど倒した呪霊の頭にあったはずの鏡餅型の帽子が肥大化してそこにあった。
三人はぼうしだと思っていた。
しかし、三人は気づく。帽子だと思っていたこの物体こそが本体だったのだとそして等級換算にして1級にも迫るほどの強さなのだと。
伏黒が真っ先に指示する。渾は指示を察し振り返るとほぼ同時に呪霊に駆け出す。花御を傷つけるほどのスピードと威力を持つ渾だが今回は敵が悪くその強靭な爪は呪霊に届かず、素早く変形した餅に吹き飛ばされる。が、すぐさま体制を整えなおした。
虎杖は伏黒のそばに寄り攻撃をしのごうと、釘崎は釘を補充しながら後ろへと退避する。
直後、呪霊によるたかが外れたような餅の攻撃が計8本にも上る触手のような鞭のような餅が虎杖へと襲い掛かる。
虎杖は呪力をたぎらせ、肉体を本気で固める。
が、呪霊の攻撃は呪力でガードしているのに東堂の攻撃よりまだまし程度の威力に驚愕する。
餅の2本の攻撃が渾に向かったのを確認した伏黒は破壊されないためにも渾を戻す。2本の餅が虎杖にさらに向かうことを防ぐため釘崎は2本の餅へのけん制と、呪霊本体への攻撃をほぼ同時に放つ。
しかし、呪霊は相当警戒していたのか8本のうち4本も使って釘崎の攻撃を防ぐ。が、簪で4本すべて爆発四散。
好機と見た虎杖も防御から攻撃へ転じて2本の餅を無力化。後ろから伏黒が飛び出し、黒剣で餅を切り裂く。
目があるのかはわからないが一応2人の背後で隠していた満象が水を吹き出す。
この判断が全員の生死を分けた。
黒剣で切り裂いた数瞬後に虎杖は忌むべきあの呪霊が最後に繰り出したような呪力のためがあり、体が膨張しようとしていると気づいたその後の満象の放水。
呪霊は消火器をかけた炎のように呪力が沈静化、少し安堵すると同時に虎杖は呪霊に駆ける。その道すがら切り離された餅を釘崎に投げる。「釘崎!」釘崎は受け取り懐から取り出していた藁人形を乗せる。「おう!」
「芻霊呪法共鳴り」
術式を発動したその刹那、呪霊の内部から剣山のようなものが飛び出る。さらに、伏黒が虎杖へと黒剣を投げる。「虎杖!」突然のことに戸惑いながらも虎杖が受け取る。「うわっと!?」 「切り祓へ虎杖!」伏黒の声が響き、虎杖が戸惑いながらも一閃。見事呪霊は祓われた。
第四章:後日談
激闘の末3人は帳が上がったことを確認して、伊地知のもとに向かい高専へと無事帰路についたのだった。その後のケアは家入さんが服の下があざまみれだった虎杖を反転術式で直して無事終了。
そしてその後の報告から調査で判明したことは最初に3人が接敵した老人はなんと人間であり、老人ホーム側が不祥事を恐れて事実を隠蔽しようとしたのであった。
学長や五条にこの件が知らされたが3人には黙っておこうという結論に至る。
なぜ3人は気づかなかったのか?呪霊が簪のダメージを吸収して血液が飛び散らずにいたためである。
どうでしたか?
初投稿ですが楽しんでいただけたら幸いです。
虎杖って剣を使わないので、使ってほしいという思いもあり執筆しました。
季節外れの一発ネタですのでこれにて完結です。
もしよろしければ、評価や感想をお待ちしております。
また、この作品以外にも書くつもりなので、またどこかで会えるかもしれません。その時に覚えてくれていたらうれしいです。