神より強いってなんなのコイツ(白目)   作:くまモーン

5 / 5
待たせたな!(伝説の傭兵感)


はい(白目)
リアルの方が忙しすぎて超久しぶりの投稿でございます。
みんなまだ覚えていてくれてるのだろうか…

あと1、2話の鍾離の年齢を間違えていたので修正させていただいてます。
本当に申し訳ない…(土下座)
初心者なのでこのようなクソミスをすることが多々あるかもしれませんが、それでもよければ読んで行ってくだせえ。


Q 何で素手で雷を弾き飛ばせるんですか?A やったら出来た

 

紅丸との修行が終わった後。

そこには疲れ切って地べたに倒れ伏す旅人と、汗一つかいていない紅丸が居た。

 

「くそぅ…全然勝てない…」

 

そう悔しそうにする旅人に、紅丸はケラケラと笑う。

 

「そう簡単に負けてやらねーよ。まっ、さっきのは惜しかったぜ?」

 

「だとしても、せめて一撃当てたかったなぁ」

 

修行として行った何十回もの模擬戦。

その間旅人は紅丸に勝つことはおろか、傷一つつけることは叶わなかった。

 

「最後のは当たるって思ったんだけど…」

 

「オイラもそう思ったけど、空中に居るのに旅人の出した雷を素手で弾き飛ばした時は、流石に目を疑ったぞ…」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ーー数分前ーー

 

『はっ!』バリバリバリッ!

(風元素で空中に浮かせた!これなら躱せないはず…!)

『おお、良い狙いだ』パパパパパッ!

『嘘ぉ!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「風元素で浮かせ、空中にいるところにすかさず速度の速い雷元素で攻撃、良い手だ、よく考えてるじゃねぇか……ま、威力はお粗末だったがな」

 

「威力かぁ…」

 

「オイラから見たら十分強いんだけどな」

 

パイモンのいうとおり、旅人の攻撃は決して弱いと言うわけではない。

伊達に修羅場を潜っていないのだ…神や上澄みの存在達に敵わなくとも、それ見合った強さを持っている。

この男の基準では弱いと言うだけなのだが…残念ながらそれに気づくものはここにはいない。

 

 

「じゃあ、威力を高めるにはどうしたら良いんだ?」

 

そうパイモンが聞くと、紅丸は『そうだな…』と一つ間を置き、答える。

 

「元素力ってのは、基本的に積み重ねがものをいう。幾度も幾度も使い続け、その扱い方を理解していくことで、扱える量も、技の練度も洗練されていく。スタートラインに種族的な差はあれど、鍛えるという点では全員が同じだ」

 

 

この世界において、魔神や仙人、妖怪が強いのはこのためである。

元々の部分を差し引いても、人とは比べ物にならない時間を鍛錬に費やすことができるのだ。

だからこそ、彼らは只人とは比べ物にならない強さを持つ。

 

 

「じゃあ、やっぱり時間をかけてやっていくしかないってことかぁ」

 

「そうだ…と、言いたい所だが、旅人。お前に関してはそれだけじゃねぇ」

 

やはり手はないか…と考えていたところに、紅丸は先ほどまでの話をひっくり返すような言葉を放つ。

 

「ええ⁈さっき修行することしか手はないって言ってなかったか⁈」

 

「どういうこと?」

 

その言葉に驚く二人を手で制した紅丸は、その手の先に小さな火を灯して話し出す。

 

「基本的に、邪眼やもともと複数の元素を扱える奴を除いて、個人が扱える元素力は1種類だ。俺の場合はこの炎だが、これは俺たちのような人間だけでなく、仙人や妖怪なんかも当てはまる」

「だが、そう考えるとだ…旅人、お前はかなりの異端だ。ここの外から来たからなのか、お前と元素力の相性が良かったのかもわからんが、お前は複数の元素力を、神の目もなしに使うことができる」

 

「確かに、旅人は今まで触れてきた神像から元素力を使えるようになったけど、他の奴らは一つだけだもんな」

 

「私も何でかはわからないけどね」

 

旅人がそう苦笑し、自分の手を握ったり開いたりして考えてみるが、その理由はすぐには思いつきそうにない。

 

 

「さっきの話に戻るが、元素力は使い続けなけりゃ威力は上がらん…

しかし、ここで大事になるのが“元素反応”だ」

 

「元素反応って確か…」

「異なる元素の力を掛け合わせることで、さまざまな反応を起こして特殊な効果を生み出すこと……だったよね?」

 

2人のその言葉に紅丸は頷く。

 

「知ってるなら話は早えな。元素反応、そしてそ(・)の(・)応(・)用(・)をお前には習得してもらう」

 

「応用?」

 

「今はまだ気にしなくて良い、そもそも、元素に扱いに関しちゃお前はまだぺーぺーだしな」

 

「そっかあ…」

 

少し残念に思った旅人であったが、べにまる

 

「ま、そう悲観することはねえ。お前は見たところ才能がありそうだしな。元素力を使いこなすのに、そう時間は掛からんだろうさ」

 

「本当?なら、すぐにでも応用とやらを習得して、紅丸に勝ってみせるよ」

 

強気な発言を受けた紅丸は、少し止まったかと思うと、子を見る親のような笑みを浮かべていた。

 

「ほー?俺に勝つ…ねぇ?そりゃ頼もしいことだ」

 

「覚悟しててね?師(・)匠(・)?」

 

「楽しみに待ってるぜ?愛(・)弟(・)子(・)?」

 

 

 

こうして、兄を探すため強さを求める、世界の外から来た異邦人と、

 

人の身で神に打ち勝つという規格外の強さによって、世界から拒絶された男の数奇な師弟関係が、

 

今ここに結ばれたのである。

 

 

 

『グゥ〜〜〜…』

「あれ?」

「へへ、2人の戦いを見てたら、オイラお腹すいちゃったぞ」

「しまらねぇなあ…ったく、飯食いに行くぞ。俺の奢りだ」

「ホントか⁈」「ありがと、師匠」

「おう」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

一方その頃、稲妻城ではーー

 

「神子、何故彼が帰ってきていることを黙っていたのですか?」

 

神子に今にも切り掛かりそうな剣幕の将軍がいた。

 

「いや、それはな、黙っていたというかなんというか」

 

神子はなんとかこの状況から逃げようとするが…

 

「つまり黙っていたんですね?そうなんですね?もしかして彼のことを…」チャキ

 

目の前の相手は冷静な判断ができていないようだ。現実は非情である。

 

「いやーー!会うのがまだ恥ずかしいからと、あやつに口止めされてしまってな⁈わしも伝えたかったんじゃが、しかたな〜く黙っておくしかなかったんじゃ⁈」

 

因みに、2人ともただ伝え忘れていただけであるのだが、もしそのように正直に言ってしまっていたらどうなっていたのかは、想像に難くない。

 

「あら?そうだったんですか。そんなこと気にせずとも良いのに…では、すぐに会いに行くとしましょう」

 

「ハハハ、オウエンシテイルゾ」

(すまんな紅丸…命が惜しくてついでまかせを言ってしまったが、元はと言えば忘れていたお主が悪いのだし、妾は悪くないということで…)

 

ノータイムで売られる紅丸。

 

もし本人がここにいたならストレートにぶん殴っていただろう。

 

 

そうして将軍がいなくなった後、八重神子は紅丸が今どうしているかを思い出す。

「そういえば、あやつ今童と一緒にいたような………マズい!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一方その頃紅丸達は、

 

「ん〜!美味しいぞこの料理!」

「どうやって作るんだろう……って、師匠?どうしたの?」

「いや、なにやらイヤーな予感が…」

 

楽しく食事を囲んでいたが、当人は何かを感じ取ったようだ。

 

(アイツがなんかやらかしたか?俺にも心当たりは…あったか?)

 

「師匠、大丈夫?」

「ん、ああ大丈夫だ、もんだいねーよ」

「そう?」

「そうそう、それ、早く食わねーとお前の相棒に全部食われるぞ」

 

そう指を刺した方向には風元素のように食事を吸い込むパイモンの姿があった。

 

「あ!パイモンずるいよ!私も食べる!」

「へへーん!早い者勝ちだぜ!」

 

そう2人がわちゃわちゃし出したところで、紅丸は煙管を持って吸う。

 

「プハーッ……面倒ごとにはならなきゃいいが…」

 

ため息をつくように吐いた煙は、強く吹いた風に飛ばされた。

 

それはまるでこの後に起こる大惨事を、ひと足先に知らせに来たかのようであったとさ。

 





今回はここらで終わりです。
受験が終わったら時間取れるのかしら、やる気が湧いてきたわ!(唐突なオネェ)

フォンテーヌで知らぬ間に犯罪しちゃってたけど、その後の決闘で秒で出てくる紅丸とか、
色んなキャラ達に振り回される紅丸とか、
某博士や某狩人さんに焼きを入れに行く紅丸とかが見たいけれど、「作者がそこまで進めれてない」+「時間がない」のダブルコンボで描けない現実…

今の話がひと段落したらお茶流しで過去編とかやってみようか…?




ここから1ミリも関係ない話
原神周年配布エグくない?
作者は踊り子さんか俺が払うよさんで迷っております。
皆は誰を選ぶんだろうなぁ…

過去編みたい?

  • 見たい
  • やらなくてもいい
  • 作者の好きなように
  • ちくわ大明神
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