格ゲー大好きお嬢様たちと……   作:原田芳雄

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2話目です。
これからも対ありでしたの小説増えて欲しい!


綾さん登場

前回までのあらすじ

夜絵美緒に目をつけられたおかげで、俺の平穏な学校生活は崩壊した。

 

 

 

π4。

それは格闘ゲーム。

相手のHPを空にしてシューーー!超エキサイティング!

 

昔は良くやってたんだがな。

最近はやらなくなってたんだよなあ。

なんか白百合様がやってるのを見て………

 

 

なんだか俺もやりたくなってきたな。

 

 

 

 

 

「あんた大変なことになってるわよ」

肩を叩かれ話しかけられたため振り向く。

 

この学校で、このように俺に話しかけてくるやつは1人しかいない。

 

深月綾。

俺と同じく外部から入った女子生徒。

こいつとは小学生の頃何回かπ4で遊んだことがある。

といってもそれくらいで、特にそれ以外でこれと言って接点はない。

そのためπ4やってる女子いたなーくらいで、顔はあやふやだった。

 

当時は女子でπ4やってる人って珍しいのもあって、名前だけは印象に残ってはいるものの、よくいるクラスメイトという間柄特段親しくもなかったんだよな。

 

……まあ今こうして普通に話せているのは、この学校の環境がそうさせているのだろう。

お互いお嬢様とは縁遠い一般人。

明らかなマイノリティということもあって、わりとギブアンドテイクのような関係を築いている。

小学生のときよりも明らかに今の方が関係は深い。

まあそれだけ肩身が狭いというわけですよ。

 

「あんた白百合様になにかしたの?」

なんで俺がなにかした前提なんだよ。

あれか顔か?顔で判断したのか。

 

「別に何もしてないが……強いていうなら白百合様がなにかしてたというべきか……」

「なにかってなによ」

怪訝そうな表情で俺を見つめる。

 

言っていいのだろうか?

白百合さまが隠れてπ4やってたって……

 

「悪いが言えないな。これは白百合さまと2人で話すことだから」

まあ流石にいえないだろうな、たとえこいつであっても。

 

白百合様が俺を監視する理由。

それは、自分がπ4やっていたことを周りにチクらないかどうか監視するためだろう。

ゲームをすると退学処分。

俺は別にπ4のことをチクるつもりなんてないんだがな。

 

「2人きりって……ま、まさかあんたたち付き合ってんの?!」

こいつは一体何を言ってるんだ?

 

「そんなわけないだろうが」

「それ以外ないでしょ!」

頭いいくせに変なところ抜けてるんだなコイツ。

 

「怪しいわね……2人きりでなんて……ま、まさか白百合様の弱みを握って……へ、へんなことでもするんじゃないでしょう」

「するわけないだろ」

深月、お前……俺のことなんだと思ってんだよ。




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