タイトルが全ての性癖開示作品です
R-17.9を目指したいけど書き方がわからない



……誰かこういうの書いて?

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サブタイが全て
中盤が一番エロい(自己申告)
後半ももっとエロくしたかった(反省)


天使ちゃんにキューピッドの矢を刺しちゃった男の子は快楽でぐちゃぐちゃに愛される

 

 キューピッドの矢、という概念を知っているだろうか。大半の人間がなんとなく知っているものだとは思うが、一応軽く説明しよう。

 

 創作などにおけるキューピッドの矢とは、天使だの女神だのが有する人の恋心を操る弓矢のことである。この矢で射抜かれた者は最初に目にした相手、あるいは矢を射った人物に対し強烈な恋心を抱く……要するに強制的にメロメロにさせられるというものだ。

 一応大元を辿れば神話に関係するらしいが、現代の創作文化においては邪な使い方をされることも多い。なにせ人の心を簡単に操れる都合の良いアイテムだ。そういう使い方を考えてしまうのは男の(さが)というやつだろう。

 

 さて、ではそろそろ俺がこんなことを言い出した理由を明かそう。それは……

 

「天木蓮矢さん。あなたは公正なる審査の結果、我々天使からの恩恵を受けるに足る人物だと判断されました。よって、この弓矢を授けましょう」

 

 なんか家に来た自称天使が、どう見てもキューピッドの矢としか思えない物体を渡してきたからである。

 

 ……よし、一旦落ち着こう。ここは現在一人暮らし中の男子高校生天木蓮矢の自宅で、俺は昨夜しっかりと戸締まりをしたはずだ。つまり目の前の人物……人……?が室内にいる時点でおかしい。

 そして次に、目の前の自称天使の見た目もおかしい。というか現実離れしている。具体的に説明しようとすると、まず目に付くのはそのこの世の者とは思えない美貌だ。天使を称していてもなんら不思議ではないと思えるような、神様にデザインされたかの如しパーフェクトフェイス。もちろんその完璧具合は顔立ちだけに留まらず、スラリとした手足や計算し尽くされた黄金比的ボディラインも持ち合わせている。それら全てがこの女性を天使の名を冠するに相応しい人物に仕上げていると言えるだろう。

 

 とまあここまではものすっごい美人な不審者が家の中にいたで済む。だが問題なのはここからだ。

 どうにかその魅力的な身体から目を逸らそうと焦点をズラすと目に映るのは、神々しい光を纏う一対の純白の翼。それはどう見ても目の前の女性の背から生えており、彼女が純粋な人間ではないことを嫌でも理解させられる。

 

 まあつまり、だ。今この状況を端的に表すとするならば、最適な文言は……

 

「……朝起きたら目の前に天使がいてキューピッドの矢を渡してきた件について」

 

 こうなるわけである。……いやどういうこと?

 

「ああ、説明不足でしたね。ではもう少し詳しくお話いたしましょう」

 

 そう言って天使(?)は俺が授かった幸福についての説明を始めた。

 

 曰く、俺は天に認められる程高潔で善性の存在であると認められた。

 曰く、そしてここまで徳を積んだ人間にはそれ相応の見返りがあって然るべきであると神が判断した。

 曰く、故に俺の最も強い欲である「可愛い彼女が欲しい」を叶えるために、この弓矢を持たせた天使……目の前の女性を遣わせた。とのことである。

 

「えっと、つまりどういうことですか?」

「蓮矢さんは正式に天上神様より『この世の女性を貴方のものにする権利』を与えられたということですよ」

 

 この矢じりがハート型になった弓矢は俺の予想通りキューピッドの矢と呼べるような代物らしく、一度狙いをつければ百発百中な上、撃ち抜いた相手に俺に対するどんなものよりも強い恋心を抱かせることができるらしい。とりあえず薄い本に出てくる催眠アプリと変わらないレベルでやばい神具であることはわかった。

 

「さあ、蓮矢さん。これがあれば貴方が望んだ彼女を作ることができますよ。それも貴方に従順で、貴方への恋心で盲目で、貴方をこの世界の誰よりも愛してくれる、そんな都合の良い彼女をいくらでも、ね」

 

 そう言ってまさしく見た者が天にも昇るような美麗な笑みを浮かべながら、件の弓矢を俺に手渡してくる天使。恐る恐るそれを受け取った俺は、思わずごくりと唾を飲み込んだ。

 

 これさえあれば、こんな冴えない俺のことを愛してくれる彼女を作ることができる。それどころか、全男子が憧れるような()()()()()()も可能になるだろう。俺がこの弓矢で好きな人物を撃ち抜きさえすれば。

 

「さあ、学校に行きましょうか。そこで思う存分貴方が欲しいと思った女の子を撃ち抜いちゃいましょう」

 

 その言葉を聞いた俺は、怯える心を誤魔化すようにグッとハートの矢じりのついた矢を握り締め、そして、

 

 ()()()()()()()()()()()()()使()()()()()()()()()()()()()

 

「……え?」

 

 常ににこやかだった表情を崩し、呆然とした顔を晒す天使。なるほど、彼女にとって俺のこの行動は予想外だったらしい。しかし、彼女は考えなかったのだろうか。今の俺にとっての最も思い通りにしたい良い女なんて、彼女以外にいないということを。

 

 彼女以上に顔がいい女なんて、テレビの中でも見たことがない。

 彼女以上の肉体美を持つ女なんて、グラビア雑誌の中でも見たことがない。

 彼女以上に何でもできそうな存在なんて、フィクションの中でしか見たことがない。

 

 だから俺は、彼女が欲しい。そう思った。

 

 そんな風に思考を回している間にも、天使の顔色は刻一刻と変化していった。呆然、困惑、納得、歓喜、そして……恋慕。今や彼女は恋する乙女以外の何者でもなかった。俺の一挙手一投足に胸を高鳴らせ、俺の言葉一つで文字通り何でもするような恋奴隷へと変貌し

 

「アハァ♡」

 

 ッ!?なんd「んんっ!?」

 

 一瞬の内に唇を奪われた。ぬるりとそれ自体が一個の生き物のように蠢く舌が、混乱する俺の隙を突いて口内へと侵入する。その攻撃、否口撃に俺は何の抵抗もできなかった。それを許されていなかった。

 

「ンンッ!んん……!んぅ……ん……っ♡」

 

 彼女の舌が俺のそれを絡め取り、俺のものではない唾液を塗りたくる。それはとても甘かった。甘い甘い、猛毒だった。一滴味わっただけで中毒になってしまうような、麻薬よりも質の悪い魔性の媚薬だった。致死量を遥かに上回る量のそれを無理矢理味あわされた俺の舌は、もはや甘みを欲するだけの機能と成り果て、その後の猛攻に対する防護壁足り得ることはなかった。

 

「んふふ……♡れあ……じゅるっ……んんっ……れろっ……♡」

 

 彼女が俺の舌を屈服させた後に行ったのは、口内を通じて俺の本体に対する攻撃だった。昔どこかで「他人にしてもらう歯磨きはエロい」みたいな理論を馬鹿げたものだと思いつつ聞いたことがあったが、今の俺がされていることはそれに酷似していた。歯茎をベロンと舐め回し、コスコスと汚れを拭き取るような動きで磨き上げ、頬の裏をツンツンと焦らすように突付き、ドロリとした例の唾液を喉の奥に規格外の長さの舌を持って押し込む。

 

「……ぷはっ♡ふふふ……♡どうでしたか?ファーストキスの味は♡」

「あう……はえ……♡」

 

 もはや赤子のように喃語しか発することしかできなくなったその時の俺は、さぞ無様で彼女にとっては愛おしい姿をしていたことだろう。瞳はそのまま涙と共に溢れ落ちてしまうのではないかと思えるくらいに蕩け、顔は過剰な快楽に耐えきれずありとあらゆる汁でべちゃべちゃのぐちゃぐちゃ。腰はとうに砕け体は壁を背にどうにか倒れることを免れているというのに、舌だけが厭らしくさらなる「おかわり」を所望してハッハッと畜生のように伸び垂れている。その姿を見た誰が、俺が数瞬前まで上位者の側に立っていると勘違いすることができるような状況にあったと考察できようか。この時の、いや今でも俺は彼女がいなければ何もできない下位も下位の隷属する側だというのに。

 

「あーあ……ぉっと、もっと、ちょーだい♡」

「はい♡いいですよ♡」

 

 浅ましくさらなる快楽をねだる俺に、彼女は上位者としての慈悲と恩情の精神を持ってより膨大な量の「気持ちいい」を叩き込んだ。

 それこそ俺の脳がその快楽を処理しきれずショートするまで、何度でも。

 

「ぁ……♡」

 

 爪の先よりも小さくなった俺の理性が最期に聞いたのは、何かがジュッと焼け焦げる音だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んあ……ここ、は……?」

「目覚めましたか?私の愛するご主人様♡」

 

 目が覚めた時、一番に感じたのはそのふわふわとした柔らかさだった。極上のシルクのような肌触り、だとか雲の上にいるような寝心地、なんかの褒め言葉が全て色褪せる程の極上、否天上の如き寝心地を感じる寝具の上に横たわっているという事実が、今俺がなんの上にいるか確かめる判断を遅らせた。

 本来ならば()()に真っ先に気づかなければいけなかったというのに、あろうことか俺はそこで二度寝しかけるという選択をしてしまった。

 

「きもちぃ……」

「ふふっ♡もう少しここでお眠りになりますか?」

 

 耳に心地良いオーケストラの楽器群の音色のような声もまた、俺から正常な判断力を奪った。ヒーリングボイスとはこういうものだったのだろうか。いや、きっとこんな御声の持ち主は地球上のどこを探そうといやしない。それこそ天国にでも行かなけれ、ば……?

 

「っ!」

 

 ガバッという擬音が付きそうな勢いで起き上がる。やっとマトモに機能するようになった感覚器の全てが、()()を捉えた。

 

「あら、もう起きるのですか?おはようございます、ご主人様♡」

 

 それは、直視すれば心の全てを持っていってしまいそうな美を纏っていた。

 それは、一嗅ぎで理性を根こそぎ葬ってしまうような魔性の香りを漂わせていた。

 それは、一度聞くだけで万物を魅了してしまうであろう妖艶さと可憐さを合わせ持つ声を発していた。

 それは、口にしたが最後それ以外のありとあらゆる食物を拒絶してしまう程の中毒性を持った液体を生成していた。

 それは、触れてしまえば二度と離したくなくなるような感触を持つ無数の翼で俺を包みこんでいた。

 

 それは、天使であった。天の使いであった。か弱い下等な人間が敵うことのない、上位の存在だった。

 

 ――そんなもの、人知の及ばぬバケモノと何が違う?

 

「失礼な。理性無き怪物と一緒にしないで欲しいものです。あなたがご主人様でなければ即座に”矯正”を施していたところですよ?」

 

 ははっ、しかも思考を読めるときたか。いや、逆に読めない方がおかしいか。こんな矮小な存在のちっぽけな胸の内なんて。

 

「そこまでの評価をいただけるとは、嬉しい限りですね♡ここまでの胸の高鳴り、やはり私は貴方が好きなようです♡」

 

 好き、すき、スキ。ああそうだ。俺はあそこでこいつにあの矢を突き刺して……そのまま()()()()()()()んだったな。気持ちよさで人は死ぬのか。本当にか弱いな。

 

「そうですね。ですが、ご主人様は別です。私が愛するに足る、人の人生を百回回してなお余りある私の生の中で出会えた最高のご主人様……♡ずっとずぅっと愛してあげますからね♡」

 

 恍惚とした表情を浮かべるそれ。そんな一般人なら引かれるような表情でも、それならば一枚の絵にできるレベルの芸術品になるのだから恐ろしい。

 ……というか、お前が俺を好きになったのはあの矢のせいじゃないのか?

 

「はい、そうですよ?あの弓矢に込められた力は私含め他の天使すらも凌駕するものですから。なにせ人が崇めるような偶像ではない本物の”神”が作ったものですからね」

 

 神、ねえ。まあ天使っぽいやつがいる以上神もそれらしい存在はいるんだろう。会いたいとは思わないが。

 さて、それで?そんなもんの力で俺を好きにさせられた感想は?

 

「誰かを好きになるというのは実に素晴らしいものですね。これほどの喜びを与えてくれたご主人様には感謝しかありません♡」

 

 ……記憶が正しければ、俺お前に殺されてるんだが。

 

「一度の死くらいどうということはないのでは?こうして蘇生は成功したのですし」

 

 あーはいはい。そういう感じね。

 んじゃ次の質問を……

 

「それは構いませんがご主人様、()()()()()()()()?」

 

 その問いは、絶対の上位存在からの問いかけであり。俺はそれに応えなければならなかった。

 

「つらい……つらいよぉ……♡はやくきもちぃのほしいよぉ……♡」

 

 ただの問いかけ一つで、俺が思考のみで会話していた理由が顕にされてしまった。そう、俺は今猛烈に苦しいのだ。あえて例えるならば、目の前に極上の餌が置かれているのに待てをされている犬の一億倍は苦しい。だって目の前の存在は俺の言葉一つで永遠の快楽を保証してくれることがわかっているのだから。

 なのにそれに縋らず冷静を装って言葉を交わせているのは、一度死んだことで多少なりとも快楽に対する耐性ができたから、それに慣れたからに過ぎない。だがしかし、目の前のそれが衝動に任せて与えただけの快楽に慣れたところでなんになる?冷静さを取り戻したそれはより大きな快楽を効率的に与える術を知っていることだろう。それを味わってしまえば最後、俺という存在は死ぬ。正確には今まで俺を生きていた俺が死に、新たな快楽を貪るだけの俺に生まれ変わる。天使の手によって生まれ変わる、なんて流行りの小説みたいだな。一ミリも面白くないが。

 

「わかりました♡ではもぉっと気持ちいいの、あげますね♡」

 

 ……ああ、”俺”もそろそろ終わりか。既にそれに侵食されたのか、まあでもそれもいいかと思う自分が生まれ始めているのも事実だ。

 

「私の顔を見て」

 

 こんな美人という言葉では言い表せない程の美人の顔を見ながら、

 

「私を嗅いで」

 

 それだけを吸って生きていきたいと思えるような甘ったるくて爽やかな芳香に包まれながら、

 

「私の声を聞いて」

 

 今まで聞いてきた音を全て雑音だと切り捨てられるような魅惑の声だけに耳を傾けながら、

 

「私を味わって」

 

 世界中の美食を集めて一度に食べても超えられないであろう美味しさに溺れながら、

 

「私に触れて」

 

 どんなものよりも柔らかで、肌に馴染んで、ずっとそれに包まれていたいなんて考えしか浮かばないものに触れながら死ねるなんて、

 

「では、最高に気持ちよくなってくださいね♡ご主人様♡」

 

 最高の終わり方だろ?

 

「えーい!」

 

 そんな巫山戯た掛け声を最期に、俺という存在は終わりを迎えた。……いや、違うかもしれない。これから始まると言えるのかもしれない。

 

「もっとぉ……もっとちょぉだい♡■■♡」

「はい♡ご主人様が望むなら、いくらでも♡」

 

 天使を名乗る上位存在に飼われる日々は、今日この瞬間から始まったといえるのかもしれない。

 

 気持ちいいしかわからない。わからなくていいと肯定しかされない。

 何もしなくていい。いずれする必要すら感じなくなる。

 ただおれのことが好きな存在に幸せを与えられ続ける。それがこれからおれが過ごす永遠の時間の正体である。

 

 でもまあ、きもちいいからいっか。

 




天木蓮矢

普通の男子高校生だった少年
キューピッドの矢を天使以外に使っていれば普通にハーレムものの主人公になれた
天使に刺してしまったが故に愛されてしまった


天使ちゃん

いっぱいいる内の一体
この後永遠にご主人様をお世話(気持ちよく)し続ける
ご主人様も天使ちゃんも幸せなのでウィンウィン


入れられなかった設定

天使ちゃんが主人公の家にキューピッドの矢を持ってやってきたのは「平凡な人間に強大な力を与えたらどうなるか見たい」という神の命令
天使にまで力が効くのも、神がヒトだけではなく天界ハーレムルートを用意しておいたため
神が便利な舞台装置になりそうだから今後も積極的に利用していきたいし、その内御本人登場とかもさせたい(願望)



こういうシチュを現実で味わいたい(欲望)
高評価・お気に入り・感想をいただけたらさらなる性癖の開示を行います(宣言)
なのでどうか作者のモチベの糧になってください(土下座)

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