俺切二次 やさぐれ転生盤外戦術使いがサレン=アンダーに堕とされるまで。   作:地霊殿の壁

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第四話

───俺の手札はかなり良い。

 相手の残りライフは16───ギリギリ削りきれないくらいか?

 まぁだからこそ、ミス無く確実に展開していく必要がある。

 

 

「まずは魔石(コア)<ザ・エントリー>をセット。俺はコストゾーンの変容色彩(カラー)1枚と手札の<透過現象>を追放し、瞬間魔法<血伝連鎖>をデッキからサーチしてそのまま発動」

 

「<血伝連鎖>?……っ!まさか───」

 

 

 こっちの墓地を一瞬見たな。狙いに気づかれたか。

 

 

「サービスだ。コイツの効果を説明するぜ、このカードは色彩(カラー)を2枚除外することで発動できる!()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 俺は自身の色彩(カラー)を二枚除外する。対象は当然、相手の<帝王の槍持ち>だ。

 

 

「さらに2コストで<要石の儀式>を発動」

 

「このカードはこのターン3枚以上のカードをプレイしていれば4枚墓地に送って発動することも出来る。4枚墓地を肥やして、墓地からパワーが2以下のクリーチャー(モンスター)1体を蘇生する。その際にパワータフネスが+1の修正を受ける───」

 

 

 墓地に送られたのは───<透過現象><放火範ゴブリン><思考><抱き寄せ>の四枚。

 

 蘇生させるのは先ほど墓地に送った<深淵の追撃者>

 2/3クリーチャーが修正を受けて3/4となり、さらに楔カウンターが乗ることで4/5となる。

 

 

「<ザ・エントリー>をステイして墓地に送り、追撃者のパワーは+3。さらに1コストで<燃え盛る突進>を発動。さらに3上乗せされるぜ!───つまり!!この瞬間、追撃者は10/5のステータスとなり、召喚酔いが解除されている。スタック(チェーン)はあるか?」

 

「無い、通す」

 

 

───まだ耐えるって顔してんな?

 

 

「だが───果たしてこれを超えれるか?<時戻しの黒蓮(TimeBack・Black Lotus)>」

 

「そのカードは……」

 

 

 ()()が何故だか、わからんがとある一件の後に渡してきたカードをボードにそっと置く。

 値段はなんか怖いので見ていない。ただ、バカ高いことだけはわかる。

 

 当然、公式戦では使ったことすらなく、試合前にシレッとサイドデッキから突っ込んだだけだ。

 初お披露目って感じだな。

 

 

「効果説明だ。このカードは墓地のカードを対象として、本来そのカードを使う際に【本来支払うべき色彩(カラー)コスト*10】枚分除外して発動できる。このカードはそのカードと同様の効果を発揮する」

 

「……!?」

 

「瞬間魔法<血伝連鎖>を指定、要求コストは0。つまり墓地除外枚数は【0*10】で0枚除外して発動できる、対象は<深淵の追撃者>、使い終わったコストを2枚除外し発動条件を満たす───」

 

 

 これで何が起きるか、といえば───

 

 

「<深淵の追撃者>でステイ状態の<帝王の槍持ち>にアタック───アタックした瞬間、<血伝連鎖>の効果によってクリーチャー(モンスター)に与えられた〝戦闘ダメージ〟が、全てのクリーチャー(モンスター)とプレイヤーに与えられる───」

 

「……それはつまり───」

 

「ああ、そうだ。コレは戦闘ダメージと同じ効果ダメージを与えるカード()()()()。戦闘ダメージが与えられる対象を全クリーチャー(モンスター)とプレイヤーに拡大するというカードだ。───つまり、帝王の槍持ちに与えられた10ダメージが生み出され、同時に反射の2ダメージも追加。だが、それの処理が行われる前に戦闘ダメージの処理で槍持ちだけが死ぬ。ダメージ処理において、追撃者は生き延びる為、効果による戦闘ダメージを受け10+2の12ダメージが再度双方のプレイヤーと共有される───ここで俺は呪言(カース)カード<間一髪>がライフから落ちた為、ダメージは1点となる」

 

「……此方も同じ、<間一髪>が落ちたため、ダメージを1にする───!」

 

「クッソ、やっぱあったか。だが、果たして二度目の<間一髪(解答)>がそのデッキにあるのか?」

 

 

 その問いかけに彼女が何か返すよりも先に、ボードが高速で処理を進めた。

 1+12ダメージで相手に合計13ダメージ。俺は再度<間一髪>で1ダメージに抑えて2の消耗で済む。

 

 やっぱ、これだけじゃ倒し切れはしなかったか───相手に<間一髪>があったのもそうだが、相手のステータスが軽すぎたのも原因だな。

 だが───相手はこれでコストが10と潤った。否、潤いすぎている。

 

 

「そっちは俺の16のライフを1ターンで全て削り切るか、ターンが帰ってくる前に10のコスト中、9以上を確実に使い切らなきゃそのままターンを返されて死ぬ。逆に俺は攻撃を喰らえばコストが補充できる。1ダメージでも与えればそっちを倒せるってことだ───ターンを返すぜ」

 

「……レディ・アップキープ───ライフドロー。そして───メイン、ドローっ!!」

 

 

───さあ、どうする気だ?

 

 

「!───っ使うしか、ない!! 私は、色彩(カラー)をセットし、コストゾーンから7のコストを出す!」

 

 一枚のカードをボードに叩きつけるように置く───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

束ねし七色

 

王者は、真なる路より顕れる!

 

唯一無二なる白銀の牙、見るがいい!

 

君臨せよ、<孤高の天狼・ヴァイスファング>!

  

 

 

 

 

 

 

───かっっっっっっけぇ……っ!!!

 

 

 

「さらに<ザ・エントリー>をステイし、墓地に送ることでパワーを10に上げる!」

 

「そして、手札から1コストを支払って<燃え盛る突進>を発動、さらに墓地から<燃え盛る突進>を追放すると共に3コストを支払ってパワーを合計6上げて速攻を付与!!」

 

「───貴方に相応しい処刑台は決まった。ヴァイスファングで攻撃ッ───!!!」

 

 

───こういうときはなんていうんだったか───ああ、そうだそうだ。

 きっとこの衝撃と爆風で聞こえないだろうけど、しっかりと伝えておかなきゃな。

 

 

『───ガッチャ!最っ高のデュエルだったぜ!!』




サレン「……ガッチャって何……?」


書いてる最中に眠すぎて色々とわからんくなってきた。
コスト計算とかミスってるかも……
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