低ランクの冒険者でも最上級のダンジョンに挑むのは自由です。 作:駄文亭
地下水道の点検依頼が、明日も残っているとは限らない。
危険がないと判断されれば、あとの清掃や整備は市の役人へ引き継がれる。
冒険者が呼ばれるのは、役人だけで入るには危険かもしれない場所だけだ。
点検が終われば、ロックが地下水道へ入る理由もなくなる。
無断で侵入できないわけではない。
だが、見つかれば盗賊扱いされる。
何より、地下水道の入口を封鎖されれば、遺跡へ通うこと自体が難しくなる。
石を何日も撃ち込み、少しずつ竜牙兵を壊す。
そんな悠長な方法は使えなかった。
今日中に勝ち筋を見つける。
できなければ、この遺跡から手を引く。
ロックは、そう決めていた。
二体の竜牙兵を正面から相手にすれば死ぬ。
右側の一体は、魔法のブロードソードとラウンドシールドを装備している。
左側の一体は、魔法のバスタードソードを両手で構えている。
二体とも全身を魔法の鎧で覆っていた。
普通の石を投げても傷は付かない。
《エンチャント・ウェポン》を掛けた石であっても、魔法の鎧を簡単に破壊できるわけではない。
《エネルギー・ボルト》も決め手にはならない。
威力は十。
抵抗されれば消滅する。
一度や二度、試してみる価値はあっても、正面から撃ち合うための魔法ではなかった。
ならば、戦う前に勝たなければならない。
ロックは地下水道の点検を終えると、周囲に人の気配がないことを確かめた。
清掃道具を隠し扉の脇へ置く。
湿った地下水道の空気が途切れ、乾燥した古代の通路へ入った。
奥の部屋では、二体の竜牙兵が昨日と変わらない姿で立っている。
右に盾兵。
左に両手剣兵。
どちらも微動だにしない。
ロックは入口から動かず、二体を観察した。
竜牙兵の知性は、作成時に与えられた命令によって変わる。
侵入者を排除せよ。
扉を守れ。
攻撃を受けた場合のみ反撃せよ。
同じ竜牙兵でも、命令が違えば行動も変わる。
昨日、ロックが部屋へ入った時には、二体とも動いた。
それだけでは、二体が連動しているのか、それぞれがロックを侵入者と認識したのか分からない。
片方だけを起動できれば、状況は変わる。
ロックは床から小石を拾った。
狙うのは、盾を持たない両手剣兵。
右手で投げる。
小石は両手剣兵の手前へ落ち、石床を跳ねた。
二体とも動かない。
物音だけでは反応しない。
もう一つ。
今度は左手で投げた。
小石は両手剣兵の胸当てへ当たり、硬い音を立てた。
頭蓋骨が持ち上がる。
両手に握られたバスタードソードが動いた。
骨の足が、一歩前へ出る。
ロックは盾兵を見る。
動いていない。
両手剣兵だけが起動した。
『よし』
小さく呟き、ロックは後退した。
両手剣兵がまっすぐ追ってくる。
魔法視覚を持つ竜牙兵に、暗闇は通用しない。
《ライト》や《ダークネス》で目を欺くことはできない。
だが、《カメレオン》なら別だ。
光を消すのではなく、術者の身体を周囲の景色へ溶け込ませる。
魔法視覚を持っていても、認識できないよう偽装できる可能性がある。
試す価値はあった。
ロックは両手剣兵を引きつけながら、盾兵の向こう側へ移動した。
自分。
停止中の盾兵。
追ってくる両手剣兵。
三者が一直線に並ぶ。
盾兵を壁にする。
そのつもりだった。
盾兵が起動しなければ、両手剣兵の進路を塞ぐ障害物になる。
起動したとしても、二体を一列に並べられれば、同時に囲まれることだけは避けられる。
ロックはメイジスタッフを握った。
両手剣兵が迫る。
魔法のバスタードソードを振り上げる。
まだ早い。
ここで姿を隠し、敵が足を止めれば意味がない。
もう一歩。
あと一歩。
ロックは古代語を唱えた。
『カメレオン』
身体の表面が周囲の色へ変わる。
石壁。
床。
影。
ロックの輪郭が背景へ溶け込んだ。
両手剣兵の頭蓋骨が左右へ動いた。
ロックを見失った。
だが、足は止まらない。
最後にロックを認識した位置へ進んでくる。
その進路上には、盾兵が立っていた。
ロックは盾兵の後ろへ身を寄せた。
両手剣兵は、停止中の仲間を避けようとはしない。
盾兵の正面まで進み、そこで足を止めた。
ロックは息を殺した。
両手剣兵の頭蓋骨が、盾兵の肩越しに左右へ動く。
見失った侵入者を探している。
盾兵は動かない。
ロックと両手剣兵の間で、ただ立っている。
作戦は半分成功した。
盾兵を壁として利用できる。
問題は、ここからだった。
両手剣兵がその場を動かなければ、ロックも動けない。
《カメレオン》は、周囲へ溶け込む魔法だ。
走り回りながら完全に姿を隠せるわけではない。
何より、攻撃すれば効果は解ける。
盾兵を背後から攻撃すれば、ロックの姿が現れる。
その瞬間、両手剣兵からも見える。
盾兵を壊すまで、一方的に殴り続けることなどできない。
だが、いつまでも隠れているわけにもいかなかった。
依頼が終われば、この場所へ戻れなくなるかもしれない。
ロックはメイジスタッフを両手で握った。
狙うのは盾兵の腰。
鎧そのものを砕くのではない。
鎧の継ぎ目から、中の骨へ衝撃を通す。
一撃で壊せるとは思っていない。
盾兵を起動させ、両手剣兵と挟み合う形になれば失敗だ。
その場合は、全力で逃げる。
ロックは足を踏み込んだ。
メイジスタッフを振り下ろす。
杖の先端が、盾兵の腰鎧へ当たった。
甲高い金属音。
傷一つ付かない。
同時に、《カメレオン》の効果が消えた。
ロックの姿が現れる。
盾兵のすぐ後ろ。
両手剣兵の正面。
頭蓋骨が一斉にロックへ向いた。
『まずい』
盾兵が振り返るより早く、両手剣兵が動いた。
バスタードソードを大きく横へ引く。
正面にいる盾兵。
その後ろにいるロック。
二者をまとめて斬り払う軌道。
薙ぎ払い。
複数を攻撃できる代わりに、狙いは甘くなる。
攻撃力は二点下がる。
それでも、十二。
ロックにとっては、十分すぎるほど危険な数字だった。
考えるより先に、身体が動いた。
ロックは盾兵の背後へ身を沈めた。
攻撃はしない。
回避に専念する。
魔法のバスタードソードが、横薙ぎに振るわれた。
盾兵が持つラウンドシールドへ刃が激突する。
盾が弾かれる。
衝撃で盾兵の上半身が捻れた。
剣先は、そのまま盾兵の脇を抜けてロックへ迫った。
ロックは石床へ倒れ込むように身を伏せた。
刃が頭上を通り過ぎる。
髪が風圧で揺れた。
あと指一本分、高ければ頭を割られていた。
ロックが床を転がった直後、盾兵が動いた。
頭蓋骨が正面の両手剣兵へ向く。
ラウンドシールドを構え直す。
魔法のブロードソードを振り上げる。
自動主防衛。
盾兵へ攻撃を加えた相手を、敵と認識した。
目の前にいるのは、バスタードソードを振るった両手剣兵。
盾兵のブロードソードが突き出された。
両手剣兵の胸当てへ刃が当たる。
魔法の鎧が火花を散らした。
両手剣兵が反撃する。
再び横薙ぎ。
盾兵とロックをまとめて斬ろうとする。
ロックは盾兵の背後へ回り込んだ。
盾兵がラウンドシールドで受ける。
重い衝撃音。
盾兵が押し戻され、その背中がロックへぶつかった。
ロックは転びそうになりながら、盾兵の腰へしがみついた。
『待て、待て待て待て!』
竜牙兵たちは待たない。
両手剣兵は、ロックを排除しようとしている。
盾兵は、自分を攻撃した両手剣兵を排除しようとしている。
二つの命令が、正面から衝突した。
盾兵が踏み込む。
ラウンドシールドを押しつけ、ブロードソードを振るう。
両手剣兵は盾ごと薙ぎ払う。
魔法の武器と魔法の鎧がぶつかり、火花と金属音を撒き散らした。
ロックは盾兵の背後から離れない。
攻撃する余裕などなかった。
盾兵の身体を壁に使い、両手剣兵の刃が届くたびに身を伏せる。
右へ。
左へ。
床へ。
盾兵が押し戻されれば、一緒に下がる。
盾兵が踏み込めば、その背中に隠れて前へ出る。
これを作戦と呼んでいいのか、ロックには分からなかった。
盾兵が両手剣兵を敵と認識するとは考えていなかった。
両手剣兵が盾兵ごと薙ぎ払うとも思っていなかった。
起きたことの半分は偶然だ。
だが、偶然が起きた後に何をするかは、自分で決められる。
盾兵の後ろへ隠れる。
攻撃せず、回避に専念する。
両手剣兵に盾兵を攻撃させ続ける。
盾兵の反撃を止めない。
それが今の勝ち筋だった。
両手剣兵のバスタードソードが振り下ろされる。
盾兵は盾で受けた。
衝撃に耐えきれず、片膝をつく。
両手剣兵が刃を引く。
盾兵のブロードソードが、その隙へ突き込まれた。
刃は脇の鎧へ当たり、滑る。
それでも衝撃は伝わった。
両手剣兵の身体が傾く。
盾兵は立ち上がり、ラウンドシールドを叩きつけた。
両手剣兵が一歩下がる。
ロックも盾兵の背中に付いて動く。
両手剣兵が横薙ぎを放つ。
盾兵の肩口へ刃が食い込んだ。
魔法の鎧は砕けない。
だが、中身の骨まで無傷ではない。
盾兵の左肩が、不自然に沈んだ。
盾を持つ腕が下がる。
そこへ両手剣兵が踏み込んだ。
バスタードソードが振り上げられる。
ロックも見えている。
盾兵も邪魔だ。
まとめて斬り倒す。
そんな軌道だった。
ロックは盾兵の腰を蹴った。
盾兵の身体が前へ傾く。
命令で動く竜牙兵が、ロックの意図を理解したわけではない。
ただ、崩れた体勢を戻そうと一歩踏み出した。
結果として、盾兵は両手剣兵の懐へ入った。
バスタードソードが振り下ろされる前に、ラウンドシールドが両手剣兵の胸へ激突する。
両手剣兵の上半身が反る。
振り上げた剣が石壁へ当たった。
盾兵のブロードソードが、両手剣兵の膝裏へ入る。
硬い音。
骨の砕ける音が続いた。
両手剣兵の右脚が崩れる。
片膝をついた。
盾兵は攻撃を止めない。
ブロードソードを振り下ろす。
両手剣兵はバスタードソードを横に構え、受け止めた。
二本の魔法剣が噛み合う。
盾兵が押す。
両手剣兵が押し返す。
ロックは盾兵の後ろから、その様子を見た。
両手剣兵の脚は壊れている。
盾兵の左腕も、まともには動いていない。
互いに損傷している。
だが、まだ終わっていない。
盾兵が倒れれば、両手剣兵は再びロックへ向かう。
両手剣兵が倒れれば、盾兵がロックを侵入者と認識する可能性もある。
最後に残った一体を、自分で処理しなければならない。
ロックは床へ目を走らせた。
最初に投げた小石。
砕けた骨片。
倒れた両手剣兵の足元。
そして、両者の武器が押し合っている位置。
両手剣兵は片膝をついている。
体勢を変える余裕がない。
ロックはメイジスタッフを握り直した。
今なら、攻撃できる。
盾兵の背後から離れることになる。
危険だ。
だが、永遠に避け続けることもできない。
ロックは横へ飛び出した。
両手剣兵の側面へ回る。
狙うのは、すでに壊れかけている右膝。
メイジスタッフを振るう。
杖の先端が、鎧の継ぎ目へ入った。
乾いた破砕音。
両手剣兵の右脚が完全に折れた。
身体が横へ崩れる。
押し合っていた力が消え、盾兵のブロードソードが前へ滑った。
刃が両手剣兵の首元へ当たる。
盾兵は、そのまま剣を押し込んだ。
頸椎が砕ける。
両手剣兵の頭蓋骨が胴体から外れ、床を転がった。
バスタードソードが手から落ちる。
両手剣兵は動かなくなった。
一体。
残った。
盾兵の頭蓋骨が、ゆっくりロックへ向く。
両手剣兵は消えた。
自動防衛の対象も消えた。
次に認識するべき敵は、侵入者であるロック。
盾兵がブロードソードを持ち上げる。
だが、左腕は壊れている。
盾は下がったまま。
身体も何度も斬られ、関節の動きが鈍い。
ロックは逃げなかった。
もう一度、攻撃に出れば勝てる。
そう考えたわけではない。
逃げようとして背中を向ける方が危険だと判断した。
盾兵が踏み込む。
ブロードソードが振り下ろされる。
ロックは攻撃しない。
回避に専念する。
刃の軌道を見る。
右へ避ける。
魔法の剣が肩口をかすめ、ソフトレザーの表面を裂いた。
皮膚までは届かない。
盾兵の体勢が前へ流れる。
ロックは背後へ回った。
狙うのは、両手剣兵に何度も斬られた左肩。
メイジスタッフを振り下ろす。
鎧へ当たる。
傷は付かない。
だが、中の骨が砕けた。
盾兵の左腕が完全に落ちる。
ラウンドシールドが床へ転がった。
盾兵が振り返る。
ロックは距離を取る。
焦らない。
相手は壊れている。
こちらはまだ動ける。
盾兵が追ってくる。
右手のブロードソードを振るう。
ロックは下がりながら避ける。
剣が空を切る。
盾兵の右脚が揺れた。
両手剣兵との戦闘で、腰にも損傷を受けている。
次の一歩で、身体が傾く。
ロックは踏み込んだ。
腰鎧の継ぎ目へ、メイジスタッフを突き込む。
両手で押す。
杖を梃子にしない。
折らない。
骨へ先端を当てたまま、体重を乗せる。
盾兵の骨盤が軋んだ。
さらに押す。
乾いた音。
右脚が身体を支えられなくなる。
盾兵が膝をついた。
ブロードソードが振られる。
ロックは杖を引き、後ろへ跳ぶ。
刃は届かない。
盾兵は立ち上がろうとする。
片腕。
片脚。
盾はない。
それでも命令に従い、ロックを排除しようとしている。
ロックは背後へ回った。
首元へメイジスタッフを振り下ろす。
一度。
鎧へ弾かれる。
二度。
兜と胴鎧の継ぎ目へ入る。
骨を打つ音。
三度。
同じ場所。
頸椎が割れた。
盾兵の頭蓋骨が前へ落ちる。
残った身体がゆっくり傾き、石床へ崩れた。
静かになった。
ロックはメイジスタッフを構えたまま、動かなかった。
二体とも立ち上がらない。
頭蓋骨も動かない。
魔法の剣だけが、床に転がっている。
終わった。
ロックは息を吐いた。
そのまま床へ座り込む。
両腕が震えていた。
足にも力が入らない。
勝てると思って始めた戦いではない。
片方だけを起動させる。
《カメレオン》で盾兵の後ろへ回る。
そこまでは考えていた。
盾兵を壁にしながら、逃げ道を作るつもりだった。
両手剣兵が盾兵ごと薙ぎ払うことも。
盾兵の自動主防衛が働き、目の前の仲間へ反撃することも。
予想していなかった。
偶然だ。
だが、偶然に驚いて立ち尽くしていれば、ロックは死んでいた。
盾兵の後ろへ隠れた。
回避に専念した。
二体を戦わせた。
壊れた脚を見逃さず、自分の攻撃を重ねた。
最後に残った盾兵も、損傷した場所だけを狙って倒した。
偶然は、勝手に勝利へ変わってくれるわけではない。
起きた偶然を見逃さず、利用した者だけが利益を得る。
『偶然も実力のうち……ってやつかな』
ロックは呟いた。
少し違う気もする。
偶然そのものが実力なのではない。
偶然を生き残ること。
偶然を勝ち筋へ変えること。
それが実力なのだろう。
ロックは立ち上がり、二体の竜牙兵を確認した。
魔法のバスタードソード。
魔法のブロードソード。
ラウンドシールド。
二組の魔法の鎧。
どれもロック一人で簡単に持ち出せる重さではない。
何より、まだ遺跡の奥を確認していない。
戦利品に目を奪われて、次の警備装置を起動させれば笑い話にもならない。
ロックはまず、二本の魔法剣を竜牙兵の手から離した。
部屋の入口近くへ引きずる。
ラウンドシールドも運ぶ。
鎧は後回し。
竜牙兵の身体から外すだけでも時間が掛かる。
今日の依頼が終わる前に、地下水道へ戻らなければならない。
ロックは部屋の奥を見た。
二体の竜牙兵が守っていた扉。
古代王国の文字。
魔法の気配。
この先に何があるかは分からない。
だが、道は開いた。
二体の竜牙兵を倒した。
正面からなら、一体にも勝てなかった。
それでも、二体とも倒した。
ロックは傷の付いていないメイジスタッフを握り直した。
失わずに済んだ発動体。
偶然得た同士討ち。
そして、その偶然を最後まで利用した結果。
今日は、それで十分だった。
ロックは地下水道から戻ると、受け取った報酬を机の上へ並べた。
二十五ガメル。
そこから、今日の食事と宿泊に十ガメル。
孤児院へ十ガメル。
残るのは五ガメルだった。
『命懸けで竜牙兵を二体倒して、儲けは五ガメルか』
もちろん、正確には違う。
遺跡には、
魔法のバスタードソード。
魔法のブロードソード。
ラウンドシールド。
そして、二組の魔法の鎧が残されている。
すべて持ち出して売れれば、五ガメルどころの話ではない。
だが、まだ一枚の銀貨にも変わっていなかった。
魔法の武器を担いで王都を歩けば、どこで手に入れたのかと聞かれる。
魔法の鎧は、そもそも十五歳のロック一人では運び出せない。
盗賊ギルドへ相談すれば、遺跡の存在まで知られる。
冒険者の店へ持ち込めば、市や魔術師ギルドへ報告が行く可能性もある。
資産はある。
金はない。
ロックは五枚のガメル銀貨を指先で転がした。
『まあ、赤字じゃないだけましか』
メイジスタッフも折れていない。
怪我も、ソフトレザーの表面を少し裂かれただけ。
命も残った。
それを考えれば、十分な黒字だった。
第3話の現金収支
項目 金額
地下水道点検依頼 +25ガメル
当日の生活費 -10ガメル
孤児院への寄進 -10ガメル
石などの消耗品 0ガメル
メイジスタッフ 損耗なし
当日の純利益 +5ガメル
開始時の所持金が710ガメルなら、
第3話終了時の現金は715ガメル
です。