黄昏のガンダルヴァ   作:猫弾正

316 / 316
03_89Q 6月20日Ⅷ 損益分岐点

 雇われ保安官助手のマギーちゃんは、取りあえず自分が適切と思えるだけの手は打った。多少の余力は残してあるが、これは手を抜いてるのではなく、相手の動きに応じる為の力を温存しているのだ。

 変装をさせる。話す内容に気を付ける。素性をやたらと明かさない。当たり前と言えば、当たり前の警告であり用心ばかりだが、やるとやらないでは多少は違うし、案外、それで命を拾ったりもする。一応、話してよかったとマギーは安堵の吐息を漏らした。

 

 

 亡命者たちの情報は、どこまで追手に漏れているだろうか。

 お姫さまは兎も角、随員の写真までは手配されている確率は低い、とマギーは踏んでいる。崩壊前の高度産業文明が花開いていた時代とは訳が違う。庶民にとって写真を撮る機会など数年に一度であれば多い方であった。それでも自由居留地圏の町であれば、写真館のひとつ、二つは建てられているか、小さな町にも曠野を巡回する写真屋馬車《フォトグラフィック・バン》が来訪するのだが、一方で、写真機は地理を精密に映像にできるし、要人の相貌や軍備を記録に留められる。南方の湿原諸邦など、特に群小諸侯が割拠して領土を奪い合っている戦乱の地では、絵描きや写真家は嫌われがちである。

 

 何人もいる候補の中から随員たちの情報を取りそろえるのは、敵対する貴族勢力が十年単位の侵略計画を立てていたとしても、中々に困難に違いない。割れていても、精々、お付きの爺やだろうか。ただ、その推測については、今は伏せておいた。逃走や潜伏に慣れていない亡命者たちに予断は持たせない方がいいからだ。ことに素人は、安心すると行動や判断が雑になりがちになる。

 

 

 『赤泥のジルカ』と言えども、大規模な諜報機関でもなければ公的な司法でもない。元賞金稼ぎの知見から分析すれば、数千人の人々が様々に生活を営む広大なポレシャの市街地や農村――加えて、廃市街や廃墟、貧民窟や天幕の部落まで内包した多様な複合居住圏であり、人探しをするのは数か月から年単位の大仕事となる。

 マギーとて、ポレシャ圏の広がりを正確に把握するのに随分と時間を要したほどだ。とは言え、当初は住みやすい町としか認識しておらず、単なる渡り人(オーキー)として居付いただけのマギーと異なり、赤泥ほどの者ともなれば、相当な下準備と資料を持ち合わせていてもおかしくはない。

 

(……一々、テントや廃墟を覗き込む訳にも、いかないからね)

『赤泥』がどれほどの部下を動員し、或いは如何な線で調査を進めているのか。長期戦を見込んでいるかさえもマギーには分からないが、見つかるまでの猶予を伸ばせるのは大事な要素だ。

 利益線――他のいい方もあるかも知れない。手付金と前金に拠る損益分岐点を越えた時点で、大抵の賞金稼ぎは撤収する。其処まで凌げれば勝利だと、マギーは姫さまたちに説明を行う。

 戦国時代の忍者のごとく、数十年も密偵を残し続ける沙汰などは、数千単位の大組織――国や大商会、宗教組織に大規模クランなどがよほどの目的や重要な情報収集を目的に行う行為で普通の賞金稼ぎはやらない。金と時間のコストは、常に事象の天秤を揺らすのだ。

 

 

 そしてジルカ陣営が乞食や浮浪児に接触して情報を集めるならば、それは同時に、いずれはマギーが町中に張り巡らせた情報網に引っかかることも意味している。

 マギーが、ポレシャ市に構築した網は正直、大したことはない。廃墟の少年徒党がひとつ。親しい行商人が三人。世間話をする市民や正規居住者。時々、酒や煙草、小銭や食べ物を融通する浮浪者《ホーボー》が数人。定期的にパンを差し入れてる近隣の二、三家族。

 武装を渡してるムーア君の徒党を除けば、他の行商人や渡り人(オーキー)、労働者たちと物資や情報の相互扶助を行い、面白そうな話題を仕入れる為の代物で、身を守ったり、諜報の為の編成でも規模《コスト》でもない。

 比較的に安全な地元ポレシャ市では、侵入してきた刺客や密偵、陰謀を探すよりも、市内の空気やら噂話を集める方が役に立つのだ。そして他の保安官や民兵幹部も、情報畑の利け者はおのおのが諜報網を持っている。ただし、ジルカも当然にそれくらいは想定しているだろう。

 

 

 念の為、手懐けた浮浪者《ホーボー》にでも古参の南方移民を見張らせつつ、迂闊には近隣の者たちと接触しないように姫さま一向に警告しておくべきだろう。

「変装したとはいえ、まだ、目立ちます。余りで歩かないでくださいね」した。

 姫さまは強張った微笑みを浮かべており、爺やが幾度も肯いている。

 南方の人間にとって、赤泥のジルカに襲われるとは、それほどなのだろうか。

 

 ジルカは危険な人物だ。あまり近くで見張らせると、察知されて死傷したり、拉致される恐れもある。計画を修正。それとなく噂を集めさせるに留めておこう。

 草にこちらの意図は話さない。普段から、噂と引き換えに小銭や食べ物を与えている。なので、普段通りのルーチンと考える筈。祭りに応じて妙な者がいないか、気にしているを装う。 

 いや、装う必要すらない。其の儘、南からの来訪者も他の土地からのよそ者に対する警戒の一環として、尋ねておけばいい。それなら仮に草が捕まっても、此方の意図が漏洩する可能性は落ちるし、ジルカが東や北の連中に変装している可能性にも対処能力が少し上がる。

 

 

 ジルカの正体を掴んだ場合、流れ者として追放刑に処してもいいし、南部諸邦のいずれかの身分証と任務を持っているなら、公的に抗議文を送りつけつつ、好ましからざる人物として退去処分でも構わない。ペルソナ・ノン・グラータ。マギーも昔、やられた手法である。賞金稼ぎに追われる身内を庇うのに、現地有力者がことを荒立てずに終わらせる、文明地では最も穏当な手段である。

 

 だから、数か月から半年。それだけ凌げれば、普通なら何とかなる。

 (でも、ジルカは一流と聞いてるからなぁ)とマギーはため息を漏らした。

 粘着質な執念深さも武器のひとつかも知れず、あまり派手に動かないとも考えられた。

 

 高額賞金首ともなれば、頭の切れる者も多い。用心深くて度胸もあれば、当然に行方を晦ましもするし、返り討ちにしてやるとも考える。友人もいれば、仲間もいるし、人も雇う。高額賞金首に生易しい相手など、一人もいなかった。

 にも拘らず、赤泥のジルカは、すべからく狙った相手を仕留めてきている。

 これは本当に、生易しい相手ではない。遊牧氏族の王《ムーテ》とか、凄腕の無法者《アウトロー》と言った強者とは、また別のベクトルの難敵であった。

 

 

 

 スネイクバイトを率いていた頃、マギーと同格の幹部たちが集まっても、10000大陸通貨以上の賞金首だけは狙わなかった。冗談でも口にしなかったほどに、敵に回すのが恐ろしかった。流石のジルカも10000通貨級の大物には手出ししてないだろうが、しかし、数千単位の大物を幾人と仕留めていると耳にはしている。

 賞金額も3000を超えると超人、或いは強化人間が混ざり始める。拳銃やサブマシンガンの数発、或いは十数発を受けようとも、平然と戦い続ける人の領域を越えた者たち。勿論、高額賞金帯にも普人はいる。むしろ、普人の方が圧倒的に多い。一発撃たれれば死にかねない尋常の肉体でありながら傭兵団や盗賊団、暗黒街を仕切り、恐るべき戦闘力を有する魔人たちにも、頭脳や人格だけで比肩してみせる危険な老若男女たち。

 

 

 端的に言えば、高額賞金首は割に合わない。三千の賞金首と戦うより、千の賞金首を三人狩る方が容易いし、千を狙うなら三百を三、四人捕らえる方が安全だ。

 むしろ複数都市や商会などが賞金を懸けた広域指名手配の三千を狙うよりも、居留地が五千を懸けた賞金首の方が、大抵は遥かに容易い相手だし、居留地通貨も上手くすれば、四千程度の都市通貨に換えられる。

 レイダー王の首に賞金十万が懸けられていようが、配下に複数の超人や強化人間を抱え、千以上の兵士を擁する軍団とまともに戦うには、その十倍の軍資金でも到底足りない。要するに万単位の広域賞金首は、実際に狙うべき対象ではない。都市や為政者が、危険な存在ですよ、と人々や他の都市圏に知らせる為の指標なのだ、とマギーは解釈していた。

 

 

 マギーも数千通貨。時に万にも届く仕事をこなしてはきたが、それは部隊として略奪者から居留地を守る防衛任務であり、密輸団の捕縛であり、隊商を襲った盗賊団への追跡任務であって、表でも裏でも二千や三千の高額賞金首を仕留めてきたジルカは、賞金稼ぎとして、或いはマギーの上手を行くかもしれない。加えてマギー、年を重ねるにつれて、危うい賭けを好まない気質が強まっている。

 しかし、赤泥のジルカが相手となれば再び、危うい橋を渡らざるを得ないかも知れない。マギーが数十名の部下を率い、或いは友軍と行動してきたように、ジルカも部下を町に溶け込ませ、盗賊組合――そんなものがあるとすれば、だが――に接触しているだろうか。

 

 

 そもそもジョージアが偶々、ジルカと出会わなければ、今でもポレシャ圏への侵入も気づかなかった。

 今も痕跡を殆んど残さずに、町の水面下を泳いでいるかも知れない。

 しかし、本当に偶々だろうか?囮の狙いがあるのでは?

 ジルカが囮で姫さまを狙う本命がいる?それとも姫さまを狙う工作が囮で、警備リソースを惹き付けておき、本命は別の工作?

 いや、考え過ぎだ。マギーは首を振った。

 首を振ってばかりである。他人には変人に見えてるかも知れない。

 偶然は起こりうる。南方に詳しいジョージアがポレシャにいた事こそ、僥倖と考えるべきだ。どのみち大規模に仕掛けられたら、或いは高度遺失技術を用いられたら、打てる手なぞ殆んどないのだ。

 

 誰か、或いは何かを守る立場とは、常に辛いものだ。

 防御側は本質的に不利である。なにが起きようとも後手に廻るし、法執行官としての立場も鑑みれば、取れない選択肢や手段も出てくる。

 やれることと言えば、その日に向けて幾らかの策を積み重ねておくくらいだが、備えには限界もあり、必ずしも効果的に働くとも限らない。時には相手に仕掛けを見抜かれて透《す》かされもすれば、逆に想定した事態がなに一つ起こらずに、無駄骨に終わることだって珍しくない日常だった。

 

 

 

 ※※※※

 

 

 

 お姫さまの髪の毛は、侍女さんが肩の少し下で綺麗に切り揃えた。一握りの房は束ねて腰で綺麗に編ん込んでいる。

 実のところ、マギーは、身近な娘たち――ニナやジーナ・E。最近は、徒弟たちの髪まで洗ったり、手入れして整えるのが好きなので残念に思っていた。時折は、近所の娘さんにも頼まれたりする。床屋の仕事を奪う訳にもいかないから、時々だが、軽く整えると評判はいい。

 参議のパオロ爺さんは多分、その辺りの面倒見やら評判の諸々まで見込んで、マギーに世話を任せたのだろうが、知り合ったばかりの亡命者一行がそんなことを知る由もない。曠野の保安官の鋏ではどうにも不安だったようだ。

 

 

 昼食。それとも遅い朝食だろうか。木皿に湯気を立てる大麦の乳粥と豆、堅いパンが用意されている。レタスとトマトに刻んだ人参の簡単なサラダ。オリーブオイルとお酢を混ぜたドレッシングも机に並べられ、野イチゴにブルーベリーやブラックベリー。多分、げっ歯類の小動物(ネズぅ)の炙り肉が提供される。

 

 それなりに良い食事ではあった。旬のベリーは、東の森林から半日かけて持ち帰った物だろう。八月には、コケモモなども採集できる。林檎を除けば、手間暇は掛かっているけれども、贅沢と言うほどではない。大麦と豆は、ありふれた食材。

 粥の乳も毎日とすれば値が張るが、数日に一度の模様だ。げっ歯類の小動物――鼠や栗鼠の肉は、普通に庶民にとって重要な蛋白質である。

 

 お姫さまにしては、意外と質素な食事だ。いや、姫と言っても、清貧を好む砦持ちの上級騎士一家なら、こんなものかもしれない。大抵の貧民や庶民は、もっと粗末な食事を取ってるが、しかし、それは掛けてる食費の割に手間暇を惜しんだり、適当な外食しての選択肢の側面も大きい。

 

 廃墟で鼠や小鳥用の罠を仕掛ける場所を知っていたり、裏庭で芋を育ててる。水汲みに赴いた子らからベリーやコケモモを購入したり、廃墟生活者から茸を買うなどもやろうと思えば出来るし、まったくしない者もいる。同じ食費でも、食事内容は手間暇と入手先で随分と変化してくる。牧者や牧童が持ってくる乳や山羊に羊肉。狩人が採ってくる兎や巨大蟻の肉。廃墟生活者の鼠肉や茸。豚飼いに市民の畜舎が提供する豚や羊。森人や木こりの持ち込む茸や蝉。根菜に兎や栗鼠など。ポレシャ市はそれくらいには様々な食材や経路が集まっている程度に、多層性を擁した都市でもあった。

 

 

「働かずに喰う飯は、さぞ美味かろうな」と徒弟トリスが愚痴のようにぼやいて、猫耳ココがにゃううにゃ賛同していた。元が廃墟生活者であり、農村のあぶれ者だった少女らには、どうにも僻みを感じるようで、マギーは唇に指をあてて静かにさせたが、しかし、咎めはしなかった。トリスの感覚もまた重要だ。立派な天幕と言い、いずれだが、近隣には妬むものも出るに違いない。いや、絶対に出るだろう。

 

 

 食費は、どうなってるのかな?と、マギーはふと気になった。

 亡命者一行の懐事情までは説明されてない。それは単なる護衛であるマギーには、回す必要のない情報ではあるが。何らかの手当てが市から支給されているのかも知れない。

 

 金額は分からない。それに多分、無期限ではあるまい。

 大抵は一年から三年。長くて五年。それが過ぎれば自活を求められる。

 期間中にも徐々に手当は減らされる。なんらかの活計《たつき》の道を立てるなら、早い方がいい。対応してくれた市の参事――親切なパオロ爺さんがまだ元気なうちなどの方がいいだろう。とは言え、それは他市の元役人など、一般人ではないが、さほど重要ではない亡命者や移民の為の手続きであった。

 

 重帆布の天幕が支給されるとなると、明らかに通常の対応範囲は越えていた。

 小封土とは言え、仮にも一領土の後継者となれば、それ以上の利用価値があると言う事なのだろうか?マギーは微かに首を傾げた。

 或いは、相互条約の文面にそう明記でもされていたか。

 とは言え、もはや利用価値も乏しいだろう零落貴族に随分と手厚くするものだ。

 先代だか、先々代だかの市長も、気前のいい条約を結んだものだ。

 或いは、当時は妥当な理由なり、相応の利益があったのか。(……話を聞いてみたいな)と好奇心を刺激されたマギーだが、半世紀近くも前の話では、当時の資料も残っているかも怪しいものだった。

 

 

 食事の前、お姫様は水桶から盥に水を入れて髪を洗い、火を焚いてゆっくりと乾かしていた。髪を編んだのはその後ではあるが、洗髪は何日に一度だろうか。

 姫さまが顔を洗う。水を贅沢に使う、とマギーは口の端に苦い笑みを浮かべた。たらいに一杯の清水。マギーも顔を洗うが、コップに一杯分の水。洗濯や体を洗う時など、飲用水以外は、安い水や古い雨水を浄水器に入れてから使用している。

 結構、稼いでいるマギーとニナでも、水の使い方には神経質になる。

 

 ポレシャでは、半日近く掛けて水の調達隊――キャラバンを複数の水源へと送り込んでいる。他にもあるが、湖畔が最良だろう。小さな泉や池などは、近くの村や部族、牧童らと水争いとなったり、干上がっていることもある。

 

 湿原諸邦と北の曠野の生活で、最大の違いは水の貴重さにある。湿原諸邦でも飲み水は貴重と伝え聞いてるが、曠野では水そのものが貴重であった。

 農作物に使う水、家畜に飲ませる水、製鉄を冷やす水、染色に使う水、セメントや粘土を練る水。そして、水の輸送と水源への距離――輸送に当たる家畜や人間に飲ませる水。

 近場に水源がある湿原諸邦と、水源の貴重な曠野では、水の値段は十倍では効くまい。貧しいうちには、安い水や雨水をそのまま飲んで時々、腹を壊して寝込むこともあれば、稀には死ぬ子供もいる。

 

 ―――余計な口を聞いてるか?とマギーちゃんは危惧しつつ「水だけは節約された方がいいかも知れません」忠告すると「そうしよう」姫さまは素直に度量を見せた。

「最初はぼられてるのかと」水の値段を嘆いてる侍女や首を振る侍女を前に、マギーはふと(ジルカも南方人なら、水の調達には難儀しているかも知れないな)などと頭の片隅で考えていた。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

アステロイド・ベルトの残骸漁り(作者:七つ葉なずな)(オリジナル:SF/ノンジャンル)

西暦2162年、小惑星帯。人類の9割はまだ地球にいて、残りは企業が実効支配する岩の上で暮らしている。▼ケレスに生まれた17歳のマユルは、戸籍を持たない「不法移民の子」。財産はローンで買った中古のサルベージリグ一機と、月額課金のAIアシスタント、それから己の技と知識だけ。▼戦争が撒き散らした宇宙船の残骸から、ポンプ一個、ハッチ一枚を剥ぎ取って生計を立てる日々。…


総合評価:1376/評価:8.85/連載:24話/更新日時:2026年10月06日(火) 20:12 小説情報

崩壊世界でルートシューター(作者:穴熊拾弐)(オリジナル:SF/冒険・バトル)

ルートシューターってジャンルのゲームがある。広大な廃墟に放り出されてゴミを漁って持ち帰る。それを売ったり、施設を改良したりして成長していくってゲームだ。俺はそれをやらされている。何故か人を喰う怪物が闊歩し、滅亡寸前の現実世界で。▼金が尽きれば命が尽きる。崩壊世界で生きる1人の傭兵の話。▼


総合評価:3932/評価:8.32/連載:68話/更新日時:2026年10月10日(土) 11:00 小説情報

異世界バトルドロイド軍団(作者:サイリウム)(オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル)

高位戦術ドロイド、HT2-392は転生者である。▼戦艦の艦橋で撤退戦の指揮を取っていた彼女は、船ごとワープ事故で異世界に。大量のドロイドたちと共に見知らぬファンタジー世界にやって飛ばされることになる。▼SFドロイドたちがファンタジーに殴りこむ物語が、今始まる。


総合評価:2288/評価:8.69/連載:39話/更新日時:2026年07月19日(日) 17:00 小説情報

【改稿&書き溜め中】死体回収屋が、無窮迷宮の最深部を目指す(作者:氷見崇瑞月)(オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル)

気がつけばそこにいた。▼欲望と狂気の坩堝たる巨大なる迷宮都市に。▼これは死体回収屋の男が、終わりのない迷宮に潜り続ける話。▼ ▼下記画像はガブリエラ、レティシア、グレイスのイメージです。▼【挿絵表示】▼ ▼【挿絵表示】▼【挿絵表示】▼


総合評価:313/評価:8.2/連載:21話/更新日時:2026年08月30日(日) 07:26 小説情報

崩壊世界のゴミ漁り~ウジ虫からの成り上がり~(作者:Schuld)(オリジナル:SF/冒険・バトル)

 世界がネットで覆われ、メガコーポが全てを支配し、ナショナリズムという言葉が退化するほど未来……の更なる未来。▼ 高度に発達した人工知能や、それらによって管制されるロボット、無私の挺身を厭わぬ自動人形によって成り立っていた、高度な文明は崩壊した。今となっては、その理由は誰も知らない。▼ 新たな国体は成立したが、その支配は限定的で、発展は途絶えた。▼ 今となっ…


総合評価:12057/評価:9.13/連載:41話/更新日時:2026年08月07日(金) 07:30 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>