黄昏のガンダルヴァ   作:猫弾正

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03_90V 辺土のお茶会

 徒弟トリスが通りへと戻ってくると、侍女見習いのセシリアは見当たらなかった。トリスの水壺も見つからない。周囲を探して、少しうろうろしていると近くの店舗からおじさんが出てきて、トリスへの伝言を預かってくれていた。

 まずはトリスの家に水を運んでおくとのことだ。顔見知りばかりの小さな田舎町万歳。こういう時には有難い。いや、そうではなくて、大丈夫なのだろうか。一人でどうやって運んだのかな。と思いつつも、親方の家へと帰還する。

 

 街路に勝手に設けた木戸を開けて敷地に戻ってくると、小屋近くの椅子――土嚢や木箱、切り株に座布団の乗せた椅子に腰かけて、派手派手な衣装の少年少女が目に入った。それにセシリアも対面で話し込んでいた。トリスたちの姉分のニナが、三人にお茶を入れて上げている。トリスの水壺は、きちんと小屋の傍に置かれていた。

 少女は一応、知っている。山羊角で巻き毛のルーだ。もう一人の名は知らない。かなり整った美形の多分、男の子。二人とも町に来てるフェルトン一座の雑用係で、今は芸人らしくぶかぶかの原色の服を着込み、奇妙な先割れの頭巾を腰に吊るしている。十五、六を過ぎれば急激な成長期は過ぎるから、芸服だって誂えて貰えるのか。或いは、お古かも知れない。

 

 

 盗人を追いかけた事情が、目撃した一輪車の芸人からトリスの知己ルーへと伝わったのか。用心棒リジィはハンモックに近づいて寝ころび、猫耳ココは屋根に昇って空を眺め始めた。時折、近くの路地へと視線をやる。大した防犯でもないが、それだけでも盗人や侵入者は察知しやすく、近寄り辛くなるものだ。

「おかえり」何ごともなさそうにニナが場所を変わってくれた。

「ただいま」安堵のため息を洩らしてから、トリスも椅子へと座った。

 

 まずは、状況を報告した。窃盗犯を追いかけ、複数人に囲まれたこと。いま、キャメロン保安官補が人数集めて出動の準備を整えていること。

 結果、逆恨みされるかも知れないとの憶測。しばらくは、警戒した方がいいとのトリスの意見にニナも肯いて、壁際のクロスボウを一瞥した。一台か、二台は、あとで弦を張っておくべきだった。常時、弦を張れば弓も痛むが、必要経費として割り切る。世には執念深いものもおり、襲撃してくる恐れもあった。敵はどうしたって出来る。数日は、やや警戒を密にしておいた方がいいだろう。だからこそ、辺土のならず者はあっさりと吊るされたりもする。人々の恐怖が法の厳格な運用を求めている。

 

 それにしても、と、妹分の傷を眺めつつ、ニナは渋い表情を浮かべて「マギー。なにを考えてトリスを保安官補に。危険な仕事なのに……」と愚痴った。

 親方マギーが帰って来たら口論になりそうだ、とトリスは慄いた。とは言え、ニナも親方も、議論に感情を差し挟まない性格なので喧嘩にはなるまい。

 それにトリスは、技能や知識の経験にキャリアの為にも、やりたかった仕事なので、さほどに不満もなかったのだが。兎も角、文句を言いながらも、ニナはトリスにもお茶を入れてくれた。

 

 

「妙なお茶会になったっすね」とトリスは呟いた。

 セシリアは仮にもお城――館かも知れないが――の侍女見習いだったが故にか。礼儀作法は、ニナが感心の眼差しを向けるほど上手い。親方やニナは変にマナーを知っているが、ニナは親方に習ったと言ってる。一体、親方は何者なのか?まあ、今はどうでもいい。

 ルーと美形の子は、お茶に砂糖を入れている。白砂糖の壺だ。

 美形の子は一匙入れて飲んだ後に、目を見開き、引くほどの量をカップに入れている。ルーに肘打ちされてもスプーンを止めない。

 溶け切らない程の砂糖を入れて飲み、心底、幸せそうな笑みを浮かべていた。

 糖分でキマッてるようにしか見えない。

 

 砂糖は、庶民が買えない訳でもないが、やや高めの嗜好品で節約しがちではある。ポレシャ市は公売の統制価格で割り当てられているから、住人にも手に入れやすい土地だが、闇価格だと流石に数割も高くなる。やはり、かなり贅沢品だろう。放浪の芸人一座だと、雑用の子供はあまり飲めないかも知れない。

 現状、トリスは行商人の徒弟で、親方マギーは稼いでいて身内に気前がいい。

 スパイスや塩、砂糖、胡椒に肉や乳、チーズをかなり頻繁に食べている。廃市街で暮らしていた頃を鑑みれば、砂糖の中毒性はトリスにもよく理解できた。

「行商人に弟子入りすればよかった」と美形の子が言う。

「どう見ても上澄みだよ」ルーが窘めるが、「おいら、この家の子になりたいよ」などと美形の子が言いだして「いい加減にしなよ?キキ」山羊角のルーが軽く頭突きして、セシリアが上品にクスクスと笑った。

 

 話が合うかと危惧していたトリスだが、意外にも会話は弾んでいた。セシリアはそこそこ良い家の子だろうに、旅芸人への偏見はなさそうだ。ルーやキキにも、楚々とした所作のセシリアに対する嫉妬や僻みなども見えない。三人とも、善良な心根の持ち主か、少なくとも表に出さない程度には礼儀正しいようだ。

 

 出会ったばかりの人間と話す時、トリスは何時も十年先、二十年先も付き合えるか、と考える。親方やニナから伝授された考え方だ。封土出身のセシリアに関しては危惧しなかったが、一期一会に成りがちな流れ者の山羊角ルーと、美形の子――多分、キキ――も、変に見栄を張ったり、逆に拗ねたりするでもなく、穏やかに楽しく会話できた。封建領域には、移動の自由が少ない。得てして長期的な関係を重視しやすい文化で育ったセシリアも、芸人見習いの子らに負けず劣らず、初対面の人間に当意即妙で話題を合わせていた。

 

 観察しながら(……へぇ、やりますね)とトリスは素直に感嘆してる。流れ者の子は、初対面でも話題豊富で、機知や機転に富む代わり、時に見栄っ張りで人を小馬鹿にしたり、場を支配したがる側面があると教わっていた。トリスの少ない経験でもその傾向は見える。

 なのに、芸人見習いのルーもキキも共に感じがいい。三人とも付き合い易そうな相手だ。知己には切らないでも結構、浅い付き合いに済ませる相手も多いのだ。とは言え、人は良くも悪くも変わることも多いのだが。

(……普通にいい子たちだ)と、しばし観察して結論した徒弟トリスは、うふん、と嬉しそうに笑った。ポレシャ市にも良い人の方が多いが、中には嫌な役人や商人もいれば、付き合いたくない隣人だっている。でも、完全には切れない相手もいる社会だ。

 蛮地ではなく、殺さない、代わりに殺されない文明社会を選んだのだ。デメリットも引き受ける。嫌な相手も排除できない社会だから、人の目利きが重要になる。トリスは彼女らに合格点を出した。彼女らはどうだろうか。果たして、長く付き合えるだろうか。

 

 主な話題は、いかにして稼ぐか。大人と子供の狭間にいる十代半ばの若者たちにとっては、常に最大の関心事の一つだ。

 セシリアは何を生業としているのかと尋ねられた。南方からの刺客に追われている亡命者の一員だが、素直に素性を教える訳にはいかない。

「露店とか行商の手伝いだっけ?」とトリスがそれとなく助け舟を出すと「うん、同業」と妙に間をおいて乗ってきた。気取られないと良いけれど。嘘を吐く時に最良の方法は、嘘を真実にしてしまう事だ。セシリアには、そのうち露店の手伝いを提案してみよう。親方と徒党の皆にも、口裏を合わせてもらった方がいい。

 

「荷運びが割がいい」という芸人見習いのキキに対して「意外と難しい」とトリスは首を横に振った。他所の町や村に運ぶにしても、帰りの荷がない。他所の町だと食べ物は持っていくにしても、水や寝泊まりにお金が掛かる。季節によっては薪代も掛かる。馬車持ちの芸人たちであれば、大きな取引をし辛い寒村から町に売り物を運び、帰りには仕入れた釘や塩、その他の消耗品を持ち帰って対価を受け取る。町に滞在する時間に費用も限られている。しかし、徒歩の行商では、競争相手も多く、中々にそんな風に上手くは運ばない。

 

 他に稼げそうな、あこがれの仕事。食いはぐれのない郵便配達人やら羊飼いに成りたいなどと口にするが、伝手と技能が必要だ。野良仕事や労務者だって毎日、仕事に在り付けるとも限らない。それに技能や持ち物、土地や雇い主の違いで随分と仕事内容や賃金が左右される。下手な雇い主や仕事場に囲われてしまえば、口を糊するのがやっとな有様も見掛けるし、余裕がなくなってからでは転職だって一苦労だ。怒鳴られて安い賃金で辛い仕事を――なんて陥穽も転がっている。

 

 

 そもそも自由都市ズールや交易の町ツァリオ、それにポレシャ市やノーラ自由市のように流れ者の若僧が日雇いで食える大きな町の方が辺土には珍しい。

 奴隷とは言わないまでも、数か月や年季奉公で寝床と食事の他は、小遣い程度の金しか手に入らない村落や集落も少なくない。

 大半が現物払いであったり、日当を受け取れても、他所に通用しない地元貨幣や札で支払われる町や農村も少なくない。大きな町の時点で職工や職人の見習い、或いは労務者でも、雇われ農夫でも随分と恵まれている。

 分かっている。それを分かった上で、出来れば、真っ当な雇い主と程々の仕事と賃金。休みが欲しい、と言うのが地に足の着いた若者らの夢であろう。トリスやココが親方からの仕事と賃金を他人に自慢せずに、まあ、それなり。悪くはないと思うと控えめに告げてる理由でもある。

 

 

 今でこそ地区有数の商人となった親方マギーだが、トリスや猫耳ココが懐いた時点では、いまだ海のものとも山のものとも付かない木っ端行商に過ぎなかった。トリスたちとて別に辣腕を見抜いた訳ではなく、仲良くなって出入りしてるうちになぜか親方が頭角を顕しただけで、人を見る目を自慢するつもりもない。

 多分に巡り合わせと運に過ぎない。時には、他の徒弟の誇張の入った自慢を素直に受けて「凄いねえ」となにも考えて無さそうに褒め称えもする。人によっては、間抜けそうと侮ってくるのも分かる。そう見られても全然に構わない。狡猾さなんて表立って見せるものでもない。カモにしようと美味い話をぶら下げて寄ってきても、相手にはしない。

 

 やがて、職業から宝探しへと話が飛んだ。廃墟やら森やらで、ある種の怪物の毛皮や分泌物、或いは苔や菌糸などを採取して高く売っているハンターたちがいる。区画一帯の怪物を殲滅して、町を復興させ、貴族に成り上がった傭兵たち。鉱山を取得して膨大な富と私兵を抱え込んでいる鉱夫衆。夢だ。壮大な夢。

 身近であるなら、なんだろう。廃墟で古い未開の商品棚や倉庫を見つけたり、或いは、工作用機械を持ち帰るとかか。屍者や怪物の彷徨う図書館から、本や資料を持ち帰る者もいる。だが、もし、現実に技能や装備を持たない若者たちが一獲千金を得られるなら美術品――それも美術館から持ち帰るのではない。偶々、踏み込んだ廃屋に少し高めの品が見つかれば――そんなことをルーやキキは夢中になって話しており、セシリアさえも合いの手を売っている。南方には遺跡が多く、探検して一獲千金を得た冒険者もいるそうだ。語る言葉には熱が籠っていた。

 

 トリスは、醒めていた。若さゆえの無鉄砲か、それとも貧しさか。時々、夢を語る徒弟がいれば、大儲けを誘い文句に人を騙す詐欺師も出てくる。何故、あんな言葉に騙されるのか分からなかったが、今、なんとなしに理解した。

 騙される者たちも、必ずしも頭が悪い訳でもない。夢を掴みたい気持ちが幻の未来を見せる。嘘でもいい。人は夢を見たいのだ。トリスにとっては今の生活が夢のようなものだ。おのれが今も廃市街に転がっていたら、同じように夢を見ただろうか。

 意外な方向に話が転がったが、徒弟トリスは静かにお茶を飲みながら、興味深そうに瞳を細めて若い三人の会話に耳を傾け続けていた。

 

 

 

 ※※※※

 

 

 

 ズールは、曠野有数の自由都市である。単純な面積だけで見れば、一、二を争う規模だろう。大都市として相応の商業的繁栄を謳歌しており、大勢の廃墟漁り(スカベンジャー)や放浪者たちが日々、膨大な鉄くずや皮革、古布に空き瓶、空き缶などの持ち込んでいる。勿論、機械部品や香辛料、毛織物など遥かに価値ある品々も隊商らによって持ち込まれているが、それは一介の行商人であるマギーには関係ない領域である。組合といい、仕入先もあって新参が利益の大きい商品に食い込むのは容易ではない。

 

 マギーは、多少の資材――ポリスチレンや木材、釘、ブルーシートにアスファルト板やら、服飾、マスケット銃。それに医療品や酒、甘味に工具なども幅広く扱っているが、いずれも本流から零れ落ちた若干の利得に過ぎない。地元ポレシャ市では重宝されている調達係ではあるが、あくまで一介の行商人に過ぎないのだ。

 裸一貫から始めた若手商人として、生中な店持ち商人を上回る程の利益を上げているマギーだが、一方で隊商主や代々の商会と比較すれば到底、及ばないだろうし、これから先も肩を並べることはないとも自覚していた。取りあえず、思いつくことはおおよそ実現した。稼ぎもこれ以上は急増しないだろう。しかし、特に不満は覚えてない。今までも、これから先も変わらず、為すべき仕事を積み重ねるだけだ。

 

 その日の夕方。半日掛けて市内での商いを終えたマギーは、下宿してる穀物商グレインズ商店の屋根裏部屋に戻って、密かな楽しみに耽溺していた。

「ぐふふ、この世に金貨の澄んだ音色ほど、心を和ませる音色はないわい」取引で入手した金貨を机の上に落としては、音を聞いているマギーを眺め、昔からの右腕ジーナ・E(エクルストン)は、厭そうに鼻を鳴らした。

「ねえ、お金を眺めてうっとりするの止めてくださいよ」

「なんで?一緒に眺めようよ」マギーの誘いに心底嫌そうに首を振ったジーナE(エクルストン)は帳簿を付けるのに戻った。二人でそれぞれにチェックしている。

「ニナやリリーも引いてましたよ」ジーナ・E(エクルストン)が忠告して「え、嘘?本当に?」マギーが動揺した。二人は、あと、二、三日を自由都市に滞在し、品を仕入れたらポレシャ市に帰還する予定だ。

 

 ともかくも手形と金貨、銀貨。数種類の紙幣に銅貨や鉄、卑金属のビタ銭などを整理する。都市通貨で、あと三千か、五千ほどの金が溜まったら、個人用装備を更新する予定だ。価格と性能において殆んど最高度に釣り合いが取れている軍用ブーツ。それと仕入れた資材を幾らか流用して、自宅を大きくする。勿論、市にも相当量は納めておかなければならない。一時急落した都市通貨の価値が大分、戻ってきている。為替相場を読むのは、マギーはやや苦手だ。商いの仕組みを作るのは得意だと自負しているが、全てを賭ける投機的な大胆さには欠けていると自覚している。

 

 机の上で現金や手形を数え、仕入先での端数や市場での細かい買い物に使う少額貨幣などは、流石に計算しきれないが。おおよその金額を割り出してから帳簿に付けると休憩に入った。思うように進まない仕事が少々あっても、楽しい日々だ。部屋の隅に積まれた服飾や高級酒、それに仕入れた工具なども持ち帰れば、相当な金額になる筈だ。屋台で見つけたライフルの部品や安めの炭と引き換えに、安めに仕入れたマスケット銃も重たいが良い代物だ。これでまた、ポレシャの庶民や農民の武装が進めば、評議会からの評価も上がるだろう。

 

 ラジオを付けて穏やかにくつろいでいると、ドアがノックされた。商業地区で襲撃、と言う事もあるまいと思いつつ、ジーナ・E(エクルストン)と目配せし、扉の真正面から下がって、「はい、誰ですか?」扉越しに誰何の声を掛ける。

「えっと、ジナです。お届け物です。酒場のミスター・サンドマンからだそうです」

 扉を開ければ、グレインズ兄妹の四女、ジナが佇んでいた。紙袋の包みを持っていたので、少女ジナには銅貨を渡して受け取った。

「ありがとうございます」礼儀正しく礼を述べてくる。暇さえあれば禄でもない儲け話を持ち掛けてきたり、賭博に誘ってくる長女にも見習ってほしいものだ。

「お姉ちゃんと似ないで偉いね」とジーナ・E(エクルストン)が余計なことを告げると、ジナは困ったように、ふへっと笑った。

「ジーナ。ジナちゃんを困らせない」マギーが窘めるも、扉を閉めつつ、ジーナ・E(エクルストン)「だって、エミリー。あの野郎……」不満げに唸って見せる。

 

 

 兎も角も、もたらされた資料に目を通すべく、ランタンの炎を大きくした。火事に備えて、部屋の隅には水桶が二つ、三つ詰まれている。

 届けられた資料を一瞥するや、マギーは薄いほほ笑みで肯いた。机に落としながら「長期戦だ」そう断言する。

 ジーナ・E(エクルストン)は、南方の資料を眺めながら同意を示した。

『赤泥のジルカ』の仕事は、時に数か月から年単位の期間が開いていた。それは恐らく仕事と仕事の間隔《インターバル》を取ったのではなく、仕込みに時間が掛かった為であろうとマギーは推測していた。大きな町や居留地、城下町や領内において標的の場所を突き止め、侵入経路を作り、協力者を見つける。難度の高い仕事ほど、前の仕事から時間が開いていると記されていた。

 

「ジルカには協力者がいる。これは一人や少人数で出来る仕込みではない」マギーもかつては賞金稼ぎクランの隊長格であり、複数名を動かしてきた。一人で出来ること、集団で出来ることの違いはよく分かる。同業者となれば、なおさらだ。

「はい」肯いたジーナ・E(エクルストン)は、「或いは、『赤泥のジルカ』と言う名が囮かも知れませんね。『赤泥のジルカ』は元来、一味であり……」

「可能性はある」マギーはしかめっ面で首を振った。「我々の動かせる手駒と人員は少ない」

 

 

 

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