黄昏のガンダルヴァ   作:猫弾正

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03_102D 裏 湖水旅隊

 巨大蟻の襲撃に住んでいた家や田畑を失い、ようやくポレシャ市へと流れ着いた村人たちだが、殆んどの者たちは、貧しい放浪者や浮浪者《ホーボー》たちがまず転がり込むとされる外地区や廃市街には移り住まなかった。村人たちも世間知らずではなく、大きな町の貧民窟の治安が劣悪で、ギャングめいた破落戸たちが仕切っているとの噂くらいは耳にしている。実際はポレシャ市外地区は、村人たちが危惧している程には危険ではないのだが、些か雰囲気がよろしくないことは確かで、旅の放浪者や自由労働者などと違い、村人たちは老人や子供連れであったから、懸念は尤もであった。

 

 一部には、外地区や廃市街に移り住んだ者らもいた。上手く生き延びたものもいれば、消息を聞かなくなった者もいるが、大半の村人たちが移住先として選んだのは、荒れ地に残る寂れた市街地の廃墟だ。

 幾らかの怪物は彷徨っていたものの、数はそれほど多くなく、村人たちでも追い払うことが出来たし、寒波や巨大蟻に追い出されたなど似たような事情で他所の土地からやってきた放浪者たちも近くの廃屋へと流れ着いていた。

 やがて放浪者たちは、自然と混ざり合い、程なく小さな集落や部落があちこちにぽつぽつと誕生した。ポレシャ市からは些か遠く、仕事を求めたり、物資を仕入れるには不便であったが、しかし、近隣の農村にも幾らかの働き口は見つかったし、どうしても現金収入が欲しいなら、幾人か集まってポレシャ市へと向かってもよいのだ。ただし、ポレシャ通貨があっても、必ずしも、必要な物資や資材がすぐに手に入る訳でもなかったが。

 

 廃墟跡に新たな小集落や小部落を立ち上げんと、村人たちは骨惜しみせず必死に働いた。まずは生活を立て直さなければならない。それから冬が来る前に物資を備蓄し、建物を住めるよう回収する必要もあった。まずは街路に土嚢を積み、門だけでも設置しないとならない。木柵――いやさ、ガラクタや瓦礫を積み上げたバリケードだけでもいい。本来、曠野のど真ん中の廃村や古い市街地など、住み着いてすぐに立て直せるものでもない。だが、近くに農村と大型居留地ポレシャ市があった。物資と食料は其処から引っ張ってくればいい。

 

 

 土地を追われた村人たちだけでも、二十人から三十人。そして、恐らくこれらの小さな共同体を纏めれば、労働人口だけでも百人近くに達したろう。百人からの居留地を立ち上げる資材、百人の薪と水、食料、百人の賃金と仕事の口――新たな移住者たちがポレシャや近隣の農村に与えた影響は小さくなかった。何処から来たかもよく分からない、見ない顔の廃墟生活者たちが安い賃金で、次々と仕事を奪い取る。軋轢は生じたし、時には血も流れた。加えて、全員が新しい生活に適応できたわけではない。地元民の若者たちと揉め、私刑を加えられた者もいれば、市民街区の家屋に忍び込んで逮捕された者もいた。使われる立場に納得いかないもの。昔を懐かしみ、どうしても適応できないもの。家族や大切なものを喪ってしまい、口を糊する以上のことはする気になれないものもいる。

 

 

 幸い、と言うべきか。村人たちは移住してから比較的に早い段階で水キャラバンの存在を知った。親切な農民から聞いたのかもしれないし、町の雇い先で耳にしたのかもしれない。兎も角も、移住者たちは大きな町に特有のこの仕組みにたちまちに適応し、そうして飲み水の確保だけは速やかに行われ、秋や冬も継続され、同行できることも知った。ただし、賃金は殆んど出ない。同行して、おのれの徒歩や驢馬のような駄獣、荷車などで多めに水を持ちかえれば、それは売れる。馬車と驢馬を持つ専門の水売りたちであれば、それなりに稼げただろうが、徒歩の元農民たちにとっても労力がかかる割に稼げる仕事とも言えず、口を糊することは出来たが、それ以上ではなかった。

 

 木こりの仕事も難しかった。此方は相当の賃金を得られるそうだが、ポレシャ市が所有している――或いは領有を主張している森は、村人の手入れしていた里山よりも大分、危険な領域のようだった。熊や狼が棲息し、屍者の群れが徘徊している。倒木も危険で、相当な労力を要求され、最低限の武装に加えて斧や背負子、縄など多くの道具を求められた。さらには木こり団の値上げ要求を抑制する為か、市は遠くから訪れる森の民からも薪を購入していた。それなら水を持ち帰って薪と交換した方が、手間暇を省けた。

 

 賃金の良い仕事は、当たり前だが働き手が犇めきあっており、稼げそうな事業にも、どれであろうと先駆者がいて、事情があり、積み重ねがあった。長年、仕事をしてきた者たちは必要な道具や人脈を揃え、危険や相場の知識を有し、交渉や競争の経験を重ねている。新参のよそ者たちが、少し人数がいるからと言って喰い込める仕事は、中々に存在していない。それに木こり団には別口の事情もあった。

 

 

 

 ※※※※

 

 

 

「ロック木こり団は団員を募集してるぅ!勇敢な若い男女たちよぉ!木こりは町に必要不可欠な仕事だァ!お給料も高い!肉も喰える!さあ、みんな、今こそ勇気を示す時だァ!特に男!だけど、嫁さんも募集してる!」壇上で叫んでるのは、ツインテールの可愛い女の子だ。

 

 旧駅舎は、町外れ地区でも、もっとも重要な建物の一つだ。旧文明の駅を利用した頑丈で大きな建物には、常に求人募集のチラシが張られており、探し人や問い合わせの伝言も壁に記され、水キャラバンへの参加口もあれば、木こり団から直接、薪や材木を買うことも出来る。そして時には、雇用主が働き手を求めて、直接、人を雇いに来ることもあった。

 

 「どうした、お前ら。男になれ!恋人のいない独身男も歓迎だ!今なら、可愛い女の子と知り合えるチャンスだぞ!」叫んでいる女の子だが、しかし、駅舎を往来していた男たちは殆んどが目を逸らした。ドレスでめかし込んでも体格の良さは隠せない。木こり団の娘たちのフリフリドレスの下には、筋肉が盛り上がり、肌には牙や爪、噛み跡に刃物の跡や癒えた銃創が刻まれている。何と言ってもおっかない親父さんや兄貴や弟や従兄弟たちに伯父と叔父がいるのだ。それでも何年かに一度は、相手を木こりの娘と知らない町や農村の哀れな若者が引っ掛かって、森へと連れ去られるのだが。

 

「どうだ!木こり団には可愛い女の子が大勢いるぞ」ツインテールは勧誘するが、剽悍な遊牧騎兵の青年まで「ア……イヤ。ボク、故郷ニ許婚イマス」と片言で逃げ去った。遊牧民の青年は、市の郵便騎兵試験に募集しに来たのだ。こんなところで木こりに捕まる訳にはいかない。女癖の悪い友人は、別の町で木こりの娘を引っ掛けた挙句、男衆に捕まって今では森で暮らしている。町は恐いのだ。

 

 何なら凶悪そうな破落戸、用心棒や護衛の口を探す浮浪傭兵まで視線を逸らして遠ざかっていたが、壁の求人チラシを眺めている素朴そうな青年は勘が悪かった。

「ヘイ!そこの青年!」ツインテールの娘が指差すと、「……え?俺?」呆けたように立ち尽くしている。察しが悪いにもほどがあるが、これは間抜けではなく、町に慣れてないと見た。物陰の廊下から現れた木こり団の娘たちが男を囲んだ。「垢抜けておらんが、中々に整っとるやんけ」「可愛い系やな」「筋肉も付いとるな、重畳重畳」「おい、ハンサム。今なら、ハーレムやぞ?」下から睨みつ――覗き込んでいる。

 

 

「美少女から顔を逸らすなよ。修正なしの写真で出会いが爆釣れだぞ」頬を赤くしてる青年に、黒髪長身の木こり娘が耳元で囁きかける。

 だが、上手くいくのは出会うまでだ。姿を隠していた娘たちは、硬革《ボイルドレザー》に鉄帽子を被り、巨大な斧などを背負っている。眼帯の娘さんもいれば、フリントロックの短銃やリボルバー拳銃を腰に吊るした娘もいる。敵は屍者やら熊に狼、変異獣のような怪物だけではない。時に他の木こり団や蛮族、森の民とも縄張りを巡っての争いが起きている。

 

 青年は、助けを求めるように左右を見回した、が、若い男は勿論、女たちも気の毒そうに見るだけで手出しはしなかった。青年が奥の部屋へと連れ去られそうになる直前、しかし、駅舎の入り口から銀色の星バッジを付けた女が現れると制止の声を掛けてきた。

「おい、リザネア。リザネア・ハーストとカーラ、その他。強引な勧誘は止めろと、警告されていた筈です。その青年から離れなさい」警告を発した女保安官補は、二人の軍服コートを連れており、さらに胸甲のランツクネヒトもいた。

 

「あ、スネイクバイトめ。なにしに来やがった」木こり団の娘たちは、嫌そうな顔を浮かべた。「ミリアちゃんに酷いことしやがって!」などと罵ってる。

「……ミリア?強盗団の仲間にでも入ってたのか?」いきなりの言いがかりに首を傾げる女保安官補。

「そんなんじゃねえ!お前ら、スネイクバイトにひどい目に合わされたんだ!」

「他所の木こり団の援軍にスネイクバイトが現れてよ」口々に罵ってくる女木こりたちだが「スネイクバイトは、十年近く前に解散してる。今、名乗ってる連中の事なんか知らん」保安官補は言うも、「うるせえ」木こり娘の一人が怒鳴ってから、涙を零した。

「捕まったミリアちゃんが。痛み分けで捕虜交換したけど……普通だったのに、お前らの責で変になっちゃった」「……女好きに。どうしてくれるんだよ」

保安官補が絶句しつつ「知らんがな」やっと返答する。

「今連れてるランツクネヒトも、毒牙に掛けたんだろう。知ってるんだぞ」木こり娘の指摘に群衆の視線が集中する。ランツクネヒトは面倒臭そうに頭を掻き、「上等だよ!なんなら、お前らも人生観変えてやろうか?」怒鳴り返した。

 

 保安官補がため息を吐いた。「リジィ」と名を囁かれて、ランツクネヒトが大人しくなる。それから保安官補は前に進み出ると、戸惑っている青年を指さし「とにかく、彼は駄目だ。他所からの滞在者だからな」と宣告した。

「滞在者ぁ?」確保した青年を後ろの仲間の中へと隠しつつ、ツインテールは、胡散臭そうに吐き捨てた。如何にも場数を踏んだ様相の冷たく見据える保安官補の部下たちに、歯を剥きだしに睨みつけるやはり歴戦の木こり団――奇しくも共に武装した若い娘たちが対峙しているその時。横合いから青年の肩を掴み、ぐいと後ろへ引き寄せた者がいた。

 

「悪いが、コリン君は返してもらうぜ」逞しい中年男性は、背後に青年を庇いながら、木こり娘たちに言い放った。周囲から仲間らしき男女も駆け寄ってきた。

 いずれも『丘に囲まれた泉に桶と荷車』の意匠のワッペンを身に着けている。とは言え、喧嘩っ早い木こりたちを前に、額には大粒の汗が浮いている。屈強の大男だが、荒事は好んでいないのだ。水汲みキャラバンは働き者の男女の集まりで、野生動物や僅かな屍者を相手に戦ったこともあるが基本、労働者だ。気の荒い木こりたちに対抗できるような面子ではない。

 

「湖水旅隊(キャラバン)のベルナドット。善良な木こりが仲間を募集してただけで、保安官呼びやがったな」壇上から飛び降りた木こりツインテールが噛みついてくる。

「……善良?いや、そうはいかん。コリン君には色々と事情があるのさ」水キャラバンの頭ベルナドットは立ちはだかった。

「訳ありか?」とツインテール。

「聞かない方がいいな」保安官補が口を挟んできたが「いいや、聞かせろ。追われているなら庇ってやる」戦闘を――或いは、ならず者に狙われていても、森に匿えばどうにでもなると思っているようだ。

 

 性格は様々ではあるにしろ、何処の居留地でも木こり団とは総じて手強い相手だ。

 中世〜近世初期のフランスやドイツと同様、自由居留地圏の森林には入会権があった。ポレシャ市が所有するか、領有を主張している曖昧な森林の支配領域は、同時に市の統治の目が届かない半独立領域でもあり、木こり団は伐採の他に狩猟、薪取りなどの諸権利を有していた。火器や刀剣、弓などを携帯し、自前で戦力を揃え、交易から木材の売買、補給と配給などで市と接続しているものの従属はしていない。そして若干の武力衝突なら自力で解決しようと言う気風が強かった。

 

 他の木こり団、密猟者、盗伐、或いは貴族や他の居留地の徴税人らと武力衝突し、時にはポレシャ市の徴税人とすら、交渉の為ではあるが対峙すらして見せる。ロック木こり団は、木こり、炭焼き、猟師と狩人に風車と製材所を兼ね備えた職能衆の連合であると同時に、自治的な性質を帯びた小規模な準軍事的集団でもあった。

 そしてロビンフットの例を挙げるまでもなく、深い森林とは世俗の権威・権力の干渉と影響を跳ねのけやすい。国家や王侯が森林型の自由領域《アジール》に対してある程度の優位に立ったのは、数千から万単位の兵力を常時動員できるようになり、同時に膨大な物流と生産力によって、単独の森林の重要性が相対的に低下した近世以降の時代である。

 

 

 保安官補とベルナドットが目配せしてから、「……他言は無用だぜ」中年男は小声でツインテールだけに聞こえるように囁いた。

「パオロ・ジャッコーニ参事。それにシドニー・クレメンタイン参事からの預かりなんだ」瞬間、名を聞いたツインテールの表情に強い嫌悪が浮かび上がった。

「あの女の……」吐き捨てるツインテール。多分に戦いを覚悟し、賞金首やならず者程度なら森に匿う大胆さのツインテールだが、シドニー・クレメンタインは市の参事で娼館の経営者兼前の女主人だった。厄介な権力者に嫌いな人物も絡んでるとなると関わる気も失せたようだ。

 

 

 舌打ちしたツインテールが踵を返す、と木こり娘たちもぶつぶつ言いながら、立ち去っていった。「偶に町に来ても、これだぜ」「見る目無いわ、町の男ども」「兄ちゃんと弟たちは、上手くナンパ出来たかな」「無理じゃねえかな。村に行っても逃げ出すしよぉ」「腰抜けが……」愚痴を呟きながら、人ごみを聞き分けて立ち去っていった。

 

 ロック木こり団の面々を見送った直後、巨漢がコリン君に向き直った。

「初めまして、コリン君。俺はベルナドット。湖水旅隊(キャラバン)の隊長を務めさせてもらっている。モイラ保安官補とは、もう顔見知りだろう?」

「初めまして。ベルナドット。俺はコリンです。あの……」青年が戸惑いつつも礼を述べようとしたがベルナドット頭目が言葉を遮った。

「君のことはロザリーから聞いてるぜ。だから、カーラ。さっきの娘には、コリン君には恋人がいると言い聞かせておいた」

「あ、ええ?」驚いたようなコリン君。

「ん、なんだい?ロザリーの事はなんとも思ってないのか?」ベルナドットが尋ねると「いや、しかし。ロ、ロザリーが俺のことを?ほ、本当に!?」上擦った声で尋ねるコリン君に、ベルナドット頭目は、おうともよ、と頷いてから、親しげに背中を叩いた。

 

 

 

 ※※※※

 

 

 

 町外れ地区の出入り口付近にあった空き地でロック木こり団の面々は、馬車に積み荷を乗せていた。布や塩、釘に帆布。替えの服。食料、油。斧に砥石、弾薬、黒色火薬とマスケットなど、数十人が暮らすのに必要な物資は相当な量に昇った。本に酒、ラジオと電池、カードなど遊具も積まれている。行きには木材と炭を乗せていた娘たちは、帰りには若い異性の一人、二人でも連れ帰りたいと燥いでいたのだが、現実はかくも残酷であった。この分では、農村に赴いた兄弟たちも戦果は上げてないに違いない。そもそもポレシャ市は税が安く、安全で、しかも、庶民の暮らし振りが年々、快適に成ってきている。過酷な森の基地での長期生活を募集するに向いてない。

 

「出発は明日の六時半だ!重い荷の積み込みは、今日のうちに終わらせとけ!替えの車輪も載せておけよ!」木こり娘たちが忙しく立ち働いている中、道路の向こう側から数人の若い男たちがやってきた。

「なんだ、お前ら」作業中の手を止めて、木こり娘の一人が尋ねると。

 いずれも、やや痩せており、かなり――いや、相当に見すぼらしい衣服を纏っていた。

「カーラって言う人はいるかね?」先頭の若者が尋ねてきた。

「あたしがカーラだよ」やや警戒しながら、ツインテールが前に出ると、

「湖水旅隊(キャラバン)のベルナドットさんから聞いた。あんたたちが人手を探していて、稼げる仕事だと」若者が言い出したが、カーラは不機嫌そうに鼻を鳴らした。痩せて小柄な男たちは、全く好みではなかった。

 

「稼げるったって、賃金は出来高だよ。あんたらにそれが出来るのかね」カーラの言に「俺たちは、水キャラバンで拾ってもらったんだが、よく働くとはベルナドットさんも言ってくれた」若者は訥々と語った。

「それで、なんで木こり団だ?」と木こり娘の一人が尋ねた。

「巨大蟻で村が滅んじまった。家族を、養わなくちゃならねえ。もっと金が必要で、水キャラバンだとどうしても足らねえ」

 カーラは、ひーふーと敢えて数えて「五人」と呟いた。男は痩せていたが、目だけは、強い光を放っていた。

「あんた、名前は?」カーラが尋ねると「ジョナサンだ。ジョナサン」

「ついてきな。ジョナサン。お前らがしっかり働くなら、家族の分も、薪と食い物は出してやる。あと、何人かは冬に寝泊まりさせてやってもいい」

 どのみち曠野の冬は余りにも寒く、森での作業を避けるしかない。晩秋までが最後の駆け込み時期だ。

「ああ、ああ」痩せた若者は、仲間たちと顔を見合わせて頷いた。

「ただし、仕事はきついよ。それに十人も二十人も泊められる訳じゃない。そこは覚悟しておきな」カーラはぴしゃりと言って釘を刺した。

 

 

―――――――――――

 

ロック木こり団

ハースト一家。中心の家族の一つ

リザネア  コリンを取り囲んだ娘の長姉

カーラ   ツインテール

 

 今回の話は、村を喪ったうちにも、自力で生き残った者たちもいれば、

 他人に拾い上げられたものもいると言うだけの話。

 

 

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