黄昏のガンダルヴァ   作:猫弾正

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03_105G 姫さまは逮捕されてしまいました

 明けて、277年。ポレシャの市議会は初会から紛糾していた。とは言え、亡命者に対する扱いへの興味が薄いものには、老人二人がエキサイティングしているだけにも見えるだろうな、とスタンフィールド氏は思っていた。

 

「よその土地の犯罪者など、とっとと引き渡せばいい」髭を震わせながらの髭爺の発言に対し「自由居留地圏と貴族領域の境の要として、金に釣られて亡命者を引き渡せば、ポレシャは他勢力の角逐の場となるぞ。ゆえにポレシャの自由を重んじる一人の参議として断固として認められない」パオロ・ジャッコーニ参事が主張している。

 

「所詮、他所の土地の弱小亡命貴族に過ぎない。何故、民主共和政体の我らが貴族同士の争いに巻き込まれ、その血を流さなければならないのか。議会の長老であるパオロ・ジャッコーニ氏には是非とも、その深甚なお考えの一端をお聞かせ願いたいところだ」髭爺の発言は、痛いところを突いてるつもりだろうか。パオロ・ジャッコーニ参事が起立した。

 

「アルド・ベルティーニ君は、修辞《レトリック》がお好きなようだ。

 青空学校で習ったばかりで早速使ってみたのかな?しかし、さかしまばかりなのは、戴けない。道徳を伴い、責任を明確としなければ、修辞《レトリック》は自らの品位を損ね、単なる舌先三寸の政治屋の道具に堕してしまうだろう」雑貨屋のパオロ爺さんが、かなり辛辣な口調で口火を切った。

「ポレシャ市の町外れでいきなり騒乱を起こし、攻め込んできたのは、卑劣な敵対者である。にも拘らず、追われた者の責任を追及している。

 不当な圧力を掛けてきたのは横暴な敵対者である。にも拘らず、自由と独立を守ろうとする私に対して、責任を追及している。この一連の思惑が奈辺にあるのか、是非知りたいものだ」辛らつに切り返した。

 

「なるほど、舌先三寸の政治屋の道具。問いに答えず、人格批判に終始しているパオロ・ジャッコーニ参事は、御自身をよく理解されているようでなによりだ」両替屋の髭爺も、動じずに皮肉を言い放った。

 

 新年の酒がまだ残っているのか。頬を赤くした議長は、欠伸を隠そうともしなかったが、手元に廻ってきた書類を見てから、口元に皮肉っぽい笑みを浮かべた。

「ところで諸君。先刻、市民区画の一角でちょっとした騒ぎが起こってね」のんびりとした口調で参事たちを見まわして、二人の討論を一端、中断させる。

「どうにも、滞在者の女性と、旅の人物とその護衛が、門前町で揉め事を起こしたようだ」

 

 十数名の参事たちが鋭い、或いは興味深げな視線を集中させる中、気にした様子もなく、市長はうんうんと頷いている。

「滞在者の女性だが、しかし、興味深い人物たちと行動を共にしていたようだ。一人は、悪名高きサンドル氏……うん、シャンドール氏と読むのかな。珍しい姓だ」

 先刻から、秘書の女性が幾度か入ってきては、市長に幾度かの耳打ちとメモを見せていた。その一件が亡命者問題にどう繋がっているのか。スタンフィールド氏はどうにも嫌な予感がしてならない。

「皆、彼の名前くらいは聞いているだろう。恐らくはゴルミーズの工作員《エージェント》ではないかと噂される自称・交易商人。近年、我々といささか行き違いが増えた不実なるトラン市の為に働いているのではないかとも疑われる人物だが、今のところは証拠不十分で放置されている。逮捕時は、都市案内人を名乗っていたらしい」市長は、書類を面白そうに読み上げていた。

「もう一人は、新聞記者のニコラス・ヴァレンティン。座右の銘は、トラブルある所にニコラス有り。何処にでも首を突っ込んでくるタフガイ気取りの名物男だ」

 

「さて、刃傷沙汰を起こした片割れの女性の方は、アーシア・オブ・ガルダ。ガルダ領の後継者を自称する、敗残の亡命貴族。渦中の人物だな」市長の発言に、掌で顔を拭いたジャッコーニ参事。

(……お姫さまは、お馬鹿さんなのかな?)ガルダ人亡命者一行の滞在に尽力していたスタンフィールド氏も天を仰いだが、ほくそ笑んだ髭爺の表情も次の議長の発言で凍り付いた。

 

「そして、旅の人物は、ナバルのレオン・ヴァルディス。彼こそが、アーシア姫を引き渡すように要請してきた外交官だが、これまた南方では有名人だそうだ。土地持ちの傭兵騎士。女衒で奴隷商人。護衛は、ニキータ・スチェパネンコ。娼婦で殺し屋。おお、オールスターだな」スタンフィールド氏が観察し続ける中、市長は楽しげに言葉を続けていた。「この土地に第一法廷の法執行官なり、賞金稼ぎがいたら大喜びするだろう。しかし、此処は第一法廷の勢力圏ではない」と結んだ。

 

 スタンフィールド氏の隣席に態々、着席していたシエル・ガライが「貴方の仕込み?中々に面白いわね」などと囁いた。冗談ではない。(……僕じゃない)と告げたかったが、ただ難しい表情を浮かべて、なにも口にはしない。普段から底を見せない訓練を保ち続けている。

 田舎町の参事たちが耳打ちしたり、囁きあい、或いはメモを廻し合う中、議場入り口の議会衛兵を通り抜けて、スタンフィールド氏の秘書で愛人メリッサちゃんがやってきた。「トリスちゃんからです」囁きながら、スタンフィールド氏だけにメモを見せた。【お姫さま、暴走。ごめん。外交官レオン・ヴァルディスは髭爺の家に滞在中】。

 

 それでようやく髭爺――アルド・ベルティーニの顔が強張った理由が分かったものの、メモを握りつぶしながら「どういうことなの?」と当惑しきったスタンフィールド氏が尋ねるも、メリッサも途方にくれた様子で首を振った。

 

 沈黙した二人の老参事を面白そうに眺めつつ、「どうかな、諸君。ここはいっそ、両者の言い分を聞いてみては?」頭の後ろに手を組みながら、本当にどうでもよさそうに議長は提案してきた。

 

 

 議長の宣言した小休止に参事たちは立ち上がり、或いは伸びをしたり、茶や茶菓子を口にしている。スタンフィールド氏は食欲もなかったが、まず軽食さえも用意をしてなかった。今日は、早めに帰宅する予定だったからだ。アーシア姫に関しては、味方と連携しつつ、保護の手を打っていた。時間さえ稼げば、此方の根回しも効いてくるし、最悪、ポレシャ市を追放されても何とでもなるだけの計画を組み立てていた。しかし、それが姫さま自身の手によって粉砕されてしまった。

 

(参ったね……とんだじゃじゃ馬だよ。まず何が起きているのか、把握したいんだけど)先行きが読めない状況で苛立ちを覚えながら、議事堂の廊下に出ると、友人であるマギーの徒弟トリスと猫耳ココ、そしてアーシアの侍女セシリアが所在無げに佇んでいた。

 スタンフィールド氏が足早に歩み寄れば、セシリアが怯えたように後退りしそうになって、しかし、踏み止まった。動揺を隠しきれない少女を前にスタンフィールド氏も幾らかは冷静さを取り戻した。

「どういうことかな?ジャッコーニ参事や僕は味方のつもりだがね。君の姫さまは、味方の有難みを分かってるのかな?」スタンフィールド氏の言葉には、流石に皮肉の棘が若干、混ざっていたが「申し訳もありません」一礼してみせるセシリア。

 半分程度も生きてない少女に当たっても仕方ないと「まあ、君に言っても始まらない」きまり悪そうにスタンフィールド氏も首を振った。

 

「姫さまは逮捕されてしまいました」徒弟トリスが情勢を報告してくる。マギーちゃんに良く仕込まれている。「罪状は、騒乱罪です。工作員やら新聞記者は途中で絡んできた輩。お姫さまが相手の動向を調べようと独断で動かれ、接触した情報屋です」

「だろうね。あいつら、何かしら思惑を絡めていると言うよりは、今の段階では利用できるか探ってるだけの愉快犯だろうよ」忌々しげに吐き捨てるスタンフィールド氏。横ではメリッサが状況を整理する為のメモを無言で取っていた。

「相手側のレオン何某が市内にいることを突き止めた姫さまは、偵察に出掛けて運悪くと言うべきか、丁度、先方の邸宅から出てきた彼方と出くわし……」徒弟トリスの説明にどうすればいいか分からなくなっスタンフィールド氏は、泣き言を洩らしたくなった。

 

「……ともかくも、だ。アーシア姫は、これから演説して自分の正当性を訴えないといけない。議会と言うのはそう言う場所だ。事実がどうであれ、ひっくり返ることもある。得てして、客観的には正しい側が事実だけを語って、感情的に訴える者たちに悪役にされてしまうことも少なくない」そもそもやらかしたアーシア姫に接触して説教なり、説得するなりしなければならないが、議長の指示――取り計らいで、議事堂の別室に監禁――いや、丁重に保護されている。議長の薄くなりつつある毛髪がさらに死に絶えるよう呪いを掛けながら、スタンフィールド氏は廊下を急いだが、議会衛兵たちが立ちはだかった。

 

「僕は参事だよ?」スタンフィールド氏が押し問答するも「時間まで、誰も通すな、と言われております!」議会衛兵の隊長は、久々に任された門番以外の任務に張り切っており、何者も面会させるつもりはなさそうだ。白い息を吐きながら、直立不動の姿勢を崩さない。柔軟性の欠如が軍人として酷評されてきた男だが、こういう局面では頑固一徹。融通の利かなさが、却ってどんな脅迫や買収も寄せ付けない。

 

「ああ、分かってるよ。君はそう言う奴だ。なにも考えずに最後まで与えられた命令を守るんだ」諦めたようにスタンフィールド氏はため息を吐いた。

「ありがとうございます!ですが、通しませんよ!」カイゼル髭を震わせながら衛兵隊長が言って「……褒めてないよ」疲れたようにスタンフィールド氏は首を振った。

 ただし、身支度の手伝いでセシリアだけは通してもよいとも許可を出してきた。議長と衛兵隊長の常識では、幼さの残る少女を通しても問題はないのだろう。

 

 こうなったらセシリアに伝言を託すしかなさそうだ。

「……お姫さまって演説の得意なタイプ?」天井を仰いだスタンフィールド氏が、なんとか思考を立て直して尋ねるも「……命令は常によく考えられたものでした。しかし、今回、憚ることながらお気持ちを察するに、仇を前に気持ちを抑えられなかったかと……」セシリアはポツポツと言葉を紡いだ。「姫さまは心清らか、かつ善良で清廉なお方です。参事会の方々にもきっと気持ちは通じるかと……」

 

「自分でも信じてない事を言ったら駄目だよ。状況を把握する目が曇るからね。

 演説と言う分野は訓練を受けてない者が早々、出来るものではない。いきなりできる奴もいるけどね。一握りの天才だけはね。修辞《レトリック》は危険な道具だが、しかし、正しい者も使わなければ負けてしまう。お姫さまは分かっているかな?」スタンフィールド氏が覗き込むと、セシリアは目を伏せた。

「心清らか、かぁ」スタンフィールド氏は呟いた。多分、それは事実なのだろう。より、手に負えない事に。

「ポレシャは小さな町だけどね。此処での勝敗は、自由居留地圏全体に波及するぜ」

 

 

 

  ※※※※

 

 

 

 12月31日に黒騎士グレアム一党を殲滅したマギーちゃんは、中々に興味深い書簡を入手していた。黒騎士は相当に用心深い人物と見えて、雇い主から渡された指令書の類を燃やさずに保存してあった。フリーの工作員や殺し屋などには、保身のために稀によくある事例だ。戦利品を獲得したマギーちゃんは、その足で自由都市ズールへと帰還した。鉄条網も回収していない。使い出のある備品をタリウスに渡してよかったのか、今も悩んでいる。【王《ムーテ》】は、一級の戦術家だ。きっと次の戦いでは、相手が誰になるにせよ有効に活用してくるだろう。

 

 翌年1月1日の早朝、ポレシャ市方面の丘陵目前へと進み、2日には丘陵を横断し、さらに平野部を進んだ。3日目の早朝には、零下十度近い寒さの中、顔見知りのレンジャーから駿馬を借り、ポレシャ市へと帰還を急いだ。

「金が見る見るうちにとんでいきます」泣き言を洩らしつつも、議会での情勢がどうもよろしくないとは把握している。巻き返すのに手元の資料は役に立つはずだと、部下のジーナ・E(エクルストン)さえ後で来なさいと置き去りにし、慣れた道を単騎でつむじ風のように駆け抜けていった。

 

 

 

  ※※※※

 

 

 

「ポレシャ市の皆さまには謹んでご挨拶をさせていただきます。新たなるガルダの支配者であるマーズ男爵においては、ポレシャ市と事を構えるつもりはなく、むしろ、皆様と友好的な関係を築きたいと切に願っていることを此処に表明させていただくと共に……」騎士レオン何某はハンサムな男であった。美声で堂々とした姿勢に抑揚の効いた発音、計算され尽くした身振り手振り。

「賞金を懸けたのは、確かに我々です。しかし、その賞金稼ぎたちがポレシャ市に対して大規模な攻撃を仕掛けようとは、これは全く予期したことではありませんでした」とレオンは続けて、さりげなく攻撃の意図を否定した。ポレシャ市が自由居留地圏で、眉目秀麗な見た目の裏に言葉のナイフを忍ばせた都市貴族やら隊商団の外交担当に慣れていなかったら、信頼する者も出たかも知れない。

 

「我々はこの新しい外交関係から、さらなる利益を約束しましょう。少なくとも我々の作る炭や木材は、貴国の役に立てるでしょう。しかし……」レオンの声が響き渡る中、スタンフィールド氏は、額に吹き出した汗をハンカチで拭った。

(……普通に上手いわ。これは負けだわ)利益を約束しているのが上手い。外交上の正式な書簡まで議長に手渡していた。そして多分、ガルダの森林を容赦なく伐採し、売り払ったとしてもマーズ男爵とやらにとって不利益は殆んどない。保全に努めてきたのも、育成してきたのも、ガルダ領主だからだ。

 

 万が一、ガルダの姫君が復権すれば、今まで通りの木材や炭の取引も戻るかも知れない。ただ、それはポレシャ市のごく一部の参事の権益に過ぎない。レオンとマーズ男爵は、新たな権益を大勢の議員たちに約束している。これに対し、姫君はなにをしたか。一時間かけて、ガルダ八百年の開拓と苦難の歴史を一から語ってくれた。議員には、居眠りしていたものもいた。

 

「お望みなら、森をポレシャ市に売却しても構いません」レオンは魅力的な微笑みを浮かべながら、さらに魅力的な価格を提示し、さらに調査団を受け入れると約束した。議長は面白そうに聞いている。参事たちの幾人かは、明らかに興味をそそられた様子で身を乗り出していた。「森は水源を守るための!」相手の発言を遮ろうとして喚いたアーシア姫が「姫さま、いけません!」近侍の老人に止められていた。

 

 レオン・ヴァルディスの背後。壁際に控えているニキータと言う女性は、無表情に議会の推移を観察している。名うての殺し屋であるから、正直、アーシア姫を殺害するつもりではないかと警戒していたが、二つある議場の出入り口であっさりと衛兵に銃を預けた後は、直立不動で動こうともしない。新聞記者ニコラス・ヴァレンティンは、好奇心だけで動いていたのだろう。椅子に座りながら速記を続けている。目が輝いているのは、これを記事にするつもりだからに違いない。交易商人シャンドール氏は、別室で拘禁中。いても、アーシアの役には立つまいが、或いは、なにかしらの思惑があったのか。

 

 騎士にして外交官レオン・ヴァルディスの演説が終わると、拍手が響き渡った。髭爺が真っ先に。炭や木材を切実に必要とする農村や中町の参事たちが続いた。農場主や市民参事たちは、意外にも姫君に同情的なようだが、門前町の票が読めない。耳打ちしたり、囁き合っている。何時ものだ。誰もが、意図を容易く他人には明かさない。

(……爺さんもこうなっては打つ手があるまいな)腕を組んで目を閉じながら沈黙しているパオロ・ジャッコーニ爺さんを一瞥した。

 

 軽く二度拍手した議長がアーシア姫を見た。

「さて、ここは自由居留地圏の自由主義の町だ。ここでは発言の自由がある。ルールが呑み込めたところで、アーシア・オブ・ガルダ殿。貴女にもう一度、演説の機会を与えたいと思うのだが。この提案を受け取ってくれるかな?」

 顔色は青く、表情は強張っていたが、アーシア姫がぎこちなく頷いた。立ち上がり、中央へと進んだ。参事には、カセットテープで録音している者もいる。

 

「……ポレシャ市の市民諸君」ひどく掠れた声だ。レオン・ヴァルディスの抑揚が効いた美声に比較すべくもない。そしてレオンは、ポレシャの皆さん、と諂ってみせてもいた。

「正直、アーシアは諸君らに利益を約束することは出来ない。しかし、百年。我々が互いに約束した契約を守ってきたことを思い出して欲しい」淡々と語り出している。

「飢餓や戦争で晒された時……この二つの離れた土地のささやかな同盟が微力なれど、互いに……」アーシア・オブ・ガルダは、両国の歴史の積み重ねを語り続けた。大きな助けには成らなかったが、嘘はなかった。それは美しい物語ではあったが、退屈で、農村の参事の一人が再び欠伸を噛み殺した。市民参事の幾人かは、真剣に聞いているように見えた。

 

 演説が終わりに近づいた頃、入り口からパオロ爺さんの甥っ子で秘書スミジーが駆け込んできて、爺さんにメモを手渡し、耳打ちした。その瞬間、パオロ爺さんが浮かべた一瞬の表情。口元に亀裂の走ったような破顔はスタンフィールド氏を戦慄させた。爺さんは、ただ笑っただけに過ぎなかったのに。

 

 アーシア姫の力ない演説が終わると、アーシア姫の在留・追放・引き渡しを問う挙手投票が行われた。議長にメモが渡されると「まずは滞留乃至亡命を認めるか、否かを記名投票で行うとしよう」議長が宣告し、「アーシア姫の滞留、或いは亡命を認めるものは挙手を」三分の一をやや上回るか。五分の二よりは明白に少ない。否決されて、アーシア姫の瞳が濁った。「では、次に……」議長が言いかけた時、パオロ爺さんがゆっくりと立ち上がった。

 

 

 

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