Fate/BlackRod   作:雑草弁士

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Fate/Zero時代
第1話 黒杖特捜官


 雨生龍之介は殺人鬼である。いや、鬼という言葉は正しくないかも知れない。少なくとも経典や宗教の逸話で語られる鬼、地獄の獄卒は、任務のため仕事のため生者や亡者を害する。そこに愉悦が無いとは言わない。言わないが、建前として仕事だから害する。

 龍之介が他者を害するのは、あくまでも自身の(よろこ)びのためだ。上手く芸術的に殺せたとき、歓喜する。上手く犠牲者の苦痛や恐怖を引き出せたとき、歓喜する。あまりにも、あまりにも一般の人間の感性から、解離していた。あまりにも、普通を生きる人間として、壊れていた。しかし、それが龍之介にとっての『普通』であった。

 

 今も雨生龍之介は、就寝中の一家をほぼ皆殺しにした。厳密にはまだ殺していない、小学生の男の子だけが残っている。龍之介は、それ以外の家族の生き血、血液で、魔法陣を(えが)く。この魔法陣は、久々に帰った龍之介の放棄された生家で発見した、古書に載っていたものである。どうやら悪魔召喚の類、と判断した龍之介は、遊び半分で実行してみたのだ。いや、遊び半分ではなかった。遊び100%だ。

 

 

「♪|閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ《みったせーみったせーみったせーみったせーみったせー》っと。はい、今度こそ五度、ね。繰り返す都度にー五度、えーと、ただ満たされるートキをー、破却する……だったかな」

 

 

 小学生の少年が生き残っているのは、万が一悪魔召喚が()ったなら、その悪魔に殺してみてもらおうか、とか考えたためである。そうでなければ、それこそ何の気なしに、息をするように、龍之介は少年をも殺していただろう。楽しんで。(よろこ)んで。

 だが次の瞬間、人の生き血で描いた魔法陣が燐光を発する。立っているのも辛くなるほどの突風が渦を巻く。輝く魔法陣では、霧状の物が小さな(いかずち)を纏って立ち上る。

 

 

 

*

 

 

 

 本来の歴史では、ここで過去の英雄の霊魂、その写しが降臨し、それを使い魔(サーヴァント)として龍之介は第四次聖杯戦争の参加者となるはずであった。事実、龍之介の右手の甲には、見たことも無い三画の入れ墨が……。本来であるならば、呼び出したサーヴァントに対する3回までの絶対命令権となる、魔力の塊が浮かび上がっていた。

 聖杯戦争とは、7体の英霊の写し身であるサーヴァントを使い魔として使役し、7人の魔術師たちが相争う特殊な魔術儀式である。いや、聖杯には種類があって、それを手に入れるための戦いであるならば、たとえばオークション形式であってもソレは聖杯戦争と呼ばれるが。しかしここ冬木市で聖杯戦争と言えば、その魔術儀式の事を言う。

 

 しかし、この時空では違う。本来雨生龍之介という殺人快楽症の男に相応しい、殺人鬼の英雄、英霊『青髭(あおひげ)』ジル・ド・レェが呼び込まれるはずであった。時空を超越した『英霊の座』に登録された、反英雄たる虐殺者の、霊的なコピーが呼び込まれるはずであったのだ。

 

 だが、この時空では、そのプロセスに割り込んだ存在が在った、のである。

 

 

 

*

 

 

 

 龍之介は、その場に現れた存在を見遣る。黒い装甲された革ブーツ。黒い革ズボン。黒い革ジャン。その上に着込まれた黒い革コート。黒い装甲された革手袋。そして微かな輝きを放つ帽章が取り付けられた、黒い制帽。右手には、高身長のその男の背を軽く超える長さの、機械を束ねた様な巨大な杖。

 

 

「へぇ……。すげぇ……。ほんとに悪魔、呼び出しちゃったよ。……ええっと、俺は雨生龍之介、職業フリーターっす。趣味は人殺し全般で、子供とか若い女とか、大好きっす。最近は基本に戻って、カミソリとか凝ってますねー」

 

 

 その悪魔? は、何も言わず周囲を睥睨する。ブチ殺されて生き血を抜かれた、かつて温かな幸せでいっぱいだった家族。そしてそのわずかな生き残りである、縛り上げられて猿轡(さるぐつわ)を嚙まされた小学生程度の少年。

 

 

「とりあえず、お近づきに、ご一献(いっこん)どうッスか? アレ、食べます?」

 

 

 その少年を指差して言う、龍之介。彼はだがしかし、自身に迫る脅威に、気づいてすらいなかった。……悪魔? の(たずさ)えた、巨杖がキュキュン! と短い絶叫を上げる。高速詠唱(クイッククライ)……短く圧唱(クライ)とも呼ばれるこの呪文詠唱方法は、簡単に言うならばレコーダー(音声記録装置)の早回し再生だ。数時間から数日かかる儀式呪文にも等しい長時間詠唱を、装備者たる黒杖特捜官(ブラックロッド)と霊的にリンクした呪力増幅杖(ブースターロッド)に任せる事で、ごく短時間で済ませる事が叶う。

 そう、この人物は悪魔では無い。まだ悪魔の方がマシとも言える黒杖特捜官(ブラックロッド)だ。多重の自己精神拘束(セルフギアス)により徹底して感情を廃し、秩序を守るためのみに邁進(まいしん)する。ただし、それ以外の全ての犠牲を気にも留めない。感情を廃しているから、留める事ができない。

 

 ……本来であるならば。

 

 この人物は、自己精神拘束(セルフギアス)から解き放たれていた。この黒杖特捜官(ブラックロッド)は、いったん死亡していた。それが雨生龍之介のミスだらけの召喚措置により、聖杯戦争のサーヴァントの枠、魔術師(キャスター)の枠に押し込まれたのだ。それ故に、全ての自己精神拘束(セルフギアス)は無効となり、彼は今、自身の心で、自身の感情で、この場に立っていたのである。

 そしてその感情の(ほとばし)りは、龍之介を許さなかった。赦さなかったのだ。

 

 

ベギッ! ベギベギベギッ!!

 

 

 嫌な音がした。龍之介は、だが自身の身に何が起きているのか理解できていない。ただ音のする方、自分の下半身に視線をちょっとだけ向けた。

 

 

「え」

 

 

 それは石であった。龍之介の身体は、足元から衣類ごと石化していたのだ。それも、急速に。何か反応する余裕も無かった。言葉を発しようとしたが、既に肺、そして気管、声帯まで石化している。そして脳までもが、石になった時、龍之介の意識は闇に沈んだ。

 

 

 

*

 

 

 

 黒杖特捜官(ブラックロッド)は溜息を吐く。溜息を吐くなど、公安の手で黒杖特捜官(ブラックロッド)にされて以来、一度も無かった。制帽の帽章、霊視眼(グラムサイト)で龍之介であった石像を見遣る。死んではいない。生命活動は、一時的に休止しているだけだ。死んではいない。だが、生きてもいない。

 

 

「……いかんな。僕の性格的弱点が出ている。我慢が、足りない」

 

 

 それでも、黒杖特捜官(ブラックロッド)である間は、なんら問題は無かった。性格的弱点も何も、感情が無かったのだから。だが精神拘束(ギアス)を喪失した今、もはやその氷の精神には頼れない。いや、感情を取り戻した以上、その状態に戻るつもりも無かったのだが。

 

 

「ブチ切れて、マスターである人物を石化させてしまった、か。……まだブチ殺さなかっただけ、マシと思う事にするか。現界するため(えにし)(くさび)を失わなかったという事だし」

「うー、うー!」

「……」

 

 

 猿轡(さるぐつわ)をかけられた少年が、恐怖に唸る。黒杖特捜官(ブラックロッド)は……。いや、彼は彼の上位組織である公安とは、もはや縁が切れている。だから黒杖特捜官(ブラックロッド)とは厳密には言えないのだが、しかし彼を表すのに他の表現が適さないため、今後も黒杖特捜官(ブラックロッド)と呼ぶことになる。そして黒杖特捜官(ブラックロッド)は、呪力増幅杖(ブースターロッド)を鳴らす。高速詠唱(クイッククライ)……。

 

 

キュキュン!

 

 

 少年の瞳が、とろん、と忘我の状態に陥った。精神破壊(マインドブラスト)の呪文である。これにより、少年のエピソード記憶は粉々に打ち砕かれた。彼は家族の事も、自分の事も、完全に忘却する。……黒杖特捜官(ブラックロッド)にできる事は、そのぐらいしか無かった。少なくとも少年は、悪夢の記憶に悩まされることは、もはや無い。それが欺瞞でしか無いのは重々承知の上だ。

 そして再度、彼は圧唱(クライ)した。雨生龍之介の石像が、床面を突き破り、大地の底へと沈み込む。埋葬(エントゥームメント)の呪文だ。そして再度圧唱(クライ)。今度は復元(レストア)の呪文。大穴が開いた床面が、きれいに復元される。ついでに生き血で描かれた魔法陣も消えた。

 

 そして黒杖特捜官(ブラックロッド)は、この家の主人の物と思しき携帯電話を左手で拾い上げる。またも圧唱(クライ)。今度は残留思念感知(サイコメトリー)の呪文だ。そして携帯電話の使い方を知った彼は、警察機関へと電話し、この惨劇を通報する。そしてそのまま霊体化し、その場から姿を消したのである。

 

 

 

*

 

 

 

 ここは冬木市海浜公園の西側、味気のないプレハブ倉庫が立ち並ぶ倉庫街だ。そこを突っ切る形で、四車線の道路が通っている。その場には、数名の人影があった。いや、その内の多くは『人』ではない。聖杯戦争の『駒』として召喚された、サーヴァントたちが数の内過半を占めていたのだ。

 

 1人は銀色の甲冑を蒼いドレスの上に纏った、少女らしき戦士。構えからしてセイバー……剣士(セイバー)のサーヴァントであろうとは思われるのだが、奇妙な事に構えているはずの(つるぎ)は見えない。見る事ができない。おそらくは、そういう能力を持つ宝具なのであろうが。

 それと相対しているのは、痩身の長身の男。長い髪を後ろに撫でつけた、端正な男。その右目の下にある黒子が印象的だった。持っている得物は長槍と短槍。おそらくはランサー、槍兵(ランサー)である。

 

 そしてセイバーだが。左腕を上手く使えない状態の様だ。どうやらランサーの幻惑にセイバーは引っ掛かり、左腕の腱の1本を断ち切られた模様。そしてマスターと思しき銀髪の……アルビノの女魔術師による治癒術でも、回復ができていない状況から察するに、何かしらランサーの宝具の力で呪いの傷でも受けた物と思われた。

 そう、その通りだ。ランサーの長槍は、その名を破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)と言い、魔力を一時的に断つ能力がある。そしてもう1本の短槍は、必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)と言い、この槍で受けた傷は如何にしても癒えないと言う。

 

 そしてそこにもう1組の主従。と言っても、主と従が逆転しているようにも見えなくも無い。2頭の牡牛に牽かれた1台の戦車(チャリオット)。その席に座すは恐るべき巨漢。……と、小柄な少年である。おそらくは巨漢がライダー……騎乗兵(ライダー)のサーヴァントであり、少年がマスターであろうと思われるのだが。どう見ても、主導権はサーヴァントの方が取っていた。

 そしてライダーのサーヴァントが何をしたかと言うと、だ。自分の真名を征服王イスカンダルだとバラし、セイバーとランサーに向かい、自らの軍門に下れと勧誘(スカウト)しやがったのである。まあ当然の事ながら、セイバーもランサーもそれを断る。そのやりとりの中で、セイバーがおそらくブリテンの騎士王アーサー・ペンドラゴン、ランサーがフィオナ騎士団の『輝く(かお)』のディルムッド・オディナである事は察せられたのだが。

 

 そして、今一人。この場に姿こそ現していないが、ランサーであるディルムッド・オディナのマスターの声が、怨念を込めて響く。

 

 

『そうか、よりにもよって、貴様か。いったい何を血迷って私の聖遺物を盗み出したのかと思ってみれば。よりにもよって、君みずからが聖杯戦争に参加する腹だったとは。ウェイバー・ベルベット君?』

 

 

 聖遺物とは、サーヴァントを呼び出すための召喚魔術に用いられる触媒でもある。たいていは生前の英雄に縁深い、発掘品などである事が多いのだが。つまりは元々ライダーを召喚するための聖遺物はランサーのマスターの物であって、ライダーのマスターであるウェイバー・ベルベットはそれを盗み出して聖杯戦争に参加したのだ。

 そしてウェイバーの師であるランサーのマスターは、ウェイバーを侮蔑し罵倒する。恐怖するウェイバーであったが、それをライダーが庇った。曰く、ライダーのマスターとなるべき人間は、共にライダーと戦場を駆ける勇者でなくてはならず、未だに隠密状態を続ける様な臆病者には務まらぬ、と。深く(いきどお)るランサーのマスター。

 

 そしてライダーは堂々とした態度を崩さずに、朗々と語った。

 

 

「セイバー、ランサー……。うぬらの真っ向切っての競い合い、まことに見事であったわ。あれほどの剣戟を響かせては、惹かれて出て来た英霊が、よもや余ひとりという事はあるまいて。

 ……情けない、情けないのう! 冬木に集まった英雄豪傑どもよ。このセイバーとランサーが見せつけた気概に、何も感じるところが無いと抜かすか!? 誇るべき真名を持ち合わせておきながら、コソコソと覗き見に徹すると言うのなら、腰抜けだわな。英霊が聞いて呆れるわなあ。んん!?」

 

 

 更に豪快に笑ったライダー、征服王イスカンダルは叫ぶ。

 

 

「聖杯に招かれし英霊は、今! ここに集うがいい! なおも顔見せを怖じるような臆病者は、征服王イスカンダルの侮蔑を免れぬものと知れ!」

 

 

 そしてこの王としての名乗りを混じえた挑発に応じた、これもまた王であるらしきサーヴァントが1体。黄金の甲冑に身を固めた、煌びやかな存在である。それは消去法ではあるが、アーチャー……弓兵(アーチャー)として召喚()ばれた者である事は、間違いが無い。

 そしてこのアーチャーは、我以外に王は無しとでも言わんばかりの傲慢な態度で他を罵倒し、ライダーはそれを柳に風と受け流す。更にその黄金のアーチャーに惹き付けられたか、漆黒の怨念の塊とでも言うべき存在、バーサーカー……狂戦士(バーサーカー)が姿を現し、アーチャーに対して戦いを挑む。

 

 無数の宝剣、宝槍、宝鎚を連続して砲弾として射出する、確かにアーチャーではあるのだろうがあまりにも贅沢極まりない圧倒的な面制圧力でバーサーカーを叩き伏せようとする金ピカに対し、バーサーカーはその飛来する宝剣やら何やらを空中で掴み取っては己の武器として更に飛来する宝具の砲弾、宝弾とでも言うべきソレを叩き落す。一方のアーチャーは、半ば意地になっているのか連続して宝具の砲弾を射出し続けた。

 

 

 

*

 

 

 

 その時である。

 

 

 

*

 

 

 

 天空より、光の玉が降って来る。その速度は、速いと言えば速いがサーヴァントたちからすれば、十二分に反応できるほどに遅い。そして光の玉は、何と言うべきか威圧感を周囲に放っている。まるで、わざとその存在を気づかせるかの様に。

 そして一同の中央に落着した光の玉は、爆発して周囲に衝撃波を振り撒いた。だがその威力は、サーヴァントからしても、一流の魔術師からしても、たいした事は無い。充分に防げるレベルの物だった。……未熟者であるウェイバー・ベルベット以外には。

 

 

「む、こりゃあいかんか」

「う、うわあああぁぁぁ……。え。ら、ライダー?」

「坊主、この程度で腰が引けるでない」

 

 

 ライダーの巨体が、衝撃波からウェイバーを護る。またセイバーも、己のマスターらしきアルビノ女性、アイリスフィールを護った。衝撃波はセイバーの耐魔力によって消滅する。

 

 

「無事ですか、アイリスフィール」

「え、ええ。今の一撃は、アサシンでなければ」

「キャスター、ですか」

 

 

 ちなみにアサシン、暗殺者(アサシン)のサーヴァントは既にアーチャーに倒されて敗退している、という事になっている。そのマスターであった言峰綺礼は聖杯戦争の監督役である聖堂教会に保護されている、という事にもなっていた。だが彼女らの台詞からして、アサシンがまだ生存しているという確証を得ているかの様ではないか。

 そして今、光の玉が落着した場所に、中空からゆっくりと降下して来る存在があった。キャスター、魔術師(キャスター)のサーヴァント……。黒杖特捜官(ブラックロッド)、である。

 

 

謹聴せよ(ヒア)

 

 

 黒杖特捜官(ブラックロッド)は聴く者の意識下に強制的に叩き込まれる、通常言語の何倍もの言霊を込めて発音される、呪式発声(ハード・ヴォイス)で語る。それはあろうことか、セイバー、ランサー、アーチャーの耐魔力を貫通してその意識に届いた。……つまりはこのキャスターは、本気で魔術による攻撃を行えば、彼らの耐魔力など問題にしない攻撃を見舞える、という事でもある。

 一方で先ほどの光の玉、光弾は、あくまで注意を惹くため以外の目的は無かったのであろう。セイバー、ランサー、アーチャーの三騎士クラスのサーヴァントが与えられる耐魔力どころか、一流であれば人間の魔術師でも余裕をもって防御可能な範疇の威力でしか無かったのだから。ウェイバー除く。

 

 呪的発声(ハード・ヴォイス)での発言は続く。

 

 

『緊急事態発生。冬木市の聖杯戦争に於いて争奪される第七百二十六号聖杯について、極めて重大な瑕疵(かし)がある可能性が確認された。我、キャスター黒杖特捜官(ブラックロッド)は、それについての確認が完了し対策が為されるまでの間、この第四次聖杯戦争を休止、場合によっては完全停止する事を提案する』

「「「「「『!?』」」」」」

 

 

 これを聞かされた者たちは、驚愕した。サーヴァントたちも、マスターたちも、そしてこの戦場を監視していた者たちも、である。そんな中、黒衣のキャスター、黒杖特捜官(ブラックロッド)は、風に吹かれつつ飄々と立っていたのである。




というわけで、投入したオリ主人公はブラックロッドより、『かつて黒杖特捜官の1人であったが任務中の死亡により精神拘束より解き放たれた個体』というオリ設定の人物です。名前は無い。黒杖特捜官は黒杖特捜官。でもって、ブラックロッド世界でアレフ関係のカミサマ創造に関する事故で、第二魔法に相当する並行異世界への穴が開いてそこからFate/Zero時空へと魂がカッ飛ばされたという無茶な設定です。
『馬鹿歩き』の技術は手にしていますが、しかしまだ大型の呪力増幅杖から短杖型への切り替えは行われていない時期、という事にしております。大型杖大事。あと、公安本部の呪文編纂機(スペルコンパイラ)からは切り離されていますが、なんたって達人クラスの術師なので呪文編纂機に頼らずとも、無数の呪文を記憶している他、長時間かければ自前で呪文を組み立てる事もできます。まあ呪文編纂機みたいに一瞬で編纂するのはできませんが。
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